IS (インフィニット・ストラトス) 〜男達の運命〜   作:konsome

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第七話!でる!


第七話 私立藍越学園

レジスタンス組織が如月仁のラボに居住し、モビルスーツの生産を開始してから1日が経過した

 

如月仁のラボの一角にある極秘ルームのひとつ、『重力変動実験室』

 

この部屋は0.01G〜200Gまでの限りなく無重力に近い状態から莫大なまでの重力を作り出すことが出来る部屋である

 

この『重力変動実験室』が極秘ルームになっている訳は2つある

 

1、『重力変動実験室』の技術がまだこの世界にとってオーバーテクノロジーだから

2、人間が耐えきれないほどの高重力状態の時に一般(生身)の人間が入って来た場合、命の保証は出来ないからだ

 

 

「よっと、後少しで完成かな…」

 

現在は高重力状態の『重力変動実験室』の中で何かを作っている人がいる

 

この部屋に入ることが可能な人間は如月仁か彼に許可を得た人間だけだ

 

そんな時に部屋のドアがノックされた

 

 

 

 

 

 

 

俺はヴェーダからある物の情報を得てそれの開発に取り組んでいた

 

俺は開発していた物を台に置き、大きく伸びをする

 

「よっと、後少しで完成かな…」

 

さすがにイノベイターの身体でも、この木星並の高重力状態はキツい

 

そんな時に部屋のドアがノックされた

 

「誰だ?」

 

「アレルヤ…だけど、コーヒー淹れてきたよ」

 

「すまないな…今開けるから待ってろよ」

 

俺は立ち上がりドアの前まで行くと先にドアの横にある重力変動実験室の重力変動スイッチをオフにしてから、ドアを開けるスイッチを入れる

 

ドアが横に開き、目の前に両手にコーヒーのはいったカップを持ったアレルヤがいる

 

「ありがとよ」

 

俺はアレルヤからカップを一つ貰い部屋を出て二階の居住ブロックの休憩室に入る

 

そこには多数の丸テーブルとイスがありそのうちの一つに座る

 

「さっきは何を作ってたんだい?仁…」

 

「ああ、あれはお前の専用機キュリオスに搭載するGNドライブだ」

 

「GNドライブ…?聞いたことないね」

 

「まあな…それはそうと明日はレイと一緒に朝7時にこの休憩室で待っててくれ」

 

「?何かあるのかい?」

 

「明日のお楽しみだ…」

 

そう言って俺はニヤリと笑った

 

「わかったよ、それじゃあレイにも伝えとくね」

 

「ありがとよ」

 

「それじゃあ…明日」

 

そう言ってアレルヤは休憩室から出て行った

 

休憩室に一人残された俺はコーヒーを一口飲むとホッと一息ついた

 

 

 

 

翌日、午前7時 如月仁のラボの休憩室

 

そこには昨日の約束の通りアレルヤとレイがいた

 

そこに休憩室のドアが開いて如月仁が入ってくる

 

「よっ、またせたな」

 

「いや、待ってない。時間通りだ」

 

「おはよう、仁」

 

「ああ、おはよう。んじゃ行くか」

 

「どこにだ?」

 

「着いてからのお楽しみだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は転校生を三人、紹介します」

 

「「どうしてこうなった…」」

 

ここは私立藍越学園の一年一組の教室

 

そう、かの有名な織斑一夏が本来受験するはずだった高校だ

 

「まあまあ、二人とも学校行ってないんだろ?この世の中、知識は武器だぞ」

 

「そう言われても…」

 

「納得いかないな…」

 

「そんなこと言わずにとっとと自己紹介するぞ」

 

「如月仁だ。これからよろしく」

 

「アレルヤ・ハプティズムです。よろしくお願いします」

 

「レイ・ザ・バレルだ。よろしく…」

 

普通ならここで教室はざわつくはずだが、この教室は違う

 

男は気の毒そうな顔、女は虐める男が増えてハイエナのような目だ

 

「何と言うか、皆の目線が…重たいね」

とアレルヤがボソボソ

 

「まあ、この女尊男卑の世界だ…無理もない」

レイもボソボソ

 

「慣れるしかないな」

さらに俺もボソボソ

 

自己紹介が済み席に着き、授業を受ける

 

授業中に多数の女子から消しゴムの欠片を投げられるが全て下敷きや教科書で弾道を逸らしてやった

 

弾道を逸らした消しゴムの欠片は真面目に授業を受けていた金髪の女子に全弾命中、キョロキョロと消しゴムの欠片を投げた犯人を捜しているところを女の教師に注意されていた。…すまない

 

他の二人はと言うと…全て避けていた…さすが超兵にコーディネーター

 

休み時間、普通の学校なら質問責めが開始されるがこの学校は違っていて何事も無かったため机に突っ伏してスルー

 

昼休み、俺たちは飯を食うべく屋上の扉をあけた

 

どうやら先客がいたようだ

 

「あ!転校生の!良かったら一緒に食べないか?」

 

「お言葉に甘えてそうさせてもらうよ」

 

俺たちは先に屋上で昼食を食べている三人のところに座る

 

俺たちの下にはビニールシートが敷いてあり制服は汚れない

 

「こっち側の自己紹介がまだだったな!私は篝火 明日葉(かがりび あすは)だ!よろしく!呼び方は何でも良いぞ!」

 

「よろしく、カガリ」

 

顔も声もカガリと同じ名前も似たようなもの、さらに呼び方は何でも良いと言われたらカガリと呼ぶしかないだろう

 

「…飛鳥 慎(あすか しん)だ、よろしく。俺も呼び方は何でも良い」

 

「よろしく、シン」

 

「あたしは藍田 綾(あいだ あや)です。よろしくお願いします」

 

最後はガンダムキャラじゃあないが良しとしよう。今までが変だったんだ。周りの奴らがガンダムキャラばっかりって…

 

それはさておき、こいつらは今の女尊男卑の風潮に染まってはないようだ。まだこの世界も捨てたもんじゃあないな

 

俺たちは他愛もない雑談をしながら昼食を食べる

 

「そう言えば今日の1時間目の授業中、私の頭に大量の消しゴムの欠片が当たったんだが、なんだったんだろうな?」

 

ごめんなさい。それ俺です…

 

「だから俺に関わらない方が良いって言ったんだよ…」

 

「でも、あたしには何もなかったよ?」

 

……この三人、訳ありだな…だがこの事に首を突っ込んでみるのはまた今度だ、今はやるべき事が山積みだからな

 

俺たちは昼食を食べ終わり教室へ帰る

 

午後の授業も適当に過ごし学校は終了

 

俺たち三人はラボへと帰り、休憩室で雑談を開始する

 

「で、どうだった?始めての学校は?」

 

「なんと言うか、新鮮だったよ」

 

「予想通り女尊男卑に染まっていて、くだらなかったな」

 

「だが、あの三人は違っていただろ?」

 

「まあな、珍しいものだ」

 

「あ、先に言っておくが明日は学校休むぞ」

 

「「?」」

 

「お前らの専用機のテストだ」

 

「もう完成したのかい?早いね」

 

「徹夜したからな…というわけで、俺は昼寝する!じゃあな」

 

そう言って俺は休憩室から出て、ラボの私室に入る

 

自宅?ボロアパートは嫌だよ

 

俺はそのままベッドに直行し、惰眠を貪ることにした

 

 

 

 

 

 

 

 






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