もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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いよいよ佳境です


最終決戦に向けて

 バスの外でオータムの機体を弄っていたら、中から悲鳴が聞こえてきた。

 

「おい、あの声って織斑の両親じゃねぇのか?」

 

「だろうな。尋問が始まったって事だろ」

 

「良いのか? お前だって恨みくらいあるんだろ?」

 

「別に。俺には織斑の両親に育てられた記憶は無いし、攫われた時は赤ん坊だぞ。恨む事すら出来てねぇっての」

 

 

 こうして話してみて確信したが、コイツはそれほど根っからの悪って訳では無さそうだな。人の心配も出来る普通の女性だ。まぁ口は悪いがな。

 

「それにしても随分と荒く扱ってるな。壊れてないのが奇跡だ」

 

「ウルセェ! お前と戦ってから機体の調子はずっと悪いんだよ!」

 

「俺と? それって文化祭の時からか? それともお前たちが学園襲撃を仕掛けたときか?」

 

「文化祭の時だ。まさか真剣一本でやられるとも思って無かったし、俺が無様に助けを呼ぶ破目になるとも思って無かったがな」

 

「よっぽど捕まりたくなかったんだな、あの時は」

 

 

 仮にも亡国企業の幹部が無様に、泣きじゃくる子供のように大声で助けを求めたんだからな。普通なプライドが邪魔して助けなんて呼べないだろうに……

 

「あの時はお前をただのイケすかねぇ餓鬼だと思ってたからな。コイツにだけは捕まりたくねぇと思ってたから」

 

「今は違うのか?」

 

「そうだな……イケすかねぇのは変わらないが、お前が意外と良いやつだって事には気付いてるからな。何時も寸でのところで止めは刺さなかっただろ?」

 

「お前が本当は悪いやつじゃないと思ってたからな。今日こうしてゆっくり話してみてその印象は強まった」

 

 

 休戦してるだけで、まだコイツとはやりあう可能性が残ってるのにな……俺もオータムも互いに気を許しすぎかも知れん。

 

「それで、この子はちゃんと動くようになるのか?」

 

「一応はやるが、これだけ消耗してるとな……」

 

 

 短時間で治せるか如何かが微妙だな……もう一人くらい整備が出来る人間が居れば別なんだが……

 

「一夏、私も手伝うよ」

 

「簪? 解析は済んだのか?」

 

「ううん。でもお姉ちゃんと虚さんが一夏を手伝ってあげてって。まだ万全じゃない身体で頑張ってるんだから、お姉ちゃんも出来る限り頑張るって」

 

「そうか。じゃあ簪はこっちを頼む」

 

「分かった」

 

 

 外装はこれで何とかなるだろうが、問題は内装……コアの気力の消耗が激しいからな……騙し騙し動かしてきたつけが来てるってところか。

 

「しかし良いのか、更識の嬢ちゃん。俺は一夏の命を狙ってたヤツなんだぜ? その相手のISを整備するなんて普通じゃねぇぜ」

 

「本当ならしない。でも一夏がしてるんだから私だってする。一夏の判断が間違ってた時なんて無かったんだから」

 

「随分と信頼されてるんだな、一夏」

 

「ほっとけ。簪、どれくらいかかりそうだ?」

 

「そうだね……一時間はかからないと思うよ」

 

 

 それだけの速度があれば上出来だな。後はこっちが何とかすれば良いんだから。

 

「一夏様、私もお手伝いします」

 

「美紀? お前は大人しくしてても良いんだが」

 

「いえ、父がああなってしまった以上、私が四月一日家を支えていかなければいけないのですから。大人しくしてるなんて出来ません」

 

「そうか……なら周りの警戒を頼む。俺は全神経をISに向けるから」

 

「分かりました!」

 

 

 美紀は操縦者としては一人前になれる可能性を秘めているが、整備の方はお世辞にも優秀とは言えない。だから手伝うと言われてもやらせる訳にはいかないからな……

 

「コイツがあの裏切り者の娘か? 随分と可愛いじゃねぇか」

 

「オータム、謝っておけよな」

 

「何で?」

 

「お前が殺したんだろ? 今すぐ敵討ちで殺されたいなら別だが」

 

 

 もちろん美紀がそんな事しないのは分かってるし、俺も本気で思ってる訳では無い。だが一応は父親を殺した相手な訳だし、美紀の心中が穏やかでは無いことも分かってるのだ。

 

「そうだな。悪かったなお前。いくら裏切り者でも父親だもんな」

 

「良いですよ別に。どうせ私の事を道具としか認識してなかった人ですから」

 

「随分と冷め切った親子関係だったんだな」

 

「やっぱお前は悪いやつじゃねぇな」

 

 

 しんみりとつぶやいたオータムにそんな事を感じながら、俺はコアに気力を注入していく。何だかんだでこの子とオータムは相性が良いようだしな。

 

