バカと双子と二刀流   作:ペンギン太郎

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今回は水着披露回です。
優子にはどんな水着が合うか考えましたが、バカテスのスピンオフを読んでこれがいいなと思い、あれに決めました。


プール 中編 その1

俺達が水着に着替えて、二十分が経過した。

 

「やっぱり女子はまだ着替え終わってないか」

 

「そうみたいだね」

 

「・・・・・・・・・・(コクリ)」

 

「仕方ないだろ。色々と準備に手間取ってるかもしれんからさ」

 

トランクスタイプの水着に着替えた俺達四人はプールサイドで女子が来るのを待っていた。明久とムッツリーニは今にも期待して待っているみたいだが

 

「ムッツリーニ。心の準備はできてる?命にかかわるからね?」

 

「・・・・・・・・・・問題ない。イメージトレーニングを256パターン、昨晩済ませてある」

 

「どれだけ用意してるんだよ」

 

どんなパターンがあるか聞きたいが

 

「・・・・・・・・・・そして256パターンの出血を確認した」

 

「致死率100%じゃないか」

 

「とんだ無駄骨だろうが」

 

「お、誰か来たぞ」

 

不意に雄二が呟き、顔を向けると。更衣室から葉月ちゃんが駆け寄ってくる。

 

「どどどどどうしよう雄二!?あれってスクール水着だよね!?そんなものを着た小学生と遊んでいたりしたら逮捕されたりしないかな!?」

 

「・・・・・・・・弁護士を呼んでほしい(ボタボタボタ)」

 

「あのな・・・・・・。お前ら、小学生の水着姿でそこまで取り乱すな」

 

「まさかお前ら、ロリコンじゃないよな?」

 

全くこの調子だとおそらくムッツリーニは姫路さんの水着を見たら噴水の如く鼻血を出してしまいそうで怖いよ

 

「お兄ちゃん達、お待たせですっ」

 

紺のスクール水着を着た葉月ちゃんがこっちに来るが葉月ちゃんは年齢に合わず、不釣り合いな胸を・・・・・・ん?ひょっとして

 

「懲役は二年で済みそうだね」

 

「・・・・・・・・実刑はやむを得ない(ボタボタボタ)」

 

「お前ら、冷静なフリしてるだけだろ」

 

「っていうか、あれどうみたって中にパッドか何かをしてるだろ。あれはおそらくー」

 

「こ、こら葉月っ!お姉ちゃんのソレ、勝手に持っていったらダメでしょ!返しなさいっ!」

 

やっぱり、アレは島田さんが持ってきた物だったか。

 

「・・・・・・・・パッド」

 

「ほえっ?」

 

ボソリと呟くムッツリーニの言葉を聞き。葉月ちゃんに視線を送ると、お腹が膨らんでいた。

 

「あぅ。ずれちゃいました」

 

葉月ちゃんが水着の中をゴソゴソといじると中からは予想通り、パッドが出てきたのであった。

 

「ん?ってことは、美波が返しなさいって言っていたのは、葉月ちゃんがつけている胸パッー」

 

「この一撃に、ウチの全てをかけるわ・・・・・・!」

 

「だ、ダメだよ美波!その一撃は僕の記憶どころか存在まで消しかねないから!」

 

「ほら島田さん落ち着いて。明久は何も悪いことはしてないだろ」

 

俺は明久と島田さんの間に入り、何とか落ち着かせると

 

「そうよ島田さん。せっかくのプールだからそういうのはやめましょう」

 

「ん?あぁ、優子か」

 

「・・・・・・メ、メチャメチャ似合ってるよ木下さん(ボタボタ)」

 

「あ、ありがとう・・・・・・。褒めてくれて(////)」

 

明久が思わず漏らした言葉を聞いた優子は顔を赤くし、モジモジしている。本当そういったしぐさも可愛らしいからますます見惚れてしまうよ。

 

「うぅぅ・・・・・・。折角用意したのに・・・・・・。葉月のバカ・・・・・・。」

 

島田さんが着ている水着はスポーツタイプのセパレートで、どっちかっていうとビーチバレーの選手みたいだ

 

「な、何よ。やっぱりこの格好、どこか変なの・・・・・・?」

 

「い、いや。そんなことないよ!その、すごく似合ってるよ!」

 

「え・・・・・・?アキ。それ、本当・・・・・・?」

 

「う、うん・・・・・・。手も脚も胸もバストもほっそりとしていて、凄く綺麗だと足の親指が踏み抜かれたように痛いぃぃっ!」

 

「今、ウチの胸が小さいって二回言わなかった?」

 

おいおい明久。そこで余計な一言を言わなければよかったのに

まぁ明久の言う通り。島田さんは顔立ちが良く、手足がほっそりとして胸の不足部分を補っているから魅力的だ。

 

「島田、そう怒るな。明久は口ではああ言ってるが、明らかにお前の水着姿を意識してるぞ」

 

「ゆ、雄二!何言ってるのさ!僕は別に動揺してなんか・・・・・・っ!」

 

