もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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如何やって此処から進めようか悩みどころです……


意識してるのは……

 ついついおしゃべりに夢中になって気付かなかったけど、お兄ちゃんがお風呂に入ってからもう数十分経っている。普段はカラスの行水なのに今日は随分と長いんだな~。

 

「マドマド~、さっきからお風呂場をちらちらと見て如何したの~?」

 

「いやさ、お兄ちゃん、今日はお風呂長いんだな~ってさ」

 

「確かに一夏さんにしては長いですね……」

 

「もしかしてのぼせてたりして」

 

「ちょっと確認してみますね」

 

 

 須佐乃男が気配を探ってお兄ちゃんの様子を確かめる。これが覗きに行くのなら私たちは全力で止めただろうが、気配くらいならお兄ちゃんだって許してくれるはず。そう思って私たちは須佐乃男にお兄ちゃんの状況を探らせた。

 

「動いてはいるようなので、のぼせてるとかでは無いですね」

 

「それじゃあ何してるんだろう……」

 

「案外お風呂掃除でもしてるんじゃないの?」

 

「ありえそうですね」

 

 

 お兄ちゃんが本気になって掃除をすれば隅々までピカピカになっている事だろう。それにしても何で今お風呂掃除をしようと思ったんだろうな……

 

「お嬢様、私が出た後に何かしました?」

 

「特に何も……」

 

「何故視線を逸らしたんですか」

 

「もしかしてアレが原因で一夏がお風呂掃除してるのかな……」

 

「そうなると一夏様がお風呂から出てきたら、私たち怒られますよね……」

 

「この時間にカミナリを落とされるのは……」

 

「寝ちゃえば良いのだ~!」

 

「「「「それだ!」」」」

 

 

 本音の発案に虚さん以外が声を揃えてその発案を受け入れる。いくらお兄ちゃんでも寝ている女の子を叩き起こしてお説教するなんて事はしないだろうし、時間が経てばお兄ちゃんの怒りも静まるだろう。

 

「いったい何をしたんですか!」

 

「虚ちゃんも早く寝る! 電気消すよ!!」

 

 

 楯無さんの慌てた声につられ、私たちは一斉にベッドに潜り込んだ。まだ寝るには早いけど、お兄ちゃんに怒られるのと比べればおしゃべりを諦める方がよっぽどマシなのだから。

 

「本当に寝るんですね……」

 

 

 唯一怒られる心配の無い虚さんは、立ち尽くしてそんな事をつぶやいていた。だってお兄ちゃんはああ言った事には厳しいんだから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 泡だらけだった風呂場を徹底的に掃除していたら結構な時間が過ぎていた。細かい箇所まで気になって簡単な掃除ではすまなくなったのだ。

 

「ついつい本気になってしまった……」

 

 

 風呂に入りに来たのにも関わらず、全く湯船に浸かる事無く数十分を過ごしてしまった、熱が入ると駄目だな……

 

「さっさと自分も洗って出るか……」

 

 

 風呂場の掃除に数十分かかったのに対し、自分の身体を洗うのに5分もかからないのだ。これじゃあ風呂掃除のついでに自分も洗ってるみたいで何か嫌だな……

 

「ぼやいても仕方ないんだけどな……」

 

 

 誰も居ない風呂場でぼやいたところで、誰かが反応してくれる訳でも無く、ただ虚しさが訪れるだけなのだ。

 無駄口は叩かずにさっさと全身を洗って出る事にした。例えそれがついでのように思えても気にしないようにして……

 

「そう言えば織斑家は大丈夫なんだろうな……」

 

 

 週末には千冬姉が帰ってるはずだから、それなりに使われているであろう風呂場やキッチンの事が気になってきてしまった。

 もう俺には関係無いと割り切ったはずなのだが、長年自分が使っていた場所が、今如何言った状況なのか気になってしまうのは仕方の無い事だろうな。

 

「あの人が掃除なんか出来る訳無いし、かと言ってずっと放置って訳にも行かないだろうしな……」

 

 

 近所の奥様方に多大なご迷惑を掛ける事になったら、あの人だけでは無く俺にまでクレームが来るだろうしな……そもそもご近所の奥様方は千冬姉が家事一切を不得意としてると知ってるし、クレームは俺にだけ来るだろうな……そう思うと胃が痛くなってきたぞ……

 自分が捨てた場所の事でこれほど悩ましい思いをする破目になるとは思って無かった。まだ1月も経ってないが俺はあの場所を捨てたんじゃ無いのか……

 心ではそう思っていても簡単に割り切れる事では無かったのだろう。あの人を甘やかしてきた俺にも責任はあるのだろうから、今度時間が出来たら行ってみるとするか、織斑家に。

 

