オリジンチェイン「始まりの連鎖」   作:大2000

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プロローグ・共通

【物語には、いつもヒーロー(正義)が居た。ヴィラン(悪役)も居るでも、人は何時も傲慢だ。

それを今、この瞬間、我々が開けた箱が希望に満ちたパンドラの箱だと理解出来るまで

彼女の言葉は、我々に届かないだろう。【人間は、興味心で禁忌を侵す】

 

 森の中のいつも一人の黒いドレスの少女は、楽しそうに何時も我々に語りかけてくる。

今回の彼女の語る物語は、何時も希望に満ちていた。

光輝く始まりの巨人が居たこと、人々の自由の為に戦う風の仮面の戦士の罪、明日のために5人のレンジャーが駆け抜けた痕跡をそして、紡いできた歴史と未来を語る。

そして、今しかないと我々が再び問う。「やっぱり教えてくれ!何故、世界はこうなった」

悲鳴を上げる様に細い声で希望にすがるように問う。

今までは、未だ答えは帰ってこないだが、今日は違った。

「いいよ、教えてあげる‥‥でもそれは、君の望む物‥‥‥‥いや物語ではないよ」

少女は、無機質な表情で淡々と語り始めた。

 

【それの始まりは、鏡‥‥いや合わせ鏡のような実験だった】

何の話をしているんだ。声が出ない思考だけが、頭を駆け巡る。

【それは、正確には鏡じゃなかった。写っているのは、可能性【IF】だった】

ワカラナイ

【そして、厄災の扉を自らの手で開けた】

意味がワカラナイ

【世界の一部が重なり合うまで、それは知覚されなかったわ】

何を言ってイル・・・

【始まりいや初期症状は、記憶混同と物の入れ替わりだった】

そして彼女は、意味深な笑みを浮かべて語る

【それがやがては、物質変換へそして・・・世界が変わったのよ】

そして、空を見上げて何かを、見つめ金色の瞳と黒い笑みを浮かべる。

 

モニター画面に島が映る。宇宙(そら)からの監視映像でほぼ遅延が無いリアルタイムの映像だ。

会議室の中央の空中に映像が投影され、それぞれ制服が違う何人かが、会議している。

日本の国旗のバッチを首元に付けた初老の軍人が担当者に話しかける。

「エリア・ゼロの状況は?」

「変わりありません、ですが先の接触により対象A-01がどの様な事をしてくるか解らないのが本音です」

最後は、苦虫を嚙み潰したような顔して話す担当者

「では、何もわからないと?それ「そうでは、ありません」

言葉を遮り強く否定する。

「今までにない位安定しております、それに「それは、自称専門家の話ではないのか?」

鬱積(うっせき)して、相手の揚げ足取りをする。

たじろぐが息を整えて胸を張って言う担当者

「いいえこれは、先の接触の帰還者から、そして今までに取れたデータと他のエリアと比較して明らかに安定しています」

考え込む軍人、納得をして話し出す。

「解った、私の方はもう良い、次の国の方どうぞ」

 

そして姿が消える。姿を映していたプレートの接続が切れたのだ。

 

 フェイスマスク型のVRマスクを外すと丁度良いタイミングで部屋がノックされる。

「どうぞ」

椅子に座り直しそちらに顔を向ける。

「お疲れ様です」

其処には、彼の部下が笑顔で何時ものコーヒーを持って部屋に入って来る。

「あ~そうだな」

バツが悪そうに反応が悪い返事をする。

「どうしたんですか?あ~何時ものですか!」

ハッとした顔してコーヒーを渡してくる。

「ありがとう‥‥あれで、態度が良かったのかな?と思ってな」

少し溜息混じりに言うと貰ったコーヒーを飲む

「いつも後悔ばかりですね」

またか!と上官を見る。

「んっ!何だその顔は!おっと」動揺して飲み物をこぼしそうになる。

「普段は、渋くてカッコイイのに、いつも会議になると眉間に皺が寄ってるって男女共に隊員が噂してますよ」

「マジか!・・・」驚き考え込むが世間話はここまで、話を戻す。

「そんなことは、どうでもいい話だ。所で進行状況どうなっている」

部下が厳しい状況を語りかけてくる。

「画面をご覧ください」

ディスプレイを起動される。

映った映像を見って二人とも厳しい顔する。

「ここ数年間、森の浸食範囲は、拡大していませんが範囲内の島々に特異生物の生息が確認されました」

映像に映る範囲が更に拡がるシルエットとAIによる字幕が表示される。

『エリア:ゼロ(旧日本国:旧沖縄県)』[既存動植物:0%][浸食植物:100%][新生生物:25~35%][周辺浸食:0%]

そして、調査ドローンがある人物を映した画像を画面に表示する。

黒づくめドレスに、黒い髪、金色の瞳に三日月のような笑みを浮かべている少女が写し出される。

「これ、光学迷彩付きだろ?見ているよなこっちをいや正確にはカメラの向こうの我々をかな?」

部下も初めて見るのか息を吞むのが解り言葉を掛ける。

「落ち着けこれくらいの事で、動揺するな」

「・・・ハ、ハイ改めて、対象A-01は、敵対行動は我々の過剰干渉よるものです、森の浸食が止まったのも関連性が不明ですが、新生生物は、関連が無い物と思います」

「何故だ、あの森で生まれたのだろう?」

不思議そうな顔して、質問する。

「新生生物の1体が対象に敵対行動して、消滅しました、その後、新生生物は対象を避けております」

ハッキリと答えを返す。

「彼女は・・・世界に何を望むのだろうな」

「それは・・・誰もいえ彼女本人でさえ解らないのかもしれません」

モニターを見つめるが答えは、帰ってこない。




大丈夫かな?これ作者は、鉄製豆腐メンタルです。

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