IS (インフィニット・ストラトス) 〜男達の運命〜 作:konsome
みんなありがとう〜
それじゃ、第六話……ってぇぇぇぇぇぇぇ!
「俺のラボはこの中です」
そう言って俺は山の内部に繋がる階段がある入り口を指差した
「ほう、地下にあるのか…」
「案内します。着いてきて下さい」
「ありがとう。お前ら、行くぞ」
俺、ブライト、タリア、アレルヤ、レジスタンスメンバー(レイ)の順で入り口に入る
レジスタンスメンバー達の自己紹介はゴビ砂漠にておこなったので、メンバー達の名前と顔は覚えている
まさか、レイ・ザ・バレルまでいるとは……
階段を下ること約二分、下りきると鉄の扉がある
俺は扉の右側にあるボタンを押した
すると鉄の扉はコンビニの自動ドアみたいに真ん中からゆっくりと左右に開いていく
俺はそのまま中に入る
「お待たせしました。ここがラボです」
中に入ったレジスタンスメンバー達から驚きの声が上がり、ざわつき始めた
まるで社会見学みたいだな
むりもない。ここは一言にラボと言うには広すぎる
何百人もの人間が居住出来る居住ブロックはラボの二階部分にあり、一階部分は生産ブロックとなっている
ちなみに俺達がいるのは二階部分の居住ブロックだ
「ここが居住ブロックです。みなさんには今日からここに住んでもらいます」
「本当に良いのかい?僕達がここに住んでも」
「良いんだよアレルヤ。ちなみに…1人一部屋だ」
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!とレジスタンスメンバー達から歓声があがる
「すまないな。助けてもらったうえに住むところまで、礼のひとつも無いし」
「気にしないでください。礼はこれからですよ。さあ下の生産ブロックを案内します」
俺達は階段を降り、一階部分の生産ブロックへ向かう
そこにあったのは広大なドッグ。莫大な量の資材と機械。その気になれば一国家レベルの軍隊でも作れるぐらいだ
「さて、ここが生産ブロックです。みなさんには二つのグループに分かれてもらいます。モビルスーツ本体を作成するグループとモビルスーツを動かすMSコアを作るグループです」
「いよいよ本格的に世界を変えるための準備が始まるんだな…」
「そう気負うなよ、アレルヤ」
「そうだね、仁」
「基本的にモビルスーツ本体は設計図通りに流れ作業で組み上げていくし、MSコアは俺が作ったものを仕上げる程度だ」
「イメージとは違うね…」
「モビルスーツ自体は簡単だ。だが本題は…」
「本題…?まだ何か作るのか?」
「あ、ブライトさん」
タリアと話していたブライトが会話に加わってくる
「本題は…戦艦だ」
「戦艦!?たしかにここは戦艦を収容出来るぐらい広いが仮にもここは山の中だぞ!」
「俺が言ってるのは海に浮かぶ戦艦ではありません。空飛ぶ戦艦です」
「そんなことが出来るのか?」
「出来ますよ」
「君が言うのだからそうなんだろうな…期待しておくよ」
そう言ってブライトはタリアの所へ戻って行った
「それにしても空飛ぶ戦艦の建造と運用なんて本当に出来るのか?」
「お、レイか」
今度はレイが会話に加わってきた
「出来るさ。元々の設計図はとっくに完成してるしな。問題は人手だ」
「レジスタンスメンバーだけでは足りないか…?」
「まあな、レジスタンスメンバーと言っても50人程度だしな」
「何人程度欲しいんだ?」
「後150人程度欲しいな。もっとも、1番欲しいのは技術者だがな。モビルスーツはレジスタンスメンバーだけでも生産出来るが戦艦はな…専門の技術者が欲しいな…」
「どうやって人手を集めるつもりなんだい?」
「まあ、この御時世だ。アテならいくらでもあるさ」
「そうか…IS登場の所為でリストラされた技術者達だな…?」
「正解。IS関連の企業に勤めてた男性技術者達とその家族とかだ。彼らは男性より女性の方がISの事を理解出来てるなんていう巫山戯た理由の所為でリストラされちまったのさ。まったく…彼らの中にはかなり優秀な技術者達が沢山いるっていうのにな…」
「彼らを仁が雇うと…?」
「雇う訳じゃあないさ。協力してもらうんだよ。彼らにとっても巫山戯た世界を変えることが出来るんだ。協力してくれるさ」
「彼らにとってのメリットはあるのか?さすがにタダで協力してもらうわけもいくまい」
「ここの居住ブロックに住まわせて衣食住を保証してやるさ」
「なるほど…計算高いな…」
「褒めても何も出ないぞ」
「それはそうと僕らはモビルスーツ生産の二つのグループに分けられてなかったんだけど…」
「そうだな、俺も気になっていたんだ。どういうことだ?」
「おっと、言い忘れてたな。聞いて驚け、お前達には専用機を渡すんだ」
「専用機だと?」「専用機?」
「ああ、専用機だ。レイにはシグー、アレルヤにはキュリオスだ」
「名前からではわからないけど、なんだか凄そうだね」
「まあな。ということで俺はお前達の専用機を作りに部屋に篭って来るわ。じゃあな、今日はきっちり休めよ」
そう言って俺は生産ブロックの一角にある部屋に入った
あとに残された二人は…
「まったく…破天荒な奴だな」
「そうだね…」
…顔をあわせて苦笑した
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