もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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此処数日、ずっと頭痛がする……体調不良か?


一夏の授業

つい数分前、私が立っていた教壇に一夏君が立っている。IS学園には一夏君以外男子はおろか男性教諭すら居ないのに、一夏君が教壇に立つと、何故だかしっくりと来る……まるで長年教師をしてきたかのような立ち居振る舞いだ。

 

「先生、早く席に着いてください」

 

「………」

 

「ナターシャ先生」

 

「あっ、私か……」

 

「この教室に『先生』と呼ばれる人はナターシャ先生しか居ませんでしょうが」

 

「今は一夏君も先生でしょ?」

 

「……俺はあくまでも『代理の代理』であって教師ではありません」

 

 

代理の代理……つまりは山田先生の代理の私の代理って事だ。一夏君は不本意だと言いたそうな顔をしているが、私だって不本意なんだからね。

 

「織斑せんせ~い!」

 

「……相川さん、悪乗りは止めてくれ」

 

「ほら、皆も一夏君を先生だって認めてくれてるっぽいよ」

 

「先生呼ばわりするなら、『一夏君』は止めてください」

 

「一夏先生?」

 

「……それで良いです」

 

 

一夏君はガックリと項垂れながら私が呼んだ呼び方で良いと了承してくれた。『織斑先生』だとお姉さんと被るから、区別をつけるためにもこの呼び方がもっとも良いだろうな。

 

「頑張ってね、一夏先生♪」

 

「……応援してくれるなら、早いところ黙って座ってくれませんか、ナターシャさん」

 

「は~い」

 

 

一夏君……いや、一夏先生は意識的に私の呼び方を『ナターシャ先生』から『ナターシャさん』に変えた。私が一夏君を教師として扱うように、一夏先生も私の事を生徒として扱うみたいだ。

 

「それじゃあとりあえず教科書の……」

 

 

私が席に着いた事によって、一夏先生の臨時授業が開始された。私がやった授業とは違い、一夏先生の授業は復習メインでは無く、普通に進められる授業だった。

本来だったら山田先生が教えるはずだった箇所を、一夏先生がスラスラと説明していく。普段ふざけていると噂されている相川さんたちも一夏先生の授業は集中して聞いている……私の時はおふざけや授業とは関係無い質問をしてきたのに、やっぱり一夏君相手だとふざけたりは出来ないんだろうな。

 

「ナターシャさん、何か質問でもあるんですか?」

 

「えっ、何で?」

 

「だって何か言いたそうな顔をしてたんで」

 

「授業とは直接関係無いんですが……いや、あるかな?」

 

「なんですか、その前置きは……」

 

 

煮え切らない私の前置きに、一夏先生は嫌そうな顔をした……そんなに警戒しなくても良いじゃ無いのよ。

 

「いったい何処で教え方を習ったのかな~っと思ってね」

 

「あっ、それは私も気になります~」

 

「織斑君、何処で習ったの?」

 

 

脱線の兆しを見出し、相川さんたちが食いついてきた……そこまで授業を真面目に受けたく無いのだろうか……そう言えば相川さんたちって座学の成績はそこまで良く無かった気がするんだけど、これの所為なのだろうかな?

 

「別に誰から教わった訳でも、何処かで習った訳でも無い」

 

「それでこんなにスラスラと授業を進められるの!?」

 

「強いて言うなら、邪魔されないようにほどほどの圧を掛けるくらいですかね」

 

「「「あ、あはは~……」」」

 

 

私の授業で、率先して脱線を促した人たちが、乾いた笑いをした。今一瞬だけ一夏君からの圧を受けたのだろう。

 

「分かったのなら再開しても良いですか?」

 

「うん、ありがとう」

 

「いえ……では続きを」

 

 

そう言って再び授業を再開した一夏先生……周りを見渡せば大半の生徒が目を輝かして授業を聞いている。まるで教わるだけで感動しているようだったが、その手はしっかりと授業内容をメモしている。

織斑先生の恐怖で統率するのではなく、一夏先生はその分かりやすさで生徒を授業に集中させているようだった。

 

「此処までで何か『授業に関係ある事』で質問がある人は居るか?」

 

 

脱線防止で、授業に関係ある事に力を入れて聞いてくる一夏先生。こう言った事もしっかりとこなせるのが羨ましいと思う反面、ズルイと思ってしまう……私にはこう言う風な統率のとり方は出来ないからだ。

 

「特には無いようだな。ではそのまま次に進むが……」

 

 

