もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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ぶっ飛んだキャラを日本に…


来日の予定

 屋敷に帰らないだけで、学園で過ごす時間は大幅に増える。そのおかげでISの整備の練習や訓練の時間がかなり確保出来るのだ。

 

「これがこっち……いや、こっちか?」

 

 

 学園の訓練機の一つである打鉄の武装を組み替える為に俺は今アリーナの格納庫で試行錯誤している。

 

「凄い量だよな、これが全部国が金を出してるんだから、よほど期待されているんだろう」

 

 

 IS学園は言わばエリート養成所だ。此処から国家代表候補に選ばれる人も少なく無いし、そうでなくてもIS企業への就職、そして重要ポストにつく人が多いのだから、期待されるのも当然なのかもしれないな。

 

「俺が動かせれば一番良いんだろうが、組み立てるだけ組み立てて試運転が出来ないのがなぁ」

 

 

 声は聞こえても動かす事は出来ない。何度か試みた事はあるのだが、やはり打鉄は俺に反応してくれないのだ。

 

「もう少し打鉄とリンク出来れば良いんだろうが、これ以上須佐乃男とのリンクを切るとアイツに異常が出始めるだろうからな」

 

 

 日常生活に影響が出ないギリギリまでリンクを切っているのだが、やはり打鉄は反応してくれない。かといって須佐乃男に負担をかけていざと言う時に使い物にならないのでは意味が無いんだよな……

 

「何か良い方法は無いものか……」

 

「兄上! 兄上は居ますか!」

 

「……珍しいヤツが来たな」

 

 

 最近はマドカたちと居る事が多いような気がしていたが、俺に何か用なのだろうか。

 

「如何かしたか、ラウラ」

 

「此処でしたか兄上。実は副官が日本に来るそうなのですが、何処かお勧めの場所などに心当たりはありませんか?」

 

「副官って、お前に変な知識を植え付けた?」

 

「私の部隊の副官はヒジョーに日本文化に精通してますので、私が知らない事もちゃんと教えてくれる有能な副官です! 変な知識などは植えつけられていません!」

 

「……お前がそれで良いのなら別に良いんだが、何故俺に聞く? 静寂や篠ノ乃の方が詳しいんじゃないのか?」

 

「いえ、副官を喜ばす為の場所となると、あの二人では……」

 

「だからって俺も大して知らないんだが……」

 

 

 ラウラの部隊の副官、確か駄姉も面識があるようだったからそっちに聞きに行ってもらうか。

 

「その副官は織斑先生とも面識があるんだろ? あの人に聞いてみたら如何だ?」

 

「それが、教官には既に聞きに行ったのですが、クラリッサの名前を出した途端に追い返されました」

 

 

 何かよっぽど嫌な思い出でもあるのだろうか……そう言えばラウラがおかしな発言を繰り返したりしてると、あの駄姉が悲しそうな顔をしてたな。それと何か関係があるのだろうか。

 

「とりあえずラウラ本人がその副官を案内したい場所へ連れて行けば良いんじゃないのか? お前が副官の為を思って決めた場所なら、その副官も喜んでくれると思うぞ」

 

「そうですか、さすが兄上ですね。考え方が他の連中とは違う」

 

「他の?」

 

 

 駄姉以外にも誰かに聞きに行ったのか……

 

「セシリアは金に物を言わせた計画だったし、シャルロットは完全に嫌がらせな感じがしたんです。本音は自分が行きたい場所しか言ってくれませんでしたし……」

 

 

 本音らしいが、相談されてるんだからもう少し考えてやれよな……

 

「それでは兄上、私は今から副官の喜びそうな場所をリサーチしてきますので!」

 

「おう、頑張れ」

 

「はい! では失礼します」

 

 

 何故だか知らないが敬礼をして去って行ったラウラを、俺は気持ちの入っていない応援で見送った。

 

「えっと……何を考えてたんだっけか?」

 

 

 ラウラが来る前、俺は何を考えていたんだかすっかり忘れてしまった。目の前には打鉄に組み込もうとしていた武装と、それに必要な工具。それから打鉄から取り外した武装と武装を全て外された打鉄……

 

「そうか、お前で組み変えの練習をしてたんだったな」

 

 

 打鉄に話しかけられ自分がしていた事を思い出した俺は、さっそく作業を再開する事にした。

 

「少し痛いかも知れんが、我慢してくれよ」

 

 

 打鉄に話しかけながら作業してる為、事情を知らない人が見たらただの変人にしか見えないだろうな。

 

「これがこっちだから、そうすると……ん?」

 

 

 今度は違う人間の気配が近づいてきた。此処はアリーナの格納庫だから、他に人が来てもおかしくは無いのだが、明らかに俺目当てだな、コイツも……

 

「一夏ァー!」

 

