もっとトランスオンを使ってみたかったが、この後のストーリーまで取っておきたかったですし……
今回は相当キャラが崩壊しますが、それもクロスssの醍醐味だと思って敢えて崩しています。
賛否両論でしょうが、否定的だと心が折れそうな豆腐メンタルな作者ですけど、今回も楽しんでくれたらありがたいです。
では、どうぞ!
明久はロックオンの後、すぐに路地裏から脱出し、人気の無い場所へと向かおうとしていた。
その後ろから、先ほどのガゼル型フォルスロイド、『ディアバーン』に変身したグレイが、一気に追いかけてきていた。
因みにモデルZはもう何を言っても無駄だと思い、沈黙している。
「どこに行く気だ!」
「街中で戦ったら、滅茶苦茶になるだろ! しばらく走ったところにいい場所ががあるから、そこでなら思う存分に戦り合ってやるよ!」
グレイはそんな明久の行動に疑問を持ちながらも、追いかけ続ける。 ただ追いかけるだけなら、長距離のホバリングができるコンドル型の『コンドロック』やハチ型の『カイザミーネ』、で追跡してもよかったのだが、この2体では移動が比較的楽でも速度が遅く、2段ジャンプや空中ダッシュなどを用いて高速移動している今の明久が相手では速攻で取り逃がしてしまう危険があった為である。
一方の明久も最初から戦うつもりはなく、一気に逃げ切るつもりだったのだが、ディアバーンに変身したグレイのスピードが予想以上に速く、FFF団との死の鬼ごっこのおかげで逃げ慣れているはずの明久でも振り切れなかった。
『おい! いったいどこに向かっているんだ? いい加減場所を教えろよ!』
明久を追いかけて、3分が経過。車なんかよりも早い速度で走っているにもかかわらず、なかなか止まらない明久に焦れたのか、モデルAもなかなか止まらない明久にイライラが募っている。
「ああ、もういいだろう。 文月学園近くの森の中だ。 この中ならあまり人がいないから、周りへの被害も気にしなくていいぞ」
『学園の森って…… 確かにあそこなら周りへの被害は気にしなくても大丈夫そうだ』
明久は逃げきるのを諦め、学園近くの森に逃げ込んだ。
今いる場所は通学用の道路からも離れているため、これなら周りの人間を巻き込むこともない。
「だったら、いまからお前を蹴り砕いてエールの前で土下座させてやる!」
それがわかったグレイは一気に上にジャンプする。 そして、その勢いに乗って明久にチャージした力を込めながら蹴り掛かる。
「メテオキック!」
「うそっ!」
とっさのダッシュで回避する明久だが、それをチャンスと思ったのか、腕から大量の火矢を放ってきた。
「バーニングアロー! 乱れ打ち!」
「ちょっと! いきなり火矢って山火事になったらどうする気なのさ!」
『だったら! 大人しくやられるか、モデルZを返せよ!』
「いやいやいや! 別に奪ったわけじゃないからね?」
「だったら、なんで話し合いをしようとしたエールに襲い掛かっていたんだよ!」
「だから違うって言っているだろうが! 『天空覇!』」
誤解がなかなか解けず、このままでは本当に火事になる危険があった為に、明久はモデルZにあった技の一つ『天空覇』を使った。 この技は敵の放った弾丸などを切り裂くことで弾の攻撃を防ぐことが出来る技であるのだが、その技を応用し、バーニングアローの発火部分を的確に切り裂きながら叩き落とす作戦に切り替えていた。
高速移動を繰り返しながらバーニングアローを打ち続けるグレイ。 今は山火事に発展しないように、火矢を切り続けながら回避しているが、このままでは本当に限界が来てしまう。
『こいつ矢を全部撃ち落としやがった。 グレイ!』
「ああ、トランスオン『ローズパーク』!」
ディアバーンでは対抗できないと思ったのか、森の中である事に気が付き、ローズパークに変身する。 両手の蔓を生かし、森の中を高速で動き回る。
「今度は花型か!」
さらなる変身に苛立ちと焦りを覚えた明久は一気に叩き落として行動不能にしようと間合いを詰める。
「くらえ! ローズスティンガー!」
「させるか!空円斬!」
明久は天空覇と空円斬と言う空中回転切りを同時に使いローズスティンガーを全て撃ち落とす。
このチャンスを生かし、蔦や枝にうまくぶら下がっているグレイをチャージセイバーで地面まで叩き落とす。
「うわあああああああ!」
『グレイ!』
地面に激突したダメージも相まって、一瞬でロックオンごと解けてしまうグレイ。
