鈴音が学園に来た次の日の朝
「ねぇ、知ってる?隣の2組に転入生が来たんだって」
「知ってるわよ、しかもその子って中国の代表候補生なんでしょ?」
SHR前にクラスの女子達が話してる内容を聞いていた一夏はある事を考えていた。
(中国か……そういや、
「ん?どうしたんだ?一夏」
「いや、中国から来た子の事が気になってな……」
考え事をしていた一夏は箒の質問に返答した。
「ふん!そんな事を考えている暇が今のお前にあるのか!」
「所詮、このイギリスの代表候補生の私がいるから慌てて学園に来たのですわ」
「そんな事を考えてるよりもクラス代表対抗戦の事を気にした方がいいぞ」
「そうそう、専用機を持ってるのは1組と4組だけみたいだけど、4組の子は専用機で出場しないみたいだよ」
3人が話してると近くにいたクラスメイトが話しかけてきた。
「そうだよ、2組と3組の代表は専用機じゃないからウチのクラスの優勝は決まりだよっ!」
「それは、どうかしら?」
皆が話してると教室の入り口にもたれている茶髪のツインテールの少女がいたが一夏は見覚えがあった。
「お前……もしかして……鈴か?……」
「えぇ、そうよ中国の代表候補生 凰・鈴音 そして2組のクラス代表よ。久し振りね一夏」
「あぁ、久し振りだな鈴 まさかこんな所で会えるなんて……」
「それはコッチのセリフよ……それよりも2人目の男性操縦者が見つかって……それが……
「あ、あぁ武昭なら……あっ……鈴、後ろ……」
「後ろって……武……昭……?」
〔はい……確かに武昭ですけど……
一夏に言われた鈴が後ろを向くと武昭と本音がいた。
「え?……ハ、ハハハ……武昭……何、変な事を言ってるのよ?……私よ……凰鈴音よ?」
〔凰……鈴音……?あぁ、貴女が中国の代表候補生の鳳鈴音さんでしたか……
「ねぇ……武昭……そんな冗談はやめて……昔みたく
「ダメだよ、今のあきっちは体が不自由なんだから」
鈴が武昭に詰め寄ろうとしたが本音が間に入って止めた。
「誰よアンタ?私は今武昭と話してるのよ!邪魔しないで!!」
「あきっちの知り合いかもしれないけど、危害をくわえようとするなら私が相手をするよ」
2人が睨みあってる時だった。
「おい」
「誰よ?邪魔をしないで……って……ち、千冬……さん」
鈴が声のした方を見ると千冬が立っていた。
「学園では織斑先生だ、それよりも鳳 SHRが始まるから自分のクラスに戻るんだ」
「は、はい……分かりました……そうだ!武昭!一夏!後で話を聞かせてもらうわよ!!」
鈴は2人にそういうと自分のクラスに戻った。
「ふぅ、2人も早く自分の席に着くんだ」
「はい、分かりました』
〔分かりました……織斑先生……座る前に1つだけ聞きたいんですけど……〕
「聞きたい事は分かる……凰も村雨の幼馴染だ……詳しい事は後で織斑にでも聞くんだ」
〔ありがとうございました〕
(凰……出来る事なら……武昭の事にはあまり触れないでやってくれ……)
千冬は武昭と鈴の事を考えながら授業を開始した。
この小説では鈴の性格は少し柔らかくしています。