ソードアート・オンライン IF(アイエフ)   作:イノウエ・ミウ

26 / 95
十四層編はボス攻略も含めて四話になりそうです。


ep.19 赤銀の魔女

攻略も大分進み、十四層の地へ足を踏み入れたハルト、コハル、キリト、アスナの四人。

転移門の周りには草木が生い茂っており、自然豊かな場所であった。

 

「森の匂い・・・久しぶりに嗅いだ気がするわ」

 

赤ずきんフード付きの軽装備から肩が露出している赤と白の防具を装備しているアスナは周りの景色を見ながら呟く。

 

「何だかホッとするね。十三層が火山だったからかな?」

 

その隣で赤緑の初期装備から下はブラウンのショートパンツ、上は赤コートに胸部にアーマーを装備しているコハルが疑問の声を上げる。

 

「森の匂いを作る成分はフォトンチッドだっけ?アインクラッドの森に含まれているかは知らないけど」

 

そんな二人の話を聞いていた一層のLAボーナスで手に入れた黒コートから黒のTシャツに白いラインがいくつか描かれている黒コートを装備している全身黒コーデのキリトが森の匂いについて話した。

十三層までの激闘の中で、彼らもハルトみたいに装備を新しくした。

 

「流石に成分までは含まれていないと思うけど、自然豊かな場所なのは間違いないね。聞けばこのフィールドは《囁きの渓流》って言うらしいよ」

 

そして、三人の会話を聞きながら、十層以降、緑のフード付きコートを装備し続けているハルトが辺りを見渡しながら喋った。

 

「囁きって言うことは何か聞こえるのかしら?」

 

「川の音が聞こえるよ!渓流って言うくらいだもん、きっと綺麗な水が流れているんだよ」

 

「水の美味い所は酒も美味いって聞いたことがあるな。クラインとエギルが喜びそうだな」

 

「まあ、この辺りにそんな店はないと思うけどね」

 

そんな他愛のない会話をしていると

 

「あぁ・・・薬師様のおっしゃられた通りだ。旅人が現れた!」

 

四人の目の前に、頭の上に!マークが表示されているNPCが現れた。

 

「あのー、どうしたんですか?」

 

「ああ、驚かせてすまない。俺はこの辺りで病人の治療にあたっている薬師様の弟子だ。薬師様が『門より来る旅人の中で最初の者たちこそ大いなる力を持っているだろう』とおっしゃってたから、門の入口で待っていた甲斐があったよ」

 

コハルの問いに答える薬師の弟子。

その隣で、今度はアスナが弟子に質問した。

 

「そのお弟子さんが私たちに何の用ですか?」

 

「ああ・・・今、薬師様は森の精霊に祈りを捧げる儀式を取り仕切っていてね。君たちにはその儀式を行う手伝いをしてほしいんだ」

 

「「「「儀式?」」」」

 

何の儀式だろうと、四人は疑問の声を上げた。

 

「まずは、この先の西の方まで来てくれ。詳しい話はそこでするよ」

 

そう言うと、弟子はフィールドの奥へ進んでいった。

残されたハルト達も、出発する前にきちんと下準備をしてから、《囁きの渓流》を進むのであった。

 

 

 

 

「そろそろ指定された場所にたどり着くけど・・・お弟子さんは?」

 

薬師の弟子を追って、フィールドの奥に進んだ四人。

そろそろ指定された場所に着くのに、姿が見えない弟子に疑問の声を上げるアスナ。

すると、何処からか声が聞こえ、四人が声がした方に振り向くとそこには

 

「た、助けてくれ!」

 

弟子がこちらに向かって走ってきて、その後ろから大量のキノコ型のエネミーが迫ってきた。

 

「どうやら、僕らより先にエネミーの歓迎を受けたみたいだね」

 

「キノコモンスターがいっぱい!?」

 

「キノコに好かれる体質なのかしら?なんにせよ、戦うしかないわね」

 

「こっちの戦力は十分だ。行くぞ!」

 

それぞれ武器を構え、迫りくるキノコ軍団に応戦し始める四人。

キノコ自体はそれほど大したことがなかったが

 

