丁度ジョーカーができる日に教室で先生の話があった。
因みにリュウが転校生がいるっていう情報は一部にしか流れていない。流石に学習したのだろう
「まず言わなくちゃいけないのだけどこのクラスに転校生が来ます」
「ただちょっと遅れているみたいで……」
その時、外から「ヴォォォォ…!」というジェット機特有の音がした。
「うわっ!」
(てかクッソうるせえな!)
「何、何なのこの音?」
隣にいたアミも同様に驚いていた。因みにリュウは原作どうりくそビビっていた
「あれって窓の方から聞こえない……?段々音が大きくなっているんだけど……!」
ちらっと窓の方に目を向けたら黒い豆粒のようなものがこっちに来ていた。
それに気付いた俺達はみんなこぞって窓に近付いていた
「あれは……ジェット機!?」
そしてそれは校舎にぶつかる直前で宙返りをしてウチのクラスの教室の前でホバリングを始めた。
そしてそのジェット機の後ろのコックピットから出てきたのは海道ジン……ではなく女の子が出てきた。
「……誰?」
何となくだが、俺のことをじっと見ている気がした。
──放課後──
その後、何事もなく授業が終わり、放課後になった。
「へー、『海道リン』っていうのかあの転校生」
「……それがクールっていうか、ちょっと変わっているのよね……」
「先生が自己紹介しろって言っても「別に話すことはありません」だし、先生も困っちゃったみたい」
「話のきっかけに「LBXやるの?」って声をかけてもさっぱり……」
「あれ……でも昼休みにバン君……リンさんに呼ばれてた……」
「え、そうなの?」
実は原作とは違い、昼休みにリンに屋上に来るように呼ばれていた。
(ミカ……お前余計なことを言うんじゃねぇよ……)
「まあ……リンに呼ばれたけど……」
「『リン』って……あなた達知り合いだったの?」
「そんで、何の話をしていたんだ?」
「いや、屋上に呼ばれた後リンに「私の事覚えている?」って……」
ぶっちゃけ全く覚えていない。そもそもあんな一部白髪で目に茶色のカラコン(?)入れている奴は今まで見たことがない。
「……私には興味ないだけなのかしら」
「それで今日はブルーキャッツに行くのか?」
「ええ、アングラビシダスの情報を聞かないといけないもんね」
「ああ、そうだな……」
チラッと窓側を見るが、リンがこちらをジーッと見ている。
(めっちゃこっち見てる……)
何となくちょっと怖いので早めにブルーキャッツに行くことにした
──ブルーキャッツ──
「それでアングラビシダスのことだな?」
「はい、そうです」
アミがレックスに聞くが、なんでエンジェルスターの時は調べていたのにこういう時は調べないんだと思う。
「…アンリミテッドレギュレーション」
「!それってつまり……」
「どんな攻撃方法も許されるルール無用のLBX大会、それがアングラビシダスだ」
「この大会に参加するのは情け容赦のない強者ばかりの生きるか死ぬかの戦いだ」
更に今回の大会は何故か特別だ。
「しかも次の大会はちょっと特別でアルテミスへの特別出場枠が与えられるんだ」
「アルテミスの特別枠!?」
「そうだ。その特別出場枠を狙って更に激しいバトルが行われるだろう」
「恐らく、イノベーターの目的はバンをそこに参加させてどさくさに紛れてバンのLBXを破壊する事だ」
「罠ってことか…」
アミとカズはバンがアングラビシダスの常連とは知らない。
(まぁ、多分大丈夫だと思うけどな……)
アルテミスの時とは違ってイノベーターの刺客は一人だけだし、既に過去にアングラビシダスを優勝したりしているし、何より三対一だがエンジェルスターで神谷コウスケとの戦いを生き抜いたので何とかなると思っている。
「きっと奴らも強いLBXを送り込んでくるに違いないわ」
「……これが神谷コウスケレベルのプレイヤーだと勝てる自信がないんだけど」
その言葉に敏感に反応したのはレックスだった。
「何!?お前らエンジェルスターでそんなことをしていたのか!?」
「え、そうだけど……どうかしたんですか?」
「神谷コウスケは神谷財閥の神谷藤五郎の子供で天才LBXプレイヤーとして有名なんだ」
「神谷コウスケと良い勝負が出来るんだったら意外と何とかなるかもな」
「次のアングラビシダスは一週間後だからキチンと練習しとけよ」
今週の日曜日に開催されるという事になる。
「一週間後!?なら早速キタジマで練習しに行かないと!」
「そうだな、バン、早く行くぞ!」
「え、ちょっと、もういくの!?」
そのまま三人はブルーキャッツから出ていってしまった。
「……あいつらはどこで開催するのか知っているのか?」
そしてバンを除く二人は大人の話を最後まで聞かなかった事で当日、痛い目を見ることになるのはこの時二人は知らない……
最初は普通にジン君でいくつもりでしたが、何かリンになっていたのでそのままいこうとなってこうなりました。
後悔はしていない