「尋問が終わるのが先か、こっちの修理が完了するのが先か」

 

「暇なら見てきたら如何だ? 愛しのスコールも向こうに居るんだろ?」

 

「テメェ一夏! いい加減俺をからかうのはやめやがれ!」

 

 

 直情的なのはからかいやすいが、あまり弄ると簪から冷たい目で見られそうだからやめておくか。

 

「冗談はさておき、さっきから気になってるのがバレバレだぞ。気が散るからさっさと行ってこい」

 

「しょうがねぇな。作業の邪魔になるんじゃ行くしかねぇしな」

 

 

 自分に言い訳しながら、オータムはバスに向かって行った。いくら言おうとオータムがバスに向かったのはスコールが心配だったからだろうな。

 

「一夏、さっきから篠ノ乃さんがそわそわしてるのは何で?」

 

「あ? あぁ……亡国企業からもらってきた訓練機、アイツに乗らせようと思ってな」

 

「大丈夫なのですか? 篠ノ乃さんは学園の専用機から軒並み嫌われるほどの操縦者、それに攻撃方法など作戦の荒さが目立つのでは……」

 

「敵も素人同然の操縦技術だった。篠ノ乃でも十分対処出来るだろうさ」

 

 

 まぁコアはこれで大丈夫だろうな。よっぽどオータムが無茶しないかぎりだが……

 

「さてと、それじゃあ篠ノ乃にはこの子を動かしてもらう訳だが、前にも言った通りISにも感情はある。お前が当り散らせばその分力を貸してくれなくなるからな。お前が勝てないのはISの所為では無くお前自身が未熟だから。その事を理解し強くなるように努力しろ。さもなけばお前は学園に在籍出来なくなるからな」

 

 

 ISに乗れない生徒を在籍させるほど、IS学園は甘い学園ではない。過去に事故が原因でISを動かせなくなった人が居るらしいが、数ヶ月リハビリしたが結局動かせずに退学になったらしい。篠ノ乃の場合は嫌われてるのが原因なので、IS一人一人に誠心誠意謝って許してもらうしか方法が無いのだがな。

 

「分かっている。というか、薄々自分でも感付いていたんだ。私が勝てないのは訓練機の所為でも、相手が一夏だからと言うわけでもなく自分が未熟だからと。だがそれを認めてしまうと私は私でいられなくなるような気がしててな」

 

「何だよそれ。お前はISに関しては篠ノ乃束の妹ってだけで素人だろうが」

 

「その『篠ノ乃束の妹』ってのがプレッシャーだったんだよ。お前は『織斑千冬の弟』だって事でいろいろあったんだろ?」

 

「まぁあったな。だがお前ほどではない」

 

 

 周りに当り散らして敵を増やした篠ノ乃とは違い、俺は周りを無視し続けたからな。それで残ったのが鈴と弾と数馬だけだったんだが……それ以前のやつらは篠ノ乃が纏めて蹴散らしちまったからな。

 

「美紀、篠ノ乃と軽く対戦してやってくれ。もちろん本気は出すな」

 

「畏まりました。それでは篠ノ乃さん、もう少し広い場所まで移動しましょう」

 

「わ、分かった」

 

 

 相変わらず堅苦しいヤツ。もう少し砕ければ友達だって出来るだろうに……まぁ俺には関係無いか。

 

「後はスコールの機体だな。アイツもアイツで無茶してるらしいし、この子も可哀想だ」

 

 

 襲撃時に俺が一撃掠めたところがまだ治ってないな……亡国企業にはまともな整備士はいないのだろうか?

 

「一夏、また目の色が変わった」

 

「そうか?」

 

「うん。なんだか楽しそうだよ」

 

「別に楽しんではないがな」

 

 

 整備なんて元々は学園の資金を確保する為に始めたんだしな。それがちょっとの間にハマってしまって最終的には専用機まで造る事になったんだがな……

 

「ねぇ一夏」

 

「何だ?」

 

「亡国企業を潰したら、その後はどうなるのかな?」

 

「さぁな? とりあえずは更識内の再編と建て直しだろうな。今回の件で膿が出きったとも思えないし」

 

 

 四月一日が単独で動いてたとも思えないし、布仏の両親は黒幕では無い。だとするとまだ内部に刀奈を失脚させようと考えてる人間が居ると考えるのが普通だ。

 

「もちろん一夏はお姉ちゃんの味方で居てくれるんでしょ?」

 

「当たり前だろ。そもそも俺は先代の楯無さんに助けられてるからな。その娘である刀奈を裏切る事はしないさ。それに、彼氏だからな」

 

 

 理由としてはこっちの方が強いだろうな。確かに先代の楯無さんには感謝してるし、恩義も感じている。だがそれよりも刀奈の彼氏だという方が俺の中では強いのだ。

 

