もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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此処にきて連続でタイトル手抜き……


契約

 まさかお父さんやお母さんがお嬢様を裏切るなんて思っても無かった。この場に本音が居なかったのが幸いですね。あの子はホントにお父さんやお母さんが大好きだから。

 

「何故! 如何して楯無様を裏切ったんですか!」

 

「お前だって分かってるんだろ? あの人では更識はやっていけないという事が」

 

「あの人は若すぎるのよ。暗部更識家はあの子には纏められないわ」

 

「お嬢様を十七代目楯無に任命したのは貴方たち大人でしょうが! お嬢様はそれに従い出来る限りの事をやってこられました!」

 

 

 若干サボり癖がありますが、それでも十分当主としての任を務めてきてるはずなのです。なのにお父さんやお母さんはお嬢様の事を認めようとはせずに、四月一日さんを新しい当主にしようとしてるのです。

 

「布仏家は、代々楯無様に仕えてきた家でしょうが! その現当主とその妻が楯無様に反旗を翻すなど、ご先祖様に何て報告するつもりなんですか!」

 

「今時古い考え方だな、虚。女子高生らしくしたらどうなんだ?」

 

「そうよ。何時までもあんな子に仕えて、青春を無駄にするだけよ」

 

「そんな事ありません。私は十分に青春を謳歌してます」

 

 

 お嬢様に仕えてたから、一夏さんと知り合えた。お嬢様と一緒に居られたから、一夏さんを取り合う事も無く過ごせた。お嬢様と一緒だったから、こんなにも楽しい時間を過ごせて来れたのだ。

 

「私は、貴方たちがなんと言おうと最後までお嬢様の……更識楯無様の味方であり続ける! それが私の、布仏家長女としての誇りです」

 

「そうか……なら手加減は出来ないぞ。娘だからといって見逃してもらえるとでも思ってたのか?」

 

「そんな事ありません。貴方たちこそ、親だからといってやられないとでも? 私はそんな優しい女ではありませんよ」

 

 

 本当は足は震えてるし、出来る事なら逃げ出したい。お父さんもお母さんも私なんかよりも長年暗部に身を置いている人だ。ISがあったとしても私が有利とは決して言いきれない。

 

「虚ちゃん!」

 

「お嬢様!? 一夏さんは如何したんですか」

 

「一夏君なら大丈夫。須佐乃男が来てくれたし、今はそれどころじゃないでしょうしね」

 

「? ところでそのお二人は?」

 

「途中で迷子ってたから拾ってきたの。ラウラちゃんもセシリアちゃんも、ここは大丈夫だから簪ちゃんたちのところに戻って。私たちはこっちを守らなきゃいけないから、貴女たちに頼むしかないの」

 

「わ、分かりましたわ!」

 

「了解! その任務、必ず成功させてみせる!」

 

 

 オルコットさんとボーデヴィッヒさんはお嬢様の頼みに力強く頷き、そのまま元来た経路で簪お嬢様たちが居るであろう場所まで飛んでいきました。

 

「小父様、小母様、貴方たちの野望は潰えました」

 

「如何いう事だ?」

 

「四月一日さんは、先ほど亡くなりました」

 

「あ、アンタが殺したのね!」

 

「違います……オータムです。亡国企業の」

 

 

 お嬢様の表情から見るに、恐らく本当に四月一日さんは殺されてしまったのでしょう。ですが、お嬢様は人の死に直面した事など私の記憶では無いのですが……随分と冷静でいられてますね。

 

「お嬢様、その場面を見たのですか?」

 

「うん……いえ、一夏君が私の視界を覆ったから直接は見てないけど、オータムが襲い掛かったってのは会話を聞いて分かったし、視界が回復した時には、既に四月一日さんは絶命してたから……」

 

「そうですか……」

 

 

 その瞬間を見たわけではなかったのですね……さすが一夏さん。その辺りはちゃんと理解してたのですね。

 

「これでもまだ戦いますか? もし戦うというならば、ロシア代表として、更識家当主としてお相手しますよ」

 

「今更どの面下げて更識に戻れと? 反旗を翻し、当主を無能扱いした私たちが」

 

「もちろん無罪放免と言う訳にはいかないでしょう。でも、私は小父様も小母様も大好きですし、出来ればもう一回私を支えてもらいたいと思ってるんだけど……駄目ですか?」

 

 

 お嬢様のお願いに、お父さんもお母さんも全身を震わせている……きっとそんな風に思われてるなんて思って無かったのでしょうね。

 

「でもあの子は……織斑一夏君は我々を許してくれるのだろうか?」

 

「そうよ……あの子は前から私たちが更識を裏切ってる事に気が付いていたわ。それでもその事を虚や本音には言わないでいてくれた。恐らく信じたく無かったのでしょうけども、これでハッキリしてしまったわ。粛清の対象になっても仕方ないわ」

