IS《インフィニット・ストラトス》~やまやの弟~   作:+ゆうき+

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30話 ごうどうじゅぎょう

 真耶の専用機「緋蜂」のロールアウトが無事に終わってから一週間後、真琴と真耶は新しく出来上がった研究所で今後の展開について話し合っていた。勿論、ボディーガード有りで、た。

 

 パッと見た所誰もいない様に見えるが、研究所を起点とした半径100m以内に光学迷彩を施したゴーレムが10基、監視カメラが200基程24時間体制で管理を行っている。これは全て束が用意した物だ。そのため、外部からの侵入はほぼ不可能となっている。真琴のラボに入りたい場合は、先ず提携しているIS学園に許可を取り、発行されたIDとパスワードを入力してから初めてアポが取れるのだ。

 

 ちなみに、このラボの最上階には真琴と真耶の私室がある。先日の一件が会ってから、二人はここに住む事にしていた。

 

そして屋上には、何故かとてつもなく巨大なニンジンが突き刺さっている。言うまでもないだろうが一応補足すると、天災が一拠点として陣取っているのだ。

 

 研究所が完成してからすぐに、いつの間にかカロチン豊富なこの緑黄色野菜は研究所から生えていた。おかしい事に、ニンジンが建物から生えた瞬間を誰も目撃していないのだ。真琴はこの事を束に質問したのだが、束はケラケラと笑うだけで答えれくれない。まぁ束さんだし、とすぐに諦めていた。

 

 生憎束は常駐している訳ではない。というか、ほとんど出払っていて居ない。しかし真琴が一報を入れれば、世界の何処に居ようが30分足らずで駆けつけてくる。……IS学園の七不思議として登録しても良いのではないか? とは国枝の弁だ。

 

 要約すると、難攻不落の城がIS学園のすぐ横にできたと言う訳だ。真琴はIS学園の生徒、研究員という面の他に、フリーランスの研究者兼開発者という肩書も手に入れた。これで自分が開発したISのデータが世界中に開示されるという事態を防ぐ事に成功している。

 

 正直なところ、真琴は既に客員教授的な立場になっていると言った方が正しいかもしれない。そうでないと彼は一生世界に羽ばたく事などできはしないのだから。

 

 IS学園の方も、学園なりに方向性の転換を図っていた。普通科の他に、新しく制御開発科を新設。ISを操縦する授業の変わりに、ISの整備や開発に必要な専門知識を学ぶ科を立ち上げたのだ。

 

 試験的な意味合いも大きいが、既に応募が殺到している。海外からの注目も高い様だ。

 真琴は制御開発科の客員教授として招かれる事となった。勿論、自分が受ける授業との兼ね合いは学園に頼んで調整を行ってもらっている。でないと、出席日数が足りないなんて事が起きる可能性がある。

 

 そして、彼が授業を行う際は誰かしらが補佐に付く事になっている。彼は自分自身の身を守れる訳ではない。恐らく、ほぼ100%真耶が補佐に当たるだろう。彼女は真琴から絶対の信頼を得ており、なお且つ有る程度の補佐なら可能なのだから。

 

 一年生の授業についても、ISの構造を知っていても損は無いと言う事で、土曜日の午前中にIS基礎理論という授業が割り当てられた。これは大きな講堂を使い、全クラス合同で行われる。

 

 この授業で、真琴はある程度自由に授業を行っていいと学園側から許可を貰っている。世界で屈指の研究者が授業を行ってくれるのだ、下手に口を出したら自分達の知識の無さを露呈してしまう様な物である。

 

 学園の方針変更は全生徒に連絡が回り、皆新しく追加される授業の参考書を買い求めていた。これは真琴が新しく構築した基礎理論をIS学園が編集したものであり、学会に提出した論文と比べると大分簡略化されている。そうでもしないと、一般の生徒は理解できないだろう。

 

 これ以降、真琴が受け持つ「IS基礎理論」の授業に応募する生徒が殺到。抽選に漏れた生徒が立ち見をする程の人気を誇る事となる。

 

 

 真琴と真耶は職員会議に参加していた。議題は転校してくる二人の代表候補生についてだ。

 

 ドイツでお世話になった姉候補のラウラ・ボーデヴィッヒの写真が資料に載っているのを見て、真琴は内心喜んでいた。友達がここに来てくれたのだから。

 

 わずか数日ではあるが、ラウラは真琴の事を甲斐甲斐しく世話してくれた。それこそ、傍から見たら背伸びをした姉が弟の面倒を見るかの様に。真琴からしてみれば、ちょっと大きい友達が自分の世話をしてくれているという感覚だったのかもしれないが、この際どうでもいい事である。

 

 嬉しい事に、彼女は一年一組に編入されるらしい。ラウラに関する資料を見終わった後、真琴はもう一人についての資料に目を通したのだが……

 

