IS (インフィニット・ストラトス) 〜男達の運命〜   作:konsome

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危ない、危ない、エタりかけた…

お久しぶりです。更新遅くなってスミマセン…


それでは、五ヶ月ぶりにどうぞ!


第十話 スーパーコーディネーター キラ・ヤマト

レイ&アレルヤvs軍用IS20機による戦闘が終わって約三時間

 

俺は研究室で椅子に座りながら机の上に置いたパソコンの画面とにらめっこをしていた

 

「ふー、んじゃそろそろ俺も行くとしますか」

 

そう言って俺は大きく伸びをして椅子から立ち上がり研究室を出た

 

「おー、お前ら、やっと帰ってきたか」

 

研究室を出た俺を迎えたのは、レイとアレルヤと彼らが連れてきたレジスタンス組織の人間達だった

 

俺はキョロキョロと辺りを見回しながら感嘆の声を上げているレジスタンス組織の人たちを横目に、少し疲れたような顔をしている二人に話しかけた

 

「後片付けや隠蔽工作とかが必要だったんだ。わかるだろう?」

 

レイが少し不機嫌そうに答える

 

「ただいま、仁」

 

そんなレイとは反対にアレルヤは苦笑交じりに言った

 

「レイもアレルヤもお疲れさん。あとは部屋で休んでても良いぞ」

 

「お言葉に甘えて、そうさせてもらうよ」

 

「じゃあな、仁」

 

さきにレイが部屋に戻っていった

 

「それじゃあ仁、また明日」

 

「ああ、しっかり休めよ」

 

「わかったよ」

 

アレルヤが俺に背を向けて二階の居住ブロックに行くために階段を登り始める。丁度、半分ぐらいまで登ったところで俺は

 

「ああ、そうだ。アレルヤ」

 

するとアレルヤは振り向き

 

「ん?どうしたんだい?」

 

柔和な表情でアレルヤが言ったのに対し俺はニヤリと笑いながら

 

「柔軟体操はしっかりやっておけよ」

 

と、皮肉っぽく言うとアレルヤはフッと笑って

 

「わかったよ」

 

そう言うと、また階段を登り始めた

 

俺はアレルヤが階段を登りきって姿が見えなくなったと同時にレイとアレルヤが連れて帰って来たレジスタンス組織に向かって、こう言った

 

「ようこそ、私設武装組織『ラスト』へ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、そろそろ行くか…」

 

レイとアレルヤが連れ帰ってきたレジスタンス組織の人たちにラボの案内をした後、MS『ガンダムヘビーアームズカスタムEW』を身に纏い、俺は独り言を呟くとカタパルトに足を乗せた

 

「俺がこの世界に転生してくるよりも前にヴェーダからIS学園に情報収集人員を送り込んでいるって聞いたけど未だ連絡がない…まあ、俺に出来ることをして待つしかないな…」

 

カタパルトのハッチが開き、外の景色が見えてくる。時刻はもう夜だ

 

「如月仁!ガンダムヘビーアームズカスタムEW!|出撃す〈で〉る!」

 

真っ暗な空がツインアイとバーニアの光によって輝き、その中を|全身装甲〈フルスキン〉の機体が流星のように駆けていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄暗い部屋が衝撃により振動する

 

「……?」

 

その薄暗い部屋の壁に寄りかかっている少年は真向かいにある鉄製の扉へわずかに目線を向ける

 

爆発音とともにまたもや部屋が振動する

 

部屋の外から怒号が聞こえる

 

何度も聞いたことのある研究員の声だ

 

「敵襲だ!警備兵達はどうした!?」

 

「すでに全滅したようです!報告によると襲撃はIS一機によるものです!」

 

「IS……!」

 

研究員の男と思わしき声が『IS』という言葉を発するときだけ、憎しみがこもっているように聞こえる

 

「くそ!データを纏めてここから脱出するぞ!」

 

「被検体01と02はどうするのですか!?」

 

「そんなモノ、データさえあればまた作れる!とっとと行くぞ!」

 

「は…はい!」

 

そういうと男たちは走っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ああ、僕は捨てられたんだな…

 

研究員の男たちが走り去ってった後、暗い部屋に一人取り残された少年は冷静に自分におこったことを理解していた

 

このまま僕は襲撃者のISに殺されてしまうんだ…

 

スーパーコーディネーターとして作られた僕でも生身ではISに勝てない

 

その時、部屋のドアが吹き飛ばされて部屋の中に両腕に二門ずつガトリングガンを装備した|全身装甲〈フルスキン〉のISが入ってきた

 

そのISは何も言わずに右腕を僕のほうに向けてきた

 

僕は目をスッと閉じ銃弾の雨が降り注いでくることを覚悟した

 

……ここまでか…僕はもう殺されてしまう…願わくばもう一度、君に会いたかった……アスラン…

 

だが、いくらたっても銃弾が降り注いでくることは無かった

 

僕は目を開けISを見てみた

 

目の前のISは右腕を僕に向けていたままだったが、先ほどまでとは違いガトリングガンはなくなっていた

 

ISが僕に手を差し伸べている状態だ

 

「……?」

 

怪訝そうな表情をするとISのパイロットと思わしき人が話しかけてくる

 

「おっと…これじゃあ解らないよな」

 

そういった瞬間、目の前のISがフェイスパーツの部分だけ消えて、パイロットの顔が見える

 

……男?

 

だが目の前のISのパイロットは女ではなく男であった

 

ISは女以外は動かせない

 

このことは誰でも知っている

 

勿論僕もだ

 

僕がますます理解不能な状況に陥っているとさらに目の前の男が声をかけてくる

 

「キラ・ヤマトだな?俺は如月仁。俺と一緒に来ないか?」

 

理解不能な状況であっても、その言葉の意味はすぐに理解できた

 

理解できた僕はそのまま…

 

「……うん」

 

差し出された右手に手をのせた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






赤い木々、倒れる女、燃え盛るジャングルで仁は宿命の相手と出会い、再会する

次回
IS(インフィニット・ストラトス)~男達の運命~ 第十一話 最強最悪の敵
残酷な運命に、抗え!仁!
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