「くっ、数が多すぎる!」

 

「お弟子さんはいつの間にか逃げているし・・・」

 

今の状況に悪態づくキリトとアスナ。

キノコ軍団の数の多さに、四人は苦戦を強いられていた。

そこに、追い打ちを掛けるかのように

 

「ゲホッ、ゲホッ、なにこれ!?」

 

「キノコの胞子!?みんな息を止めて!毒かもしれないわ!」

 

突如、周りに大量の胞子が捲かれた。

アスナが胞子に気付いて、息を止めるよう三人に指示したが

 

「マズい!今の胞子の匂いに釣られて敵がどんどんこっちに来ている!」

 

キリトが焦りながら声を上げ、周りを見ると匂いに釣られキノコ型のエネミーが次々と集まってきた。

 

「ここにいたら囲まれるぞ!走れ!」

 

キリトの指示に従い、囲まれる前に走り出して囲まれるのを防ぐ四人。

走りながら、ハルトは三人に提案した。

 

「二手に別れて倒そう!このまま四人で戦っても、さっきみたいに数で押しつぶされるだけだ!」

 

「分かったわ!後で会いましょう!」

 

「気を付けろよ!」

 

そう言いながら、キリトとアスナは別の道に走っていった。

半分程はキリト達の方に向かったが、残りの半分は未だにハルトとコハルを追いかけていた。

 

「どうするのハルト!?」

 

「・・・ここから西にある広い場所まで移動して奴らを迎え撃つ!行こう!」

 

そう言いながら、進路を西に変更し、走り続けるハルトとコハル。

やがて、草木がない広い場所に出た二人は武器を構え直して

 

「ここなら、広いし存分に力を発揮できる。行くよ、コハル!」

 

後ろから迫ってきているキノコ軍団を迎え撃とうとしたが

 

「ハルト!前、前を見て!」

 

「ん?・・・なっ!?」

 

コハルの慌てている声が聞こえ、彼女が指を指している方を見ると、前方からキノコ軍団が迫ってきていた。

 

「(マズい!このまま挟まれたりしたら・・・)」

 

ハルトが最悪の結末を想像している中、コハルが小さく呟く。

 

「まさか、先回り「先回りされましたの!?」・・・え?」

 

喋ろうとしたその時、少女の焦り声が自分が言おうとした事と重なり、思わず疑問の声を上げたコハル。

声がした方を見ると、そこには赤いコートを着た銀髪ツインテールの少女がいた。

 

「・・・ということではありませんのね。あなた達があのエネミーの群れを連れてきてしまったのでしょう?」

 

「なっ!?・・・そっちだって、向こうにいるエネミーの群れを連れているじゃないか?」

 

お嬢様口調で喋る少女にハルトは顔をしかめながらも言い返した。

その隣でコハルが少女に問いかける。

 

「もしかして、私たちみたいに胞子で集まったエネミーから逃げてたんですか?」

 

「いいえ、逃げてなどいませんわ。有利な地形に移動しただけですわ。まさか、同じような方達と衝突するとは思いませんでしたけど・・・」

 

そう言うと、少女は鞘から赤い剣を取り出すとハルト達に向かって喋った。

 

「仕方ありませんわね。ここを(わたくし)たちの戦場といたしましょう。あなた方、お覚悟はよろしくて?」

 

「当然!元よりこっちは最初からそのつもりだ!」

 

そう言いながら、ハルトは剣を構えると自身の前にいたキノコに<レイジ・スパイク>をお見舞いした。

それが戦闘の引き金となり、ハルト達は自分たちの周りを囲っているキノコ軍団と戦い始めた。

 

「ハァーーー!」

 

ハルトの<レイジ・スパイク>の一撃が、彼の前にいたキノコとその後ろにいたキノコの体を貫きポリゴン状に四散させる。

先程と違って場所が広くなった為に、胞子が辺りを覆うこともそれによって他のエネミーがこっちに寄ることもなく、ハルトは次々とキノコ型エネミーを倒していった。

ある程度キノコ型エネミーを倒していったハルトは、ふと、向こうで戦っている銀髪の少女を見た。

少女はHPが少し減っていたが、特に苦戦する様子はなく次々とキノコ型エネミーを倒していき、それを見てハルトは安堵した。

しかし、次に少女が見せた光景によって彼の表情は驚きに変わることになる。

 

