もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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これで一年連続達成? 明日から二年目に突入です。


髪の手入れ

 白椿製造も半分以上終わり、後はそれほど難しい作業ではない。俺は一区切り入れる為に簪が持ってきてくれた弁当を食べる事にした。

 

「修学旅行までには完成するかな」

 

 

 自分が思ってたよりも作業が捗り、このまま行けば修学旅行に持っていく悩み事は一つ減りそうだ。

 

「まぁ元々白椿の事は大きな悩みでは無かったんだがな」

 

 

 白椿もとても良い子で、俺が作業してる間ずっと声を出さず我慢してくれている。相当痛いだろうに、ホント良い子で助かるよ。

 

「これならサラ先輩とも相性良いだろうし、何よりビッド兵器は扱いが難しいからな」

 

 

 セシリアも長時間訓練して使えるようになったらしいし、亡国企業が何時攻めてくるか分からない状況だから、ISとの相性で訓練時間の短縮に繋がれば幸いなんだがな……

 

「出来る事なら修学旅行前に完成させて訓練に付き合いたいんだが……そうなると今日は徹夜になるかも知れないな」

 

 

 まだ日数はあるとはいえ、なるべく多くの時間を訓練に当てたいのだ。だから出来るなら今日中に白椿を完成させ、明日一日を訓練に当てる事が出来ればデータも採れるしサラ先輩も慣れる事が出来るので良いのだが……

 

「さすがに徹夜は怒られるよな。刀奈たちにも、君にも」

 

「(当たり前です! それほどまで一夏くんが無理をする必要は無いんですよ)」

 

「そうは言ってもな……君に慣れさせる為には、やはり時間が必要だろ?」

 

「(それでも、一夏くんが無茶をして倒れられるよりからマシですよ、訓練時間が足りないなんて。そもそも一夏くんは自分がどれだけISたちに必要な人物なのか自覚してるの? ISだけじゃなく、彼女さんや友達たちにも、一夏くんは必要なんでしょ? だから無理はせず余裕を持って作業して)」

 

 

 何だか立派な姉に怒られてる気分だな……ウチの駄姉じゃこんな事は言わないだろうし、刀奈や虚も年上だが甘えてくるのが好きだからな。何だか新鮮な気分だ。

 

「まぁ君がそういうなら無理はしないでおこう」

 

「(約束ですよ?)」

 

「ああ。無理はしない、無茶をしよう」

 

「(一緒じゃないですか!)」

 

 

 一緒じゃないんだが……徹夜もしないし出来る限り無理もしない。だから作業速度を上げる無茶をするんだ。

 俺は弁当を食べ終えてすぐ白椿製造を再開する。今までの速度より若干速くして、でも正確性は失わないように次々に作業を進める。実際後は搭載する武装を造り白椿に積む作業だけだからな。白椿本体より精密さに欠けても問題ないのだが、それでも事故に繋がるかもしれないのでしっかりと造っていく。

 

「(その速度でよくミスしませんね)」

 

「家事と一緒で慣れだな。君の前に黒椿を造ったし、訓練機たちに新しい武装を積む為に何度もこれと似たような作業をしてるから」

 

「(一夏くんは篠ノ乃束博士より凄い人になりたいの?)」

 

「いや、あの駄ウサギには興味ないし、あれより凄い人ってどんな感じか分からん。そもそもあそこまで変態で部屋を散らかしても何とも思わないヤツと比べられたくない」

 

「(……世間の篠ノ乃束像しか知らなかったけど、実際はそんな人なんだ、私たちの生みの親になってる人は……)」

 

「君たちの中で伝説とされている織斑千冬も同様に変態で家事無能者だ。今頃後輩に部屋を掃除させてるんだろう」

 

 

 実際気配で分かるように、山田先生は寮長室の掃除で困っている。ナターシャが傍に居たが、さすがに手伝わないよな。俺でもそうする。

 

「(私たちISに感けた代償ですか?)」

 

「いや、君たちが出来る前から、あの駄目コンビは家事無能者だ」

 

「(駄目コンビ……世間で大天災とブリュンヒルデと呼ばれているIS界のツートップをそう呼べるのは一夏くんだけなんでしょうね)」

 

「まぁ付き合い長いからな」

 

 

 それに、あの二人が俺を恐れてくれてるってのもあるだろうな。同じように付き合いが長いはずの篠ノ乃は駄姉に強く出れて無いしな。

 

「さて、こんなもんか」

 

「(それは?)」

 

「ビット兵器の試作品、試しに使ってみるかな」

 

「(でも、一夏くんの専用機の須佐乃男は今此処に居ないわよ?)」

 

「大丈夫だ。これくらいなら生身で扱える」

 

 

