バカとライブメタルと召喚獣   作:閻魔刀

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明久「いったい、どんだけ待たせてるの?」
閻魔刀「……一週間くらい?」
「「「二か月以上だ! どんだけ待たせてるんだ!!」」」

閻魔刀「え? あ・・・ちょっ・・・ 関節はそっちには曲がらなぁああああ・・・・・・」



第13話

「……パンドラの奴、遅いな」

「スコシマエニ気分ガワルイト言ッテ教室カラ出テ行ッタガ?」

「それ見てアトラスが見張りもかねて保健室についていったけど、あれから連絡がないんだよねぇ」

 

 僕らは試験召還大会の決勝戦に備えて試合場の待機室でパンドラを待っていたのだが……

 

「あ、戻ってきた。 どうしたのパンドラ?」

「人間で言う胃にあたる部分が壊されてた…… 変な物は食べていなかったのに……」

 

 あー…… たぶん、姫路さんが作っていた怪しいお菓子とお茶が原因だと思います。

 一体何を混ぜたんだろう?

 

「そんなどうでもいい事よりも…… もう決勝戦だけど大丈夫?」

「テティスはコレで平気に見える?」

「うん」

『ええ』

「即答カ……」

 

 モデルLもテティスも酷いな……

 腹抱えながら壁にもたれ掛かって移動している女子を相手にそんなことが言えるとは……

 テティス、恐ろしい子っ!!

 

「しかし、決勝戦を前に何かしらの妨害があると思っていたんだけど、全く何も起こらないね」

「そうだよねぇ…… 嫌がらせで教室に鉄砲玉を送ってくるくらいはすると思っていたんだけどなぁ。 武装ヘリ飛ばしてガトリング乱射とか?」

「後ろ盾がいない一チンピラ程度ではそんなおもちゃすら用意はできんだろう。 だとしたら嫌がらせ自体をあきらめたか…… それとも明久達の居場所が分からなかったか?」

「ソレハナイダロウ。 タカガアノ程度ノ報復デ諦メルトモ思エン」

 

 いや…… たぶん前の誘拐事件での戦力が全力だったんだと思う……

 ロックマン二人以上に厄介な戦力なんてこの現代日本にあるとは思えないし……

 つーかテティスとアトラス! ガトリング砲をおもちゃ扱いしない!!

 ロックマン化した僕らと違って、一般人はそのおもちゃで簡単に死ぬんだよ!!

 

「ま、僕らが離れたのと同時に奇襲をかけていたんだとしても簡単に撃退できると思うけどね」

「あ…… うん、確かに今のFクラスにはリーダーである雄二と完全武装のムッツリーニ、それにグレイとロックマンになれるエールさん、一応プロメテもいるから……」

 

 前に誘拐事件を起こした側の人間からしたら、絶対に関わり合いにすらなりたくない戦力が残っているんだ。

 そんなところに奇襲を仕掛ける気の触れた奴らがいるとはどうしても思えない……

 

「大変お待たせしました。 ただいまより決勝戦を行います」

「ありがとう。 パンドラ、本当にキツイなら棄権しても……」

「大丈夫…… どうにか大会には出られそう」

 

 人間だったら変な汗でびっしょりになってもおかしくないくらいにつらそうな顔なのに……

 一体何が彼女をそこまでさせるんだろう?

 

「……すぐに行く」

 

 特に会話も無い中で黙々と先に進んでいく僕とパンドラ。

 

『大変長らくお待たせいたしました。 これから、試験召還システムを用いた召還大会の決勝戦を行います!!』

 

 会場に着いたとたんに少しだけ脈が速くなるのを感じた。

 アナウンサーの声とともにまだすこし気分の悪そうなパンドラをエスコートするように支えながら会場に入ろうとしたが……

 

「いらない…… 一人で立てる……」

 

 その手を払い除けられ、パンドラは一人で先に上がっていってしまう。

 

『二年Fクラスの吉井明久選手と同じくFクラスの編入生のパンドラ選手の入場です! 盛大に拍手でお出迎え下さい!!』

 

 盛大な拍手が雨のように降ってくる。 準決勝の時も相当な人が集まっていたが、この決勝戦に至っては明らかに倍以上に席が増やされているにも関わらず、ほぼ満席である。

 

「バカなお兄ちゃん! 頑張るです~!!」

 

 葉月ちゃんも応援に来てくれているみたいだ。

 って、葉月ちゃんも狙われているのに護衛になる人とかがいなくて大丈夫なのかな?