クラス中を見渡し、理解して無さそうな人が居ないと判断してから先に進む。1人2人は完全に理解してないかもしれないけど、大半は今の教え方で理解したようだった。偶に居る自分の知識をひけらかしたいだけの教師とは違い、一夏先生はしっかりと生徒に理解させ、勉強を楽しいと思わせるような努力が見られる……元々生徒である一夏先生は、生徒目線での授業を組み立てる事も出来るので、教える側と教わる側の些細な違いも考慮して授業を進めているようだ。そして理解出来ていない子には後でもう少し掘り下げた説明をする事でフォローするようだ。

 

「であるから……おっと時間か」

 

 

ふと時計を見れば、授業開始からとっくに時間が経っており既に終わりの時間になっていた。つまらない授業だと時間の流れが遅く感じるが、理解出来る楽しい授業だと時間の流れが速く感じるのだと良く分かった。

 

「何か分からない所がある人は直接聞きに来てくれ。もし分かってて聞きに来たと分かった場合、校庭15周だからな」

 

「罰則が織斑先生並に厳しい!?」

 

「でも、理解出来たから聞きに行く必要は無いからね」

 

「復習に頭を悩ませる必要が無いから助かるわよね~」

 

「復習ってアンタ、普段そんな事してないでしょ」

 

「あっ、バレちゃった?」

 

「バレバレだよ」

 

「「「あはははは」」」

 

「じゃあこの時間はこれで終わりだ」

 

 

一夏先生の合図で、2時間目の座学の授業は終了した。今日は実技の授業は無く、午後からはアリーナの整備とかで授業自体が無くなったのだ。

 

「あれ、一夏先生何処に行くの?」

 

「ちょっと部屋に」

 

「部屋?」

 

 

質問したそうな子は、パッと見居なかったけど、部屋に戻って何をするんだろう……一夏君に限って忘れ物って事は無いだろうし、かと言って他に部屋に戻る用事が思いつかないんだけど。

 

「コーヒーを飲んでくるだけですよ」

 

「学食じゃ駄目なの?」

 

「作り置きがあるんでソッチを片付けないといけないので」

 

「あぁ~今日は部屋がコーヒーの匂いで充満してるな~って思ったらおりむ~の作り置きだったのか~」

 

「昨日色々あって睡眠時間削ったからな。気休めでも飲んでおいた方が良いと思って作ったんだ」

 

「色々?」

 

「なんでしょうね?」

 

 

織斑さんと須佐乃男が顔を見合わせて首を傾げたが、その2人を見て一夏君は盛大にため息を吐いた……きっとあの2人が原因なんだろうが、本人たちには自覚が無いのだ。

 

「兎も角すぐ戻りますので心配しなくても大丈夫ですよ」

 

「べ、別に心配してないよ!」

 

「……そこまで授業をしたく無いんですか?」

 

「へ?」

 

 

何だか微妙に会話がかみ合って無い気が……一夏君は私が授業をしたく無いから、一夏君が早く戻ってこないと私が担当しなくてはいけなくなるから心配してるんだと思っているようだが、私は単純に一夏君が何か事件に巻き込まれないかと心配していたのだ。学園の中で何の事件が起こるんだと思うだろうが、一夏君は事件に愛されているので、何処に居ようが事件の方からやってくるのだ。

 

「とりあえず残りは俺がしますから、ナターシャ先生はそこまで嫌がる必要は無いんですが」

 

「そう……なんだ。ありがとう……」

 

「はぁ……」

 

 

何だか互いに気持ち悪さを感じながらも、とりあえず座学を教えなくて済んだ事は素直に喜ばしい事なのだ。此処は喜んで良い所なので目一杯喜ぼう……心の中で。

 

「ナターシャせんせ!」

 

「な、何かな?」

 

 

ホッとしてたところに相川さんが声を掛けて来た……何だか楽しそうな相川さんを見て、嫌な感じがしたのは気のせいだと思いたい。

 

「ナターシャ先生ってやっぱり織斑君の事が『異性として』好きなんですか?」

 

「な、何でそんな事聞くのかな……」

 

 

普通に好きか如何か聞かれれば簡単に好きだと答える事が出来たであろう質問だが、相川さんは私が逃げの一手を打ってくるのを先読みしてそれを封じてきた。『異性として』と限定されれば、私が使おうとしてた『人として好き』と言う答えは質問の答えとして成り立たなくなるのだ。

 

「だってナターシャ先生の顔、恋する乙女みたいな感じだったから」

 

「きょ、教師をからかわないの!」

 

「答えてくれるまで離さないからね~」

 

「さぁさぁ先生、白状して楽になりたいでしょ?」

 

「貴方たちまで……」

 

 

夜竹さんと鏡さんまで加わって、更にその後ろには織斑さんや布仏さん、須佐乃男と言った一夏君の関係者まで集まってきた……少し顔が怖いような気もするけど、此処でビビッて答えたら教師としても大人としても負けな気がする。

 