―――シャルル・デュノア―――

 

 フランスの代表候補生。ラウラと同じく一年一組に編入される予定である。

 

 フランスと言えば、未だに第3世代のISの開発に目途が立っておらず、欧州連合の統合防衛計画「イグニッション・プラン」から外されている国だ。

 

 近く第3次イグニッション・プランで各国のISが数基選定される予定である。ちなみに、既にイギリスのIS「ブルースカイ」は内定を貰っている。

 

 デュノア社からは前々から真琴に打診が続いている。なんでも、経営危機に陥っており、政府からの予算を大幅カット。次のトライアルで選定されなかったら、予算を全面カットされ、ISの開発許可すらはく奪されてしまうらしい。そのため、フランス政府とデュノア社からは毎日の様に連絡と会談の要請が来ているのだが……。

 

 

 

 職員会議が開かれる中、真琴はデュノア社についての情報を集め始める。親族経営の有無、財力、IS,組織構成、更にはハッキングやクラッキングをかけなければ手に入らない情報等々。

 

ここで真琴は首を傾げた。家族構成の中に、シャルル・デュノアの名前が無いのである。偽名を使っているのか、それとも……。

 

 真琴の頭脳の回転速度が上がり始める。考えうる可能性を列挙、その中から現実的で無い物を削除していく。

 

 そして数パターンの回答を弾きだした後、彼が提案をしようとしたのだが……既に会議は終わってしまい、その場に残されていたのは千冬と真耶だけであった。

 

「真琴君、もう会議は終わってしまったぞ?」

 

「ふふっ、まーくんの悪い癖だね……ちゃんと治さなきゃね?」

 

「あぅ……」

 

 結局、具体的な対策を取ることもできず、転校生二人の元へ向かうのであった。

 

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒ。それとシャルル・デュノアだな。ようこそIS学え」

 

「久しいな弟君、元気な様で何よりだ。話は聞いているぞ……辛かっただろう、無理はしてないか? 私でよければ何時でも力になってやる。遠慮なく言うといい」

 

「むぁ」

 

 応接室に3人が到着し、ドアを開けた瞬間。千冬の歓迎の言葉をよそに、眼帯を装着し、軍服を連想させるIS学園の制服を着た銀髪の少女が真琴に突撃してきた。そしてそのままハグへと移行し、真琴を愛で始める。

 

「お、弟君……? ぼ、ボーデヴィッヒさん、どういう事ですか!」

 

 待ったをかけたのは真耶だ。真琴の事を弟呼ばわりされて黙っている理由など存在するはずもなかろう。すぐに突っ込みを入れる。

 

「その辺にしておけラウラ。……二人ともよく来てくれた。とりあえず余り時間がないのでな、歩きながらの説明になるが、構わないか?」

 

「了解しました教官」

 

「あ、はい。分かりました」

 

「ま、待ってください織斑先生! 私の話はまだ終わってません!」

 

 

「後にしてくれ。……これ以上厄介事を増やさないでくれ……頼む」

 

 5人は教室へと歩を進める。その最中でも、真琴は情報収集を怠っていない。その証拠に、ウサ耳が忙しなくピコピコと動いている。千冬や真耶にとっては既に見慣れた光景なのだが、ラウラとシャルルに取っては理解し難い光景だろう。言うまでもなく、質問が飛んできた。

 

「あ、あの……織斑先生。山田君の頭に着いているウサギの耳は一体……」

 

「ん? ああ、これはどこぞの馬鹿が真琴君にプレゼントした物なんだがな、どうやらただの飾りではないらしい。色々と便利な機能が付いているらしい」

 

「僕のことはなまえでよんでください。みょうじだと、お姉ちゃんといっしょになってしまうんで。それに、僕のほうが年下ですから、よびすてでいいですよ」

 

「ん……分かった。真琴、それで……そのウサギの耳についてなんだけど」

 

『これですか?』

 

 瞬間、真琴を除く全員が固まる。プライベート・チャネルで彼が呼びかけてきたからだ。

 

「お、おい……冗談だろう。まさか……いや、あの馬鹿の事だ、あいつならやり兼ねん」

 

「ま、まーくん? まさかプライベート・チャネルを使ったの?」

 

「さすが弟君だ。天才だな」

 

「え? え? 何、何?」

 

 一同、混乱の極みに陥った。

 

 

 

 

 

 結局、4人は教室にたどり着くまでリカバリーすることはなかった。千冬は何やら束をどう取っちめるか考えているみたいだが、真琴にゃ関係ない事である。

 

「それでは、ラウラとデュノアはここで待機していろ。私が呼んだら入ってくるように」

 

 転校生二人を残し、3人は教室に入って行く。SHRの前は生徒一同大人しく座席に座っている。言うまでもない、千冬の出席簿落としが怖いからだ。千冬は全員が着席しているのを確認すると、真琴と真耶を自分の近くに立たせてSHRを始めた。