「そこですわ!」

 

少女の剣が一体のキノコの体を切り裂きポリゴン状に四散させた。

その時、少女のHPが先程倒したキノコの残っていたHP分増えた。

 

「(!?、HPを吸収した!?)」

 

スキルやポーションでHPが回復したのではなく、敵のHPを吸収して回復する現象を目撃してハルトは驚いたが、今は目の前の敵に専念すべく、剣を構え直した。

そして、戦い続けた結果、辺りを囲っていたキノコ軍団は全滅した。

 

「ふぅー、最前線と言えどこの程度、大したことがないですわね」

 

キノコ軍団を全て倒したのを確認すると、銀髪の少女は赤い剣を鞘にしまう。

そこに、ハルトが冷静に問いかける。

 

「少しいいかな?」

 

「?・・・何ですの?」

 

「さっき、戦っている時にエネミーのHPを吸収して回復してたよね?」

 

「まあ!その目は節穴ではございませんでしたのね!」

 

どこか感心するような表情で返したサーニャは姿勢を正すと二人の方を向いた。

 

「お話しをする前に名乗りましょう。(わたくし)の名はサーニャ。以後、お見知りおきくださいませ」

 

「私はコハルです」

 

「ハルトです。よろしく、サーニャ」

 

「・・・出会って早々呼び捨てで呼ばないでくださる」

 

「あっ!・・・ダメだった?」

 

「・・・構いませんわ。年はそんなに変わらなさそうですし」

 

少し戸惑いながらも聞いてきたハルトに、サーニャは呆れながらもハルトに呼び捨てで呼ぶことを許可した。

 

「ところで提案があるのですけれど、先程のように度々エネミーに囲まれて足止めをされていては探索が進まないでしょう?そこで、腕の立つ護衛が必要ですの。あなた方なら信頼ができますわ。ご同行願えて?」

 

「・・・要はパーティーの誘い?」

 

「そう受け取ってくれて構いませんわ。返答は?」

 

自身とパーティーを組んでほしいと頼むサーニャ。

 

「よろしくって!・・・じゃなくて、OKです!ハルトもいいよね?」

 

「別に構わないけど、僕らは今、クエストの途中なんだけど・・・」

 

それに対して、コハルはOKしたが、ハルトはクエストの途中に、クエストの内容を知らないサーニャを連れていって彼女に迷惑が掛かるんじゃないかと少し不安そうな表情をした。

それを感じ取ったのか、サーニャが口を開く。

 

「お手伝い致しますわ。何せ腕試しに来た途端に胞子を浴びてクエストを受けれませんでしたもの」

 

サーニャの言葉を聞いて、ハルト達は彼女と一緒にクエストを進めることにした。

彼女にクエストについて説明し、サーニャを加えた三人で薬師の弟子を探そうとしたその時

 

「そのクエスト、俺も混ぜてもいいか?」

 

三人がいる近くの木の上からか声が聞こえ、上を見上げると弓を持っているシロコイがいた。

 

「シロコイさん!お久しぶりです!」

 

「ああ、久しぶりだな。十層以来か」

 

木から降りたシロコイはこちらに話しかけてきたコハルに笑みを浮かべながら言葉を返した。

 

「あら、シロコイじゃありませんの」

 

その隣でサーニャは知り合いかのようにシロコイに話しかけた。

サーニャに話しかけられたシロコイは小さく驚きながらもサーニャと話しする。

 

「もしかして、サーニャか?久しぶりだな。いつもは中層で活動している君が最前線に来るなんて」

 

「そういうあなたこそ、MTDを抜けたと思ったら、最前線に来るなんて。小さいあなたには危ないですわよ」

 

「・・・サーニャ、それはあまり言わないでくれ。小さかろうが、持ち前の弓の技術と回避テクニックで補えるから問題はない。君こそ普段最前線に来てないんだし危なくないか?」