「五月蝿いぞ、鈴。そんなに叫ばなくても聞こえるぞ」

 

「明後日、弾と数馬と遊ぶって本当なの?」

 

「そうだが、お前は候補生の何かで来れないって数馬が言ってたが?」

 

「そうなのよね! まったく、アタシが来れないって分かってるんだから別の日にしなさいよね!」

 

「いや、俺が計画したわけじゃ無いんだが……」

 

「じゃあ一夏が日を改めるように数馬に言ってくれれば良かったじゃない!」

 

「俺が聞いたときにはもう決まってたんだよ。その後で鈴が来ないって聞いたんだ」

 

 

 本当は同時に聞いたのだが、偶には男のみで行動したくなる事だってあるんだよ……普段女だらけで生活してると特に。

 

「それじゃあこの次は絶対にアタシも参加出来る日にしてもらうからね!」

 

「じゃあ鈴が計画すれば良いだろ。普段から遊ぶ計画は数馬に任せっきりなんだから」

 

「……それもそうね。それじゃあ次はアタシが計画するからね!」

 

「出来るなら土曜日にしてくれ。日曜は色々と都合が悪いから」

 

「アンタは彼女とのデートで忙しいんでしょ? それくらい分かってるわよ」

 

「スマン。それと弾も色々とあるだろうし、出来るならアイツの予定を聞いてから計画してやってくれ」

 

「弾何か知ったこっちゃないわよ。アイツなんかアタシに予定をあわせれば良いんだから」

 

「榊原先生の都合も考えてやれよな」

 

「あっとそうだったわね。弾の彼女は榊原先生だったわね」

 

「忘れてやんなよ」

 

 

 鈴は本人にどれだけ弾が駄目人間かを解いてたのに、付き合ってる事を忘れてるとは、よほど興味が薄れたんだろうな。

 

「それにしても一夏、アンタこんな場所で何してるのよ」

 

「見て分からないか? 打鉄の武装交換だ」

 

「そんなの業者に頼めば良いでしょ? 如何せ国がお金を出すんだから」

 

「整備の練習も兼ねてるんだよ。それに意外と楽しいしな」

 

「アタシには良く分からないわね。ISってのは乗ってナンボでしょ?」

 

「俺にはその感覚は分からないからな。須佐乃男以外動かせないからこそ、打鉄を整備して動かした気分になってるのかもしれないが」

 

「ふ~ん、一夏も一夏で色々と思う事があるのね。世界で唯一ISを動かせる男にも出来ない事があるんだ」

 

「そりゃあるだろ」

 

「例えば?」

 

「子供を生めと言われても俺には無理だぞ」

 

「そりゃ他の男にも……って、そうか。一夏はISを動かせるってだけで特別視されてるけど、基本的には男子高校生なのよね」

 

「色々と人間離れはしてるがな」

 

 

 鈴と暫く雑談をしてると、打鉄が拗ねたように話しかけてきたので鈴との雑談はこれで終わりにしよう。

 

「悪い鈴、打鉄が拗ねてきたから俺は整備に戻るな」

 

「拗ねる? そう言えば一夏って、訓練機の声も聞こえるんだっけ?」

 

「全部では無いが、ある程度なら聞こえるし、この子は特に俺に心を開いてくれてるからな」

 

「アンタってISからも好かれるのね」

 

「須佐乃男を見てれば分かると思うんだが」

 

「それもそうね。それじゃあこれ以上拗ねないように気をつけなさいよ」

 

 

 そう言って鈴は格納庫から出て行った。遊びたかったのは分かったんだが、それなら文句は数馬に言えってんだよな……

 

「分かったから、そう拗ねないでくれ。ちゃんと完成させるから」

 

 

 須佐乃男ほどではないが、この子も随分と嫉妬深い性格のようだ。ISって言うのは皆嫉妬深いのだろうか……

 

「それじゃあ続きを始めるけど、動かないでくれよな。手元が狂ったら大変な事になるから」

 

 

 ISが独りでに動くなんてありえないのだろうが、なんだか動き出しそうな雰囲気を醸し出していたので一応釘を刺しておいた。整備はこの後何の問題も無く終わり、後は誰かに試運転を頼めば終了となるのだが……

 

「誰も居ないんだよな……」

 

 

 アリーナには誰も居ないので、誰かを呼んで動かしてもらうしか無いのだが、さて誰を呼んだものか……

 

「エイミィでも呼ぶか。この前約束したし、この子はエイミィが使う機体って事にしてけば良いか」

 

 

 エイミィとも仲が良さそうだし、この子も他の人に使われるのを何となく嫌がってるし、エイミィに頼むとするか。

 

『えっと、きゃ! あわわわわ……』

 

「………」

 

『一夏君、如何したの?』

 

「いや、お前が如何した」

 

 

 電話口から聞こえてきたのは悲鳴だった。何かあったのだろうか……

 

