転生者は友が多い   作:北方守護

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第50話 終了して……

タッグトーナメントが終わった後、武昭達は千冬達から様々な書類などを書かされると時間も時間だったので食堂で夕食を食べていた。

 

「はぁーっ……色々と書かされて疲れたなぁ……」

 

「まぁ、シャルルはただ居ただけだったけど一夏は……」

 

「あぁ、俺は後日ちょっとした罰則があるみたいだな」

3人が話しながら食事をしていると学食のTVに何かが放送されていた。

 

その内容は……

『トーナメントは事情により中止となりました。ただし、個人のデータ指標を計測する為全ての1回戦は行います。場所、日時等は個人の端末で確認……』

との事だった。

 

「あんな事があってもやる事はやるって事か……ん?なんだ、あの子達」

誰かがTVを切って一夏が食堂を見ると彼らから離れたテーブルに居た女子達が落ち込んでいるのが見えた。

 

「優勝……無くなった……」 「チャンスが……」 「神はいない……」

 

「何を言ってるんだ?」

 

「さぁ?何かを決めたんじゃないのか?(なぁシャル、彼女が言ってるのって……)」

 

「彼女達にも何か事情があったんじゃない?(うん、あの噂が無効になったからだね……)」

一夏が頭を捻ってる中、武昭とシャルルはアイコンタクトをしながら話していた。

 

そんな中、箒が食堂に来たが、その表情は落ち込んでいた。

 

「ん、箒も今から夕食だったのか」

 

「あぁ、武昭か……そうだ、私も今さっき調書を書き終えたんだ……」

箒が空いている席に座ろうとした時に一夏が声を掛けた。

 

「あぁ、そうだ箒、前にした約束だけど……付き合っても良いぞ」

 

「えっ!?そ、それは本当か!?」

箒はトレイをテーブルに置くと一夏に笑顔で詰め寄った。

 

「そりゃ、幼馴染の頼みだから付き合うぞ……()()()()()()

 

「はっ?」 「えっ?」「まさか()()()()()()()()()()()……」

一夏の言葉を聞いた箒とシャルルはキョトンとして武昭はどこか遠くを見ていた。

 

「……だろうと思った……

 

「ん?どうしたんだ、箒?」

箒が何か小声で呟いていたので一夏が近付いた時だった……

 

「そんな事だろうと思ったわ!!」バキッ!ドゴッ!ゴスッ!!

 

「ガハッ!?グヘッ!!ドフッ!!オォーッ!?」

箒にアッパー、腹部へのパンチ、倒れてこめかみへのつま先蹴りと3連発を食らった一夏は痛みから床でゴロゴロした。

 

「ふん!しばらくそのままで居ろ!!」

 

「まぁまぁ箒、あの鈍い一夏と一緒に買い物に行けるだけでも良いと考えた方が良いんじゃないか?」

 

「はぁ……確かに武昭の言う通りだな……では私はこれで……」

箒は武昭に言われると何処か納得して部屋に戻った。

 

箒が食堂を出る入れ違いに山田先生が入ってきて武昭達の所に来た。

 

「あっ、皆さん、ここに居ましたか、さっきはお疲れ様でした」

 

「いえ、私はどちらかと言うと書類仕事の方が得意なので、そんなに疲れてません。

それよりも皆さんに朗報を持ってきましたよ!」ブルン

山田先生がガッツポーズをすると同時に、その大きな胸が揺れたので武昭は慌てて視線を逸らした。

 

「えっと、それで山田先生、俺たちに朗報って何ですか?」

 

「はいっ!それは今日から男子の大浴場の使用が解禁されました!!」

山田先生から話を聞いた武昭達は3人で大浴場に向かっていたが……

 

「いやー!やっと浴槽に入れるんだぁー!!」

 

「そうだなぁ……(おい、どうするんだ?シャルロット)

 

 (う、うん……どうしよう?……) 

一夏は喜んでいたが武昭とシャルルは耳打ちで話していた。

 

そうこうしてる内に3人は大浴場に近付いていたが……

 

「あっ、そうだ!悪い一夏、俺とシャルルは生徒会室に用事があったのを忘れてたから先に入っててくれ」

 

「え?そうなのか?だったら2人が来るまで待ってるぞ?」

 

「いや、ちょっと時間が掛かるから先に入っててくれ、という訳で行くぞシャルル」

 

「えっ、あっ、う、うん、じゃあね一夏」

武昭はシャルルを連れて、その場を離れた。

 

一夏と別れた2人は生徒会室に向かいながら話していた。

 

「武昭……僕の事を助けてくれてありがとう」

 

「ん、別にそういうんじゃないよ、一夏はシャルロットの正体を知らないからだよ、すみませーん武昭ですけどー」トントン

 

「入って良いわよー」

武昭かドアをノックすると返答があったので入ると書類仕事をしてる楯無だけがいた。

 

「あれ?楯無さんだけなんですか?虚さんとかは……」

 

「虚ちゃんは、用事があってちょっといないのよ、それでどうしたの?確か武昭君達は大浴場が使える筈だけど……」

 

「そうですけど、シャルロットがいたからですよ」

 

「あぁ、そういう事ね」

理由を尋ねた楯無はシャルロットを見て理解した。

 

その後、書類仕事を手伝っていると時間が経ったので……

 

「じゃあシャルロット、俺が上がったら連絡するから」

 

「うん、分かったよ、それじゃあ」

武昭はシャルロットを置いて大浴場に向かった。

 

「ふぅ、武昭君とシャルロットちゃんのおかげで仕事が早く終わったわ、ありがとうね」

 

「いえ、僕はそんなに手伝ってませんよ」

 

「けど……武昭君が上がってくるまで時間があるわね……あっ、そうだ、シャルロットちゃん良い事を思い付いたんだけど」

 

「え?何ですか?……フェッ!?

楯無はシャルロットにある事を提案すると、それを聞いたシャルロットは顔を赤くした。

 

 

 

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