 

「心配はご無用ですわ。私には魔剣がありますの。そこいらのエネミーなんて敵じゃありませんの」

 

まるで知り合いかのように話をするシロコイとサーニャ。

 

「えっと・・・二人は知り合いなの?」

 

「ん?ああ、俺がまだMTDにいた頃、たまたまフィールドで会ってな。そこでMTDの仕事を手伝ってもらったんだ」

 

ハルトの質問にシロコイは少し微笑みながら答えた。

すると、今度はサーニャが不思議そうな表情をシロコイに向けながら問いかける。

 

「それにしても、知り合いとはいえ、普段、自分からパーティーに入ろうとしないあなたが自らパーティーに入ろうとするなんて。何かおありですの?」

 

「勿論だ」

 

シロコイは一つ返事で答えると、真剣な表情で喋り始めた。

 

「さっき、お前たちの戦いを少し見てたけど、あれだけの数を相手してたんだ。このクエスト、相当な規模になると思うな。おそらくだけど、十四層のフロアボス攻略のヒントにもなるかもしれない。そういう大事なクエストは一人よりも複数でやっておいて損はないだろ・・・十三層の悲劇もあったしな」

 

シロコイが最後に放った言葉に、顔を暗くするハルトとコハル。

十三層の悲劇とは、十三層のフロアボス戦で初めてフロアボス攻略中に死者が出たことである。

今まで危ない場面には何回か出くわしたが、死者が出ることは一回もなかった。だからこそ、フロアボス攻略中に初めての死者が出たという事実は、攻略組の心身にダメージを与え、中には攻略組に対して不満を言う者もいた。

その悲劇を踏まえ、現在、ALSとDKBは弔いの会が開かれており、攻略に遅れていた。

 

「今現状、ALSとDKBはまともに動くことはできない。だから、今は俺たちができることを精一杯やる。そうだろ?」

 

「!?・・・そうですね。今、僕らが止まるわけには行きませんよね」

 

「はい!精一杯頑張りましょう!」

 

シロコイの言葉を聞いて、改めて決意を固めるハルトとコハル。

 

「それよりも早く安全地帯まで移動しましょう。ここにいては、またキノコが湧いてきそうですわ」

 

「そうだね。それに、もしかしたら、薬師の弟子も安全地帯に戻ってるかもしれないし」

 

「安全地帯ならお弟子さんにも会えそうだし、ゆっくり話ができるね」

 

「決まりだな。さっさと行こうぜ」

 

「三人共、エスコート、よろしくお願いいたしますわね」

 

一通り話をし終えると、ハルト達は最初に薬師の弟子がいた場所まで戻るのであった。

 

 

 

 

その後、ハルトの予想通り、安全地帯に戻っていた薬師の弟子から、儀式に必要な素材を集めて《憂愁の渓流》にいる薬師に届けてほしいと頼まれた。

ハルト達は早速、《憂愁の渓流》のエネミーを倒しながらドロップした素材を集めていき、一定の数を集めたら《憂愁の渓流》の安全地帯にいた薬師に素材を渡した。

そして、薬師から今度は先程戦ったキノコ軍団の親玉の討伐を依頼されたが

 

「すぐにでも行ってもらいたいのですが、親玉がいる《瞑想の森》を開くのには少々時間が掛かるのです。ですから、森を開くまでの間、戦いの準備を整えておいてください」

 

親玉がいる《瞑想の森》には入れない為、薬師が森を開くまで待機してほしいと命じられた。

薬師の下を離れたところでシロコイが口を開いた。

 

「ハルト達はどうするんだ?ここら辺でも探索するのか?」

 

シロコイが二人にこれからの予定を聞いたその時

 

「このメッセージ・・・マテルちゃんからだよ!」

 

「本当!?」

 

コハルが声を上げ、それを聞いたハルトも驚いた。

 

「マテル?・・・誰だそいつは?」

 

「お友達ですの?」

 

一方、マテルのことを知らないサーニャとシロコイはマテルについて聞いた。

 

「はい!ずっとソロでやっている子なんです!」

 

