もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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十二月になっていきなり寒い!


一夏の番号

 一夏君にノートを見せに行くと言う口実で昼休みに一夏君の部屋に行く事になったのだけれど、たった一日会わないだけで何だか寂しいと感じるのは何でなんだろう。土日は会わないのだし、それくらいで寂しいとは思わないはずなんだけどなぁ……平日だと感覚が違うのかな?

 

「如何かしたの?」

 

「清香……ううん、何でも無いよ」

 

 

 そんなに顔に出てたのだろうかしら。清香に心配をされてしまった……一夏君が居たら笑われてたんだろうな。

 

「もしかして織斑君に会えるからって浮かれてるの?」

 

「違う! ……あっ、そうじゃないの」

 

 

 何であんな大声で否定しちゃったんだろう……あれじゃあ肯定してるのとほぼ同義じゃない。

 

「良いよね~静寂は。織斑君と仲が良くて」

 

「清香だって仲良いでしょ? そもそも清香たちの方が私なんかよりよっぽど早く一夏君としゃべってたじゃない」

 

「私たちはねぇ……友人Aで終わるような感じだし」

 

「何言ってるの?」

 

 

 ちょっと表現が難しかったので聞き返したのだけれど、それに対する答えは無かった。

 

「さっきだって織斑君と電話してたでしょ?」

 

「うん。ノートを見せるからって部屋に行く許可を貰ってたの」

 

 

 あの一角は関係者以外立ち入り禁止だし、本音たちに許可を貰うよりかは一夏君に貰った方が確実だと思ったから。

 

「このクラスで織斑君の番号を知ってるのってそんなに居ないんだよ?」

 

「そうなの? だってマドカさんとか本音は知ってるでしょ?」

 

 

 それに恐らくは美紀さんも知ってるだろう。

 

「後は誰が居るか知らないでしょ? 私たちは織斑君の番号すら知らないんだよ」

 

「一夏君に聞いたの?」

 

「聞いてない……」

 

「聞けば教えてくれると思うけど」

 

 

 私だってきっかけがあったから聞いただけで、それが無かったら此処まで仲良くなれなかったと思う。

 

「あら、何のお話ですの?」

 

「セシリアは織斑君の番号を知ってるの?」

 

 

 オルコットさんは知らなさそうだな……だって最近は全く一夏君に相手にされて無いし……

 

「もちろん知ってますわよ!」

 

「えっ、知ってるの!?」

 

「当然ですわ!」

 

 

 ちょっと意外……オルコットさんも一夏君の番号を知ってたんだ。

 

「何威張ってるんだ。お前はあれだろ。イギリスで盗まれたISの情報を得る為にお兄ちゃんから電話もらっただけだろ」

 

「何故知ってますの!?」

 

「知ってるさ。その奪ったISを使ってるのは私なんだから」

 

「そう言えばそうでしたね……まさかマドカさんがサイレント・ゼフィルスの持ち主になるなんて思ってもいませんでしたわ」

 

 

 そう言えばそんな事件があったわね……あの時に一夏君が情報を得る為にオルコットさんに連絡してたとしてもおかしくは無いわね。

 

「良いな~セシリアは。僕なんて一夏に何度聞いても教えてもらえないんだよ」

 

「それはシャルロットさんが危険だと判断されてるからですわよ」

 

「私も一夏の番号は知らんな」

 

 

 デュノアさんと篠ノ乃さんも会話に加わってきて、話題はオルコットさんだけが一夏君の番号を知ってるのはズルイと言う事になっていく。

 

「セシリア、僕にも一夏の番号を教えてよ」

 

「そうだぞ! 私にも教えろ!」

 

「嫌ですわ! ご自分で聞きに行ったら如何です?」

 

「だから教えてくれないんだって!」

 

「私もだ!」

 

「そもそも箒さんは携帯を持ってるのです?」

 