それと同時に明久は一瞬でモデルAに詰め寄り……
「ホームラン!」
セイバーをバットのように振り抜き、モデルAを遥か彼方へ打ち飛ばした。
『あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・』
「このっ! ……あれ? モデルA!」
どうにか体制を建て直したグレイだったが、すぐにモデルAが居なくなってしまっていることに気が付く。
しかし、その前にモデルAが弾き飛ばされ、どこかに行ってしまった。
このままロックオンが出来ない状態では、勝ち目などなかった。
「くっ! だけど、このまま諦めるわけには・・・・・・」
それでも、あきらめずに立ち向かおうとするグレイだったが、もう明久はとっくにこの場から逃げ切っていた。
付近を探し回るが、モデルAも明久も見つからず、途方に暮れるグレイ……
エールside
「グレイ! どこに行ったの!?」
『皆、あそこでグレイを見つけたよ!』
「本当か、モデルX? でもモデルAはどこだ?」
二人に遅れて、エール達がようやく合流したのだが、二人の戦いを見ていない彼女たちはモデルAがいないことに気が付き、ヴァンがグレイに問いかける。
「どうしようみんな……」
「グレイ? いったいどうしたっていうのよ? ってまさか!」
アッシュはグレイの様子がおかしいことから、気が付いたようだった。
「モデルAがどこかに飛ばされた……」
「「『……はい!?』」」
エールside end
「すみません! 遅くなりました!」
「この豚野郎! 珍しくこちらの方では早く来るのが当たり前みたいになっていたくせに今日に限ってギリギリですか!」
「美春さん、本当にごめん! 試召戦争の後始末で少し遅く・・・・・・」
「では、後始末で何でお姉さまから追いかけられたまま、学園の外に逃走するのかについてお聞きしたいのですが?」
「あれは勝手に今日、島田さんにクレープをおごらされそうになっていただけで、島田さんとはなにもないってば!」
グレイとの戦いの後、誰にも見られないように3分で自宅に戻ってバイトに行く準備をし、先に家で買い物の準備をしていたテティスに買いに行く物についてのメモを2分で書き上げて渡した後、そのまま大急ぎでバイトに向かっていった。
しかし、そこで明久を待っていたのは、遅刻寸前の明久に両腕を組んでお怒りの清水美春であった。
明久がさっきから言っていたバイト先とは彼女の父が経営する喫茶店「ラ・ペディス」の事だったのだ。
「もういいですわ、さっさと準備してきなさい!」
「了解!」
優子side
「ふう…… 今日は散々だったわね。 結局最終的には勝ったけど」
学校が終わって放課後、代表がデートに向かってすぐに優子も家に帰る事にしていた。
先日の事故の件もあり、今回は何かを読んだりしながら歩くなんて言う真似はしていなかったが、家に帰ってからBL本を読み漁るなど、やりたいことがいっぱいであった。
「今日は何を読もうかしら。 ああ…… この本のネタのようにあの赤い剣士に○○とCPさせて、『ピー』で『バキューン!』させるなんて言うのでも……」
とんでもない妄想を膨らませながら、嬉しそうな笑顔で帰宅していたが
『……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!』
「え!? きゃぁぁぁ!」
いきなり飛んできたソフトボール位の金属が優子に目掛けて、飛んできていた。
奇跡的に優子の手にすっぽり入るようにその金属をキャッチした優子だったが、流石に手がしびれたのだろう。 手のしびれに耐えきれずその金属を地面に落としてしまう。
『いてて… 死ぬかと思ったぜ』
「それはこっちの台詞よ…… ってあれ? 何よ?この声」
いきなり頭に響いてくる声が聞こえた。 私はこの感覚には覚えがあった。
そう、明久達とヘリオスが会話していた時。
彼らは、たまにその場にいないはずの人物と喋っているようなところがあった。 モデルFとかモデルHなど、明らかに人の名前とは思えない単語も出ていたはず……
「まさか、このおもちゃみたいなのがしゃべっている訳?」
このおもちゃみたいな金属がしゃべったことではっきりした。
ヘリオス達はこの金属の声とも話していたのだ! その証拠に
『え? おいオマエ! オイラの声が聞こえるのか!?』
私の言葉に反応してきた。 ってオイラ? しかもなんか宙に浮いているし!
