転生者は友が多い   作:北方守護

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本編
第1話 始まり


その世界には通常兵器とは違うあ(・)る(・)物(・)があった。

 

そのある物とはIS(インフィニット・ストラトス)と呼ばれるパワードスーツだった。

 

だが、それには一つ欠点があった……

 

それは女(・)性(・)し(・)か(・)乗(・)れ(・)な(・)い(・)言う事だった。

 

ISが発明された事により世間は女尊男卑の風潮になって行った。

 

だが、そんな世界にあるイレギュラーが起きた、それは……

 


 

日本のどこかにあるIS関連の勉強などを行う教育機関、IS学園……

 

その学園の正門前で1人の女性が待っていた。

 

彼女の名前は織斑 千冬(おりむら ちふゆ)と言い何年か前に行われたISを使用した大会【モンドグロッソ】の初回大会にて優勝した女性だった。

 

「全く……アイツは何時も突然に連絡してくるのだから……」

千冬は頭を抑えながら前日に電話をして来た相手の事を思い出していた。

 

そうしてる内に一台の車が止まり1人の銀髪の女性が出てきた。

 

「すみません、お待たせしました」

「いや、そんなに待ってはいない、それよりもお前が束の言っていた」

「はい、私の名前はクロエ・クロニクルと申します」

「それでアイツが見つけたと言う2(・)人(・)目(・)の(・)男(・)性(・)操(・)縦(・)者(・)は中にいるのか?」

「えぇ、彼は中に乗っています……ですが、少し身体が不自由でして」

「そうなのか?だが彼は大丈夫なのか?」

「それは問題ありません、束様の発明により普通に生活出来る様にはなっています……これが彼に関する書類です」

「あぁ、受け取ろう……なっ!?お、おい……この書類に書かれている事は……」

クロエから渡された書類を見た千冬は記してあった名前に何とも言えない表情を浮かべていた。

 

 

「はい真実です……束様も彼(・)を見つけた時は千冬様と同じ様になっていました……」

「そうか……では、彼を連れて教室に行くとしよう おい出て来てくれ」

千冬が車のドアを開けると右目に眼帯をし首にチョーカーを巻いて白い杖を持った少年が降りて来た。

 

 

「それでは千冬様、私はこれで戻ります。後の事は任せてもよろしいですか?」

「あぁ、大丈夫だ……悪いが……そういえば書類に書いてあったが喋る事は出来ないのだったな」

〔はい、コレを使わないと意思疎通が出来ません〕

少年が杖に付いているボタンを押す目の前にスクリーンが投影され文章が映し出された。

 

 

「さすがアイツの発明品だな……私の名前は織斑千冬だ。君の担任になる」

〔そうですか初(・)め(・)ま(・)し(・)て(・)織(・)斑(・)千(・)冬(・)さ(・)ん(・)俺の名前は村雨 武昭と言います〕

「!……そうか、では教室に案内しよう……(書類に書かれていた通りか……)」

千冬はクロエから受け取った書類の内容を思い出していた。

 

 

それには、武昭のプロフィールが載っていて、その中に1つ気になる文章があった。

 

それは……

 

【彼から過去の記憶が失われている】と……

 

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