アリーナでの騒ぎが終わった後、武昭は生徒会室に来ていた。
「すみません楯無さん……来るのが送れました……」
「ううん、武昭君も自分の予定があるから構わないわよ」
「そうですか……「武昭君、何か飲みますか?」虚さん、それじゃアイスティーをお願い出来ますか?」
「はい、少し待っててください」
「それにしても武昭君も、だいぶ言葉が話せる様になってきたわね」
「えぇ……けど
武昭は左手の親指で額をトントンした。
「そんなに慌てる事も無いわよ……私も気になって調べたんだけど記憶喪失って戻る時は急に来る時もあるんですって」
「そうですか……けど、本当に俺の記憶が戻っても……良いと思いますか?」
「武昭君、それは戻らない方が良いかも知れないって事ですか?はい、どうぞ」
武昭が話してると虚が飲み物を淹れて戻ってきた。
「ありがとうございます、虚さん……えぇ、楯無さんや虚さんに本音、簪、スズや一夏、箒、それに織斑先生が俺の関係者なのは良いんです……けど……なんで……俺が記憶を失ったのか……知るのが怖いんですよ……」
武昭は恐怖から体が震えていた。
「武昭君……それでも……私達や他の人達は記憶を戻してほしいの……」
武昭が震えていると楯無が後ろから優しく抱きしめた。
「楯無さん……それでも、俺は……すみませんが、もう寮に帰っても良いですか?」
「えぇ、武昭君の仕事はもう終わってるみたいなので大丈夫ですよ」
「そうですか……それじゃ失礼します……あ、虚さん飲み物美味しかったです……」
武昭が生徒会室を出ると楯無と虚だけになった。
「ねぇ……虚ちゃん……武昭君が初めて生徒会室に来た時に……体にあった傷痕を見せてもらったわよね?」
「はい、多分ですが……武昭君が記憶を失ったのと何らかの関係があると思われます……
「そうよね……虚ちゃん……もしも武昭君をあんな風にした人が見つかったら……私は……何をしても良いわよね?」
「お嬢様……私は何も聞いてなかった事にしますので、仕事を続けてください」
虚が言うと楯無は残っていた仕事を再開した。
一方、寮の部屋では……
「ふぅ……確か武昭は生徒会の仕事があるって言ってたっけ……」
シャルルが自分のベッドに座っていた。
「いつになったら……
さてと武昭が戻ってくる前に汗を流そうかな?」
シャルルは
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それから暫くして武昭が帰ってきた。
「ただいま……ってシャルルはまだ帰って……あぁ、シャワーを浴びてるのか……ん?」
武昭が部屋に入ると浴室からシャルルが出てきたが……
「ふぅ、気持ち良かった……着替えを……フェッ!?た、武昭!?」
見るからにシャワーを浴びた後で体にバスタオルを巻いており、その胸には男性とは思えない程の膨らみがあった。
「うーん……なぁ、俺はここで誰か知らない人がいると叫んだ方が良いのか……シャルルにどう言う事か聞いた方が良いのか……どっちだと思う?」
「え、えっと、あの……その……とりあえずは……着替えて良いかな?」
「あぁ……まずは、その方が良いな」
武昭の了解を取ったシャルルは着替えを持つと浴室に向かった。