 

「明久! 相手をボコり過ぎてガチ泣きとかさせんなよ!!」

「吉井君、頑張ってください!!」

「アキ! 決勝戦応援に来たわよ!」

 

 どうやら雄二と姫路さん、美波もついてきてくれているみたい……

 って、エールさんとグレイ君もついてきているみたいだけど大丈夫かなぁ?

 ムッツリーニと秀吉の姿が見えないからお店の方は大丈夫なんだろうけど……

 

『なんと、最高成績保有者が揃うAクラスを抑えて決勝戦に進んだのは最低クラスとされているFクラスのコンビです! ……今後のFクラスへの認識を改める必要性がありそうですね』

「わざとらしい演出……」

「パンドラはなんでそんなに不機嫌なの? いや、さっきから気分悪そうだし仕方ないって言ったらそれまでなんだけどさ……」

 

 でも、これはFクラスにとってもありがたい。 これでFクラスに対する認識が改められるかもしれないんだから、ここで優勝まで持っていければ姫路さんのお父さんにも認めてもらえるだろう。

 

『そして、対するチームは3年生からのチームです。 3年生からの出場者自体が少なかったのですが、それでも決勝戦に食らいついてきてくれました!』

 

 3年生? ……僕の知る限り、3年生で決勝戦に残れそうな人たちって言われたら一組しかいないんだけど?

 

 

「よくここまで勝ち残ってきたな……」

「だが、ここでお前らも終わりだぜ! なまじここまで生き残ってきたことを後悔させてやるぜ!!」

 

 僕らが入ってきた時と同じような拍手を浴びながら堂々と…… いや、”堂々”と言う枠に収まらない無駄にハイテンションな度肝を抜かれる入場パフォーマンスを晒しながら試合場に入り込んでくる。

 入ってきてから「イエエエェェェアアアァァァァ!! ジャアアアアアアスティス!!」とか「フォアアアアアア!!」なんて奇声を上げたり、空中バク転で3回転決めたり、試合場に入った途端に咆哮をあげたりとやりたい放題。

 わざわざ花火のようなものまで上げながら、悪ノリ全開で入場してくる彼らの奇行には僕らには理解しがたいものがある……

 

「わざわざ練習してきたのかな……?」

「……どうでもいい」

 

 一部の客は引いていたが、大半の客には好評だったようで、僕らの入場時とは比にならないほどの大歓声が巻き起こる。

 ……まさか、ここで派手なパフォーマンスを決めて周りを盛り上げることで僕らを委縮させようとしているのだろうか?

 あのチンピラみたいな顔をしていても一応3年でAクラスを張る秀才なんだ。 十分考えられる事だけど……

 

「……後悔? ……それって点数の高さだけが取り柄でしかない召喚獣が技によって叩きのめされるあなたたちがするもの?」

「技なんて物は基本人間相手にしか想定されていないものなんだぜ? FクラスとAクラスとでは文字通り龍と小動物並みの差があるんだ。 お前らがやってきた汚い小細工を力でねじ伏せるところを見せてやるよ!」

 

 うわーぉ…… お互い負けるなんて微塵も思っていないよ……

 すごい神経してるなぁ…… 特にパンドラは完全に体調を崩しているのに……

 

 僕が反応に困っている間にも彼らとパンドラの間での挑発合戦が続いている。

 テレビで見た世界規模の格闘技大会での試合前みたいにお互いで罵り合いながら挑発しあっているみたいだ……

 現にハゲの方の先輩がにらみを利かせながら顔面近づけてなにかと言ってきてるし?