「あんまりしつこいと成績から引くからね」

 

「そ、それは……」

 

「実技まで下がったら……」

 

「お母さんに怒られる……」

 

 

伝家の宝刀、成績をたてに取る事で難を逃れた……教師にしか使えない伝家の宝刀だが、これを使ってもなんだか負けな気がするのは何でだろう……

 

「兎に角、大人をからかって遊ぶのは止める事ね!もし相手が織斑先生だったら、貴方たちは同じ事が出来るの?」

 

「そんなの出来る訳無いじゃないですか!」

 

「少しでもそんな素振りを見せようものなら……」

 

「翌日の朝日を拝む事が出来なくなっちゃいますよ!」

 

「なら、少しは大人しくしてる事ね」

 

「「「は~い」」」

 

 

相川さん、夜竹さん、鏡さんは退けたけど、織斑さんと布仏さんと須佐乃男の疑いの眼差しはまだ残っているのだ……一夏君の近しい人なので私の事を警戒しているのかもしれないわね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何となくいっくんの教室を覗いていたら(衛星での盗撮だが)、いっくんが教壇に立って授業をしていた。その姿はちーちゃん以上に凛々しく、そしてカッコよかった。

 

「これは束さんコレクションの中でも上位に食い込むレベルのカッコよさだよ~」

 

 

いっくんに見つかったら殺されかねないコレクションだが、ちーちゃんやクーちゃんと言った理解者も居るので止められない趣味なのだ。

 

「これでスーツでも着てたら最高なんだけどな~」

 

 

いっくんがスーツにネクタイ、それで眼鏡でもかけてたら最高にカッコいいんだけどな~。

 

「束様、お茶をお持ちしました」

 

「ありがと~。ねえねえクーちゃんはこれ見て如何思う?」

 

「どれですか?」

 

「これこれ~!」

 

 

クーちゃんの意見も聞きたくて、私は撮り立てのいっくんの映像をクーちゃんに見せる……同じ魂を持つクーちゃんならきっと良い意見を出してくれるだろう。

 

「良い……最高に良いシチュエーションですね!」

 

「だよね~!」

 

 

教師のいっくんとその生徒の束さん……このシチュで妄想すれば、ご飯3杯は余裕でいただけちゃうね。

 

「ですが一夏様の服装が制服なのが残念です……」

 

「やっぱクーちゃんもそう思う?」

 

「えぇ……そうだ、そうですよ!」

 

「ん、何かな~?」

 

 

何か妙案でも思いついたのだろうか、クーちゃんが大声を上げて束さんの肩を掴んできた。こんなに興奮しているクーちゃんを見るのは初めてかもしれない……普段は物静かなクーちゃんだが、いっくんが絡むと人が変わったように興奮するんだね~。

 

「束様お得意の映像加工でスーツ姿に変えてしまえば良いんですよ!」

 

「そっか~なるほど~」

 

 

原画を保存してコピーを取り映像加工をする事にした。えっとまずは邪魔な有象無象共を消して、そこに束さんを入れてっと……

 

「束様、是非私もそこに入れてください!」

 

「分かったのだ~!」

 

 

要望もあり、発案者でもあるクーちゃんもこの場に入れて、その後にいっくんの服装を弄っていく事になった……まずは着ているものを脱がせてっと。

 

「さすがいっくん、良い身体してるよね~」

 

「このままでも良いですが、些か変態気味ですからね」

 

「いっくんは純粋だからこんな格好にはならないよね~」

 

 

身体つきを堪能して、いっくんに服を着させていく……白のワイシャツにネクタイを結んで、上下スーツを着させて眼鏡を装着っと……よし、これでいっくんの男性教師スタイルの完成!

 

「これで全編編集をしてっと……」

 

「授業なんかより一夏様に興味が行ってしまいますね」

 

「そもそもISの授業なんて興味無いんだけどね~」

 

 

生みの親である束さんにISの授業を聞かせるなんて、お馬さんに念仏を聞かせる以上に無駄な事なのだからね~。

 

「じゃあこの映像は保存してクーちゃんにも分けてあげよう」

 

「ありがとうございます!」

 

「じゃあ、はい」

 

「ではさっそく私はこれで……」

 

 

クーちゃんは今の映像でお楽しみのようなので、束さんはこれの更に上の映像を作る事にしよう。今までも作ってきたシチュエーションエッチ映像に、いっくん男性教師バージョンを作る事にしよう。これこそいっくんに見つかったら本当に殺されるだろうものだが、ちーちゃんも厳重に隠しているらしく未だ見つかってない。

 

「それじゃあ束さんは生徒って事で……」

 

 

コスプレ衣装から制服を取り出し、PCの中にその画像を取り込む。加工しても良いのだが、こっちのほうが早くて楽なのだ。それに楽しいし。

 

