転生者は友が多い   作:北方守護

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第2話 再会

千冬が武昭を連れて教室に向かってた頃……

 

(くそっ………何で俺がこんな目に合わないと駄目なんだ……)

1年A組の教室で世界で最初の男性IS操縦者織斑 一夏(おりむら いちか)が机に突っ伏していた。

 

彼は何故、自分がこの場所にいるのかを思い出していた。

 

それは中学3年の冬だった……

 

彼が目指してた高校の名前は藍越(あいえつ)だった。

 

それで試験を受ける為に指示された会場に向かったが、そこは街にあるホールだった。

 

一夏はその中で迷子になり、次に見つけた部屋に入ろうと決めていた。

 

そして一夏が部屋に入ると台座に固定されてある日本製IS機体の打鉄(うちがね)があった。

 

そこには女性研究員らしき者がいたが一夏に気付かず、打鉄に触れてみろといった。

 

一夏も一夏で自身の姉が乗っていた事を思いながら男性では乗れないと触ってみた。

 

そうした時だった……

 

一夏が触れた打鉄が光り出し眩しさから目を閉じていると光が収まったので何が確認すると

 

一夏は打鉄に乗っていた。

 

その後、女性研究員が男性である一夏がISに乗っている事に慌てて関係各所に連絡を入れた。

 

それから一夏はIS学園に通う事になったのだった……

 

そう思い出していた時だった。

 

「……り斑君……織斑君!」

 

「うわっ!?は、はいっ!何ですか!?」

一夏がここにいる経緯を思い出していると近くに緑色の髪に眼鏡を掛けてある部分が大きい女性山田 麻耶(やまだ まや)が立っていた。

 

「今、自己紹介の最中なんですけど、あから始まって、次はお、織斑君なんですけど……」

 

「えっ!そうですか!分かりました!!今します!!」

一夏は慌てて立ち上がったが本来女子だけの教室にたった1人の男性としてクラスメイト達からの視線を感じていた。

 

(うわっ!こんな中でどうしたら?……ん?あれってもしかして……箒か?)

教室内を見回した一夏は自身の幼馴染である女生徒篠ノ之 箒(しののの ほうき)を見つけてどうにかしてほしいと視線を送るが、逸らされた。

 

「(おいっ!もうやけだ!)織斑一夏って言います!!……えっと……以上です!パァン!ゴフッ!?」

 

「全く……お前はもっとマトモな自己紹介が出来ないのか……」

一夏が誰かに頭を叩かれたので相手を確認すると自身の姉である千冬だった。

 

「なっ!?千冬姉!なんパァン!アグォ……」

 

「学園では()()()()だ……ハァ……毎年毎年なぜ、この様になるな……静かにしろ」

千冬が教室にいるのを見たクラスメイト達が騒いでいたが千冬の一声で静かになった。

 

「山田先生、すまなかったな自己紹介を任せてしまって」

 

「いえ、織斑先生は用事があったから仕方ないですよ」

 

「あぁ、私が1年A組の担任の織斑千冬だ、1年間だが君達の担当となった……まぁ話はここまでにはして皆に知らせておく事がある……

まだ世間では報道されていないが……()()1()()()()()()()()が見つかった」

千冬の言葉に皆が騒ぎそうになったが睨まれたので黙り込んだ。

 

「今から彼を紹介するが……少し身体が不自由だと言う事を言っておく。入ってこい」

千冬が言うと武昭が入ってきたが大多数の生徒が驚く中、一夏と()()()()()だけは違う表情を浮かべていた。

 

「悪いが自己紹介をしてくれ……」

 

〔はい、分かりました……俺の名前は村雨武昭と言います……昔に事故にあって、この様な身体になりました、よろしくお願いします〕

 

「見ての通り村雨は、この様な身体なので皆も困った時は手を貸してやってくれ、それで村雨の席だが……()()の隣だ」

千冬から言われた武昭が指示された席に座ると布仏と言われた女生徒が声を掛けた。

 

「えっと……〔()()()()()()()()()()こんな身体なので迷惑をかける事があるかもしれませんが宜しくお願いします……〕う、うん…宜しく……()()()()()()()()()()()()()()()()

布仏と言われた女生徒は武昭の横顔を見て悲しげな表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

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