「実はね一夏、更識の当主が男だった場合のみに適応される掟があるんだ」

 

「なんだ急に」

 

「いいから。実は更識では昔跡取り問題があったんだって。しかも何代にも続いて」

 

「それで?」

 

 

 簪が昔話を始めたが、無関係では無い事くらいすぐに分かった。だがその話の先に何が待ってるのかが分からない。

 

「それでご先祖様たちが考えた掟が、当主は重婚してもかまわないって事なんだ。もちろん日本政府にも了承は取ってるから、今でも適応出来るんだよ?」

 

「……言っておくが俺は楯無を名乗るつもりは無いからな」

 

「組織再編と私たち全員と結婚するには良い方法だと思うんだけどな? 一夏の国籍が何処に決まってもこれで問題ないでしょ?」

 

「……現楯無が何て思うか知らないからな」

 

 

 自分の意思で楯無を継いだわけではないのだろうが、四月一日との一件で漸く当主としての自覚が芽生えてきたのに、それを全力で摘み取ろうとする提案など受け入れら無いからな。

 

「言っておくけど一夏、これはお姉ちゃんの提案だからね」

 

「……アイツは一度全力で説教した方が良いんだろうな」

 

「でも、この方法なら全員が一夏のお嫁さんになれる。全員が一夏との子供を産める」

 

「簪、お前はやっぱり刀奈と姉妹だな。ホントそっくりだと思う時がある」

 

 

 普段は思考が似てるなどと思えない刀奈と簪だが、一度スイッチが入ると簪もぶっ飛んでるからな……まぁそれも可愛いから許せるんだが……って、何惚気てるんだ俺は。

 

「兎に角、再編の話しは屋敷に戻ってじっくりする事になるだろうな。今回の件で更識の懐刀、布仏家の当主も代わらざるをえなくなったし」

 

「虚さんが新しい当主になるんだね。本音はその補佐ってところ?」

 

「アイツに補佐が勤まるかもの凄く不安だがな」

 

 

 スコールの機体を整備しながら本音が虚の補佐をしてる姿を想像する……だが思い浮かべられたのは失敗して虚に怒られてる本音の姿だけだった。

 

「無理、あの子には虚さんの補佐なんて絶対に無理だよ」

 

「簪もそう思うか。それに四月一日家は駄目だろうな。当主に牙を向けたんだから」

 

「美紀は如何なるの?」

 

「別に美紀は大丈夫だろ。すでに四月一日家を出てるんだから」

 

 

 実は美紀の家出の真相はこういった事態が起こったときに美紀へのダメージを最小限に抑える為に虚と計画したものだったのだ。苗字は更識に変えれば良いだけだし、無くなっても美紀への影響はさほど無いだろうな。当分苗字を間違えるだろうが、すぐに馴染むだろう。

 

「それで、四月一日の小母さんは如何するの? 追放すれば更識の情報が外に漏れることになるけど……」

 

「それこそ座敷牢だろうな。今回の件で四月一日側についたやつらに見張りをさせ、反省と再度更識に忠誠を誓うチャンスを与えれば良い」

 

「ホント一夏はお姉ちゃんより当主っぽいよね」

 

 

 こんな思考を女子高生の刀奈がしてたら嫌だしな……まぁ年下の俺がしてるんだから刀奈が持っててもおかしくは無いのかも知れないが……

 

「後は学生らしい生活を送ってみたいかもな。ゴタゴタありすぎてまともな学生生活を送ってないだろ、俺たち」

 

「そう……かもね。でも私たちは一夏ほどゴタゴタしてなかったけど?」

 

「それはそうだろ。実姉だと思ってた相手がまったくの赤の他人だったり、各国の代表候補生から睨まれたり、アメリカ軍相手に裏取引したりなんてそうそう出来る経験ではないだろ」

 

「特に最後のは普通の高校生には不可能だよ……裏取引って、ナターシャ先生の事でしょ?」

 

 

 簪の言う通り、裏取引の内容はナターシャの自由と銀の福音の所有権を認める事。その代わりにIS学園は例の暴走事件の真相は口外する事はしないとの内容だ。政府命令だと言われていた緘口令は実は学園が敷いたものなのだ。

 

「後はそうだな……いきなり義妹が現れたり生身でISと戦ったり教師に指導したりか? 後はそれほどおかしい生活してないだろうし」

 

「いやいや、ISと会話したり一人で専用機造っちゃったり政府要人の前でその国の候補生をズタボロに酷評したりだって十分学生らしくないよ」

 

「あれは別に学生云々には関係無いだろ? 事実を述べただけなんだから」

 

「それが普通の学生には出来ないんだよ」

 

 