「マドカも連れて行くか?」

 

 

 幼少期のほんの僅かではあるが、マドカもあの家で生活をしていたのだろうから連れて行けば喜ぶかもしれない……例えゴミ屋敷になっていようと関係無い! そう自分に言い聞かせて何とか前を向く。あまりネガティブ過ぎても良く無いしな。

 

「主犯も連れて行かなければ駄目だよな……」

 

 

 既に有罪と決め付けているあたり、俺はあの家がゴミ屋敷になってるんだと思っているんだろうな……あの人が生活すれば1日でゴミ溜めになり2日で腐海が完成するのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏さんに怒られるのを回避する為に、私以外がベッドに潜り込んで寝てしまった……この状況で私は何をすれば良いのでしょうか……

 

「仕事をするにも明かりは点けられませんし、寝るにしてもまだ早すぎますし……」

 

 

 さっき一夏さんに淹れてもらったミルクティーのおかげで疲れも取れてますし、妙に目が冴えているので寝る事も出来ません。仕事をしてるのが1番良いのでしょうが下手に明かりを点けて怒られるのも嫌ですしね……

 

「あれ? もう寝てるんですか?」

 

「うわぁ!」

 

 

 誰も居ないと思っていたのに急に声を掛けられて大声を出してしまった……凄く恥ずかしいです。

 

「そこまで驚かなくても良いでしょうが……」

 

「急に声を掛けないでくださいよ」

 

 

 声を掛けて来たのは一夏さんなのだが、やはり急に声を掛けられると驚いてしまうのだ。相手が誰だろうと関係無くそうなってしまうので、一夏さんだけを責めるのは間違いなのだろうけど、恥ずかしさを隠す為に私は一夏さんを責めてしまったのだ。

 

「まさか此処まで驚かれるとは思ってませんでしたし、そもそも驚かれるとは思って無かったんですが……すみません」

 

 

 イマイチ腑に落ちない感じの一夏さんでしたが、声を掛けた事で驚いたのは事実だと無理矢理納得したようで、私に頭を下げてきました……悪いのは一夏さんだけじゃ無いのに、これじゃあ私は凄く嫌な感じじゃないですか。

 

「そこまで気にしなくても良いです。驚いた私にも非はありますから……」

 

「いや、俺が不用意に声を掛けたから……」

 

 

 結局気まずくなり私はベッドに逃げ込んだのだった……明日ちゃんと謝ろう。そうしないとずっと気まずい雰囲気になりそうだから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 朝、何時もなら何も無いキッチンには一夏君が作り置きしてくれた料理がある。昨日の事が夢では無いと改めて思える。

 

「偶には朝ご飯の前に身体を動かそう!」

 

 

 美味しいご飯が待ってると思えば運動も楽しいと思えるかもしれないし。

 私はそう思いご飯の前に軽く身体を動かす事にした。まだ外は暗いのにも関わらず……

 

「この時間なら誰も居ないでしょうし、ラフな格好で良いよね」

 

 

 単に面倒だからなのだが、私はランニングシャツに短パンスタイルで部屋から出て走る事にした。

 

「寒っ!」

 

 

 いくら日中に夏の名残があるとは言え、朝晩は十分に冷え込む時期なのだからこの格好は無かった……部屋から1歩でて私は既に後悔したのだった。

 

「やっぱりちゃんと着替えてから行こう」

 

 

 長袖のシャツと長ズボンに着替えて今度こそ走る為に部屋から外に出る。さっきほどでは無いが、やはり外は寒かった。

 

「こんな寒い思いをしてまで走るなんて、私も物好きだな~」

 

 

 身体を動かす事自体は嫌いじゃ無いし、訓練などで毎日やっていた事だからなんら苦にならないのだ。

 だけどやっぱり寒いものは寒いのだ。突き刺すような寒さでは無いが、暖かいのに慣れている身体を冷たい風が撫でればそれなりに寒いのだ。

 

「さっさと走ってさっさと帰ろう」

 

 

 暖かい味噌汁とご飯が私を待っているのだ……いや、温めなおさなきゃ冷たいのだけどね。

 細かい事を気にして外に居る時間を長引かせるのは得策では無い。私は思いなおして走り出す事にした。

 

「こんな時間から動いてるのはきっと私だけだろうな~」

 

 

 時間を確認した訳では無いが、真っ暗と言う事は少なくとも5時前だろう。こんな時間から誰が好き好んで外になど出るのだろうか……そんな事を考えながら走っていると前から何か物音が聞こえてきた。

 

「何、この音?」

 

 

 規則正しいリズムを刻みながらちょっとずつ近づいてくる……これは、足音だろうか、それも歩いてるんじゃなくって走ってる足音だ。私の他にも物好きが居たんだな。

 

「それにしても全く歩幅がブレて無いわね、この足音の持ち主は」

 

 

 軍で鍛えられた為、耳はそれなりに良いのだ。その耳を十分に使って足音を確かめたら、この足音の持ち主はもの凄いバランス感覚の持ち主だと言う事が分かった。1歩毎に正確な歩幅で進み、体重移動も完璧にこなしているのだ。

 

「いったい誰の足音なの?」

 

 

 こんな時間から起きている生徒に心当たりは無いし、可能性がありそうな織斑先生は未だに特別指導室に閉じ込められているのだ……ん? 織斑?

