バカとライブメタルと召喚獣   作:閻魔刀

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お待たせしました。
読んでくださった皆さんに楽しんでいただければと思います。
ではどうぞ!


第4話

ヘリオスside

 

「皆さん進級おめでとうございます。私はこの二年A組の担任、高橋洋子です。よろしくお願いします。」

 

Fクラスのあまりにもふざけた冷遇・・・いや、豚小屋にも等しい汚い環境に明久達がいるという事を高橋先生から聞いたヘリオスとモデルHはこのAクラスとの異常な格差と、Fクラスの環境の異常性の問題(詳しくは明久side モデルLとの会話を参照)に気が付いていた。

 

「(あまりにも愚かなる酷遇・・・ ここまで風評被害に弱いこの学園がこんなことを意図して行うとは思えない。 この学園を潰そうとする者がいる?)」

 

『(その教室を見てアトラスかモデルLあたりが気付くだろうし、放課後にでもみんなに問い質せばいいだろう?)』

 

今こうして会話している間にも、高橋先生は説明を続けている。

 

「まずは設備の確認をします。 ノートパソコン、個人エアコン、冷蔵庫、リクライニングシートその他の設備に不備がある人はいますか? 不備や不満があれば申告してください。」

 

「参考書や教科書などの学習資料はもとより、冷蔵庫の中身に関してもすべて学園が支給いたします。 他にも何か必要なものがあれば遠慮することなどなく何でも申し出てください」

 

(((これだけの環境があって不満がある人がいる方がおかしいよ!!)))

 

ヘリオスは早速紅茶を淹れて、完璧に淹れた紅茶を飲んでいたが、頭の中では明久達の様子が気になって仕方がなかった。

明久と出会ってヘリオスもいろいろと変わっていったと思うが、今のヘリオスには嘗てのように自分の意見を理解できないものを「愚者」として見下し、その愚者を抹殺することができるものが「賢者」だと思い込んでいたが、そんな傲慢さが明久のバカと称された行動を見て、それを正そうとしている内に「真の賢者とは何か?」という事に気が付いたのである。

最近、モデルHと話をしている内に「ヘリオスの語る賢者とは一体何か?」という話になったことがある。

その時のヘリオスの回答は「さまよえる愚者を正し、導く事ができるものが真の賢者である」とはっきり言い切って見せたのである。

その姿はまさしく自他ともに認める賢者であり、それと同時に偉大なる王の姿を思わせる(・・・・・)威厳と風格まで持ち合わせていた。

 

「では、初めにクラス代表を紹介します。・・・」

 

だからこそ・・・

 

「霧島翔子さん。前に出てきてください。」

 

「・・・はい」

 

彼は代表になる事を辞退した。 自分は元の世界に帰るつもりでいる。 最上級クラスの代表などといった大きな役割を務めるという事はこの世界に長く居続ける気があるという事でもある。 もし近いときにあっさりと帰る事ができる状況が作られてしまったならば、その代表としての役目を途中で放り棄てるという事でもあった。

そうした無責任なことをしたくない。 そのために古典の成績の低さを理由に代表になる事を辞退し、代わりの人材として、総合成績でヘリオスの次に高く、なおかつメンバーを纏めるだけのカリスマがあると思われた彼女を推薦したのであった。

それならばなぜ逆にヘリオスが古典を理由にクラスを落とされずにいるのかというと「1日1時間の古典の補習を受けることを条件にAクラス入りすることを提示されたが、更にAクラスで支給される学習資料を使って自主的にも勉強までする」とまで言われそのヤル気を評価され(実際にはAクラスの環境だと元の世界に帰るための調査がしやすいと考えたからだが・・・)3か月の間に古典の成績が改善されたなら、正式にAクラス入りすることとなったのである。

 

「・・・霧島翔子です。 よろしくお願いします」

 

全クラスメイトから視線が集中する中、彼女は顔色一つ変えず淡々と名前を告げた。

そして、あいさつが終わるとすぐに自分の席に戻っていった。

 

「Aクラスのみなさん。 これからの1年間霧島さんを代表にして協力し合い、研鑽を重ねてください。 これから始まる『戦争』でどこにも負けないように」

 

『戦争』・・・か  その時が来るとすれば意外と早いかもしれんな・・・

 

担任教師の結びの言葉が告げられ、ホームルームは終わりとなった。 Fクラスに行った皆はまだ終わらないよだったため、ヘリオスは先程入れた紅茶を飲もうとするが・・・

 

「うっ!・・・ なんという味・・・ 高級な茶葉も使っているようだが、質の悪い物も混ざっていて、味と香りがおかしくなっている・・・ これもまたFクラスの教室の異常性と共に改善を要求する必要があるな・・・」

