アリーナで騒ぎが起きた後……
「クソッ……ラウラのせいで嫌な事を思い出したぜ……」
一夏は学園内を歩いていた。
そんな中……
「何故!この様な所でこんな事をしているのですか!?」
ラウラの声がしたので木の影に隠れているとラウラが千冬と話していた。
「ふぅ、だから説明しただろ……ここには私が必要だから居るんだ」
「いえ!貴女の居るべき場所はこんな所ではありません!!」
「ほう……何故、そう思うんだ?」
「ここの者達はISをファッションやアクセサリーなどと勘違いしてるからです……なので貴女が居るべき場所は我らドイツ軍の……ハッ!?」
「ほう……たかだか数年しかISに乗っていないくせに選ばれし者気取りか……良い気になるなよ?」
千冬の気配に怯えたラウラはその場から慌てて逃げ出し千冬は木陰の一夏に声をかけた。
「それで……いつまで、そこで覗いてるんだ?」
「別に覗いてた訳じゃないよ、偶々通り掛かっただけだよ織斑「今は先生でなくて構わないぞ?」千冬姉、なんでラウラはあそこまで千冬姉に固執してるんだ?」
「お前も知ってはいるが私は
「じゃあ、その時に教官したドイツ軍にラウラは居たのか?」
「あぁ……だが、その時に私の教え方が悪かったのか、あの様な考え方を持つ様になったのだ……」
千冬の顔はどこか落ち込んでいた。
「だが、アイツはそんなに悪い奴では無いんだ……ただ、軍隊と言う狭い世界の中にいて他の世界を知らないだけなんだ……」
「そうだったのか……なぁ千冬姉、1つだけ教えてほしい……話せないなら構わないけど……武昭があんな風になったのは……
「一夏……もしそうだと言ったらお前は何をする気だ?変に武昭に構えばどうなるか分からないのだぞ?」
「それは、分かってるよ……それでも俺は……「【自分の常識を他人に押し付けるな】だったな」っ!それって……」
一夏は千冬が言った言葉に聞き覚えがあった。
「そうだ一夏……私達からすれば
「あぁ、俺が小学生の頃に同級生と喧嘩をして呼ばれた時にな……」
「それにクラス代表決定戦の時も自分の意見を優先したせいで、あの様な事になったのを忘れたか?」
「いや、そうだな……俺はまた同じ事をしてるんだな……」
「確かに自分の考えを持つ事は正しいが、今のお前がしてる事とラウラの態度は私からすれば同じに見えるがな……さてと、そろそろ私は職員室へ戻る事にしよう……」
千冬が、その場から離れても一夏は何かを考えていた。
「俺とラウラが同じか……確かにな……他人から見たら同じなのかもな……」
一夏は夕暮れの空を見ながら何かを考えていた。
この小説での一夏は少し考える事をします。