 整備室からアリーナに出て、俺は造ったばかりのピッドを動かす。

 

「……駄目だな。精度も低いし動きも鈍い」

 

「(生身で使えるだけでも驚きなのに、求める能力が高いのに更に驚いた)」

 

「第四世代を名乗る武装だからな。これじゃあ第三世代にも劣る」  

 

「(第四世代ですか……そんなものを普通に造れるのは一夏くんくらいですよ)」

 

「そうか? 駄ウサギも造ってるんだが」

 

「(そこまでいかないと比べる相手がいない一夏くんは、十分凄いんだよ)」

 

 

 そうなのか……まったく自覚してなかったし、駄ウサギが凄いって事を暫く忘れていたからな……俺は凄いのか……

 

「まぁ、あまり驕るのも良く無いし、ほどほどに自信にしておくか」

 

「(それが良いですね。一夏くんならそう出来ると思いますよ)」

 

「それじゃあ今のデータを早速使って改良するか。これが終われば君の製造もほぼ終わったと同然だからな」

 

「(……他の武装は既に出来てるんですか?)」

 

「ん? 第四世代の遠距離武装は、エイミィの黒椿にも搭載させたし、データもほどほどに集まってるからな。それを参考に造れば問題ない」

 

「(やっぱり凄い人ですね、一夏くんは)」

 

 

 こんなに褒められるのは初めてかもしれないな……しかも刀奈や虚みたいに逃げ道が無い完全に姉的ポジションの相手に褒められるとちょっと照れる……というか如何反応して良いのかに困る。

 

「(一夏くん、そんなに照れなくても良いじゃなのよ)」

 

「いやでも……慣れてないと反応に困るんだよな……」

 

「(一夏くんには年上の彼女も居るんでしょ? 普段通りにしてれば良いんじゃないの?)」

 

「いや……刀奈も虚も碧もナターシャも、年上だが年下だと勘違いしそうな感じがするんだよな……そして駄姉は論外だし」

 

 

 よくよく考えると、俺の周りの年上って何処かしら変な部分があるな……駄姉や駄ウサギを筆頭に……

 

「(せめて個性的って表現に止めてあげたら?)」

 

「個性的ねぇ……彼女たちはそれで済ませられるが、あの駄目コンビは無理だな。個性的ってレベルじゃねぇよ」

 

「(そ、そうね……一夏くんの話を聞く限り個性的って感じじゃ済まなそうだし……)」

 

 

 おい駄姉、駄ウサギ、お前らはISにまで個性的じゃ済まないって思われてるぞ。少しは反省して生活習慣や生活態度を改めて真人間になる事を勧める。

 

「さて、今度は如何だ?」

 

「(改良するのも早いわね……)」

 

 

 もう一度ビットを操作して、今度はとりあえず違和感無く使う事が出来た。だがまだ駄目だな……これじゃあ精々第三世代だな。

 

「(誰か来ますよ)」

 

「須佐乃男だな。気になって見に来たんだろう」

 

 

 さっきから俺が話してるのを盗み聞きしてたし、同じISとして白椿の事を気にしてる節が見受けられたからな。

 

「一夏様、順調に進んでるようですが、何かお手伝いは出来ませんか?」

 

「そうだな……生身で使うのにも疲れたし、次のテストは須佐乃男を使ってしても良いか?」

 

「もちろんです! そもそも生身でISの武装を使うのは止めた方が良いですよ。ずっとそんな事してるとISの存在意義が無くなってしまいますし」

 

「ISのでは無くお前のでは? まぁ気にしなくてもお前は俺に必要だから安心しろ」

 

 

 聞き方によっては殺し文句のようにも聞こえるが、須佐乃男はそんな事を勘違いするようなやつじゃないし、そもそもISとしての存在意義の話なんだから、勘違いしようが無いか。

 

「では一夏様、搭載の際は私に手渡して下さい。そのまま積み込みますので」

 

「分かった。だが今回はちょっと時間をかけて改良するから、その間白椿とでもしゃべっててくれ」

 

 

 俺はビッド兵器を改良する為に集中力を高める。そうなると周りの音とかが聞こえなくなってしまうので、須佐乃男に話しかけられても返事が出来ないからな。

 結局改良に時間を割きすぎて、今日中に白椿を完成させる事が出来なくなってしまった。だが満足の行くビットが完成したので善しとするか。

 

「一夏様、これなら私でも使えますよ」

 

「とりあえずは保留だな。今は白椿完成が優先だ」

 

「分かってますよ。ですが遠距離武装が少ないのはいけませんからね。一夏様は遠距離攻撃だって一流……いえ、超一流なんですから!」

 

「褒めても小遣いは増えないからな」

 

 