 

Fクラスの教室の問題と紅茶の質の問題を同レベルの問題として考えるあたりヘリオスも十分酷い・・・

モデルHは内心そう思っていたが、どんな形で巻き添えを食うかなんてわかったものではないので、一応黙ってはいた。

 

 

ヘリオスside end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方明久達はFクラスで自己紹介を行っていた。

 

「木下秀吉じゃ。演劇部に所属しておる。」

 

木下秀吉。 通称第3の性別「秀吉」と呼ばれるくらいの美少女顔であるが、彼は立派な男である。

しかし、美少女並みの女顔、明久達相手にフォローに回れるほどの気遣いなどが原因で、双子の姉よりも男子からもてているという不憫な少年でもある。

 

「・・・という訳じゃ。今年1年よろしく頼むぞい」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・土屋康太」

 

 

今度も知り合いだ・・・ 相変わらず口数の少ないこの小柄の少年は土屋康太。 意外と引き締まった体で運動神経もいいのに、どうしておとなしいんだろう。 やっぱり目立つといろいろやりにくいのか?

そんな事を思いながら周りを見渡してみるがやっぱり男ばっかだ・・・ 学力最低クラスとなると女子はほとんどいないんだろうか。

 

「ーです。海外育ちで、日本語は会話はできるけど読み書きは苦手です。」と少し考え事をしているとまた次の人。

「あ、英語も苦手です。育ちはドイツだったので。今期の目標は・・・」

 

お、今度は女子の声だ。 よかった。アトラス以外に女子が・・・

 

「今期の目標は吉井明久をぶんなぐる事です☆」

 

「おおおおおおおおおおおおおおおおい!」

 

誰だ!?恐ろしくピンポイントかつ危険な趣味を持つ奴は!

 

「はろはろ!」

 

笑顔を向けてこちらに手を振るのは島田美波。 またしてもの知り合いで去年のクラスメイトの天敵である島田さんまで同じクラスだとは・・・ まさか「類は友を呼ぶ」とか?・・・

 

『おい、明久、どうやらお前の紹介待ちみたいだぞ?』

 

いつの間にか僕の番になっていたようだった。 モデルZに呼ばれたので自己紹介をしたいと思う。 

「(こういた物は出だしが肝心。 たくさんの仲間を作る為にも、僕が気さくで明るい好青年という事をアピールしないと・・・)」

 

『お、おい・・・明久・・・ まさか・・・』

 

「(アキヒサ! やめなって! さすがにそれはまずいって!)」

 

『そうでござる! 話を聞いたときに拙者もドン引きしたでござるよ!!』

 

「もう、遅い・・・」

 

テティス達は止めようとするが、アトラスは遅いと思ったのかあきらめモードになっている。

 

「・・・コホン。 吉井明久です。気軽に『ダーリン』って呼んでくださいね♬」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『ダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーリィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超が付くほどの野太い声の大合唱・・・ これは思った以上に不愉快であった・・・ テティスに至ってはあまりの気持ち悪さに吐き気を催して、アトラス・シャルナク・モデルLと共に保健室へと連れていかれていった・・・

 

アトラスの口元が「あ・と・で・お・し・お・き・だ!」と動いていたのは気のせいだろうか?

 

「・・・失礼。忘れてください。 よろしくお願いします。」

 

テティスに対して申し訳なく思いながら、苦笑いで誤魔化しながら、席に着くものの、吐き気が止まらない。まさか本当にそんな呼び方をされるなんて思わなかった・・・ Fクラス恐るべし・・・

 

その後も自己紹介が続き、戻ってきたアトラス達の自己紹介を終えたのだが・・・

 

「あの、遅れてきて、すみま、せん・・・」

 

『えっ?』

 

誰からという訳でもなくFクラス全体から声が上がる。 それはそうだ。 事情を知らないものはびっくりするだろう。

 

「ちょうどよかった姫路。 お前で最後だぞ。」

 

「え?あ、はい! あの、姫路瑞樹と言います。よろしくお願いします・・・」

 

小柄な体をさらに千地込めるようにして声を上げる姫路さん。

 

「あ、あのーすみません? 何でここにいるんですか?」

 

聞きようによってはかなり失礼な質問だが、それも無理もない。 何故なら彼女は本来学年次席クラスの成績を誇る才女でもあるのだから・・・

 

「熱を出して倒れてしまって・・・」

 

その言葉に全員が納得するのと同時に

 