 

「おい吉井、少しは何か言い返したらどうだよ? ブルってなにも言えねぇのか、ゴルァ!?」

 

 いや、あんまりやり過ぎたら周りの気分も害するし、さすがにやめた方が……

 

「(少しは何か言い返せよ。 後輩を一方的にいじめているみたいで全然盛り上がらねぇだろ……)」

 

 あ、小声で答えを返せって言ってきてる…… そんな場末のヒールレスラーじゃないんだから……

 

「前に格闘技を叩き込んでくれた師匠が言ってくれたんです」

「あん? 挑発は無視しろってか? だとしたらなっさけねぇにもほどがねぇだろ」

 

 ギャハハと笑うハゲ先輩。 演出のつもりかもしれないけど、これ以上は付き合いきれないから強引に切る口実でも作っておくかな……

 

「お喋りが過ぎる奴は実戦では信用ならないってのが相場だって。 だから僕からは何かを言うつもりはありません。 だって、戦いなら勝てばいいんですから」

 

 アトラス曰く、軍の隊長格だったら軽い会話で部下の緊張をほぐしてあげたりすると言うけど、それでも無駄話を重ねたりはしないんだって……

 

 一度別のイベントでお世話になったとは言え、今回は敵なんだし、変な演出に付き合う意思はないって意味も込めて笑顔で返してあげよ……

 

「言ってくれるじゃねぇか……」

「その言葉も含めて後悔させてやるから覚悟しとけよ!!」

 

 そう言って常夏コンビは離れて行った。

 その際に一言だけ、「ここからはガチだ」と言って離れて行った。

 一応、引き際だけは心得ているようで助かったけど……

 

 

 

 

another story 観客席side

 

「バカのお兄ちゃん、すごいですっ! たった一言であの意地悪な先輩達を追い返したですっ!!」

 

「うーん……」

「どうしたですか、とっても強いお姉ちゃん?」

「なんていうんだろうか…… どこかあのハゲとソフトモヒカンの二人が本気で怒っているようには見えなくてな」

 

「おいアトラス、今のお前の顏が異世界転生したばかりで困惑している主人公みたいな顔をしてるぞ?」

「よくわからん例え方をするな! どんなツラだそれは!!」

 

「あの挑発が演技だって可能性はないかしら?」

「堅実なる解答…… 頼まれたのかアドリブなのかは分からんが、注目を集めて盛り上げる演出をしたいと思ってやっているのは間違いないだろう」

 

「でもなんでそんな事を? 確かに大会は盛り上がるかもしれないけど、それ以外の面では全然意味ないでしょう?」

「愚かなる発言…… 木下、お前のその頭は飾りなのか?」

『おい、それ優子に喧嘩売ってんのか?』

「……そうだとしたらどうするんだ、モデルA?」

「やらないわよ。 前にも一回そんなこと言われて喧嘩になって痛い目を見てきてるんだから、今回はおとなしくしてるわ」

「大いなる成長…… それが少しでも知恵に回せればよりよかったのだが……」

「それで結局は何が狙いなの?」

「先ほどのナレーターの発言もあって、明久チームに対する注目と期待の声援や喝采などと言った好奇の視線が集中していた。 きっと明久達もそれなりの高揚感とともに試合場に立っているはずだ」

「そうですね。 葉月もあのハゲたお兄ちゃんたちが出てくるまで興奮していたですっ!」

「そんな中、ただ普通に出て行ったのではつまらない噛ませ役もいいところ。 そんな流れを変える為には先程までの空気を崩壊させるくらいに派手に注目を集めつつ、それでいながら気分を害さない斬新なパフォーマンスが必要だった」

