原作を半分無視して進めるダンボール戦機   作:ノヴゴロト

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 仙道ってよくシスコンでいじられてるけど、実際に小さい時のキヨカを出してるのってなかなかないよね?


仙道兄弟の関係

 ジョーカー(命名·ジョーカーMk2)を作ってからアングラビシダスが始まるこの日までアーマーフレームの特性に慣れるように練習をしていた。今日はそのアングラビシダス当日だ。

 

ちなみに今は郷田先輩と仙道先輩のゲーセンの縄張りの取り合いがあるはずなのでゲーセンの中でスタンバイしている。

 

……本来いないはずのミカと仙道先輩の妹「仙道キヨカ」と一緒に喫煙所で座っているが

 

 

「バン君……タバコは吸っちゃダメ……」

 

 

ミカについては偶々ゲーセンに寄ったらバンがタバコを吸っていたので注意しに行ったらいつの間にかそこに居座っていた。

 

しかし、バンは前世ではよくご飯代わりにタバコを吸っているくらい好き(その時は一日の平均5~6本)なので生まれ変わってもなかなか辞めようと思わない。

 

 

「でもバンお兄ちゃん果物の匂いがしていい匂いだよ~?」

 

 

バンの膝の上にいたキヨカちゃんがミカに言った。まぁ、バンが今吸っているのはお気に入りのラズベリーの香りがするタバコなのである意味間違ってないが 

 

 

「……でも何でキヨカちゃんはバン君と一緒に喫煙所にいるの?」

 

「バンお兄ちゃんがお兄ちゃんが今日ここに来るって言ったからなの!」

 

「お、お兄ちゃんか……」

 

 

ミカがさっきから犯罪者を見るような目で見てきた気がするが気のせいだろう。

 

 

「あっ、そうだ。キヨカちゃんはもうすぐ誕生日だろ?誕生日プレゼントを持ってきたんだよ」

 

「ほんとぉ~?ほしいほしい!」

 

 

キヨカちゃんはバンからキヨカちゃんの髪の色をテーマにした紫色のレースで繰るんである箱をその場で開けるとキリカちゃんは驚いていた。

 

 

「わぁ~、お兄ちゃんのとお揃いのだ!」

 

 

その中身は仙道とお揃いのCCMとLBXだ。(仙道のジョーカーはABSだが、これはFRP素材)

 

 

「……これ『箱の中の魔術師』のLBXと一緒なの……?」

 

「そうだよ。中身はちょっと違うけどね」

 

 

主にCPUやらの特性とかも違う。仙道のジョーカーに入っているCPUは小回りが効くタイプだが、キヨカちゃんに渡したジョーカーはバンと同じCPUを使っているのだ。

 

 

「~♪」

 

 

キヨカちゃんはタバコを吸っているバンの膝の上から立ち上がり、ジョーカーを動かそうとしていた。

 

 

「バンお兄ちゃん、これどうやって動かすの?」

 

「これはね、ここをこうやって……」

 

 

暫くキヨカちゃんと戯れているとゲーセンの自動ドアから仙道先輩が入ってきた。

 

 

「あれって……箱の中の魔術師……なんでここに?」

 

 

その後すぐにまた自動ドアが開いた。今度は郷田先輩とその三人衆がやって来た。

 

 

「郷田さんも……」

 

「今日はゲーセンの縄張りを決める日なんだってさ。こんな大会当日によくこんなことをするねぇ」

 

 

因みに仙道先輩と郷田先輩の喧嘩の声は喫煙所まで聞こえてくる。

 

 

「あ、お兄ちゃんだ!」

 

 

さっきまでずっとCCMを操作していたキヨカちゃんは仙道先輩の事に気付いたらしく、CCMとジョーカーを持って先輩の元に走り出した。

 

 

「おにーちゃーん!」

 

「お前らの……ってキリカ!?どうしてここに!?てかなんで喫煙所から!?」

 

 

仙道先輩が驚いていたが、キヨカは手に持っているジョーカーを自慢したかったらしく、向かいながら話している。

 

 

「見てみて!これバンお兄ちゃんから……痛!!」

 

 

そのまま両手に持ちながら走ってきたので、床にあったコードに足を引っ掛けて転んでしまった。

 

 

「キリカ!大丈夫か!?」

 

 

仙道先輩は喧嘩の事など忘れ去り、キヨカの所へ走った。

 

 

「お兄ちゃん!これバンお兄ちゃんに誕生日プレゼントで貰ったの!」

 

 

幸いキヨカちゃんには怪我は無いようで安心していた。

 

 

「キヨカちゃん、大丈夫?」

 

「バンお兄ちゃん、キリカは大丈夫です」

 

「山野バン!?お前またキヨカに変なことしたのか!?てゆうかタバコ臭!」

 

 

実は結構前から知り合いで、仙道先輩は何故か俺に対して警戒をしている。

 

 

「違うのお兄ちゃん!バンお兄ちゃんに誕生日プレゼント貰ったの。みて!」

 

 

キヨカちゃんはバンから貰ったジョーカーを仙道先輩に見せた。

 

 

「……俺とお揃いじゃねえか」

 

 

それを見た仙道先輩は少し嬉しそうな顔をしていた。それを見ている郷田先輩達は少し意外そうに見ていた。

 

 

「バン、お前コイツと知り合いだったのか……」

 

 

そうこうしているうちにアミとカズがゲーセンに入ってきた。

 

 

「バン!?あなたここにいたの!?もうすぐ大会が始まっちゃうわよ!」

 

「ああ、ごめん。すぐ行くよ。じゃあまたねキヨカちゃん」

 

「うん!こんどバンお兄ちゃんから貰ったLBXてバトルする!」

 

「ははは、そう言ってくれると嬉しいよ」

 

 

まあ、また会場で会うことになるが。そう言って仙道先輩と郷田先輩達と別れてブルーキャッツに向かった

 

 

「そいえば聞きたいことがあるんだけど、バン、あの子は誰だ?」

 

「カズは知らなかったね。仙道ダイキの妹だよ」

 

「仙道ダイキだって!?」

 

「カズ、知ってるの?」

 

「ああ、ミソラ一中を仕切っているヤツだ。郷田とはずっと張り合っているんだ」

 

「そして別名『箱の中の魔術師』!変幻自在なバトルを仕掛けることで有名なヤツだ」

 

「ただのシスコンに見えるけど……」

 

「流石にそこまでは知らねえよ……」

 

(まあシスコンだからな)

 

 

本人の目の前で話すと間違いなく怒られるが

 

 

(でもキリカちゃんもお兄ちゃんのことが好きだから良い関係だと思うけどなぁ……)

 

 

実際現実では兄弟の仲が悪いっていうのが多いと思うのでこっちの方が全然マシだと思うが……

 

そうこうしているうちに時間はやって来て、レックスの最初の話が始まり、アングラビシダスが開幕した。

 

 




やっぱこのくらいの年までは可愛いんだよなあ……中学生になると途端にクソガキになるからこのままでいてくれ……(切実
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