『急に一夏君から電話が着たから慌てちゃって、携帯を放り投げるところだったよ』

 

「そこまで驚かれるとこっちもへこみそうなんだが、今からアリーナに来れるか?」

 

『アリーナ? 第一? それとも第二?』

 

「第一。ちょっと試してもらいたい事があるんだ」

 

『いいよ~。どうせ暇だもん』

 

「暇なのか……そりゃ良かった」

 

『ん? 何だか嫌な予感がしてきたよ……』

 

「大丈夫、別に模擬戦の相手をしろとかそう言った事じゃないから」

 

『なら良いけど……』

 

 

 エイミィが来るまでの間、最終チェックでもしておくか。打鉄が言うには問題無いのだが、整備した人間としては自分の眼でチェックしたくなるのだ。

 

「問題は無さそうだな。後は上手く動いてくれれば良いんだが」

 

 

 自分で動かせないのが此処まで歯痒いとは思わなかった。自分で試せるのならもう少し冒険した整備だって出来るのだが、人にやってもらうとなると、如何しても安全第一の整備になってしまうのだ。

 

「ん? 慰めてくれるのか、ありがとう」

 

 

 打鉄に慰められ少し落ち着いた時、丁度エイミィがやって来た。

 

「やっほー一夏君。打鉄とお話してたの?」

 

「慰められてたんだ。俺はこの子を使えないからな」

 

「一夏君、ちゃんと機体の違いが分かるんだ」

 

「話しかけてくれるし、それぞれにちゃんと個性だってあるからな。それに合わせて整備するとより能力が引き出せるし」

 

「そんな事を出来るのは一夏君だけだろうけど、もしかして私にしてほしい事ってこの子の試運転かな?」

 

「正解。エイミィの個性にこの子はピッタリだと思ったし、この子もエイミィの事が気に入ってるようだしな」

 

「そっか。誰かに気に入られるって嬉しいし、それがISだともっと嬉しい。それってちゃんと人を見てくれてるって事だもんね」

 

 

 そりゃISにだって相手を選ぶ権利だってあっても良いだろうし、嫌な搭乗者だったら力も発揮したく無くなるだろうしな。その点エイミィは訓練機の殆どに気に入られているようだ。その中でもこの子が一番エイミィと相性が良さそうだったので、この子をエイミィ専用にカスタマイズしたのだ。

 

「エイミィは遠近両方行けるんだよな? 一応遠距離武器も積んだが、基本は近接格闘だからな。追加で何か積んで欲しい武器があったら言ってくれ。出来るだけ調整するから」

 

「一夏君って本当に器用だよね。整備科でも無い限りISの武装組み換えなんて出来ないよ」

 

「マニュアルを見ながら漸く出来たんだけどな。とりあえず一回飛んでみてくれ」

 

「分かった」

 

 

 今日は消灯時間までこの第一アリーナは俺が確保してあるので、試運転や武装テストなどはやりたい放題だ。

 

「一夏君も須佐乃男を呼んで相手してよ!」

 

「そうだな……それじゃあ呼ぶか」

 

 

 須佐乃男とのリンクを戻し、脳内で呼びかける。

 

『(何ですか、一夏様)』

 

「(悪いが第一アリーナまで来てくれ。軽く模擬戦をするから)」

 

『(分かりました。後で報酬の交渉はしますからね)』

 

「(報酬って何だよ。お菓子でも食いたいのか?)」

 

『(自由時間を拘束される訳ですからね)』

 

「(はいはい、今度何か作ってやるから、急いで来てくれ)」

 

 

 須佐乃男も欲が深くなったよな……自分がISだって事を忘れてるんじゃ無いだろうな。

 

「もうじき来るから、それまでは武装変換のテストをしててくれ」

 

「分かった~! それにしてもこの武器って一夏君が使ってるやつだよね?」

 

「黒雷か? それは一応積んだが扱いが難しいから気をつけろよ」

 

「確かに、刀身が伸びるのは便利だけど、その分安定感が無いね。良く一夏君は平気で振り回してるよね」

 

「元々は俺の間合いを広げる為に開発した武器だからな。俺が使えなければ誰も使えないだろうよ」

 

「一夏君は斬撃を飛ばせるんだから、間合いは気にしなくても良いんじゃないの?」

 

「あれは燃費が悪いんだよ。それに確実に当てられる訳でもないしな」

 

 

 カマイタチの応用だから、蹴りでも出せるのだが、それだとISの攻撃にならないしな……実戦では兎も角、公式戦では反則ギリギリだろうからな。

 

「一夏様、来ましたって、エイミィさんじゃないですか」

 

「やっほー!」

 

「もしかして模擬戦の相手と言うのは」

 

「軽くな。武装チェックも兼ねての戦闘だから、本気で行く訳じゃない」

 