 

「では山田君、ホームルームを」

 

「はい。 ええとですね、本日付で一年一組に二人転校してきます。いきなりなんですけど、私達教員もいきなり知らされたもので……びっくりしました」

 

「「「ええええええ!?」」」

 

 

 

 生徒一同、唖然。

 

 

 

 それもそうだろう、この世代の女子は例外なく噂好きだ。加えて、その情報網を持ってしてもキャッチ出来なかったのだから、正に青天の霹靂である。

 

 程なくしてその二人が教室に入ってきたのだが、ここで混乱は波乱へと変わり、更には黄色いソニックウェーブへと進化していく。

 

 シャルル・デュノアと呼ばれた生徒がスカートではなく、ズボンを穿いていたのだから。

 

 

「お、男……男……! 男の子……!!」

 

 シャルルが自己紹介を始める前から、既に生徒達は臨戦態勢である。

 

「え、あ……はい。こちらに僕と同じ境遇の方が居ると聞いてフランスより転入をしました、シャルル・デュノアです。不慣れな環境で皆様にはご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、よろしくお願いします」

 

 人懐っこそうな微笑みに中性的な顔立ち。加えて、全くと言っていい程嫌みの無い笑みがとても印象的である。

 

「男……! 三人目!!」

 

「しかもうちのクラス!」

 

「真琴君に続いて守ってあげたくなる系の!」

 

「か、彼女はいますか!?」

 

「真琴君に続いて二人目の男の娘……キタキタキタァァァァァァー!! これで次のコミケのネタも大丈夫だわ!」

 

 ブリュンヒルデこと織斑千冬を前にしてこの暴走っぷり。実に大した物である。彼女のこめかみに徐々に血管が浮き出てる気がするが、気のせい……ではないのだろう。ピクピクと眉が動いている。

 

 我慢し兼ねたのか、千冬は教卓の中からチョークを取りだすと、各々の指の間に挟み、ズバァ! と勢いよくその腕を振り払った。

 

 白い弾幕。

 

 騒いでいる女子の額目がけて一直線に飛んで行くそれは、まるでライフルから発射された弾丸。一つも外すことなく着弾し、彼女らの頭上には白い煙が上がるのであった。

 

「元気が余っていて良い事だ、実に良い事ではないか。そんなお前らにプレゼントを用意してやることにした。今蹲っている奴。全員、本日の授業が終わった後にグランドを十周して来い。嬉しいだろう?」

 

 有無を言わさない彼女の迫力に、横で傍観していた真琴も思わず真耶の後ろに隠れてしまう。それ程までに、今回の千冬の気迫は凄まじいものがあった。

 

 しかし、その気迫をまるで心地よいとでも言わんばかりに目を細め、腕を組み佇む少女がそこには居た。ラウラ・ボーデヴィッヒだ。彼女は怯える真琴に気を配りつつも、千冬に指示を仰ごうとしているのだろう、彼女の事を見つめていた。

 

「それでは、ラウラ、自己紹介をしろ」

 

「はい、教官」

 

「ここは学園だ。私は一介の教師、お前も一介の生徒だと認識しろ。私の事は織斑先生と呼べ」

 

「了解しました」

 

 千冬とラウラのやり取りを見て、一夏が何やら少しだけ寂しげな表情を浮かべているが、ラウラはそれを気にする事も無く自己紹介と呼べるのかどうかも怪しい自己紹介を始めた。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

 以上、お終い。

 

「ああ、セシリア以外には何も期待していない。子供一人碌に守れない様な人間と関わりを持つ気はないのでな。山田真琴博士は私達が守る」

 

 ちょっと追加。自己紹介じゃなくて侮蔑。

 

 その言葉を聞いた瞬間、一夏とセシリアが激昂、すぐに反論を始める。

 

「……言い過ぎですわラウラさん。撤回なさい」

 

「いきなりそんな事を言われて、はいそうですかって言える程俺らは事なかれ主義じゃないぜ?」

 

「……ん? なるほど、そういうことか」

 

 ラウラは何か納得した様子で一夏に歩み寄ると、有無を言わさずドイツ軍仕込みの体術で素早く一夏の腕を取ると、流れる様な動作で投げ飛ばした。

 

「んがっ!?」

 

「い、一夏さん!?」

 

「ふんっ、見え見えの攻撃ですら捌けないとはな。……認めないぞ。貴様があの人の弟であるなどと」

 

 ラウラは投げ飛ばした一夏を放置して、すたすたと空いている席に座り、腕を組んで目を閉じ微動だにしなくなった。

 

「あー……各々思う所はあるだろうが、この後すぐにISの授業だ。各人着替えて、第二アリーナに集合。今日は二組と合同で模擬戦をする。以上、解散!」

 

