IS (インフィニット・ストラトス) 〜男達の運命〜   作:konsome

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第一話に続き第二話も見てくださりありがとうございます

さて、今回も作者の駄文に付き合ってください!

それではどうぞ!



第二話 歪みを正すために…

閻魔に転生させてもらったインフィニット・ストラトスの世界

 

一体、どんな感じなのだろう?

 

原作自体はアニメである程度までは知っている

 

女尊男卑の世界だというのは少々やりにくいがそんな事はどうでもいい

 

2度目の人生、新しい世界、閻魔からのチートによるヴェーダとイノベイターとしての能力、開発自由なラボ

 

どれも魅力的だ

 

転生する時の白い光に包まれた感覚、あの何も無い空間の感覚がなくなり、身体が重力を感じる

 

どうやら転生が完了した様だ

 

俺は鼓動が高鳴るのを感じながら目を開く

 

よく見る日本的なボロい天井だ

 

「さて、どうするか」

 

どうやら俺はベッドに横になっていた様だ

 

俺はベッドから降りると周りを見渡した

 

「……なんじゃこりゃァァァー!」

 

俺が見た景色、それは

 

六畳一間の畳の部屋

 

ベッドが有り、膝ぐらいまでの高さの簡素なテーブル、ブラウン管のテレビ、そして身体全体を見れる鏡

 

「なんてことだ……まさか、こんな家に住むことになるなんて……」

 

とりあえず、鏡で自分の状態を確認

 

そこに映っていた俺のすがたはガンダムOOのロックオン・ストラトスだった

 

服装もロックオン・ストラトスと同じ

 

紺のジーパンに黄緑のTシャツその上に茶色いデニムのベスト

 

「おおー、凄え。転生ってなんでも有りだな」

 

声もロックオン・ストラトスそのもの

 

ふと、テーブルの上を見てみると封筒が置いてあった

 

「ん?」

 

気になった俺は封筒を手に取る

 

差出人は閻魔だ

 

俺は封筒から手紙を取り出し読んでみる

 

手紙の内容は要約するとこうだ

 

俺の転入する高校の地図などの情報

 

俺のラボが有る山の場所を描いた地図

 

俺の転入する高校の制服はハンガーに掛けてあるということ

 

こんなことかな?

 

さらに俺が高校に転入するのは3日後であり、それまでは自由行動だということだ

 

俺はハンガーに掛けてある高校の制服を見た

 

よく見る学ランだった

 

 

 

 

 

 

 

「よし、ラボに行くか」

 

前世では宇宙飛行士であり技術者でもあった俺はラボに行くことに決めた

 

ドアを開けて外に出る

 

そこはどんな所なんだろう?自分はどんな家に住んでいるのだろう?

 

視界に広がったのは………

 

街行く人が下に見える。どうやら建物の二階の様だ。俺は階段を降りて自分の新たな家を見てみる

 

………それは、想像を絶するボロアパートだった

 

「閻魔あぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ふざけるなよ閻魔。いくらなんでもこれはないだろ。昭和初期かよ…

 

そ、そんなことよりラボが気になる

 

俺はボロアパートの事は無かったことにし、ラボの場所が描かれた地図を見た

 

どうやら自宅からそこまで遠くはないようだ

 

 

 

 

 

 

ラボへの道中

 

俺の家(昭和初期に造られたであろうボロアパート)がある地域はラボがある山の麓の様だ

 

立ち話に花を咲かせる主婦などの女性達がちらほら居る住宅街を歩く

 

おかしい……

 

俺が転生した世界は現在ゴールデンウィーク中で住宅街には男達がいてもおかしくないはず

 

なのに見当たらない

 

さらに道行く女達からの笑い声が聞こえてくる

 

それだけなら普通だが

 

どうやら俺をチラチラ見ながら笑っているようだ

 

正直、良い気分じゃあない

 

女達からの視線や笑い声のなか俺はラボを目指す

 

 

 

 

 

 

そんな時ふと声をかけられた

 

「ちょっといいかしら?」

 

俺は振り向いて返事をする

 

「はい、なんでしょう?」

 

「汚らわしい男がこの道を通らないでくださる?」

 

………は?

 

なにを言っているんだコイツ?

 

「この道を通りたかっから私や周りの人たちに通行料でも払いなさいよ」

 

「………………………」

 

「なによその見下した様な顔は?」

 

目の前のキチガイババアは見下した様な顔と言うが俺はそんな顔はしていない

 

なぜかって?なぜなら俺は今、無表情だからだ

 

さて、キチガイババアに絡まれた俺がとるべき選択はふたつ

 

1、目の前のキチガイババアを殴り倒す

 

2、逃げる

 

 

迷わず「ダッシュで逃げる」だろう?