「それくらい持ってる! お前は私を何だと思ってるんだ!」

 

 

 へー、篠ノ乃さんも携帯を持ってるんだ。てっきり持ってないのかと思ってたわ。

 

「アンタたち五月蝿いわよ! 隣のクラスまで響いてるんだから!」

 

「鈴さんは当然知ってますわよね?」

 

「何をよ」

 

「一夏さんの番号ですわ!」

 

「番号? ……ああ、携帯の番号ね。知ってるわよ、それとアドレスも」

 

 

 中学時代からの付き合いである凰さんが一夏君の番号を知っていても不思議では無い。と言うか知らないと言われたら困ってたところだ。

 

「良いですわね、鈴さんは。無条件で一夏さんの番号を知れて」

 

「無条件って訳じゃ無いわよ。小学校の時に一夏がアタシに声を掛けてくれたから仲良くなっただけで、声を掛けてくれて無かったら……あれ? ひょっとしてアタシぼっちだった?」

 

 

 凰さんが想像したIFを私たちも想像してみた。一夏君がきっかけで友達が増えたって事なんだから、一夏君と友達になってなかったら……

 

「鈴さん、何て悲しい人なんでしょう。大丈夫ですわ! 私たちが鈴さんのお友達になってさしあげますから」

 

「鈴って悲しい女子高生なんだね」

 

「違うわよ!」

 

「……あんまり私と変らない光景だったな」

 

「「「………」」」

 

 

 篠ノ乃さんの自虐に、三人は何も言えなくなっていた。正直私も清香も篠ノ乃さんになんて声を掛けてあげれば良いのか見つからなかったのだけど……

 

「お前はお兄ちゃんの周りから人を遠ざけた元凶だからな! お前の周りに人が居なくても当然だろ」

 

「ちょっとマドカさん!?」

 

 

 一夏君の妹であるマドカさんは、一夏君が友達が少ない原因である篠ノ乃さんの事を毛嫌いしてる節が見受けられるのだ。まぁ気持ちは分からなくはないけども、一夏君が納得してるんだからマドカさんが気にする事じゃ無いと思うんだけどな。

 

「私だって被害者だ! 姉さんと千冬さんが居なければ私はずっと一夏と一緒に居られたのに!」

 

「いや、無理でしょ。前に一夏から聞いたけど、篠ノ乃博士がISを発表する前から箒って一夏に避けられてたんでしょ?」

 

「そ、そんな事は無い! 一夏はずっと私と一緒だったんだ!」

 

「それって箒さんが一夏さんに付き纏ってただけではないのですか?」

 

「ストーカーって性質が悪いよね。僕、軽蔑するな」

 

 

 デュノアさんがそれを言うのか! と私以外も思っただろうけど、誰一人口に出す人は居なかった。

 

「そう言えば前に一夏から聞いたけど、箒って一度だけ一夏に本気でやられた事あるんでしょ? 一夏を本気で怒らせるなんて、中々出来ないわよ」

 

「箒さん、何をしたんですの?」

 

「な、何もしてない!」

 

 

 こりゃ絶対に何かしたんだろうな。その事を知ってるとしたら須佐乃男か織斑先生かな。でも聞ける雰囲気でも無いし、そもそも須佐乃男は今教室に居ないし……何処に行っちゃったんだろう?

 

「お前ら、さっさと席に着け!」

 

「ヤバッ! それじゃあね」

 

 

 織斑先生が入ってきた事で、凰さんが大慌てで二組に戻って行った。あれ? 次って織斑先生の授業だっけ?