「へぇー、そいつは興味深いな」

 

「マテルから連絡が来るなんて初めてだよ。なんて書かれているの?」

 

シロコイが自分と同じソロプレイヤーに興味を持つ中、ハルトはコハルにメッセージの内容について聞いた。

 

「えっと・・・今、十四層に来てるから、もし私たちが自由に動けるなら会いたいって」

 

メッセージの内容を確認したコハル。それを聞いたサーニャが口を開く。

 

「なら、次の行動は決まりですわね。早速、マテルさんに会いに行きましょう」

 

サーニャの言葉に頷きながら、ハルト達はマテルがいる場所へ向かった。

 

 

 

 

「マテルちゃん!来たよ!」

 

「見れば分かるの。元気そうで何よりなの」

 

久しぶりの再会に会話を弾ませるコハルとマテル。

一方でシロコイとサーニャの反応はそれぞれだった。

 

「驚いたな・・・俺と同じソロで最前線にいるプレイヤーって聞いて、どんな奴だろうと思っていたら、こんな小さい子が・・・」

 

そんな風に驚きながらもまじまじとマテルを見つめているシロコイに対して、サーニャはというと

 

「マテルって(チラッ)・・・子供じゃないですの!」

 

「おい、何故、一瞬俺を見た?」

 

マテルの正体に驚いたサーニャであったが、何故か一瞬だけシロコイをチラ見し、それに対してシロコイは顔をしかめながら突っ込んだ。

顔をしかめながらもシロコイはマテルを、正確には彼女の体を上から下まで見て

 

「・・・よし(グッ)」

 

「?・・・そのガッツポーズは何?」

 

「なに、自分より背が小さい最前線の人との出会いに喜びを感じているだけだ」

 

小さくガッツポーズした。

今までSAOで(番外編のシリカを除いて)最前線に来ているプレイヤーの中で自分より身長が低い人間は見たことがなかったシロコイ。しかし、ここへ来て初めて自分より身長が低い最前線のプレイヤーに出会えたことにシロコイは喜びを露にした。

マテルからすれば完全に失礼極まりない行為であったが、当の本人はガッツポーズの理由を聞いたら「そう」と一言だけ返すと視線をサーニャの方に移した。

 

「そ・れ・よ・り!何故子供が一人で最前線に来ていますの!?それもたった一人で!」

 

「子供かどうかは関係ないの。この世界で必要なのはスキルとレベル」

 

「見た目によらずたくましいな」

 

シロコイがマテルを評価する中、二人の会話は続く。

 

「私には目的があって一人で行動しているの。そのために、ちゃんと強くなっている。だから平気なの」

 

「私はマテルちゃんには一緒に行動して欲しいけど、ホントに強いですよ」

 

コハルがマテルをフォローするかのように喋ったが

 

「いいえ、いけませんわ。この子は早急に保護されるべきですわ。たとえ、腕が立っても、子供が一人っきりで彷徨うなんて間違っていますわ」

 

「・・・彷徨っていないの」

 

「なくても!あなたには《ホーム》が必要ですわ。一緒にいらしてくださいませ!」

 

そう言うと、サーニャはマテルの手を強引に掴み、何処か走り去っていった。

 

「「「・・・・・・」」」

 

あっという間の行動にハルト達はしばらくの間、呆然としていたが

 

「「マテル(ちゃん)が誘拐された!?」」

 

「急いで追いかけるぞ!」

 

慌ててサーニャを追いかけるのであった。




・コハル、キリト、アスナの新装備
三人共、一周年キービジュアルの装備に進化しました。

・サーニャ
SAOIFオリキャラ。お嬢様口調で敵のHPを吸収できる魔剣の使い手。そこそこ人気があり、スキルレコードもマテルやリュールに比べればかなりある。

・十三層の悲劇
詳しくはSAOIFで

・「・・・よし(グッ)」
身長の話になれば若干腹黒くなるシロコイでした。


ここ最近、忙しかったけど、何とか書けました。
次回も十四層編、続きです。
時間が掛かるかもしれませんが、なるべく早めに更新致しますのでお楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。