シャルル達が編入してきた日の放課後……
「じゃあ、宜しくね武昭」
「あぁ……宜しくな……シャルル……」
武昭とシャルルが同部屋になっていた。
授業が終わって皆が帰ろうした時、武昭と本音が千冬に連れられて生徒指導室に来ていた。
「織斑先生……俺と本音に……何の用ですか?」
「あぁ、実は学園の方から村雨と布仏に伝える事があってな、今日をもって布仏は村雨との同室を解消してもらう」
「「えっ?」」
「あ、あの、織斑先生……それって、本当なんですか?」
「あぁ、そういう事だから荷物などの移動を「嫌です」ん?」
「嫌です!あきっちは体が不自由なんですよ!?私はお世話も兼ねてるんです!!なんで……」
「布仏の言い分もわかるが、これは学園長からの命なんだ……すまないが部屋を変わってくれ」
千冬が頭を下げて謝罪したのを見て本音は自分が我が儘を言っている事を感じた。
「織斑先生……わかりました、それで私は今度はどこの部屋に行くんですか?」
「次の部屋は更識簪と同室だ。昔馴染みだから特に問題は無いだろう」
「カンちゃんとですか……それじゃ部屋に戻って荷物を片付けます」
「本音……俺も手伝うよ……それに会いたいならいつでも来て良いから……」
「うん……分かったよ、ありがとう、あきっち……」
2人は指導室を出ると寮に向かった。
その後、シャルルが来て同部屋になった。
「そっちのベッドは俺が使ってるから……空いてる方を使ってくれ……」
「うん、分かったよ……ふぅ、そう言えば武昭って、どうしてここにいるの?」
「あぁ……それはちょっとな……フワァ……悪いけど俺は少し……眠らせてもらうよ……」
武昭が眠りに着いたのを確認したシャルルはポケットから生徒手帳を出すと中に挟んでいた写真を見ていた。
「
シャルルは武昭に近づくと頭を撫でた。
「武昭……なんで、こんな風になったかはいつかは話してね……その時には
シャルルは優しく微笑みながら武昭を見ていた。
一方……
「ムゥ〜……なんで私とあきっちが部屋を別にしないといけないの〜」
「それは仕方ないよ。学園から言われたんだから……」
簪の部屋に来た本音はベッドの上で文句を言っていた。
「そうだけど……あ〜あ……寝る前に
本音がある事を言うと簪が肩を掴んできた。
「ねぇ、本音?……武昭の寝顔を見てから寝るって……そんな羨ましい事をしてたの?」
「え?いや、あの、その〜……」
「うん、これは鈴も呼んで詳しく聞かないとダメだねー〈あっ、鈴?私だけどすぐに私の部屋に来て?〉さてと本音」
「は、はい?な、何かな?カンちゃん?」
本音が見た簪の目にはハイライトが無く、それを見て青い顔で震えていた。
「どんな感じだったか……詳しく話してもらうよ?」
それから少しして鈴が部屋に来たが簪から事情を聞くと簪と同じ状態になった鈴は本音に詰め寄っていた。