 

「大丈夫ですよ。一夏君は寛大な心の持ち主ですから!」

 

「でもまぁ、それ相応の罰は下されるでしょうけどね。散々更識の資金で飲み食いしてきてたんですから」

 

 

 例の領収書に記された名は更識家だ。そしてその代金はお父さんが更識からくすねた資金から出ていた事がこの間判明してたのだ。

 

「虚、お前知ってて……」

 

「一夏さんから聞かされた時は耳を疑いました。ですが、何度も調べなおしてくれた一夏さんが知らせてくれたのですから、私は一夏さんではなくお父さんとお母さんの方を疑いましたけどね」

 

「何よ虚ちゃん、一夏君から聞いてたなら私にも教えてくれたって良かったじゃないの」

 

「一夏さんから他言無用と釘を刺されていたんですよ。お嬢様はすぐに顔に出ますし、簪お嬢様や本音には受け入れられないだろうからって言われてまして」

 

 

 本当なら私にも言いたくなかったのでしょうが、一夏さんは私なら受け入れられると判断して教えてくれたようでしたしね。

 

「そうなの~? なんだか一夏君の中で虚ちゃんだけがしっかりものって扱いみたいじゃないのよ~」

 

「お嬢様は普段ちゃんとしてないからですよ。やれば出来るのにやらないからそう思われてしまうんですよ」

 

「だって~。虚ちゃんも一夏君も早すぎるのよ~。あれと同じ事をやれって言われたら誰だってやる気無くすわよ~」

 

「はいはい。今は言い訳は良いですから、一夏さんの手伝いに行きますよ」

 

「もうちょっとくらいゆっくりしてても良いじゃないの。せっかくの親子の対面だったんだしさ」

 

 

 如何いう事でしょう? 私はこの間屋敷に戻った時にお父さんともお母さんとも顔を合わせてるのですが……

 

「織斑夫妻の事ですか?」

 

「やっぱり小父様も小母様も知ってたんですね?」

 

「一応はね。でもあの人たち、本当に一夏君のご両親なの? あまり似てない感じだったんですが」

 

「それは、一夏さんは『織斑』じゃ無いからでしょうね」

 

「……如何いう事だ?」

 

 

 私が説明している間、お嬢様はどこか疲れたような表情を浮かべてました。まぁ人の死を間近で見たのは初めてですし、それなりに親しくしていた相手ですからね……美紀さんのお父上でもありますし、先代の楯無様の盟友だった方ですので、仕方ないのかも知れませんが。

 

「それじゃあお父さんとお母さんは中で大人しくしてて。処分は全部終わってから下すから」

 

「分かった」

 

「虚、頑張ってね」

 

 

 お嬢様が許して下さると分かるとあっさり掌を返しましたね、この二人……まぁ元々がこんな性格の二人ですからね……本音がまるっきり二人にそっくりですし……

 

「よかったわね虚ちゃん。小父様も小母様も反省してくれて」

 

「お嬢様が許して下さったからですよ。私一人では説得なんて出来ませんでしたし」

 

「そうかしらね~。私なんかよりよっぽど虚ちゃんの方が口が達者じゃないのよ」

 

「如何いう意味でしょうね?」

 

 

 私が目を細めて睨むと、お嬢様は何時ものように明るく笑いながら逃げ出してしまいました。

 

「お嬢様! 待ちなさい!!」

 

「待てと言われて待つ人が何処にいるのよ! それに急がないと一夏君が終わらせちゃうわよ」

 

「後で両親と一緒に説教して差し上げますのでお覚悟を」

 

 

 こうやって気分転換をしてくれるのはお嬢様の良い所なのですが、もう少しやり方があるでしょうが……まぁこれがお嬢様なりのやり方なのでしょうし、お嬢様が気を使える証拠でもあるんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自販機で買ったお茶を飲みながら、俺は向こうで繰り広げられている戦闘に気を向けた。

 

「やっぱ駄姉やマドカの実の両親って感じだな。並大抵の実力者じゃ瞬殺されるだろうぜ」

 

「やはり織斑家の人間は特別なんでしょうかね?」

 

「さぁ? 俺には記憶に無いし、マドカも恐らくは消したい過去だろうしな。本当の実力は駄姉に聞けば分かるんじゃないか?」

 

 

 見た限り本気で戦ってる感じでも無いし、本気なのはオータムくらいだろう。スコールもまだ余力を残してる感じだしな。

 

「一夏様、私たちは何時までのんびり出来るんでしょうね?」

 

「そんなの向こう次第だろうよ。スコールが俺の実の母親――ナタリアとか言ってたか? その人の知り合いで、実の父親で亡国企業の現段階の地質的リーダの命で俺を攫ったとか? ややこしい事ばかりで正直如何でも良くなってる」