 

「須佐乃男、ご苦労だったな」

 

「IS使いが荒いですよ……」

 

「織斑兄が居ない以上お前とボーデヴィッヒに頼む他ないだろう」

 

「教官、重すぎですよ……」

 

「お前もこっちに来て鈍ってるんじゃないのか?」

 

 

 居ないと思っていた須佐乃男は、ボーデヴィッヒさんと一緒に織斑先生に扱き使われていたようだった。

 

「次の授業は本来ならナターシャ先生が担当するはずだったのだが、急用が入った為に私が代理を務めることになった。それでは授業を始めるので須佐乃男とボーデヴィッヒもさっさと席に着け」

 

「分かりました」

 

「りょ、了解です……」

 

 

 ISである為にさほど疲れが見えない須佐乃男と、色々と事情はあれど人間であるボーデヴィッヒさんとでは、同じ荷物を運んできたとしても疲れ方に差が出てしまってるのはしょうがないのだろうな。それにしてもボーデヴィッヒさんがあそこまで疲れてるなんて珍しいわね。

 

「今からこれを背負って校舎周りを五周してもらう。ああ、着替えなくて良いぞ。それ程大変では無いからな」

 

「織斑先生! 何処から如何見ても錘なんですが?」

 

「その通りだデュノア。これは錘だ」

 

「それを背負って走るのなら、せめて制服は勘弁して欲しいんですが」

 

「そんなものか? それじゃあさっさと着替えて準備しろ」

 

 

 織斑先生の基準なら問題無いのでしょうけど、私たちからしたらあの錘は勘弁してほしいレベルなのだ。あんなのを背負って問題無く走れるのは一夏君くらいでしょうね。

 

「専用機持ちは一般生徒の倍背負ってもらうからな」

 

「何ですって!?」

 

「そんな!?」

 

「ほえ~……」

 

「姉さん、それって本気なの!?」

 

「学校では織斑先生だ」

 

 

 マドカさんに出席簿が振り下ろされた。相変わらず音だけで痛いわね……

 

「ちなみに錘を運んできたボーデヴィッヒは一般生徒と同じで構わない」

 

「よ、良かった……」

 

 

 ヘロヘロで着替えるのも儘ならない状態だったボーデヴィッヒさんは安堵の表情を浮かべた。軍人でも勘弁して欲しい事を、私たちにさせるんだからかなりぶっ飛んでるわよね、織斑先生って……

 

「あの~織斑先生、四月一日さんは如何なんでしょうか?」

 

「四月一日が如何かしたのか?」

 

 

 恐る恐る手を挙げたデュノアさんに、織斑先生が質問を返した。

 

「いえ、四月一日さんは訓練機用のコアとは言え専用機扱いのISを所有してますし、そうなると四月一日さんも僕たち同様錘二倍なのかなーっと」

 

「二倍? 何を言ってるんだお前は。専用機持ちは一般生徒の三倍だ」

 

「そんな!?」

 

 

 倍としか言ってなかったので、てっきり二倍だと思っていたら、なんと三倍だったなんて、可哀想に……

 

「四月一日は既に基礎体力が高いから貴様ら軟弱な専用機持ちとは別メニューで構わないだろ。四月一日は織斑兄の部屋に行き織斑兄の手伝いをして来い」

 

「は、はい!」

 

「それから須佐乃男もだ」

 

「分かりました」

 

 

 一夏君の専用機である須佐乃男が免除なのは皆納得してるけど、四月一日さんまで免除なのは半分くらいの生徒が納得してない様子だった。

 

「文句があるヤツは私に直接言え! 私が四月一日はこのメニューをする必要が無いと判断したんだからな」

 

 

 威圧的な織斑先生の態度に、不承不承ながらも四月一日さんが免除されるのを納得した生徒たち。一夏君が居ても同じように説得したんだろうけど、多分一夏君がしたのなら全員がスッキリと納得してたんだろうな。

 

「貴様らのようなちょっと戦闘したくらいでヘロヘロになるヤツらと、大勢の相手をしてもピンピンしていた四月一日を同列に見るのは四月一日に失礼だろうが! 大体専用機持ちが亡国企業相手に押され気味だったと聞いた時は、私は情けなく思ったぞ。織斑兄に近しい更識妹と布仏姉妹は活躍したようだったが、それ以外で活躍した専用機持ちは織斑妹と凰くらいだろうしな」

