武昭がシャルロットの正体を知ってから2日程経った日の早朝……
「シャルル、大丈夫か?」
「う、うん……大丈夫だよ……怖いけど武昭が一緒にいてくれるから……」
2人は千冬に呼ばれて学園長室に呼ばれていた。
今はまだ状況が把握出来てないので武昭はシャルルと呼んでいた。
そんな中……
「悪いな2人とも、こんな時間に呼んでしまって」
千冬が部屋に入ってきたが楯無と白髪の男性が一緒に来た。
「いえ、俺はこの時間はトレーニングする為に起きてるから平気です」
「ぼ、僕は武昭に起こされましたが大丈夫です」
「そうか、それで2人を呼んだ理由だが……まずは説明をした方が良いか」
「武昭君は知ってるけど
「私の名前は
「え?確か学園長って女性だった様な……」
「多分だけど……学園長が男性だと
男性の正体を知ったシャルロットは少し戸惑ったが武昭の説明を聞いて納得していた。
「それで織斑先生……俺達がここに呼ばれたって事は……」
「それに関しては更識の方から聞かせてもらおう」
「はい、分かりました織斑先生。それでは私の方で調査して判明した事を報告します」
楯無が武昭とシャルロットに報告をした。
その内容は……
・デュノア社長はワザとシャルロットを男性操縦者としてIS学園に編入させた。
・理由として社内にいる反乱分子達をどうにかする為。
・彼らは自分達の息が掛かった者を社長に据えようと考えている。
・その為シャルロットが狙われている可能性がある。
・どうにかしようと考えてた時、2人目の男性操縦者として武昭が見つかった事が学園内にいるフランス国籍の生徒から知らされる。
・それを聞いた社長は夫人と話して学園ならば……との事だった。
「ちょ、ちょっと待ってください……じゃあ僕の男装がバレる事は……」
「そうか……
「村雨ならば、自分で対処出来ない事は他人に相談すると思ったからだ。
織斑ならデュノアの正体を知っても自分だけで何とか出来ると勘違いする所があるから、同部屋にはしなかったんだ」
シャルロットが落ち込み、武昭が何処か納得してると千冬がそうした理由を話した。
「そうだったんですか……それで、これからどうするんですか?」
「それに関してだが、デュノア少しの間はまだこのまま男装をしててくれ。
いずれ時期が来たら正体をバラす事にする。村雨も頼む」
「「分かりました」」
「うーん……私としては男女を一緒の部屋にしてる事が気になるけど、織斑先生が決めたのなら従います」
「迷惑を掛けるがすまないな、それと更識は一旦席を外してくれ」
千冬に言われた楯無は学園長室を出て行った。