 コイツが今月使いすぎたのは知っている。京都でお土産などを買うお金を欲しているのもだ。

 

「せめて前借は出来ませんか? せっかくの京都ですし……」

 

「……仕方ないな。今日の働きに免じて、バイト代をやろう」

 

「ホントですか! さすが一夏様です!」

 

 

 こういうのが甘いと言われる原因なんだろうな……でもまぁ、当日泣き付かれるよりかは何倍もマシだし、どうせ買うんだから一緒だと思うんだよな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一日かけて漸く寮長室の片付けを終わらせたのですが、これから見張りをしなくてはいけないんですよね……もうくたくたで何もしたく無いです。

 

「ご苦労だったな、真耶。これからも真耶に頼むとするか」

 

「自分でやってくださいよ! 私は千冬さんの小間使いじゃないんですよ!?」

 

「分かってるさ。お前は可愛い後輩だ。だからこうやって身の回りの事を安心して頼めるんじゃないか」

 

「それ、嬉しく無いです……」

 

 

 千冬さんは自分で掃除や洗濯をしないのではなく出来ないので仕方ないのですが、少しは手伝うとか悪いと思ってくれたって良いじゃないですか……

 

「これが報酬だ。この間束がくれた『鬼畜眼鏡の一夏集』だ」

 

「……これに映ってるのは織斑君だけですか?」

 

「妄想DVDだからな。あえて相手は映してないし、名前も呼ばせてない」

 

「なら遠慮なく……」

 

 

 この間千冬さんからもらったDVDで、完全に織斑君にハマってしまい、時々千冬さんのを借りて発散してるのですが、やはり相手が千冬さんだと興奮も半減してしまうんですよね。

 

「お前も束に頼めば良いだろ」

 

「そもそも連絡先を知りませんし、千冬さんは特別価格で譲ってもらえるでしょうけども、私にはそんな事ありえませんしね……そんなにお金もありませんし」

 

 

 篠ノ乃博士に覚えられてない私が頼んでも、作ってくれるとは思えませんしね。

 

「だったら自分の脳内で妄想するんだな。妄想ならいくらでも出来るだろうし、金もかからないだろ」

 

「映像に出来ないのが残念だと思ってしまうでしょうけどね」

 

 

 映像にして保存出来れば、新しく妄想を始めてもその映像は確実に残せますしね。

 

「真耶なら出来るんじゃないか? そういったこと得意だろ?」

 

「機械操作は得意ですけども、映像はちょっとやった事ないですね……」

 

「ならこの際に始めてみたら如何だ? お前なら一夏の資料を集めるのは束より楽だろうしな」

 

 

 そういえば篠ノ乃博士は衛星から織斑君を観察……いえ、盗撮してるんでしたっけ。確かにそれと比べれば織斑君を観察するのは私の方が楽でしょう。ですが織斑君にバレる可能性は十分にあるんですよね……私まで怒られたくないですし。

 

「まぁそこら辺は真耶の判断に任せる。もしやるのなら私も協力しようじゃないか」

 

「それって唯単に千冬さんがほしいからですよね?」

 

「バカにするな! 私だって映像加工なら出来るんだぞ!」

 

 

 それは初耳ですね……でも、出来るなら何で自分でやらないのでしょう? わざわざ高い料金を払わずに、自分で作れば良いのではないでしょうか。

 

「だが、いろいろと面倒でな。自分でやるよりも束にやってもらった方が確実だし、仕上がりも満足の行くものになってるからな」

 

「……そこまで面倒くさがらなくても良いんじゃないですか。出来るならやりましょうよ」

 

「私が作るとなると、週の半分はその作業に費やさなくてはいけなくなる。だが束なら半日かそこらで完成させられるしな。それに此処で作業したら一夏に途中でバレる可能性が高い」

 

「それは確かに……織斑君の部屋はすぐそこですものね」

 

 

 寮長室の隣……といってもある程度距離はあるのだけども、そんな場所に本人が生活してるのに映像加工なんておいそれとは出来ませんよね。

 

「ところで真耶」

 

「はい、何でしょう?」

 

「お前が此処に居るなら、誰が今あの問題児三人を監視してるんだ?」

 

「……千冬さんこそ、誰と交代してきたんですか?」

 

「………」

 

 

 気まずい沈黙が寮長室を包み込む。つまりはそういうことなんですよね……

 

「急いで監視に向かえ! 鍵は掛けて来たがあの雌狐は何を仕出かすか分からん」

 

「何で千冬さんが帰ってきちゃうんですか!」

 

 

 寮長室からゴミ置き場まで、私は走った。織斑君や更識さん、布仏さんに見られたら怒られただろうな……

 

「あ、あれ? 織斑君?」

 

「遅かったですね、山田先生」

 

 