「それで、あんな滅茶苦茶やったって言う訳? 確かに暫くの間は盛り上がったけど、吉井君だけ全然付いていけずに盛り下がりそうだったじゃない?」

「恐らく奴等にとってはそれが計算外な事態だっただろうな。 一度ペースを掴んで盛り上げて、キリのいいタイミングまで舌戦を繰り広げた後で最高のボルテージの中で試合開始!……と言うのがあの二人の計画だったんだろうが」

「それを理解できない程に馬鹿だった豚野郎の頭では事態への対応についていけずに考えが止まり、最後の一言も相手のパフォーマンスを全否定する様な一言のみで終わらせてしまい、そのまま試合開始という訳です」

「わざわざヒール役になってまで盛り上げようとした先輩の演出も無駄に……って、美春!? なんでアンタがここにいるのよ!!」

「私だってあんな豚野郎が残っている下らない試合なんて見ようとは思っていませんでしたわ。でも……」

 

「「「吉井先輩! 頑張ってええぇぇぇ!!」」」

 

 清水が視線を向けた先にはラ・ペディスでバイトとして働く女子達の姿。

 

「彼女達を此処まで案内しないといけないですし、此処で彼を評価する材料を増やして置かないと今後あの豚野郎を罵倒出来ないじゃないですか?」

 

「なんなのよあの女の子達は!?」

「私の家の店でバイトとして働いている女の子達です。 あの豚野郎は意外と仕事は優秀でしかも面倒見も良いから、相当女の子達から慕われてるんです」

 

「「吉井君(明久)(アキ)本当にお店の仕事は出来るのかよ!?」」

 

「私も最初は信じられませんでしたわ。 来てすぐの時は本当にミスも多くて指導が面倒だったのですが……」

「アンタ、アキにパワハラとかして無いでしょうね?」

「ご安心下さい…… お母様から言葉通りお灸を尻に据えられてからは適切な指導を…… お姉様! ちょっ、そっちに関節は曲がらな…… 痛い痛い、痛いですわ!!」

 

「だけど意外ね。 まさかアキを褒める言葉が美春の口から出てくるなんて……」

「お姉様…… もし本当にそう思っているのならその手を離して美春の関節を解放してほしいです。 美春だって単にお灸を据えられる位でしたら、もっとバレない方法を模索しようと思うに決まってます。 でもまさか、あの豚野郎に庇われて頭まで下げられて許されるなんて、自分が恥ずかしくなってきまして……」

「予想がついた。 あらかた明久を貶めてクビにでも追い込もうとして指導のふりをして近づいたのはいいが、逆に明久の人徳に惚れ込んでしまっ…… 取り敢えずそのスタンロッドは危険だからしまっておけ。 赤い顔をしながら取り出しても否定できるだけの説得力は無いぞ?」

「み、美春の事はいいんですの!! 今はあの先輩達の演出について話していたのでは?」

「もう少しで決着がつくから今となってはどうでもいい。 島田妹も夢中になっている以上、余計な事を言って盛り下げたくは無い」

「説明が面倒だからって投げないで下さい! ちょっ、この野郎! 話を聞きなさ……」

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば、瑞希。 さっきパンドラが苦しそうにしてお店離れちゃったけど、何をしたの?」

「どうやら成功のようですね。 あのお菓子の中に仕込んだ毒が効いたようです」

「瑞希姉ちゃん、機械に毒物は効かないんじゃ……」

「ええ、確かに"人間用の毒"は効かないでしょう。 しかし、機械にすら有効な……例えば、王水などはどうでしょうか?」

「王水って言ったら……」

「濃硝酸3に対して濃塩酸1の割合で混合させることで出来上がる液体。 この理論を塩酸アンモニウムと硝酸アンモニウムで行うと”固体王水”として金属酸化物のほとんどが熱によって塩化してしまいます。

 それを人間で言う胃袋にあたるパーツで化学反応を起こしてしまえば……」

「なにそれ…… なんか瑞希姉ちゃんが怖くなってきたんだけど……」

「まあ、それでもこれは机上の空論に過ぎず、失敗してしまったらなんの効果も無いまま終わってしまっていたでしょうから、そこまで怖がることも……」

「「そんなあやふやな作戦を躊躇なく実行できるところが怖いんだって(怖いのよ)!!」」

 