 

「織斑せんせ~、私は活躍した判定なのに特訓するんですか~?」

 

「私も活躍した事になってますよ?」

 

「布仏妹は普段のトレーニングをサボってると織斑兄から聞いた。織斑妹は今以上に強くなって欲しいと織斑兄からの頼みだ」

 

「サボってる訳じゃないんだけど……」

 

「お兄ちゃんの頼みならしょうがないかな~」

 

 

 マドカさんがあっさりと懐柔されてしまってる……一夏君の名前を出せば大抵の言う事は聞くでしょうけど、こうもあっさりと懐柔されちゃってると何だか不安になってくるんだけど。

 

「それでは各自昇降口までこの錘を持って移動するように」

 

 

 織斑先生の一言で、誰も文句を言えずにトボトボと錘をもって歩き出す。一夏君、今此処に君が居なかった事を怨むからね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何だか無関係な事で怨まれたような気がするんだが……多分気のせいだろう。それにしても駄姉め、こっちに仕事を押し付けるんじゃねぇよな。

 

「一夏様、須佐乃男です」

 

「み、美紀です!」

 

「ん、入って良いぞ」

 

 

 そもそも須佐乃男は自分の部屋でもあるんだからわざわざ声掛けてこなくても良いんだが。それに美紀だってそんなに緊張する必要は無いんだがな……何か怖がらせる事したか、俺?

 

「し、失礼します!」

 

「美紀さん、ちょっと緊張し過ぎでは?」

 

「悪いな。ちょっと忙しくなってしまったから刀奈の看病を頼みたいんだ」

 

「千冬様は一夏様の手伝いをしろと言ってましたが?」

 

「さすがにこの仕事を手伝ってもらうのは如何かと思うしな。そもそも生徒である俺に頼む時点で駄目なんだが……まぁそこは良いとしても二人に見せられるものじゃないから」

 

「何ですか?」

 

「今度の小テストの問題作りだ。良い問題が浮かばないから頼むってナターシャに押し付けて、そのナターシャは業者に呼ばれたからって俺に泣きついてきたんだ」

 

 

 多分銀の福音の事で業者に呼ばれたんだろうが、それにしても何で俺に泣きついてくるんだよ……駄姉に返してやれば良いだけだろうが……って、ナターシャにそれは出来ないだろうな。

 

「それじゃあ今度の小テスト対策は、一夏様に頼めないって事ですか!?」

 

「そうなるな。俺は問題知ってるんだし」

 

 

 そもそも問題作成とテスト対策の両方で泣きつかれるなんてそうそう体験出来る様な事じゃ無いと思うんだが……そもそも教師じゃねぇんだし。

 

「それじゃあ私や本音様、美紀さんや香澄さんの成績は如何なるんですか!?」

 

「マドカもだろうがな……まぁ静寂に頼むか簪に頼むんだな。あの二人なら優秀だから」

 

「ですが、一夏様程教えるのが得意では無い様子ですし……」

 

 

 簪も静寂も普通に優秀なんだが、教えられる側が問題児過ぎるからな……理解力が低いのが揃ってるから教える側はホント苦労するんだよな……

 

「それじゃあ大人しく赤点採って補習受けるんだな」

 

「一夏君の言う様に、皆一回は補習受けた方が良いとおもうよ?」

 

 

 黙って聞いていた刀奈も俺の意見に同意してくれた。甘やかし過ぎてるのは自覚してるので、ここらで一回突き放すのもありなんじゃないかと思っていたのだ。

 

「補習なんて受けたら、また四月一日家の人に笑われてお父さんやお母さんに馬鹿にされるんだろうな……どうせ私は出来損ないですし……」

 

「……ネガティブシンキングはやめてくれないか」

 