「あ。そ、そうなの・・・・・・。もう、アキってば素直に言えばいいのに・・・・・・バカ」

 

島田さんは顔を赤らめ、照れている中。明久は覚悟を決め、思った事を口にする。

 

「美波の胸、小さいね」

 

「アンタの目を潰すわ」

 

火に油を注ぎやがったよあのバカ

 

「ね、ねぇ斗真?」

 

「ん?どうした優子?」

 

「アタシの水着どうかな?(////)」

 

優子は青のビキニを身に纏っており。島田さん程じゃないがウエストが細く、魅力的に見える。

 

「ま、まぁ俺も明久達と同じで、似合っていると思うよ。ずっと見ていたいくらいだ」

 

「・・・・・・バ、バカ。恥ずかしいこと言わないでよ!(////)」

 

「別におかしくないだろ。自分の彼女の水着を褒めるのはそんなおかしいことじゃー」

 

「ぐああああっ!目が、目があっ‼」

 

雄二の悲鳴が聞こえたので振り向くと、そこには指をチョキにした霧島さんと目を突かれて悶絶している雄二がいる。

霧島さんは白のビキニに水着用のミニスカートを組み合わせていて、尚且つスタイルが良く魅力的だ。

 

「凄いわ・・・・・・。坂本の目を潰す仕草まで綺麗だなんて・・・・・・」

 

「うん・・・・・・。あの姿を見られるのなら、雄二の目なんて惜しくないね」

 

「そりゃお前らには実害がないからな!」

 

「代表・・・・・・」

 

「霧島さん、どうして雄二の目を突いたんだ?」

 

「・・・・・・雄二に他の女子を見てほしくないから」

 

「それはちょっと無理がある気がするが。でも雄二だって霧島さんの水着姿に見惚れてたからさ。そこまでする必要はなかったんじゃないかな」

 

「・・・・・・そう?」

 

「そうだよ。だって霧島さんは綺麗だし、俺も思わず見惚れてしまいそうイダダダダ!」

 

「ちょっと斗真。それってどういう意味かしら!?」

 

霧島さんを褒めてる最中に優子に耳を引っ張られる。どうやら俺が霧島さんに見惚れているのにヤキモチを焼いてしまったようだ。

 

「お、落ち着けよ優子。俺は雄二をフォローしてるだけで、別に霧島さんにデレデレしてる訳じゃないから」

 

「だったら何でアタシより顔を赤らめてるのよ!?」

 

「えっ?いや、それは何て言うか・・・・・・」

 

「ふん!もう知らない!」

 

「ゆ、優子。そんな怒るなよ」

 

あ~。こりゃ、完全に怒らせてしまったな。こうなった以上、どうしようか。

 

「はぁっ、どうすればいいかわかるかムッツリーニ?」

 

ムッツリーニに聞こうとすると目の前にはムッツリーニが大量の鼻血を出して横たわっていた。

 

「って!一体何があったんだ。ムッツリーニ!?」

 

「ムッツリーニ!しっかりしてよ!」

 

俺と明久がムッツリーニに近づくと

 

「・・・・・・・・・・すまない明久、斗真」

 

「おい!何がどうなってるんだよ!」

 

「・・・・・・・・・・先に、逝く・・・・・・(バタッ)」

 

ムッツリーニはその場で気を失ってしまった

 

「一体誰がムッツリーニを・・・・・・!」

 

「畜生!誰がムッツリーニをこんな目に遭わせたんだ!」

 

ムッツリーニが向いていた方向を見てみると

 

「す、すいません。ちょっと背中の紐を結ぶのに時間が掛かっちゃって(ブルンブルン)」

 

ブハァッ!

 

 俺達の目の前にはピンクのビキニにパレオを身に纏う姫路さんがおり。その大きな胸を揺らしながら来る様を見た俺と明久はその場で鼻血を出し

 

「こ、これは・・・・・・生物兵器・・・・・・かっ!?」

 

「い、いや。・・・・・・現世の・・・・・・アフロディーテ・・・・・・だっ!」

 

バタッ

 

その場で倒れてしまった。

 

「あ、明久君、東條君。どうしたんですか!?」

 

姫路さんが明久のもとへ行き、それを見た島田さんと優子はというと

 

「アタシ・・・・・・力が正義だって事がよく分かったわ。そして、それがどれ程憎いのかを・・・・・・」

 

「Worauf fur einem Standard hat Gott jene unterschieden,die haden,und jene. Die nicht haben!?Was war fur mich ungenugend!(神様は何を基準に、持つ人と持たざる人を区別しているの!?ウチに何が足りないっていうのよ!)」

 

 優子はその場で打ちひしがれて、島田さんはショックのあまりドイツ語で話している。

 

「な、何だ?・・・・・・何が起きてるんだ・・・・・・?」

 

 雄二は声の発生源へ歩み寄るが

 

「・・・・・・雄二は見ちゃダメ(ブスッ)」

 

