IS (インフィニット・ストラトス) 〜男達の運命〜 作:konsome
いままではi pod touchだったので…
少しは更新速度が早くなると思います
翌日
如月仁のラボ内、カタパルトの前
「おはよう、これがお前らの専用機だ」
俺はすぐ横に置いてある二つのMSを指差した
「二機あるけど、僕のはどっちだい?」
「アレルヤのは右側の黄色の機体『ガンダムキュリオス』でその横のモノアイの機体がレイの『シグー』だ」
「ガンダム?この前は『キュリオス』ってだけ言われたけど…」
「ああ、MSには主に『ガンダムタイプ』と『そうでないもの』の二種類があってな。一般的に外見的特長としてはV字型のブレードアンテナとデュアルアイセンサーの両方があるものが『ガンダムタイプ』に分類されるんだ」
「………性能的には?性能的には俺のシグーと『ガンダムタイプ』は違わないのか?」
「…………悪い。『ガンダムタイプ』の方が性能は上だ」
「ほう、お前は俺に死ねと?」
「悪かった!俺が悪かったから胸倉を掴むな!」
「それに『ガンダムタイプ』じゃないMSの性能自体、他のISと大差ないし!ほら!あれだ!お前はコーディネーターだし、アレルヤは超兵だからそこらへんのISパイロットには負けないさ!」
「……遺言はそれだけか?」
「えっ?ちょっ、待って!
「専用機ありがとう。大事に使うよ」
「そりゃどうもおおおお!」
「あばよ」
「あ、あ、あ、いやああああああああああああああ!」
「スパイラルドライバー!」
「それは無し!」
「む、しぶといな……」
「落ち着け!それよりも出撃だ!」
「……出撃?」
俺と壮絶なるファイトを繰り広げていたレイの動きが止まる
「そうだ。出撃だ。何のためにわざわざ専用機を作ったんだよ…」
「…趣味…だったっけ?」
「趣味の範疇超えてるっての…」
「…暇つぶし…とかか?」
「暇だからパワードスーツ作りましたってか?暇すぎじゃねえか…」
「二人共、ふざけるのはそこまでだよ…」
「それは俺のセリフだぞ、アレルヤ」
「いやレイ、お前のセリフでもねえ…」
「それで出撃とはどういうことだ?」
「言葉通りだ。正確には太平洋沿岸を艦船一隻で移動中の反女尊男卑側のレジスタンス組織に対し国連側が軍用IS20機による制圧作戦を開始しやがったからな。それの介入かつレジスタンス組織の救出と俺達の組織への勧誘だ」
「二人で軍用IS20機かい?ちょっとキツイと思うけど…」
「俺のときは15機だったんだから我慢しろ」
「わかった。それで作戦開始時刻は何時だ?」
「一時間後だ」
「なっ!一時間でここから太平洋沿岸まで行け、と…?」
「そうだ。そのための専用機だろうに」
「まったく。アレルヤ、行くぞ」
「了解」
「んじゃ早速この機体に触れてくれ。装着されるから」
「「わかった」」
そう言ってレイはシグーに、アレルヤはキュリオスに触れる
その瞬間、二人は眩い光に包まれる
光がはれるとそこには
「機体の調子はどうだ」
「問題ない」
「問題ないよ」
「そうか。ならそこのカタパルトに足を乗せてくれ」
「わかった…と言いたいところだが、カタパルトの先は壁なんだが……」
「まあ待て。今開けるから」
俺はそう言ってリモコンのスイッチを押す
すると壁は上に開き、空が見える
「こういうことになっていたのか…つくづく驚かされるな」
「ありがとよ。ほら早く、カタパルトに足を乗せろ」
「そう急かすな…」
先にレイのシグーがカタパルトに足を乗せる
「レイ・ザ・バレル!シグー!発進する!」
その瞬間、シグーがものすごい速さで出撃した
「じゃあ次はアレルヤだな」
「了解」
アレルヤのキュリオスがカタパルトに足を乗せる
「I have control キュリオス、アレルヤ・ハプティズム!介入行動に入る!!」
キュリオスもまた、ものすごい速さで出撃する
十数秒後、先に発進していたシグーにキュリオスが追いつく
「無事、発進できたようだな」
二人の機体のすぐそばに空中ディスプレイが現れる
ディスプレイには如月仁の顔が映っていた
「太平洋沿岸、と言っていたが、具体的な場所はどこなんだ?」
「待ってろ、今詳細なデータを送るから」
一秒とかからずに作戦データが送られてくる
「かなり遠いな…本当に間に合うのか?」
「安心しろ。おい、アレルヤ」
「ん?どうしたんだい?」
「実はな、その機体には変形機能が備わっているんだ」
「本当?変形方法は?」
「変形方法はな、『トランスフォーム!』って叫ぶことだ」
「……え?」
アレルヤの横を飛んでいるレイが笑いを堪えている
「どういうこと?」
「いったとおりだ。ほら、『トランスフォーム!』って叫ぶんだ!さあ!」
「うっ……わかったよ。トランスフォーム!」
「あっははははは!まじで言いやがった!」
「帰ったら覚えといてn」
アレルヤが言い終わる前に機体が変形を開始する
「えっ!あっ!ちょ!痛っ!いたたたたたたたたたたたた!」
アレルヤのキュリオスがガンダムOOのキュリオスと同じ変形をする。ただし、このキュリオスは18メートル程の大きさがあるわけではない。あくまで、ISサイズだ
よって、変形するときはパイロットの体も一緒に動いて変形することになる。それはすなわち、関節にたいする拷問だ
「ああああ…!死ぬかと思った……」
アレルヤがディスプレイを見ると如月仁は抱腹絶倒中だった
「……ねえ、これどうにかならないの?」
「ん?どうにもならないな」
「そんな…」
「大丈夫。お前が選択出来ることは二つある
①、我慢して毎日柔軟体操をし、体を慣らしていく
②、二度と変形しない
だ」
「………後者で」
「ふざけるな」
「誰のせいだよ」
「まあまあ、そういわず。変形したキュリオスはマッハ2で飛ぶことが出来るから目的地まであっというまだ」
「……俺の機体は変形してないのだが…」
「レイも『トランスフォーム!』って叫べば変形できるぞ」
「うっ………と、トランスフォーム!」
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「なにもおきないんだが…」
「嘘に決まってるだろ。バーカ」
場が凍りついた
「……………帰ったら覚えとけよ…それで、俺はどうすれば良いんだ」
「キュリオスに掴まって引っ張ってもらえ」
「俺の扱いひどくないか?」
「何のことでしょう?早く行け、アレルヤ」
「了解」
シグーがキュリオスの機体を掴み、それを確認したアレルヤがキュリオスを一気に加速させる
ものの数秒でキュリオスとシグーの速度がマッハ2になる
およそ一時間後、キュリオスとシグーの二機は目的地に到着した
もうすでに戦闘は始まっているようだ
数日前の自分達とほとんど同じ状況だった
あの時の如月仁に俺達がなる
そう、救世主に
レイとアレルヤはお互いの機体の顔を見合わせ小さく頷いた
「「戦闘を開始する!!」」
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