 そうなのか……酷いものを酷いと言っただけなんだから、そんなのは小学生でも出来ると俺はおもってるんだがな……まぁ小学生が酷いと言うのと高校生の俺が酷いと言うのでは意味合いが違うんだろうがな。

 

「美紀、張り切ってるね」

 

「無理して明るく振舞ってるんだろ。いくら仲が悪かったとはいえ父親が死んだんだ。気丈に振舞わなければ泣いてしまうんだろうよ」

 

 

 美紀も暗部に身を置いているとはいえ普通の十五,六歳の少女だ。それが普通だろうし俺みたいに両親の記憶が無い訳でもないのだからな。

 

「このゴタゴタが終わったらゆっくり泣かせてやるか。それが俺に出来る最大だ」

 

「それで良いと思うよ。私たちにもそれ以上は出来ないだろうし……」

 

「何で簪が泣きそうになってるんだ?」

 

「泣いてないよ……ただ私たちのお父さんが死んじゃった時と、美紀とじゃ状況が違いすぎるなと思って……」

 

 

 楯無さんは病死、四月一日は殺されたんだもんな……恨むべき相手が居るって事が、美紀に如何影響するのかは俺にも分からない。むしろ恨むのかすらも定かでは無いからな……裏切り者の末路なんてろくでもないと決まってるらしいしな。

 

「さてと、こっちの整備もこんなものだろう。あまりやり過ぎると対立した時に面倒だ」

 

「そういえば一夏、元々の亡国企業ってどんなのだったんだろうね? 今のただの犯罪組織じゃなかったんでしょ?」

 

「さぁ? 義賊とか言ってたが、それが本当か如何かも俺には調べようが無い。何せ俺が生まれる前の話しだしな」

 

 

 本当のリーダーが病に臥せ、今の実質的リーダーに変わったのが何時かも分からないし、そもそもスコールやオータムの言ってる事が事実であるなどという証拠は、実は何処にもないのだからな。

 

「やっほー一夏君、解析終わったわよ~」

 

「そうか」

 

「それだけ? おねーさん頑張ったんだけどな~」

 

「はいはい」

 

 

 期待の篭った眼差しで見つめてきた刀奈の頭を軽く撫でてやる。ホント年上なのに年下っぽい瞬間が刀奈にはあるんだよな……それは虚にも言える事なんだが。

 

「それで、あの爆弾にはこのバスを吹き飛ばすだけの威力はあったのか?」

 

「えっとね、バスどころか京都の半分を焼け野原に出来るくらいの威力だった。亡国企業の本当の狙いはこの爆弾を爆発させる事だったんだね」

 

「つまり、あのIS部隊は囮か」

 

「歩兵がバスの中に乗り込み爆破スイッチを押す。範囲が広い分スイッチの有効範囲がもの凄く狭かったんでしょうね」

 

「自爆テロと大差ない……いや、味方諸共と考えるとより性質が悪いな」

 

 

 どうせ使い捨てだったんだろうが、それでも敵味方関係無くというやり方は気に食わないな。

 

「それで一夏君のほうは? ISの解析は終わったの?」

 

「ああ。あの作業は倉持技研のものに間違い無い。巧妙に隠そうとしてたが、癖ってのは隠せるものじゃないからな」

 

「日本政府御用達の技術屋集団も亡国企業に蝕まれてたのね」

 

「その日本政府の中にも害虫がいるんだから、倉持技研が亡国企業に組しててもおかしく無いのかも知れないがな」

 

 

 幸いにして簪の専用機のデータは倉持には持ち込まれてないし、そもそも投げ出した専用機のデータを寄越せなどと言えなかったのだろうな。

 

「学園の訓練機も一学期までは倉持技研の整備士に担当してもらってたのに……」

 

「一夏にやってもらってよかったね」

 

「ホントよ……」

 

 

 そのせいで俺は余計な労力を使う破目になったんだがな……まぁ今はそんな事は如何でも良い。

 

「技術者としては全然駄目だな。亡国企業の連中が使ってたISはイマイチ性能は発揮出来てないし」

 

「それは一夏君が整備しなきゃ発揮できない能力だからでしょ?」

 

「そうだよ。訓練機で専用機並の戦闘力なんて、一夏が整備しなきゃありえないんだよ?」

 

 

 そうなのだろうか……俺はただ適切な整備を施して、IS一人一人の個性を尊重しただけなのだがな……まぁ刀奈と簪がそういうならば、きっとそれが正しいんだろうがな。

 

「一夏、尋問が終了した。リーダーの居場所はあの屑共も知らないそうだ」

 

「そうか……だが知らないならさっさと白状しそうなものだが?」

 

「私たちを困らせたかったんだろうよ。あの屑共は」

 

 

 駄姉に屑呼ばわりされるとは、ホント終わってるなアイツら。まぁ俺には関係無いか。




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