「そう言えば俺も熱が出てしまったせいで・・・」

「ああ。科学だったろ? あれは難しかったな」

「俺は弟が事故にあってしまったと聞いて心配で・・・」

「黙れ、ひとりっ子」

「前の晩彼女が寝かしてくれなくって」

「今年最高のウソをありがとう!」

 

これは想像以上のバカの集まりだ・・・

 

「で、ではよろしくお願いします。」

 

そして逃げるように、空いてる席に座ろうとする。 その際にテティスの座っていた席に座ろうとしていたのでそれを注意した後なぜか明久の隣の席に座ってしまった。

その時の姫路さんはなんていうか、とてもかわいらしい感じがした。 

正直、こんな設備のクラスに迎えるのが犯罪だと思える程であった。

 

机に突っ伏すや否や、安堵の息をついてちゃぶ台に突っ伏す姫路さん。 これはチャンスだと思い、話しかけようとする。

 

バンバン! 

 

「はいはい、みなさん静かにしてくださ・・・」

 

バキィッ! バラバラバラ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・今起こったことをわかりやすく言うぜ!  先生が警告を発するために机を叩いたが、教卓が軽くたたいただけでごみ屑と化しやがった・・・

 

 

 

 

「えー・・・・・替えの机を用意してきますので、少し待っていてください。」

 

気まずそうに告げると、先生は足早に教室から出て行った。

 

「タンニンニモ ヨウシャナシカ・・・」

 

『・・・これアトラスと俺が軽く小突いただけで教室が崩壊するんじゃねぇ?』

 

『本当にそうなりそうだから二人とも暴れないでよ?』

 

「おい、私を一体何だと思っているんだ!?」

 

「『戦闘狂!(バトルマニア)』」

 

 

ロックマンのみんながそんな会話をしている間明久はモデルLが気が付いた問題点、そしてそんな問題だらけの教室に疑問を持たない(さっきまでほかのみんな同様気が付かなかったが・・・)Fクラスのみんなの事について考えていた。

僕たちが最低クラスに割り振られたのは大半が実力だから仕方がないと思う。 けど中には体調不良や問題を起こしたというだけでいきなり最低クラスはあんまりだ。 もう少しくらいチャンスがあってもいいじゃないかと思っていた。

 

「・・・雄二、ちょっといい?」

 

あくびをしているクラス代表に声をかける。

 

「ん? なんだ明久?」

 

「ここじゃ離しにくいから廊下で・・・」

 

そう言って二人は揃って廊下に出ていく。

 

「で、話って何だ?」

 

「うん、この教室の事なんだけど。」

 

「想像以上に酷かったな。 さすがに驚いた。」

 

「やっぱり雄二もそう思ったんだ?」

 

「当たり前だ。 それ以前にこれに驚かない方がおかしい。」

 

「Aクラスの教室は見た?」

 

「ああ、あれは凄かったな。 あんな教室はほかに見たことがない」

 

一方はチョークすらナイひび割れた黒板に腐った畳、もう一方は値段すらわからなくなるほど立派なプラズマディスプレイにリクライニングシート。 これに不満のない人間はいないはず。

 

「そこで僕からの提案なんだけど、せっかく2年生になったんだし、『試召戦争』をやってみない?」

 

「試召戦争だと?」

 

「うん、それもAクラス相手に・・・」

 

「・・・何が目的だ、明久?」

 

急に雄二の目が細くなる。 警戒されているんだろうか?

正直に目的を言おうかと思ったが、いろいろ恥ずかしいので本当の目的は隠すことにした。

 

「いや、だってあまりにひどい設備だから・・・」

 

「ウソをつくな。まったく勉強に興味のないお前がいまさら勉強用の設備なんかの為に戦争を起こすなんて、そんなことはありえないだろうが・・・」

 

・・・があっさりとウソがばれてしまった。 相変わらず勘だけは妙にいいなと明久は思う。

 

「今回の戦争の目的は、Aクラスへの勝利を条件に学園長への交渉権を得るためだ!」

 

そういっていきなり出てきたのは、アトラス達であった。

 

「交渉権? いったいあのババァ長に何を頼むっていうんだ?」

 

いきなり出てきて、謎の目的を唱えだしたアトラス達に驚く雄二。 そんな中アトラスは続ける。

 

「ああ、いくら何でもこの教室の設備はひどすぎる。 ここに来る前に入隊していた軍関係の学校でもここまではひどくはなかった。」

 

「いや、それを言うなら別に交渉しなくても、Aクラスに勝って教室を奪えばそれで済む話じゃないのか?」

 

雄二はそう言うが・・・

 

「ソレデハ アノキョウシツヲ Aクラスニオシツケルダケニナル・・・」

 

