『O-09-i83』は、古びた一冊の本です。内容は、開く人によって毎回異なります。
『O-09-i83』を読んだ人は、勇気と正義の値が上昇し、鎮圧の際に最大限の力を発揮する。
『O-09-i83』を使用した職員は、定期的に鎮圧を行ってください。鎮圧対象が存在しない場合、脱走が容易なアブノーマリティを脱走させてください。
真に『O-09-i83』に認められた人物は、その本の内容に特異な変化が現れるそうです。
『いずれ英雄へと至る病』
危険度クラス WAW
単発使用タイプ
◇管理情報
1(1回)
第一章、物語を開きし者、己が勇気を正義に目覚め、英雄への一歩を踏み出した。
2(5回)
第二章、英雄は怪物との戦いの最中でも傷が癒え、打倒した際にはさらなる勇気と正義を芽生えさせた。
3(7回)
第三章、英雄は決して平穏に微睡むことも、狂気に溺れることも許されない。もしそうなれば、そのものは新たなる叙事詩の踏み台となるだろう。
4(10回)
最終章、もしも怪物が闊歩する中人々を助けたいと願うならば、この物語を開くとよい。さすれば己の命と引き換えに、汝は真の英雄へと至るだろう。
余談(読み飛ばし化)
はい、というわけで、今回は使えるタイプのツールですね。
今回のツールは、言ってしまえばレガシー版にあった『黄昏のハンマー』を普段使いできるようにしたものですね。
管理情報が少しわかりにくいと思うので、こちらにわかりやすく書いておきます。
1、使用するごとに勇気と正義が5上昇し、英雄状態になる。(最大50)
2、英雄状態の職員は、鎮圧中5秒ごとにHPとMPが10回復し、鎮圧に成功すると勇気と正義が10上昇した。(最大50)
3、英雄状態の職員が連続してクリフォト暴走が起こるまで鎮圧をしない、またはパニックになると『O-09-i83-1』となる。
4、アブノーマリティが脱走している状態で『O-09-i83』を使用した職員は、勇気と正義が100上昇し、脱走しているすべてのアブノーマリティを鎮圧しに動く。すべてを鎮圧すると、灰になって消えた。
という感じですね。
使い勝手を考えれば、かなりいい感じになります。
特に、すぐ脱走するアブノーマリティが、逆に利点になったりしますからね。
まぁ、赤ずきんの傭兵みたいなのとは相性が悪いですが……
さて、実は今回のツール、昔SCP用に考えていたものだったんですよね。
子どもが使えば可愛らしい英雄譚を大げさに語り、自分勝手な正義を持つ大人が使えばいずれ暴走し自らが打たれるべき悪となる。
そして、もし無私で誰かをすくうために使ったならば、その者に物語は不要と答え、自らの勇気をもって悪に立ち向かう。
……しかし、当時はまだSCPについてほとんど知識がなく、本に英雄と有名な奴がいたのでお蔵入りすることになったのです。
しかし、設定や『いずれ英雄へと至る病』という名前が気に入っていたので、せっかくならとこっちで使うことにしました。
なので他と少し系統は違いますが、そこそこいい感じにできたかなぁと自画自賛しておきましょう。
それでは次回もお楽しみにしていてください。
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現在挿絵機能が停止中なので、再開でき次第追加します。