聖なる力で敵を蹴散らしていきたいと思います。 作:テンペストランス
リアルが忙しくて書けずにいると気がつけばこんなの遅れてしまいました
書きたい小説が多すぎて書いては別のやつに行きを繰り返していたのも原因です
今後もこれくらい、もしくはこれ以上遅れることがこれからもあるかもです
出来る限りエタらないように更新は続けていこうと思ってますので気長に待っていただけると幸いです……
待ってくださっていた皆さま、すみませんでした!(2回目)
レティシアが構えると同時に
レティシアの何倍もあろうかというその巨体からは凄まじい威圧感が押し寄せてくる
「『ルーン魔術・雷』!」
先に動いたのはレティシアだった
槍の穂先から雷撃が黒竜に向けて飛び、黒竜を穿つものの黒竜のHPバーは数ミリしか減らない
お返しだと言わんばかりに黒竜は漆黒のブレスを放つ
何もかもを消し飛ばす勢いで放たれたブレスを受けてもレティシアは平然としていた
「これ耐えれなかったら勝ち目ないからな……でもこっち側のジリ貧だなぁ」
レティシアの火力では黒竜に対しての有効打は存在しないが、レティシアの圧倒的な防御力の前には黒竜側にも打点が存在しない
しかしレティシアはダメージを大幅軽減してその後回復することで耐えているだけで、メイプルのように無効化しているわけではない
時間をかけた場合不利になるのはレティシアなのだ
しかしダメージがないわけではないため、レティシアは黒竜に攻撃を続ける
現状有効打がないにしても、考えている間ダメージを稼がない手はないのだ
するとチクチクとした攻撃に怒ったのか黒竜が大きく咆吼して接近してくる
行動パターンの変化を待っていたレティシアにとっては嬉しい誤算である
ここで隙が見つかれば、と思っているレティシアに黒竜は大きく口を開けて迫ってくる
そしてそのまま飛び込むようにしてレティシアを食べるように口が迫ってくる
「……え?食べる気?」
黒竜の想定外の攻撃方法に思わず一瞬思考停止してしまう
そしてそれは戦闘においては大きすぎる隙だった
「ちょっ、待っ……」
もちろんそんな願いは届かず、レティシア黒竜に飲み込まれてしまった
◆
レティシアは黒竜に飲み込まれてから絶え間なくダメージを受けながら狭い管のようなところを進んでいた
そしてそのまま少し広い場所に着くと同時にその部屋の壁から毒々しい色の液体が流れ出してくる
普通の槍使いなら3回は死んでいるような大ダメージだが、レティシアは持ち前の高耐久でギリギリ耐えることができていた
「【我が旗はここに】!」
HPがなくなるギリギリなところでスキルを使い延命するものの、時間は稼げて30秒ほどだ
しかし30秒の間死ぬ心配がなくなるなら、もう一つの切り札を発動するだけの時間は十分に稼げる
レティシア自身も使ったことがないためどうなるかわからないスキル
対人戦もほとんどせず、強力なモンスターと戦う場面も少なかったレティシアには、周り全てを飲み込む自爆スキルなんて使うタイミングが無かったのだった
しかし何もしなければ負けてしまうこの状況でレティシアはこのスキルに全てをかけていた
「………【紅蓮の聖女】!!」
その言葉と同時にレティシアの全身が燃え始める
そしてその炎は、まるで剣のような形へと変化していく
全身を炎に巻かれながらレティシアはゆっくりと目を閉じる
そして次の瞬間、黒竜の中心から大爆発が巻き起こる
それは何もかもを飲み込み、消しとばしていった………
◆
「……こんなに火力高いのか……」
黒竜の影も形も無くなった場所で、レティシアは回復ポーションを飲みながら呟いていた
【紅蓮の聖女】が全て消しとばした中、レティシアは【戦闘続行】が働き、HP 1で倒れていた
あまりの火力の高さにレティシア自身も放心していたのだ
しかし気づけば黒竜は見る影もなく吹き飛び、事実上レティシアの勝利となっていた
HPを回復しているとクエストクリアの表示が出る
そこには『
「【竜の魔女】?効果は……おー!面白い!」
強敵の撃破と強力スキルの入手、その結果にホクホクのレティシアは立ち上がり荒廃したその場を後にした……
「そういえば最初にいた女の人は誰なんだろう……」
今回の話(と、前回の話)は結構構成に迷って書きづらかったですね
初っ端からオルタ関連スキル全取得は急だしもったいない気がして今回は黒竜戦のみという結果に
最初にいた黒い衣装の女性、一体何ヌオルタなんだ……