 

another story end

 

 

 

 

 

「今度はそっち!!」

「くそっ! なんでこっちの召喚獣の位置もわかるんだよ!? 行動パターンも変えて、しかも即興でのコンビネーションのパターンまで構築してから攻め立てているってのに……」

「居場所が分からなくなるようにかく乱するための作戦の内容も確かに見事だけど、その作戦の手の内を見せすぎでしたね!!」

「……楽勝」

 

 常夏コンビの二人が使ってきたのは試験召還大会中に何度も見せてくれた煙幕と大型の投擲武器によるかく乱戦法。

 実際にこれが初見だったりしたら絶対に破れなかったと思う。

 けど、この二人はこの戦法を過信し過ぎていたのか、腕輪が使える試合ではほぼこれで相手を完封し、特に時間もかけることなく勝ち進んでいくスタイルだった。

 そんな事実を知ってしまったら、もう後は僕のバカな頭でも簡単に答えは出せる。

 攻撃のタイミング時にわずかに動く煙の変化。 これを見極めて回避に専念。 相手がいら立ってきたら絶対にボロを出すからそこを狙って勝負を決めてしまえばいい。

 煙の変化から召喚獣の場所を特定して急接近。 そこから解放の指輪の力を使って召喚獣の腕輪の力を発動。

 僕の召喚獣の高速剣で滅多切りにしてしまえば……

 

『吉井・パンドラペアの勝利です!!』

 

 いかに点数の高い先輩方の召喚獣と言えど耐えられない。 例えるなら暴走し過ぎてタイヤの熱垂れを起こしたスポーツカーを相手にタイヤの余裕を残した車がドリフトで追い抜くのと一緒だろう。

 ……一緒だよね?

 

『表彰式を行いますので、お二人は前へとお越しください』

 

 後は表彰台にいるババア長から腕輪とチケットを受け取って……

 

「……吉井、あなたは結局気が付かなかった?」

「パンドラ、急にどうしたの?」

 

 変な汗のようなものをかいて、しかもおなかを抑えながら何を言ってるの?

 体調不良の振りには見えないけど……

 

「……一応この体調不良は本当」

「なにが言いたいの?」

「例えば…… なんで竹原は出てこなかった?」

 

 竹原が出てこなかった理由? うーん…… 僕らが一度騒ぎを起こした際にドアで潰しちゃったからだとおもっていたけど……

 

「……なんで、私達はおとなしくしていた? 途中で理由をつけてライブメタルを返してもらっていたにも関わらず」

 

 なんでって…… 一応おとなしくしているって約束していたじゃないか?

 

「優勝おめでとうさね。 これが景品の白金の腕輪だよ」

 

 ババア長から白金の腕輪を受け取る。

 後はこれを起動させて腕輪の機能を実演させれば……

 

「なぜ、学園長”が”わざわざ危険人物扱いしていた私たちを予定を切り詰めてまで学園に編入させた?」

 

 ……まって、そろそろなにが言いたいのかすらが分からなくなってきた。

 

「なんで…… ”大会終了のタイミングでこんな質問をしたのか考えられなかったの?”」

 

 さっきから要領の得ない質問ばかり…… いったい何を……

 

 

「そう……」

 

 ここからのパンドラの言葉に関してはほとんど覚えていない。 だけど、確かに聞こえたんだ……

 ババア長の方からだったけど、明らかにババア長の声とは思えない男特有の低めの声が……

 

「「ここからが本番だ!!」」

 

 

 

 

 ……さっきまでババア長だと思っていた奴がいきなり僕の腕輪をはめた方の手を斬り落とそうとしてきた。




実際にレプリロイドに王水飲ませたらどうなるんだろう……
意外と対策されてて大丈夫だったりして……

今度こそは早めに投稿したいけど……
仕事が意味もなく忙しいからなぁ……
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