……驚いている場合じゃないわね。 こいつについて聞きたいことがあるのよ!
「ええ、聞こえるわよ? さっきから頭に声が響いてきている感じなんだけど、貴方がさっきから喋っているの?」
『ああ、オイラはライブメタル『モデルA』。 さっきは拾ってくれてサンキューな! いきなり、剣で打ち飛ばされるなんて思ってもなかったよ』
「剣で飛ばされるって一体何があったのよ……? 私の名前は木下優子。 すぐ近くにある文月学園っていう学校に通っている学生よ」
お互いに自己紹介を済ませた後、話を続ける。
「で? 貴方からいろいろ聞きたいこともあるんだけど、ここじゃあいろいろ目立つから私の家で話を聞かせてくれないかしら?」
優子はモデルAを家に招待しようとするのだが、
『ごめん…… オイラ、この世界に一緒に来たグレイを探さないといけないんだ……』
モデルAは離れ離れになってしまったグレイを探しに行きたいと言って断ってしまう。
「そう。 …ならその子の特徴を私に教えてくれないかしら? 貴方と一緒に探してあげるわ?」
『え? ほんとにいいのか?』
「ええ。 と言うより、貴方がそのまま浮いたまま街中を飛んでいたら大変なことになるわよ? 私が一緒にいれば、『その辺のアクセサリーのふりをする』とか『私の髪の中に隠れながら周りを見渡して探す』と言った感じで隠れながら探せるでしょう?」
『うう…… ありがとう優子。 そうと決まれば早速グレイを探しに行くぞー!』
すっかり元気を取り戻したモデルAと共に、グレイを探し出すためひとまず学園に向かっていった優子であった。
優子side end
一方の明久は忙しすぎず、暇過ぎずの状況で学校のバカっぷりからは想像もできないくらいにうまく仕事をしていた。
モデルZは明久が仕事の間は、カバンと共にロッカーの中に入れられている為、おとなしくしているしかなかった。
「吉井先輩、ちょっといいですか? 此方の家族連れ、お兄さんの方がアレルギーを持っているみたいなんです」
「アレルギー? うん、いいよ。何にアレルギーが出るのか教えてくれる?」
事情を説明しているのは明久の後に入ってきたウェイトレスだが、それを明久は彼女を介してのお客様の声だと察し、彼女に的確な指導をする。
「果物にアレルギー反応が出てくるそうで…」
「分かった。 なら、こっちのチーズケーキかロールケーキとチョコレートケーキがいいんじゃないかな? 三つとも果物を使っていないし、甘さも控えめでしつこくないから男の子でも食べやすいと思うよ」
「はい、ありがとうございます」
「あ、あと、レアチーズケーキとは逆に避けておいてもらった方がいいよ! レモン汁を少し使っているからアレルギー反応が出る可能性があるから!」
「えっと、逆にレアチーズケーキはだめですね…… 吉井先輩! ありがとうございました」
彼女は尊敬のまなざしを向けながら、客の元に戻っていった。 とてもうれしそうにしているところを見てみる限り、逆にお客様からありがとうと言ってもらえたようだ。
自身もクレープや特製アイスクリームなどを席で食べるお客様の元に運んでいき、新しく入ってきたお客様に席を案内し注文を取ると言った仕事をすることを忘れない。
忙しい時間が終わり、落ち着いてきたころ、美春が明久に話しかけてきた。
「普段の豚野郎とは思えないすごさですわね? アレルギーの品目リストを全部覚えているなんて、学校の勉強の方は手を抜いていらしたんですの?」
彼女がそう言うのも無理はない。 学園における明久の評価は「学園史上最低なバカ」であり、少なくとも彼女の店で働いている姿からはそんな雰囲気は全然感じなかったのである。
「そうかな? それくらいならお店の事務所にあるマニュアルに全部載っているし…」