 自分の思考に引っかかりを覚え、その原因である苗字を復唱する……そう言えば一夏君も織斑だったな……だけどこんな時間から走って無いでしょうし、やっぱり違うわよね。

 ついつい一夏君の事を考えてしまうようになってしまった自分を見つけ、私はただただ苦笑いをするしかなかった。私と一夏君じゃつりあわないと分かってるのに……

 

「あれ、ナターシャさん?」

 

「え?」

 

 

 男の声で名前を呼ばれ、私は呆然と立ち尽くした。この学園に唯一の例外を除き男性は存在していない。学長は滅多に現れないし、学長の声なら男の声と表現するよりも老人の声と表現しただろう。 

 そうなると残る可能性はその唯一の例外と言う事になる訳で……

 

「一夏君?」

 

 

 私の目の前に現れたのは、やはり一夏君だった。

 

「珍しいですね、こんな早い時間に……」

 

「うん、それは私のセリフ……」

 

 

 誰も起きていないだろうと思って外に出たのに、まさか人と会うなんて思って無かった。しかもそれが一夏君だとは……これは私の願望が作った幻覚なのだろうか?

 

「俺は普段からこの時間には身体動かしてますけど」

 

「そうなの!?」

 

「えぇ……よほどの事が無い限り毎日」

 

「へぇ……」

 

 

 それじゃあ私の方が偶々で、一夏君の方が驚く側だったんだ……それにしても一夏君って何時寝てるんだろう?

 聞いた話によれば、夜遅くまで生徒会の仕事(織斑先生が丸投げしたもの)をこなしているのだが、それでも12時は軽く越えているらしいのだ。それに酷い時は2時過ぎまでかかる時もあるとか……そう考えると一夏君は死んでもおかしく無い生活を送ってる事になるのだ。

 

「大丈夫なの?」

 

「何がですか?」

 

「いや、だからね……」

 

「?」

 

 

 如何やって聞けば良いのか悩み、結局はあやふやなまま笑みを浮かべて誤魔化すしか出来なかった……私の阿呆!

 

「何を心配してるのかは知りませんが、別に大丈夫ですよ」

 

「本当に?」

 

「えぇまぁ。子供の頃からですし」

 

「嘘!?」

 

「本当です」

 

 

 子供の頃から今のような生活を送っていたと言うのか……いったい親はどんな教育をって、一夏君にはご両親が居ないんだった……危うく地雷を踏むところだったわね。

 

「何ですか?」

 

「ううん、何でも無い。それじゃあ一夏君も一緒に走る?」

 

「何が『それじゃあ』なのか分かりませんが、別に良いですよ」

 

 

 上手く誤魔化せたようには思えなかったけど、一夏君が私の気持ちを汲み取ってくれたので探りは無かった。

 その後一緒に走って分かったのだが、一夏君はやっぱり普通では無かった……あんなスピード、普通の人間には無理よ……

 

「大丈夫ですか?」

 

「む、無理……」

 

「だから途中で聞いたじゃないですか」

 

「あの時はまだ大丈夫だったのよ!」

 

 

 途中でスピードを落とすか如何か聞いてきてくれたのだけど、あの時はまさか此処まで疲れるとは思って無かったのだ……だって校舎周り1周くらい平気だと思うじゃない!

 

「立てますか?」

 

「ちょっと待ってくれれば……」

 

「はぁ……じゃあその間に俺はもう2,3周してきます」

 

「え?」

 

 

 顔を上げた時には既に一夏君の姿は見えなかった。さっきのは別に全力でもなんでもなく私に合わせてくれてたんだと気が付いた……それでも私はヘロヘロになっちゃったのか、情けないなぁ……

 

「一夏君に引っ張られてると思ってたのに、私が勝手にとばしてただけだったなんて」

 

 

 自分の実力をしっかりと把握してなかったのか、私は……過信してた訳じゃ無いんだろうけど、慢心はしてたのかもしれない……

 

「これからはもっと鍛えなきゃ……」

 

 