 投げ飛ばされた一夏はラウラを睨みつけているが、当の本人はそれを歯牙にもかけずに授業の準備をしている。これから一波乱も二波乱も有りそうな一年一組であるが、誰もそれを止める事などできるはずもなかった。

 

 

 その後一同アリーナへ到着し、各々準備を始めていたのだが、一夏とシャルルがまだ到着していない。おおよそ想像はつくが、彼らだけ特別扱いにする訳にもいかず、遅刻したらそれなりのペナルティが待っている。

 

 そんな中真琴はと言うと、授業で使うISと、解析用の機材のメンテナンスを行っていた。映像を取る為の機材、取ったデータを数値化し、解析する機械、解析し終えたデータを反映し、サーバーへとアップロードする機械など多種多様に及ぶ。勿論、これは真琴一人だけではなくIS学園の研究員も動員されて行っている。

 

 真琴のそれは、ラファールを改造した時のおろおろとした態度とは違い堂に入っている。彼の手にかかれば、アンティークとまで呼ばれ蔑まれていた量産機ですら第3世代のISを凌駕する機体へと様変わりするのだ。注目されない訳がなかった。

 

 授業開始10秒前、ようやく一夏とシャルルは姿を現した。何やら千冬から出席簿落としを食らっているが、また一夏が下らない事でも考えていたのだろう。

 

 真琴はメンテナンスを続ける。ISに命を預ける生徒、それに全力を持って答えるのが技術者の役割だ。当然、愛すべき姉の専用機「緋蜂」のメンテナンスも欠かさない。

 

 

 

 

 緋蜂の外見は、蜂をモチーフにしたカラーリングと外見になっている。

 

 オレンジと黒のストライプで彩られているスカートと機体翼。ヘッドパーツも雀蜂の触角を象った物で、全てにおいて攻撃的なイメージを植え付けさせられる。

 

 腕や足を保護するパーツにおいても、オレンジと黒の2色で彩られており、手足の他に搭載されている4本のマニュピレーターとスカートの先には何やら針が付いている。恐らく、何かしらの役割があるのだろう。

 

 そして、前述した全ての要素が色あせてしまうほどに目を引くのが、光の翼を搭載した2つのビットだ。

 

 メンテナンスを受けている真耶の周りを、まるで女王蜂を守る兵隊の如くぐるぐると公転し続けているのである。

 

 真琴は二つのビットを空中で停滞させ、何やらパソコンからケーブルを伸ばしてデータを採取している。生徒や教員達の目を一同に集めているが、本人はまるで気にしていないみたいだ。

 

「お、織斑先生。あのISはなんですか? 見たことないんですけど」

 

「きょ、教官……あの圧倒的な存在感を放つISの詳細データを要求します」

 

 珍しく、他の生徒動揺ラウラも困惑の色を隠せないみたいだ。それもそのはず、今まで見た事が無いISがいきなり登場したのである。しかも真琴が直々に調整を行っているとなると、話は更に拗れてくる。

 

「ん? ……ああ、あれは山田君の専用機だ。真琴君自らが設計し、束と共同で開発した物だ。ロールアウトしたばかりなんでな、授業と一緒に一次移行まで稼働するらしい」

 

「真琴君自ら……しかも篠ノ之博士との共同開発?」

 

「それって、世界トップクラスの研究者が共同で開発したって事だよね……てことは、世界で一番強いISってこと!?」

 

「うわぁ……なんか刺されたら痛そう」

 

「わたくしのIS以上の性能を持っているのでしょうか……気になりますわ」

 

「篠ノ之博士と共同開発って……ま、真琴って本当に凄い技術者なんだね……びっくりしたよ」

 

様々な憶測が飛び交う。気にしないで授業に集中しろと言う方が無理だろう。生徒の困惑ぶりを見た千冬は、一つ溜息を吐くと真琴に歩み寄り、提案をした。

 

「真琴君、少しいいだろうか」

 

「あ、はい。何でしょうか?」

 

「いや、このままでは皆授業に集中できないのでな……代表候補生達と山田君で模擬戦をしたいのだが、構わないだろうか?」

 

千冬の提案に、真琴は手を顎に当ててしばし思考に耽る。十秒程考えた後に、GOサインを出すのであった。

 

「それでは、あと5分くらいしたらちょうせいが終わりますので、そのあとだったら大丈夫ですよ」

 

「分かった。……第4世代のIS、楽しみにしているぞ」

 

千冬は、自分が仕掛けた悪戯の成功が確信したかの酔うな笑みを浮かべ、生徒達の元へと戻って行った。

 




―――戦闘モード……インストール完了。続イテ戦闘レベル2ノインストールシマス

―――戦闘レベル2ノインストール完了。続イテ戦闘レベル3ノインストールヲ開始シマス

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