【完結】誰も知らないアブノーマリティー   作:名無しの権兵衛

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O-07-i99 管理情報

 『O-07-i99』は羊皮紙に謎の言語が描かれている契約書の形をしたツール型アブノーマリティーです。

 

 『O-07-i99』は、外部からの干渉を一切受けません。

 

 『O-07-i99』を使用できるものは多岐にわたります。通常の物体からアブノーマリティーの排出物、『T-05-i22』*1の加護や『T-05-i11』*2の愛、『T-09-i98』*3の占いの結果までもを送ることができます。

 

 脱走中のアブノーマリティーに対し『O-07-i99』を使用した場合、そのアブノーマリティーを収容室に戻すことができた。これは収容室内が異界と判断されているためだと思われます。また、同じ理由から『O-07-i99』の効果は収容室内にまでは及びませんでした。

 

 GPSを付けた物体を『O-07-i99』によって送ったところ、信号が地球上から完全に消え失せました。少なくともこの星からは消えたと考えられます。

 

 『O-07-i99』を使用した後、施設内に謎の物体が現れました。その物体は我々のよく知る物体で構成されている場合もありますが、未知の存在で構成されている場合もあります。

 

 実験の結果、その物体を『O-07-i99』で異界に送ることはできませんでした。また、『O-07-i99』自体を異界に送ることもできませんでした。

 

 『O-07-i99』を使用する場合、必ず使用許可を得て、使用する物体と使用目的を報告してください。

 

 『O-07-i99』の乱用は、大変危険と考えられます。決してそのようなことをしないでください。

 

 『O-07-i99』がなぜこの施設に収容されたのか、いったいどこからやってきたものなのか、それを知るものは誰もいません。

 

 『O-07-i99』を収容した時点で、我々の未来は

閉ざされてしまったのかもしれない。

 

『異界送りの契約書』

 

 

【挿絵表示】

 

 

危険度クラス ALEPH

 

単発使用型

 

 

 

◇管理情報(情報開放使用回数)

 

1(1回)

 『O-07-i99』を使用することで、不要なものを異界に送ることができる。

 

2(3回)

 異界に送るものは生命・非生命にかかわらない。また、祝福や呪いといった実体のないものなど、ありとあらゆる存在を送ることができる。

 

3(5回)

 『O-07-i99』の使用後、謎の物体が現れた。その物体に対して『O-07-i99』を使用することはできなかった。

 

4(7回)

 クリフォト暴走段階が5になるまでに『O-07-i99』を1度も使用しない、あるいはクリフォト暴走段階が10に達するまでに『O-07-i99』を二度使用していない場合、職員が『O-07-i99』を自らに使用した。

 

5(10回)

 『O-07-i99』を一日に3回以上使用すると、異界の扉が開かれた。

 

6(15回)

 LOCK

 

 

 

余談

 アブノーマリティーの分類番号における『07』とは、脱走する、あるいはクリフォトカウンターが存在するツールという、きわめて珍しい区分になっております。

 

 ゲーム内で登場するツール型アブノーマリティーでいえば、『陽』だけです。

 

 しかしこのツールは、他のアブノーマリティーを収容したから収容されるわけではありません。このアブノーマリティーは選択画面に普通に現れます。

 

 原作ではいなかったALEPHクラスのツール型アブノーマリティーであり、『陽』と同じ『07』分類のアブノーマリティー。

 

 それがどうのような存在なのかは、これから判明するでしょう。

 

 このツールの使用方法は多岐にわたります。

 

 まず職員を送った場合は、処刑弾と同じようにアブノーマリティーの死亡カウントには計算されません。

 

 次に、アブノーマリティーによってつけられた状態のほとんどを異界に送ることができます。

 

 少なくとも、現在収容されているアブノーマリティーたちのものは大丈夫です。

 

 さらに、脱走しているアブノーマリティーを、ほぼノーリスクで収容することができます。

 

 『O-01-i02』*4のような特殊なALEPHクラスアブノーマリティー、深夜の試練、ゲブラーやビナーといった特別な相手以外であれば、ほとんどのアブノーマリティーを収容室に強制的に戻すことができます。

 

 ちなみに、管理情報の4は、ペスト医師と同じです。その職員を助けたければ一日を終わらせるか、処刑弾による処刑しかないでしょう。

 

 少なくとも、このツールを収容するならば、それ相応の覚悟が必要です。

 

 

 

 

 

 それと、結構大切な話があります。

 

 すいません、10月の間は少し更新が難しくなりました。

 

 10月の間が忙しく、小説を書く時間がないので、10月の間は少しお休みします。

 

 しかしひと月丸々何もないのもさみしいので、できる限り書き溜めをしてせめて1週間に1回くらいは更新できるようにしたいです。

 

 毎日更新を楽しみにしてくださっていた皆さん、申し訳ありません。

 

 どうしても今回は難しいので、どうかご理解のほう、よろしくお願いします。

 

 毎日更新は11月から始めていきたいと思いますので、どうかその時までよろしくお願いします。

 

*1
『慈愛の形』

*2
『盲目の愛』

*3
『フォーチュンキャンディ』

*4
『新星児』




Next O-01-i44『また 季節は廻る』


【挿絵表示】


二週目の展開はどれがいいですか?(詳しくは活動報告をお読みください)

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  • まだ出ていない幻想体の紹介だけ
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