落日か、日の出か【完結】   作:ベルリン=モスクワ枢軸

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そろそろ最終回


帰国、日ノ出

砂嵐が収まる

 

、、、大戦戦争裁判が終わり、参戦国“指導者”は、帰国する日が決まりました。

終戦です‼人類最悪の戦争が終結しました。天皇陛下万歳‼民主主義万歳‼

、、、日程を発表します。大日本帝国、天皇陛下及び妙川内閣1月7日、ドイツ帝国親政内閣1月8日、協商、第三インターナショナル“旧”指導者1月21日、以上です。

ーしかし、この大戦、講和条約に『その国の国家予算何年分』の賠償金がないですね。

ー大日本帝国は、東南アジアの優越権があるからでしょうな。ドイツ帝国は、良く判りませんな?、、、

 

ラジオの嬉々とした声を横目に、男達は語る。

「同志、計画は何時になさる?」

「帰国後、約一か月後だ。我々の恨みを思いしれ‼帝国主義者共、、、先ず、顔からだ。」

彼等は、五十年後『英雄』と称えられ、百五十年後『時代の停滞者』、『ロマンチスト』と恨まれる。

彼等は自身を英雄と信じて疑わないが、、、

 

・・・・・・・・・・

 

帰国当日

「妙川、準備してるのか?」

「ええ、これ位は、出来なければ、恥ずかしいですから」

近衛さんが、意地悪く笑う。

「そうか。、、、一応、言っておこうか。カナダ自治領最後の首相、イングランド最初の首相、チャーチルさんが来ているが?」

「荷物御願いします‼」

「(即決、、、)判った。変わってやる」

 

 

ロビー

「妙川、ありがとう。」

「いえいえ、、、もっと頑張ってください」

「それはないだろ。ペタンも、ド・ゴールも、皆言ってるぞ。『休ませろ』と。」

「帰国できるんですから。建て直しを御願いしますよ?」

「考えとくさ」

「やらなかったら、紅茶輸出しませんよ?」

「勘弁してくれ」

笑う、懐かしき友であり、師と。

 

~数時間後

空が濃い緋色で塗装されている。

『まもなく出港します。』

港に響くスピーカーの音声

「君とは、今度、また政治の話で語らいたいね」

ドイツ帝国皇帝からありがたいお言葉を

「3月に辞任しますが、その後、20年間は隠棲します。今度は、チャーチルさんと一緒に」

「何故、隠棲を?」

「総理大臣に成った時に、そう要求したんです。」

「そうなのか、、、じゃあ、ドイツで顧問しない?」「有り難いですな、では」

大日本帝国天皇陛下及び妙川内閣高官を乗せた船は、一足先に出港した。

 

・・・・・・・・・・

 

2月中旬総理大臣執務室

「閣下、西園寺公望公が、、、、暗殺されました‼」「何だと⁉又、、、又、恩人を失った。、、、直ちに逮捕しろ‼良いな‼弔い合戦だ‼」

事態は、、、左翼分子が動いた。

 

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