「Fクラス内でもバカにされているくらい学力が無い人間に言われても説得力がありません」
「うぐっ! で、でも実際ここで働いたばかりの時はお客さまから接客の時の言葉を噛んで『頑張ってね』とか『よくできたね』なんて言われていたし、やっぱり僕が馬鹿だっていう事実は変わらないと思うよ?」
明久は謙虚に何でもなさそうに言うが、その話を聞いていた周りの人たちも興奮が止まらない。
「でも、そんな風に学校で言われているのに職場では逆に頼れる先輩っていうのは、学校で優遇されている天才に負けないくらいかっこいいと思いますよ?」
「うんうん、」
「ははは、まあバイトだけどね…」
今にも背景がバラに染まりそうな尊敬のまなざしが明久に集中する中、清水さんのお母さんがやってきて
「はいはい、今は私語厳禁が鉄則の仕事中だよ。 今が落ち着いているからって油断しない!」
「「はーい、すみません!」」
ひとまずみんな仕事モードに切り替わり、それぞれの持ち場に戻っていく。
「アキ君も、とても働いてくれて助かるけど、少し周りを甘やかしすぎるんじゃないかな?」
「ようやくシフトに安定して入ってくれそうな子達だからあんまり厳しくしすぎるなっていったの清水さんじゃないですか?」
清水母も眉を寄せているが、別に本気で怒っているわけではない。 基本的に従業員にはあだ名で呼び、逆に自分の事を主任と呼ばせない鷹揚な女傑なのだ。
彼女目当てに来る男性客まで出てくるほどで、(家族loveの暴走店長のせいで大半の男性客が離れてしまう為、実際のファンはその10倍にもなる)店の名物主任でもあるのだ。
「それはそうなんだけど、最近、近くにできたアイスクリーム屋、セルパンアイスだったかしら? そこの奴らが偵察に来ているみたいでね。 しばらく付け入るスキを与えたくないのよ。 あんまり私語が多いとさぼりの多い不真面目な店員しかいないとか悪評を建てられた時、言い訳がしにくいからね」
「そんな程度で損害が出るほどヤワな店じゃないと思いますけどね」
「それよりも美春、ディナータイムのレジチェックはしたの?」
「今、終わりますの」
ちょうどディナータイムの客入りの伝票を美春が出し終わり、清水母が美春から伝票を受け取った。 その伝票をざっと眺めた清水母は満足そうにうなずいた。
「うん、今日も余裕で目標達成! よくやったよ皆。 このデザートは私からのおごりだ。 新作として出す予定の試作品なんだが、よかったら皆で食べて行きなさい。 あ、アキ君のアイデアが採用されたものもあるから期待してもいいよ」
「「おおおおおおおおお! 清水さん、ありがとうございます!!」」
清水母のパティシエとしての能力は非常に高く、部下や同僚の突拍子の無いアイデアでもうまく実現させるほどの実力があるのだ。 明久が料理がうまいことを一瞬で見抜き、店長が不採用にしようとした中、彼は店の商品に関して口出しできるだけの腕があると言って採用した位で、実際に明久が新商品開発のアイデアを出した事で、ラ・ペディスは市内で有名な程度の店から、県内有数の名店となったほどである。
ここまで来たら何で、彼女が店長じゃないのかが不思議になってくるほどである。 身長と体重はそれ以上のトップシークレットらしい。
優子side
『グレィ~…』
「全然、見つからないわね」
優子とモデルAは一度、文月学園に戻り、一度離れ離れにされたという森の近くを探し回っていたのだが、彼らも別の場所に探し回っていたのか、もうこの森にはいなかった。
そのため、今度は商店街を探し回り、駅前まで来ていたのだが、全然見つからない。 やはり、お互いが街中を探し回っていたと仮定すると、逆に見つけるのは困難になると言う優子の予想が当たってしまい、結局無駄に体力を使ってしまっただけであった。