「どんな展開が良いかな~」

 

 

教師であるいっくんが生徒の束さんを襲ってくるのも良いし、逆に束さんが迫っていっくんに犯してもらうのも良いかな~……こうして毎日が充実してると、外になんて出たく無くなっちゃうんだよね~。

 

「いっくんの声データは揃ってるから、好きなセリフも言ってもらえるし、これは束さん至上最高傑作が出来ちゃうかもしれないよ~!」

 

 

既に元の映像など微塵も残って無いものだが、今回のアイディアが浮かんだのは間違い無く元データのおかげなのだ。

 

「これで束さんのお楽しみタイムが充実すると思うと、今から楽しみだな~」

 

 

いっくん相手だと、永遠に賢者タイムは訪れないから疲れちゃうけど、その疲労感もまたたまらないのだ。

 

「いつかは本物のいっくんと……」

 

 

叶わぬ夢なのは分かってるけど、ついついそんな事を思っちゃうんだよね~。これが恋してるって事なのかな~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋でコーヒーを飲んでたら、何処からか寒気がした……隙間風などありえないし、いったい何処からこの冷気は来たのだろうか……

 

「気のせい……じゃ無いはずだ」

 

 

何の根拠も無いのだが、今の寒気は気のせいで済ませられる問題では無いのだ。此処最近訪れる寒気や怖気に似た何かが、今起こっているのだろうから。

 

「状況把握のためには仕方ないか……」

 

 

宇宙規模で俺の事を付回している人に確認するため、俺は携帯を取り出した。本当なら頼りたく無いのだが、周辺状況を含め情報を持っている人に、彼女以外心当たりが無いのだから仕方ないのだ。

 

『な、何かないっくん!?』

 

「……何故慌ててるんですか」

 

 

普段なら陽気に電話に出るはずの束さんが、今日に限っては慌てている……これは何か知ってるんだろうな。

 

『いや、いっくんの事を考えてたら電話が掛かってきたからビックリしたんだよ~』

 

「本当ですか?何かやましい事でもあるんじゃないですか」

 

『えっ!?』

 

「……え?」

 

 

あてずっぽうで言った事に驚かれて、俺も如何反応して良いのか困ってしまった……束さんにはやましい気持ちがあるのは分かってるんだが、まさかそれが原因だとは思って無かったんだがな~、如何やら寒気の原因は束さんのようだ……

 

「何してたんですか?」

 

『な、何にもしてないよ!いっくんの映像を加工して束さんのお楽しみに使おうなんて思ってないから!!』

 

「……そんな事思ってたんですか」

 

『しまった!』

 

「その内容は兎も角、今後は止めてください」

 

『それで許してくれるの?』

 

「今はそれどころでは無いですからね……手が空いたらじっくりとお説教させてもらいますから、覚悟しててくださいね」

 

『い、イエッサー……』

 

 

確認のために電話したのに、まさかその相手が原因だったとは……一先ず寒気の原因を突き止められたので一安心だが、お楽しみって何だろう……

 

「おっとこんな時間か」

 

 

束さんの奇行も気になるが、そろそろ授業開始の時間なので教室に戻る事にした。使ったカップを水につけておき後で洗う事にした。さすがに部屋まで侵入してくる変態には心当たりが無いので、このままでも大丈夫だと判断したためだ。

 

「ナターシャさんが授業したがらない所為で、こっちが大変だよ……」

 

 

元々嫌がっていたのを無理矢理頼んだのだから仕方ないのかもしれないが、俺だって生徒なんだからこんな苦労は御免被りたいのだ。

 

「山田先生は今日の午後に特別指導室から出す事にしよう……」

 

 

本来の担当が戻ってくればこっちも楽が出来る……授業の進みは遅いが、教壇に立たなくて良いのはそれだけで俺の心労を減らしてくれるのだから。

 

「問題は後2人か……あれは何時出せば良いんだろう?」

 

 

反省しているようだが、出た途端に元に戻られては困るのだ。心底反省しているのか如何かの見極めをしっかりとしなければ、あの2人を外に出すのは危険なのだから。

 

「誰かに手伝ってもらうか……」

 

 

だが誰に……あの場所の存在を知っていて、尚且つある程度信頼の置ける人間でなければ駄目だからな……

 

「ナターシャさんなら場所は兎も角存在は知ってるか」

 

 

山田先生とナターシャさんを天秤にかけ、圧倒的優勢でナターシャさんに頼む事にした。山田先生だと千冬姉に説得される恐れがあったからなのだが、心の何処かで一緒に居たいと思ってたのかもしれないな……




ナターシャヒロイン計画のためにこの先数話ナターシャがメインになるかもです
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