「そんな事じゃぁまた奪ったところで試召戦争を延々と繰り返すだけだ。 それ以前にあの教室の問題点はそんな小さいレベルの話では聞かないからな。」

 

『それに気が付いたの私なんだけどね・・・』

 

『おいモデルL。 そこの男には聞こえないの忘れていないか?』

 

『わ・わかっているわよそんな事!』

 

モデルLが自慢気に話しているが、当の雄二は分かっていないようだった。

 

「何? いったいどういう事だ?」

 

「はぁ~っ・・・ お前もわかっていないのか?・・・」

 

アトラス達はあの教室を放置していることがどれだけ不味い事なのか、モデルLが言っていたことをそっくりそのまま説明していくと、さすがの雄二も驚きを隠せないようだった。

 

「おいおいマジかよ・・・ その話が本当だったらかなりマズイじゃねぇか! まあ、元々俺もAクラスに試召戦争は起こそうと思っていたけどな。」

 

「あれ? でも雄二だって全然勉強していなかったよね?」

 

だからこそ、僕と同様あそこまで酷い設備でなければ、そこまで設備に興味なんてないはずなんだけど・・・

 

「学力がすべてではないことを証明したくてな。 そのためにFクラスとして試召戦争を起こそうと思ってよ。」

 

明久は訝しげに雄二の顔を見た。 その表情はかつてのアトラス達の表情のそれに似ていた。

明久達はそれ以上追及はしなかった。

こいつはこいつで過去に何かあったんだろうと明久達は考えた為だ。

 

「まっ、Aクラスに勝つための策も思いついたしな。 おっと先生も戻ってきた。教室に入るぞ」

 

雄二に促されたままみんな教室に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「坂本君、君が最後の一人ですよ」

 

「了解」

 

先生に呼ばれて雄二が席を立つ。

ゆっくりと教団に歩み寄るその姿にはいつものふざけた雰囲気は見られず、クラスの代表としてふさわしい貫禄を身にまとっているように思えた。

 

「代表の坂本雄二だ。 俺の事は坂本とでも代表とでも隙に呼んでくれ」

 

「さて、皆にひとつ聞きたい。 この教室をよく見てくれ。」

 

皆、周りの様子を確認する。そして雄二の視線は教室内の各所に移りだす。

 

 

古く汚れた座布団

 

薄汚れたちゃぶ台

 

完全に腐り、カビやキノコが生えた畳

 

 

 

「・・・不満はないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「大有りじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」

 

「だろう? 俺だってこの現状は大いに不満だ。代表として問題意識を抱えている」

 

「そうだそうだ!」

 

「学費がいくら安いからってこんな設備はあんまりだ! 改善を要求する!」

 

「そもそもAクラスだって同じ学費だろ? あまりに差が大きすぎる!」

 

堰を切ったように次々と不満の声が上がる・・・。

 

「みんなの意見はもっともだ。 そこでこれは代表としての提案だが・・・」

 

これから戦友となる仲間たちに野性味満点のえがおを見せ、

 

「FクラスはAクラスに「試召戦争」を仕掛けたいと思う」

 

 

 

Fクラス代表坂本雄二は戦争の引き金を引いた。

これがFクラスの試召戦争、そして異世界を越えてのロックマン達の戦いの始まりである。

 

 

 

一方、廊下で会話した後のライブメタル達は・・・

 

『Aクラスに勝つ策か・・・ どれほどの物か見ものだな・・・』

 

『モデルZはどうなると思うの?』

 

『拙者も気になるでござるな。』

 

『オレはFクラス勝利に賭けるぜ!』

 

『拙者もFクラスの勝利を信じるでござる!』

 

『あら?忘れていない? あそこにはモデルHとヘリオスがいるんだけど?』

 

『ならモデルLはAクラスが勝つと思っているのか?』

 

かく言うモデルZもAクラスが勝つと予想しているのだが・・・

 

『私はどっちかっていうと・・・』

 

モデルLの予想を聞いて皆は・・・・・

 

『モデルL・・・』

 

『何よ、みんな?』

 

『オマエ、本気でこうなると思ってんのか?』

 

『拙者もこんな結末は無いと思うでござるが・・・』

 

『少なくとも両クラス共にに丸く収まる展開ではあるな。 というか、遺恨を残さないようにするならこれ以上の結果はない・・・』

 




次の話で試召戦争を始めたいのですが・・・

まあ、行けるかどうか楽しみにしていてください!

因みにシャルナクのセリフについてですが、最初はカタカナのみにして、少しずつ漢字を入れて行きたいと思います。
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