後は最終手段として、元々拠点としていたという橋の下に戻ってそこで合流しようという話になり、一度駅前のアイスクリーム屋で休憩していたのだった。
「でも、ここのアイス意外とおいしいわね。 椅子も座り心地がいいし、接客や掃除もしっかりと行き届いているし。 最近できたんだけどこれだけいいとあの喫茶店もうかうかしれられないわね」
『まさか、つぶれるなんて縁起でもないこと…』
「流石にそんな事ありえないわよ。 しばらく傾くという事はあるかもしれないけどね」
そんな事を会話しながら優子がたまたま出入口の方を見ていたら、子供が、転んでアイスを落としてしまっていた。
「うぇぇぇぇぇぇぇん!」
やっぱりと言うべきか、子供が泣き始める。 ろくに食べてもいないのだろう。 ほぼ一玉分のアイスが床に落ちて、ぐちゃぐちゃであった。
「お客さま、大丈夫ですか?」
子供をどうにかなだめようとしている母親の元にス⚪︎夫のような奇妙な髪形をした男の人がやってきて、事情を聞いている。
どうやら、この店の店長のようだ。 さっきまで泣いていた子がすぐに泣くのをやめ、適当な席に座っているが、楽しみにしていたアイスが台無しになってしまったショックからかまだ落ち込んでいるようだった。
その一方で緑色のメカメカしい制服を着た騎士風の店員とライオンのように荒々しい風貌の炎のような店員がせっせと掃除している。
「おっと、もう落としたりしたらだめだよ? お姉ちゃんと約束」
どうやら、代わりのアイスなのだろう。 どこから出てきたのかがわからないが、天井から宙づりになりながらアイスを渡す提灯のような小さい女の子がさっきまで落ち込んでいた子供にアイスを渡していた。
「ありがとうお姉ちゃん! バイバーイ!」
代わりのアイスを受け取った子供は喜びながら母親に手を引かれてそのまま店を出て行った。
「店長、ガキが相手だからって少し甘すぎやしませんかねぇ?」
なんだか両腕の太いガラの悪そうな店員が、店長と何か話していたが、距離がある為になかなか聞き取れない。
いつの間にか、かなり時間がたっていて、そろそろ食べないと自分のアイスまで溶けてしまいそうだったので、急いでアイスを食べてそのまま出て行くことにした。
「変な店員たちだったわね、モデルA」
『・・・・・・』
「モデルA?」
どうも、店員たちが出てきてからモデルAは黙り込んでいる。
話しかけても何の反応も示さない。
「…モデルA!!」
『うわわ! 何!? 何優子?』
「いったいどうしたの? さっきから黙りこんで?」
『いや、何でもないよ。 行こう優子。 速くグレイを見つけないとな!』
どこか無理をしてるようだったが、優子はモデルAの様子がおかしいことに気が付かず、そのままグレイ探しを再開した。
優子side end
今回は全部オリジナルですが、後2・3話程書いたら清涼祭に突入させたいと思います。
今回のゼロ必殺技解説シリーズ!
天空覇
習得するとZセイバーの刃が紫色になり、敵のエネルギー弾を斬ることで防げるようになる。 のちのシリーズでは「ショットイレイザー」と言うパーツが同じ効果を発揮する。
遠距離攻撃に乏しいゼロにとってはありがたいスキルなのだが、実際に使いこなすにはそれなりの操作技術が要求された。(ちなみに作者は使いこなしきれませんでしたwww)
空円舞・空円斬
空円舞はいわゆる『2段ジャンプ』で、空中でもう1度ジャンプすることが出来る技。
空円斬はその2段ジャンプを習得と同時にできる空中回転斬りである。 これにより空中において360度の敵に攻撃ができるようになった。