「なるほど。一夏様が整備したIS相手に私は戦う訳ですね」

 

「本当は自分で使いたかったんだが、お前とのリンクを切らないと駄目そうだったからエイミィに頼んだ」

 

「切られると死にますからね」

 

「駄ウサギが肝心な事は教えなかったから危うく切りそうだったけどな」

 

「束様も一夏様には敵いませんからね。本当に黙ってたら命が危ないと思って教えたのでしょう」

 

「その前にお前が危なくなってたけどな」

 

「お~い! 早くやろうよ~」

 

 

 何だか楽しそうなエイミィにつられた訳では無いが、俺も須佐乃男を展開して構えた。何時か俺も自分でカスタマイズしたISを動かしてみたものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 教官には追い返され、セシリアやシャルロットはまともに考えてはくれなく、挙句は本音は自分が行きたい場所しか言ってこなかったが、やはり兄上はまともにヒントをくれた。

 

「私がクラリッサを連れて行きたい場所か……」

 

 

 自分で考えればきっとクラリッサも楽しんでくれるだろうし、考えている時間は私も楽しめる。さすが兄上、こう言ったことを見越してのアドバイスだったんだな!

 

「クラリッサは確か、日本に行ったら『萌え』とか言うのを体験してみたいと言っていたが、それは何処で体験出来るんだ?」

 

 

 そもそも『萌え』とは何なのだろう……こんな時はクラリッサに……

 

「いや、クラリッサを喜ばす為にも、此処は自分で調べなくては」

 

 

 事前に情報が漏れたらせっかくの計画が台無しだからな。えっと、詳しそうなのは誰だ?

 

「なぁシャルロット、萌えとは何だ?」

 

「燃え? 何か燃えてるの?」

 

「日本文化の最先端のようなんだが、何か知らないか?」

 

「日本の事は詳しくないしね。一夏なら何か知ってるかもよ」

 

「しかしこれ以上兄上に頼るのは……」

 

「じゃあ織斑先生は? あの人も日本人だし」

 

「なるほど! 早速教官に聞きに言ってくる!」

 

 

 教官ならきっと『萌え』がなんなのか教えてくれるはずだ。教官は何でも知ってる人だからな。

 

「織斑教官!」

 

「学校では織斑先生だ! それと廊下を走るな!」

 

「ッ! ありがとうございます!」

 

 

 教官に出席簿で叩かれ指導される。これはありがたい事なので敬礼で感謝の気持ちを表した。

 

「……それで、今度は何の用だ」

 

「ハッ! 教官に『萌え』とは何かをお聞きしたく参りました」

 

「何故私にそのような事を聞く。普通なら同学年のヤツに聞くのではないのか?」

 

「シャルロットに聞いたところ、織斑教官なら知っているのではないかと言われましたので」

 

「デュノアが? すまないが急用が出来た。萌えは山田先生に聞いてくれ」

 

「そうですか……分かりました」

 

 

 出来れば教官に聞きたかったのだが、急用では仕方ない。山田先生は……

 

「あれ? ボーデヴィッヒさんじゃないですか」

 

「丁度良い所に」

 

「はい?」

 

 

 探していた相手が向こうから来てくれるとはな。これは探す手間が省けた。

 

「山田先生、質問がある」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「萌えとは何だ」

 

「……はい?」

 

「だから、日本文化の最先端『萌え』について教えてくれ!」

 

「萌えですか~……それじゃあ此処に行けばきっと分かりますよ」

 

 

 そう言って山田先生がくれたのは一枚の店案内……学園からそう遠く無いし、此処はデザートなども出しているのか。

 

「なるほど、此処に行けば萌えが分かるのだな!」

 

「きっと体験も出来ると思いますよ」

 

「そうか! なら今度副官と一緒に行ってみよう!」

 

 

 さすが教官が推薦しただけの人だ。ちゃんと萌えについて知っているようだ。だが、何故今此処で教えてくれなかったのだろう……

 

「クラリッサが来るまでに、私個人で調査しておくか」

 

 

 確かインターネットとか言うやつで調べ物が出来るんだったな。シャルロットに使い方を聞いて調べてみるか。

 

「そうと決まれば部屋に急がなくては!」

 

 

 部屋まで急いで帰ったのだが、そこにはシャルロットの姿は無かった。そう言えば教官もこっちの方に向かっていたのだが、何処に行ってしまわれたのだろうか?

 

「仕方ない、自分で出来る範囲で調べるとしよう」

 

 

 シャルロットが居ないのではインターネットとか言うものは出来ないので、私は詳しそうな友人に尋ねたりしたのだが、皆ニヤニヤと笑うだけで詳しい事は教えてくれなかった……しかし、私に似合うとは何だったのだろう?




シャルは千冬の趣味を知りません、完全に偶然です
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