 せっかく教師になったんだから何時までも生徒に負けてるようじゃ示しがつかないから、私は少しでも一夏君に近づけるように鍛えようと決心した……何時になったら追いつけるのか想像も出来ないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 疲れきったナターシャさんを置いて、俺はのんびりと校舎周りを走っている。さっきから学園の周りに妙な気配を感じてはいるのだが、別に周りからいくら観察されようが学園の重要機密は知られる事も無いだろうと思って放置しているのだが、その視線の中に何本かおかしな視線が混じっているのが気になる……学園の事を探っている視線では無く、俺に視線が向いているヤツらが何人か居るのだ。

 

「(観察されてるのか? ……いや、これは良く感じる視線だな)」

 

 

 初めは観察の為に視線を向けていたのだろうが、今は観察されているような感じは無く、不本意ながら良く向けられるような視線に変わっている。要するに何らかの好意が込められた視線だ。

 恐らく敵なのだろうが、こんな視線を送られるとは思って無かったので非常に居心地が悪いのだ。

 

「(さっさと終わらせて建物の中に逃げ込むか……)」

 

 

 直接攻撃されればやり返す手立てもあるのだが、こうやって視線のみの攻撃(?)は対処に困るのだ……この前スコールが来た時には知らないと言っていたが、彼女たちも亡国企業の人間なのだろうな。

 

「あっ、一夏君」

 

「立てるようになりましたか?」

 

 

 グルリを何周かしてきてナターシャさんの隣に立つ。さっきから何度か横を通り過ぎていたのだが、全く気付く素振りが無かったのは疲れきっていたからだろう。

 

「とりあえずは立てるけど、足が……」

 

 

 良く見るとプルプルと震えている……そこまで無理して付き合う必要は無かったんだが、ナターシャさんが意地になっていたのでそのままにしたのだが、歩けなくなるまで疲労してたのか……

 

「しょうがないですね」

 

「え、何? ……きゃ!」

 

 

 立っているのが精一杯のナターシャさんを背中に担ぎ、部屋まで連れて行くことにした。いきなりおぶられて驚いた声を上げたナターシャさんだったが、俺の意図に気付くと安心したように身体を預けてきた。

 

「不甲斐ないわね……」

 

「動けないんじゃしょうがないですよ」

 

「自分の力はあんなもんだったんだって思い知らされたよ……」

 

「走りきっただけ立派だと思いますよ?」

 

「慰めはよしてよ」

 

「いえ、マドカは途中で諦めましたから」

 

「ふ~ん……」

 

 

 マドカと比べられても嬉しく無いのか、ナターシャさんは少しつまらなそうだった……いや、そんな事で不貞腐れてもこっちが困るんですが。

 

「一夏君はそうやって女の子をおぶってるの?」

 

「人を変態趣味みたいに言わないでくださいよ……」

 

「だってこうやって疲れきって抵抗出来ない人をおぶってるんでしょ?」

 

「抵抗って……そんな事言うなら捨てますよ」

 

「ゴメンなさい、許してください、ちょっとしたイタズラ心なんです」

 

「頭の上で謝られても……」

 

 

 此方もちょっとした反抗心から言っただけなのだが、ナターシャさんは如何やら本気だと思ったらしく必死になって謝ってきた……俺ってそんな事をするように見られてたのか。

 

「部屋についたら降ろすから大人しくしててください」

 

「はーい……」

 

「だから不貞腐れなくても良いでしょうが」

 

「だって!」

 

 

 よほど俺におぶられたく無かったのか、さっきから随分と態度があからさまなナターシャさんを見て、俺はため息を吐きたい衝動に駆られた。だが此処でため息を吐けばまた何か言われるに違いないので何とか堪えた。

 

「それにしても一夏君はやっぱり動じないんだね」

 

「何ですかいきなり」

 

「だって、頭におっぱいが当たってるのに特に気にした様子も無くって」

 

「……意識から追いやってるに決まってるでしょうが」

 

「え? 何か言った?」

 

「いえ別に。慣れてるからじゃないですかね」

 

「やっぱりしょっちゅう女の子をおぶってるんだ」

 

「人聞きの悪い事言わないでください! 俺からじゃなくて向こうからくっついてくるんですよ」

 

 

 主に刀奈さんや本音なのだが、偶に簪や虚さんも抱きついてくるからこう言った事には慣れているのだ、不本意ながら。

 

「やっぱ女の子は抱きつきたいのかな……」

 

「何です?」

 

「いや! 何でも無いよ!!」

 

「はぁ……」

 

 

 しっかりと聞こえてたのだが、聞こえて無いフリをした方が良さそうだったのでそうする事にした。結局その後は無言のままナターシャさんの部屋まで向かう事になるのだった。




徐々に距離は縮まってる感じですが、如何やってくっつけよう……
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