 三人の監視は、織斑君がちゃんと行っていた。きっと千冬さんが居なくなったのを気配で察知して代わりをしてくれてたんでしょうね。

 

「何の話で盛り上がってたのかは知りませんが、自分の仕事はしっかりするように伝えて置いて下さい。もちろん山田先生もですがね」

 

「ゴメンなさい……」

 

 

 織斑君に怒られ、私は素直に頭を下げました。織斑君って年下なのに私よりもしっかりしてますよね……自信が無くなっちゃいますよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏君が珍しく部屋に帰って来てくれたので、今日の晩御飯は何時も以上に張り切って作った。だけどやっぱり一夏君には遠く及ばない出来だったのだけども、一夏君は気にせず食べてくれた。

 

「ねぇねぇおりむ~」

 

「何だ?」

 

「最近おりむ~って休んでないよね? 疲れ残って無いの~?」

 

 

 確かに一夏君は休んでない。それは私や虚ちゃんの手伝いや修学旅行先の問題解決、問題児三人の事や訓練機の擬人化、専用機製造とする事が山積みだったからなのだが、それでも一夏君は私たちに文句を言う事は無かった。

 

「一応は休んでるし、根をつめるまでは行ってないからな」

 

「でも、一夏さっきから眠そうだよ?」

 

「そうか? ……確かに何時もよりかは疲れてるのかもしれないな」

 

 

 一夏君はさっきから身体が左右に揺れている。普段は微動だにしない一夏君だけども、疲れてるとこういった動きが見られるのよね。

 

「一夏君が最初にお風呂入る? そうすれば早く寝られるでしょ?」

 

「そうだな……だが片付けもあるし、刀奈たちが先に入って良いぞ」

 

「大丈夫、片付けも私たちがやるし、私たちは大浴場に行けば良いんだからさ」

 

 

 一夏君は少し考えてから、私の提案に従ってくれた。何時もなら頑なに片付けをしたがる一夏君だけども、それだけ疲れてるって事なのかな?

 

「それではお嬢様、片付けを済ませて大浴場に行きましょう」

 

「え? 一夏君の入ってるお風呂に突撃するんじゃないの?」

 

「お姉ちゃん、さすがに一夏が本気で疲れてるんだからそれはやめてあげようよ」

 

「でもかんちゃん、おりむ~と一緒にお風呂に入れるチャンスって最近無かったよね?」

 

 

 ナターシャ先生や碧さんは私たちの判断に従う形を取っている。そして須佐乃男とマドカちゃんはどちらでも良いから今回は話し合いには交ざってこなかった。

 

「やっぱり突撃でしょ! 一夏君の疲れを私たちが癒してあげないと」

 

「ですが、私たちが一緒に入っても、一夏さんは疲れるだけですよ」

 

「おね~ちゃんは気にし過ぎだよ~。おりむ~だって女の子と一緒にお風呂に入れば興奮して疲れなんて忘れちゃうよ~」

 

「一夏はそんな人じゃないでしょ。それに、毎回お風呂ではしゃいで結局一夏に掃除させてるんだから」

 

「それじゃあ二人だけ一夏君と一緒にお風呂で、残りは大浴場で。デート出来ないからこれくらいなら許してくれるわよ」

 

 

 私の折衷案に皆納得してくれて、ジャンケンをする事になった。

 

「それじゃあ行くわよ~……ジャンケンポン!」

 

 

 結果勝ったのは私と虚ちゃん。年長コンビが一夏君と一緒にお風呂に入れる権利を手に入れたのだ。

 

「おじゃましま~す!」

 

「スミマセン一夏さん、お嬢様を止める事が出来ませんでした」

 

「あぁ……気配で分かってた」

 

 

 一夏君は少し呆れ気味ながらも、私と虚ちゃんを迎え入れてくれた。結局一夏君は私たちに甘いのよね。

 

「丁度良い機会だから、刀奈の髪を洗ってやる」

 

「え?」

 

「最近手入れが雑になってる感じだったからな。時間が出来たら手入れしてやろうと思ってたんだ。丁度良いだろ?」

 

「一夏さん、私にも」

 

「分かってる。虚にもしてやるから」

 

 

 そういって一夏君は私の髪を洗い始めた。何で私が一夏君に洗われてるんだろう……私が一夏君を癒しにきたのに、結局一夏君に面倒を見てもらっちゃってるのよね……

 

「刀奈も女の子なんだから、しっかりと髪の手入れしろよ。せっかく綺麗な髪してるんだからさ」

 

「うん……」

 

 

 一夏君に褒められると恥ずかしい気分になるのよね……お世辞を言わないって分かってるからこそ恥ずかしいんだろうけどもね。




達成感が無いのは何故なんでしょう……
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