 

 

 記憶にない育ての親に、存在すら知らない実の両親の話しなんてされても如何反応すれば良いのかに困る。大体物心付いた時には織斑の両親の厄介になってたんだろうし、俺の記憶のスタートは駄姉の世話を見る破目になった事だからな……正直俺の中に親という存在は無いんだよな……

 

「一夏様、お茶のお代わりは如何します?」

 

「そんなに飲んで、いざという時にトイレに行きたくなっても知らねぇからな」

 

「大丈夫ですよ。一夏様はトイレ遠いですし、私はISですので最悪水分を蒸発させて処理しますから」

 

「……ならお前だけ飲めばいいだろ」

 

 

 須佐乃男に追加の料金を渡して自分で飲みたいものを買わせる。正直のんびりしてる俺たちが場違いで、アイツらが正常なんだろうけどな……まぁ休めるうちに身体を休ませておかないと動け無いからな。

 

「一夏君、あれって如何いう状況なの?」

 

「刀奈? 何で裏口から」

 

「お嬢様が逃げ出したので此方から来ました」

 

「それで、布仏のご両親はもう良いのか?」

 

「お嬢様のおかげで説得出来ました。でも一番は四月一日さんが殺されてしまった事でしょうね」

 

「神輿のトップが居なくなっちゃったんですから、担ぐ意味も無くなったんでしょうね」

 

 

 須佐乃男の辛辣とも取れる発言に、刀奈も虚も顔を逸らす。普通の女子高生には考え出せない事だしな。

 

「とりあえずあれはただの喧嘩だ。俺の本当の母親の事でスコールが切れて、それに便乗するようにオータムが加わったんだ」

 

「あれが織斑先生とマドカさんのご両親ですか? ご挨拶した方が良いのでしょうか?」

 

「別に必要ないだろ。大体あいつらも亡国企業の幹部だぞ」

 

「でも、一夏君の義理のご両親なんでしょ? て事はいずれ私たちの……」

 

「いやいやいや……俺に親なんて存在しないから」

 

 

 親と呼べるか怪しいし、そもそも俺にはあの人たちの記憶がないからな……

 

「刀奈と虚も何か飲むか? 丁度そこに自販機があるんだよ」

 

「じゃあもらおうかな」

 

「ん」

 

 

 刀奈に金を渡し、自分で好きなものを買わせる。今更ながらこんなのんびりしてても良いのだろうかという考えが頭を過ぎるが、まぁ別に大した問題では無いだろうな。

 

「しかしまぁ……これだけ派手に壊して、誰が修理代を払うんだろうな?」

 

「亡国企業ではないのですか?」

 

「裏組織が壊したものに修理代を出すとは思えないだろ」

 

「じゃあ学園ですか?」

 

「俺は何も壊してないぞ」

 

「では誰が?」

 

「さぁ? 国にでも請求するんじゃねぇの?」

 

 

 それ以外に請求出来る場所がねぇし、最悪は泣き寝入りという事になるだろうな。

 

「あ、簪ちゃんから電話だ。もしもし、如何したの? え? ……うん分かった。こっちも終わらせて合流するね」

 

「何だって?」

 

「向こうで織斑先生が暴れだしたから、抑えるのに力を貸してほしいって」

 

 

 何やってるんだ駄姉よ……

 

「刀奈と虚は行って良いぞ。こっちは俺が片付けておくから」

 

「だ~め。一夏君はちょっと目を離すと無茶するんだから、こっちも三人で片付けて織斑先生を止めに行くの」

 

「それが一番良いでしょうね。一夏さんはただでさえ負傷してるんですから」

 

「では一夏様、さっさとあの亡国企業幹部たちの喧嘩を止めちゃいましょう」

 

 

 簡単に言ってくれるな……あれでも亡国企業の幹部連中なんだぞ? こっちが三人とはいえ刀奈や虚じゃオータムにも勝てるかどうか……

 

「じゃあ刀奈と虚で織斑の屑親を止めてくれ。最悪生きてれば何してもいいから」

 

「……一夏君、冗談に聞こえないんだけど?」

 

「当たり前だろ? 本気で言ってるんだから」

 

 

 俺の表情に刀奈と虚が驚いてるが、須佐乃男だけは笑っていた。

 

「さすが一夏様ですね。義理の両親とはいえ容赦の欠片も感じられないとは」

 

「記憶が無いって言ってるだろ? だからアイツらは義理の両親ではなく赤の他人、倒すべき敵でしかないんだよ」

 

「なるほど。まぁマドカさんが居ても同じ事を言ってたでしょうしね」

 

 

 アイツもあの屑親に捨てられたって言ってたからな……最悪身柄をマドカたちの前に持っていって処分はあの姉妹に任せれば良いか。

 

「それじゃあ頼んだぞ。行くぞ須佐乃男」

 

「了解です、一夏様」

 

 

 須佐乃男を展開してオータムとスコールを止めに入る。てか本来の目的は俺じゃなかったのか?