「一夏様に勉強を見てもらったのでIS学園に入れた私ですよ? その私が自力で補習を回避出来るとお思いですか?」

 

「……それじゃあ範囲全体を教えれば良いんだろ。分かった、分かったからウジウジするのは止めてくれ」

 

 

 問題自体を教えるのは不平等だと騒がれるだろうから、駄姉が指定してきた範囲の問題を全て叩き込めば問題無いだろうしな。範囲は発表されるんだから……

 

「それって、もの凄く大変じゃ無いですか!」

 

「それじゃあ須佐乃男は大人しく補習受けるんだな?」

 

「いえ、頑張って勉強します……」

 

「よろしい」

 

 

 テスト前に苦労してテスト後に楽をするか、テスト前に楽をしてテスト後に苦労するか、どちらも苦労する事に変わりないのだが、やはりテスト後に苦労はしたく無いのだろうな。

 

「一夏君、何だか頭がクラクラするんだけど……」

 

「はいはい、須佐乃男、刀奈に水持ってきてやれ」

 

 

 多分また熱で水分を持っていかれてクラクラしてるのだろう。小まめに水分補給しろって言ってるんだが、一気に飲むから駄目なんだよ……

 

「一夏様、私は何をすれば良いのでしょうか?」

 

「美紀? そうだな……刀奈の身体でも拭いてやってくれ。多分凄い汗掻いてるだろうから」

 

「一夏君が拭いてくれないの?」

 

「……今の流れでそんな事言うのか? 俺は忙しいんだよ、自分が担当する以外の仕事で」

 

 

 そもそも生徒会の仕事だって俺が担当するはずの量は、何時もこなしている量の半分以下のはずなんだ。それがあんな量をやらなければいけないのは刀奈と本音がサボりにサボってるからなんだがな。

 

「それじゃあ刀奈お姉ちゃん、身体拭くから脱いで」

 

「優しくお願いね」

 

「大丈夫、ちゃんと加減するから」

 

 

 美紀ってそんなに力強かったっけか? 刀奈が何を心配してるのか分からないが、とりあえず俺は部屋を移動しておこう。

 

「一夏君、何処行くの?」

 

「コーヒーでも飲みながら考える。さすがに刀奈が脱いでる傍で問題を考えるのはな」

 

「一夏君なら見ても良いんだよ?」

 

「一夏様、お水持ってきました」

 

「俺にじゃなく刀奈に渡せよ」

 

 

 須佐乃男が俺にコップを差し出してきたが、こいつも人の話しを聞いてなかったのか……

 

「そうでしたね! それでは楯無様、お水です」

 

「ありがと……ゴホゴホ」

 

 

 やっぱり刀奈の体調はあまり回復して無いな……普通の風邪じゃねぇのかもしれないな。

 

「なあ刀奈?」

 

「な~に、一夏君?」

 

「ちょっとお前の血を貰っても良いか?」

 

「血? 何に使うの?」

 

「いや、血液検査。普通の風邪じゃ無いかもしれないから」

 

「風邪じゃなきゃなんなの?」

 

「如何も日本政府にお前の事を面白く思って無いヤツが居るようだからさ。もしかしたらウイルスか何かを仕込まれたかもしれない」

 

「えっ? 何処でそんな事を……」

 

 

 そんなのはいくらでもやりようはあるだろうしな。もしかしたら内部にスパイを仕込んでるかもしれんし。

 

「念の為だ。普通の風邪だって分かればお前も安心出来るだろうし、もし違ったとしてもはっきりと原因が分かれば対策だって取りようがある」

 

「そうね……それじゃあ一夏君、私の処女を……」

 

「普通に注射して抜くから気にするな」

 

「せめてツッコミを! ツッコミを入れてください!」

 

 

 スルーしたら刀奈が泣きそうな声を上げた、ツッコムのも億劫なボケをかますお前が悪いんだろうが……




次回、誰かが伝説になります…
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