「ぐあぁぁっ!またか!?またなのか!?」

 

「ふわぁ・・・・・・。お姉さんのお胸、凄いです・・・・・・」

 

 少し離れた場所では、雄二の悲鳴が聞こえ、葉月ちゃんが姫路さんの胸を見て驚きの声を挙げていた。

 

 

 

 数分後

 

 

「さて、後は秀吉だけか」

 

 先程復活した俺は最後であろう秀吉を待っている。

秀吉は男子更衣室でも女子更衣室でもなく校舎で着替えている為、ここまで来るのに時間が掛かるみたいだ。

 

「・・・・・・・・・・秀吉はトランクスタイプ・・・・・・」

 

ムッツリーニが寂しそうに言っているが、別に秀吉が男物を着るのはおかしくないし当然なことなんだが。

 

「バカなお兄ちゃん。どうしてそんなに哀しそうな顔をしているの?」

 

「心配かけてごめんね葉月ちゃん。ちょっと寂しくなっちゃっただけなんだ。気にしないで」

 

「そうよ葉月。アキの事なんて心配するだけバカらしいから、気にしなくてー」

 

島田さんが話してる途中、何かを見て絶句した。

 

「待たせてすまぬ。着替えはさほど手間取らんかったのじゃが、いかんせん校舎からプールまでが遠くての」

秀吉が来たらしく。見てみるとそこにはーーえ?

 

☆● ▼■♪◎×(ううん。そんなに待ってないよ秀吉)

 

「落ち着け明久。ここは地球だぞ」

 

「ちょっと待て秀吉。それは女物の水着だぞ」

 

「な、なんじゃと!?」

 

秀吉が着ているのはトランクスタイプなんだが、女物らしく上を着ているのだ。

 

「き、木下・・・・・・!アンタ、どこまでウチらの邪魔をしたら気が済むの・・・・・・!」

 

「木下君は卑怯です・・・・・・!トランクスだなんて私達を油断させておいて、最後の最後に裏切るなんて・・・・・・!」

 

島田さんと同じスポーツタイプで、上に張り付くようなショートタンクトップを着て、下には飾り気のない普通のパンツ。そして、その上にショートパンツのようなズボンを、一番上のボタンを外した状態で重ねている。

正真正銘トランクスタイプなんだがどこからどう見ても女物だ。

 

「秀吉!やっぱり秀吉は僕らの気持ちを察してくれていたんだね!」

 

「・・・・・・・・・・永遠の友情と劣情をその水着に誓う」

 

「何でそこで女物の水着を着るんだよ秀吉」

 

「ち、違うのじゃ!ワシは本当に男物を買った筈なのじゃ!きちんと店員にも『普通のトランクスタイプが欲しい』と言ったのじゃぞ!」

 

「多分、その店員さんは勘違いしたんでしょうね・・・・・・。何も知らずに木下君に『トランクスタイプの水着が欲しい』なんて言われたら」

 

「・・・・・・そうね。ウチでも間違いなくそんな感じの水着を勧めるわ」

 

「そ、そうじゃったのか・・・・・・。ワシも少しおかしいとは思ったのじゃ。何ゆえ男物の水着に上があるのじゃろうかと・・・・・・。」

 

「普通は上がある時点で女物だと気付くんだけどな」

 

すると

 

「ひ~で~よ~し~。ちょっといいかしら?」

 

俺の隣にいた優子が怖い笑みを浮かべながら秀吉の腕を掴む。って、マズい!

 

「ま、待て優子!秀吉は悪気があってその水着を着た訳じゃないんだ!だからここで秀吉にお仕置きは止すんだ!」

 

俺は優子を羽交い絞めにして抑える。

 

「離して斗真!ここで秀吉にお仕置きをしないといけないんだから!」

 

「だ、だからって、闇雲に関節技を掛けるのはやめておけー」

 

ムニュッ

 

「あっ」

 

咄嗟に優子を抑えるつもりが、優子の胸を触ってしまった。そして優子の顔は段々赤くなっていき

 

「・・・・・・と、斗真・・・・・・え、エッチィィィ!!」

 

バチン!!

 

「ぐはぁっ!」

 

俺は優子の強烈なビンタを浴びてしまい、その場で倒れてしまった。

 

「と、斗真!しっかりするのじゃ!」

 

「斗真!羨ましーじゃなかった。しっかりして!」

 

「・・・・・・・・・・殺したい程妬ましい・・・・・・」

 

俺達がそんなやりとりをしている中、雄二はというと

 

「・・・・・・雄二。目、大丈夫?」

 

「ん?ああ。大丈夫だ翔子。大分見えるようになってきた。だが、心配するなら目潰しなんかー」

 

「・・・・・・それなら、もう一度(ブスッ)」

 

「さ、三度目!?お前俺に何か恨みでもあるのか!?」

 

「・・・・・・ここには雄二に見せられない物が多すぎる」

 

霧島さん。それ以上やると雄二はプールじゃなくて病院に入りそうになるんですけど。




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