転生者は友が多い   作:北方守護

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閑話 その2

束がIS学園に来て武昭への治療?を行った次の日の朝……

 

「ねぇ、カンちゃん……あきっち……いつになったら目を覚ますのかなぁ……」

 

「本音……大丈夫だよ……必ず武昭は目を覚ますよ……」

医務室に本音と簪が見舞いに来ていた。

 

「あっ、なんだ見ないと思ったら先に2人が来てたんだ」

2人が武昭を見てると鈴が入ってきた。

 

「やっぱり武昭はまだ?……そう……全く武昭は本当に昔から無茶ばかりするんだから……」

鈴は2人の反応から状況を察すると近くにあった椅子に座った。

 

「前に聞いたけど……鈴が武昭の事を気にする様になったのって

イジメられてたのを助けてもらったからだよね?」

 

「えぇ、私は小学4年生の時に日本に転校してきてクラスの男の子達にイジメられてたの……

それを助けてくれたのが武昭だったわ……」

 

「ふーん……それからリーリーはあきっちの事が好きなんだ〜」

本音がそう言うと鈴は顔を赤くした。


医務室で3人が話してる時……

 

〈アニキ!二度とこんな真似をするんじゃねぇぞ!!〉

どこか周りが暗い空間で武昭が正座をしながら赤い短髪で鳥の羽を模した武闘着を纏った少女に怒られていた。

 

「あぁ、分かったよアバル……」

 

〈お待ちください、マスター……それを言うならばアバル、貴女も同じですよ〉

武昭が反省してるとアバルの横に肩までの長さの緑と黒が混ざった髪に蛇の髪飾りをつけている亀甲模様の着物を着た少女が立っていた。

 

〈ど、どう言う事だよ?……セ(・)ル(・)テ(・)ス(・)〉

 

〈どういう事かは貴方自身が一番知ってるのでは有りませんか?〉

セルテスと言われた少女はアバルに詰め寄ったが武昭が止めた。

 

「セルテス、確かにアバルは俺の考えに乗ったけどな、一番悪いのは俺だからアバルは許してやってくれ」

 

〈マスター……ですが……〈諦めた方が良いよセルテス〉〈そうそう武昭は昔っからそうなんだから〉貴女達……〉

セルテスの右側に白髪のポニーテールで虎柄のワンピースを着た少女(アブネル)、左側に蒼髪のツインテールで龍の鱗を模したパンツスーツを着た少女(マァガル)がそれぞれ立っていた。

 

「アブネムにマァガルか……お前達も俺に何かを言いに来たのか?」

 

〈ううん……私達が来たのはそうじゃないよ……〉

 

〈そっ、私とアブネルが来たのは違う理由……武昭に何でも1人で背負おうとしないでくださいって事を言いに来たの〉

マァガルは武昭の前に座ると真っ直ぐに見据えた。

 

〈武昭が無理をするのは私達が一番知ってるわ……だけどね、だからって何でも1人でやろうとしないで……〉

 

〈うん……武昭さんには……私達が居る……だから……〉

アブネルは武昭の右手を両手で優しく握ったが、その手からは強い思いを感じた。

 

「アブネル……ありがとうな……それにマァガル、セルテス、アバル……皆もありがとう……こんな俺に……」

 

〈マスター……自分を卑下してはダメです……私達はマスターの為にいるのですから……〉

 

〈そうだぜ、アニキ……私達はアニキの力になれる事が嬉しいんだから〉

武昭の周りにいた4人が笑顔を見せると武昭の体が少しずつ輝いていった。

 

「どうやら束さんが俺にナノマシンを使ったみたいだな……皆、俺はまた無茶をする事があるけど……力を貸してくれ……

それに……君(・)も(・)い(・)つ(・)か(・)は(・)俺(・)と(・)共(・)に(・)……」

武昭が姿を消す前に視線を向けた場所には頑丈に鍵が掛けられた扉があった。

 

そのまま武昭は姿を消した……

 

 

 

【ダメだよ……私が出たらお兄ちゃんは……】

扉の中では何者かが自己否定をしていた。




簡単なオリキャラ設定。
アバル
赤い短髪で所々に鳥の羽を模した武闘着を纏った少女。
ユナイトコア朱雀の人格。
武昭の事はアニキと呼ぶ。


セルテス
緑と黒が混ざった肩までの長さの髪で蛇の髪飾りを付けていて亀甲模様の着物を着た少女。
ユナイトコア玄武の人格。
武昭の事はマスターと呼ぶ。

アブネル
白髪のポニーテールで虎柄のワンピースを着た少女。
ユナイトコア白虎の人格。
武昭の事はさん付けで呼ぶ。

マァガル
蒼髪のツインテールで竜の鱗のパンツスーツを着た少女。
ユナイトコア青龍の人格。
武昭の事は呼び捨てで呼ぶ。

?
扉の中に籠っている謎の少女。
ユナイトコア?の人格。
その存在は他の4人は知っているがどんな容姿かは武昭しか知らない。




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