 

「離しなさい一夏! アイツらだけは絶対に殺す!」

 

「そうだぜ一夏! アイツらはお前の母親の仇なんだろ? だったらお前が殺したって良いじゃねえかよ!」

 

「母親と言われてもなぁ……俺には記憶も無ければ、見たことも無い相手だからな。それに俺から見ればお前らもアイツらと同じ敵なんだが?」

 

 

 スコールが俺の実の母親と親しかったのは前に聞いたが、まさか殺した相手を殺したくなるほど親しかったとはな……てか、父親が原因とか言ってたがその男が亡国企業の実質的リーダーだったとはな……

 

「邪魔をするなら一夏でも容赦しないわよ」

 

「てか復讐するならさっさと亡国企業を潰せば良いだろうが。そうすれば後ろ盾も無くなってさっさと殺せるだろうに」

 

「それが出来れば苦労しないわよ! 大体私は反乱分子として大幅に戦力を削られてるの。だから貴方を欲してたのよ! ナタリアの息子だしね」

 

「亡国企業を潰すのは俺も賛成だ。だがスコールが言ったように俺たちには戦力がねぇんだよ。だからこうやって隙を見つけてこの二人を……」

 

 

 オータムは唯単に喧嘩に巻き込まれた……いや、自分から交ざっただけだったような気がするんだが……まぁ細かい事は置いておこう。

 

「悪いが、今回は見逃してあげられないわよ。何時も寸でのところで見逃してあげたけども、今回はせっかくのチャンスを活かさないと、これ以上はあの男の目を誤魔化す事は出来ないものね」

 

「……何時も見逃してたのはこっちだろ? オータムは生身の俺に負けてるんだぜ?」

 

 

 安い挑発に乗ってくれればいくらでも対処出来る。最初から須佐乃男に乗ってるとはいえ、俺の身体にダメージが残ってるのは確かだし、この二人相手にまともに戦えるかはかなり怪しいからな。

 

「そんな挑発に乗るかよ。俺だって学ぶんだぜ?」

 

「へぇ、脳筋かと思ってたが少しは考えられるんだな。オータムもそれなりに物事を考えられるとは思わなかったな」

 

「……へ、そんな挑発に乗るかよ」

 

「まぁ、挑発に乗ってあっさりやられるのが怖いから攻めて来ないなら仕方ない。別の方法で攻めるとするか」

 

「テメェ、誰があっさりやられるって! 上等じゃねぇかゴラァ!」

 

 

 ……結局脳筋なんだな。こんな見え見えの挑発に乗ってくるなんてな。

 

「オータム、貴女一夏の挑発に乗ってるわよ?」

 

「……ハッ! 危ねぇ危ねぇ。随分と挑発上手じゃねぇか一夏」

 

「お前が簡単なんだろ? 俺は大した挑発はしてねぇぜ?」

 

 

 スコールが良い感じで邪魔だな……アイツは冷静さを欠く事なんて滅多に……ん? さっき冷静じゃなかったよな。

 

「なぁスコール、お前織斑の屑親を殺したいのか? それとも亡国企業の実質的リーダーを殺したいのか?」

 

「出来れば両方殺してやりたいわね。ナタリアを自殺に追いやったのはそいつらなんですから」

 

「自殺? 殺されたんじゃなかったのか?」

 

「あの子は自殺だったけども、その原因はあの屑共とあの男。貴方を取り上げて精神的に病んでしまったあの子は、もう生きていく希望を無くしてしまったのよ」

 

 

 何か安い小説みたいな話だな……まぁ実際にあった事なんだろうし、俺がとやかく言える話でも無さそうだしな。

 

「じゃあとりあえずここは引け。後でいくらでも殺させてやるから」

 

「そういって貴方が殺すんじゃないの?」

 

「少なくとも俺は殺さない。マドカや駄姉は知らんがな」

 

 

 自分たちをバラバラにした元凶をあの二人が如何するかは俺にも分からんからな。

 

「……分かったわ。その代わり、亡国企業を潰すのに手を貸してほしいの」

 

「それだけなら別に構わない。IS学園としても亡国企業を潰せるのは利益に繋がるからな」

 

 

 こうしてスコールと契約を結び、この場は穏便に済ますことにした。もちろん亡国企業を潰した後でまだ攻撃を仕掛けてくるなら潰すがな。一時的に手を結ぶだけで、完全に味方になる訳では無いのだから。




ただの喧嘩にしかならなかった……
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