 

イノベイターとしての身体能力で逃げる速さはかなりのものだ

 

速すぎる。とある魔術と科学が両立している世界の聖人並に速い

 

後ろの方でキチガイババアが何か喚いているが無視してラボまで走る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラボの前

 

「確か、ここだよな」

 

地図に描かれたとうりに進み、ラボの入り口らしきものを発見する

 

どうやらラボは平屋みたいなものではなく地下にあるようだ

 

ラボの入り口を開けて中に入ると階段があり、降りる

 

「凄え…………」

 

ラボはかなり広い

 

広いどころではない

 

巨大な戦艦を何隻も保有できるドック

 

豊富な資材

 

例えるなら巨大な箱を土で隠して山に見せているようだ

 

「この部屋は…………?」

 

中に入ってみる

 

「これは!」

 

ヴェーダとのリンクが出来る部屋だ

 

ひとまずこの世界の情報が知りたいのでヴェーダとリンクしてみる

 

ヴェーダとリンクした俺は世界情勢を調べてみる

 

「……………そんな……まさか…」

 

現在の時系列はクラス代表対抗戦に無人機が介入して中止になってしまった時ぐらいだろう

 

篠ノ之束が生みだした「女性しか扱えない」マルチフォーム・スーツ 『IS』

 

それにより男女の社会的パワーバランスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった世界

 

だがこの世界は俺が転生した時に発生した『歪み』により本来あるべき世界、つまり『原作』と違い女尊男卑が深刻化してしまっていた

 

女性中心の世界

 

大勢の女性達による男性へのリンチ、迫害行為が当たり前になり、女性が権力の強い企業による男性社員の大量解雇

も珍しくない世の中

 

男性達の権利を主張するデモを武力(ISで)鎮圧する事件が発生、それをきっかけに女性vs男性による全面戦争が一触即発で起こりそうな状態の世界

 

それはガンダムSEEDにおけるナチュラルとコーディネーターのような関係だろう

 

 

 

俺は俺が転生したせいで起こったことに絶望した

 

その時ヴェーダに、ある情報が追加された

 

気になった俺はそれを閲覧してみる

 

「………!?くそっ!なんなんだよ畜生!」

 

ヴェーダに追加された情報

 

それは

男性達による女性への小規模対抗組織つまりレジスタンス組織の武力蜂起に対し国連(大半が女性役員)が『軍用IS』15機編成による制圧作戦が実行されたということだった

 

「ふざけるなよ!たった50人ぐらいのレジスタンス組織に『軍用IS』を15機だと!?確実に殺す気じゃねえか!」

 

『軍用IS』の性能はIS学園の生徒達が使っている『競技用IS』を上回る性能だ

 

それに対しレジスタンス組織の武装は(当然『IS』に乗れないため)一般兵装に限られる

 

『IS』は世界最強の兵器。それに一般兵装が敵うはずがない

 

「くそっ!俺は俺のせいで起こった『歪み』に対し何も出来ないのかよ⁉︎」

 

俺が無力感に打ち震えていると、ふとヴェーダへのアクセスルームの隅に何かが見えた

 

「……なんだ…?」

 

俺は何かに近づく

 

「……これは…『IS』か…?」

 

そこにあったのは『IS』のような機械だった

 

だが、

 

「ヘビーアームズ…?」

 

それは生前好きだったガンダムWにでてくる『ガンダムヘビーアームズEW版』だった

 

「乗れるのか……?」

 

そう思った俺はヘビーアームズEWに触れてみる

 

その瞬間俺は眩い光に包まれた

 

眩い光で閉じてしまった目を開けるとハイパーセンサーによるクリアな視界だった

 

自分自身はよくわからないが他人から見たら全身装甲の機体のようである

 

俺はその状態のままヴェーダへのアクセスルームを出てカタパルトのようなものに足を乗せる

 

(やってやる………この機体で俺がこの世界に起こった『歪み』を正してやる……マイナスの歪みにプラスの歪みをぶつけて相殺、今の俺なら不可能じゃあない。)

 

 

 

 

外に出るためのハッチが開く

 

この世界に起こった『歪み』を正す決意をした俺は深呼吸をし、

 

「如月仁!ヘビーアームズ!出撃する!」

 

山の中腹からフルスキン(全身装甲)の機体が飛び出す

 

自らのやるべき事をするために…

 

女性達に立ち向かうレジスタンス組織を助けるために…

 

戦場であるゴビ砂漠へ向かう

 

 




歪んだ世界、捻じ曲げられた運命。
絶望に彩られた世界で如月仁は画面の中だけの存在に出会う。

次回
IS(インフィニット・ストラトス)~男達の運命~ 第三話 救世主

混迷のゴビ砂漠へ、飛び立て!ガンダム!
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