もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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タイトル通りです。
碧が登場します。



食堂での一時

「一夏さん、お疲れ様~。」

 

「あっ碧さん、もう来てたんですね。」

 

 

アリーナからピットに戻った俺を迎えてくれたのは碧さんだった。

もうそんなに時間が経ってたのか。

 

「一夏さんの本気、初めてみたよ。凄いね~。」

 

「経験が無い分力技が多いんですけどね。」

 

「でも私なんかよりもずーと強いと思うよ。」

 

「世代差や専用機持ちなどのアドバンテージがありますからね。碧さんは専用機持ってませんから。」

 

「私の実力じゃ候補生にすらなれないよ。」

 

「碧さんが得意としてるのはIS戦闘じゃなくて隠密ですからね。でもIS学園の生徒よりは十分強いですよ。」

 

「当たり前だよ~。これでもISキャリアは長いんだから。」

 

「キャリアだけ長くても駄目ですからね。それだけ努力した証拠です。」

 

「もう、一夏さんは真顔でそう言うこと言うんだから///」

 

 

普通に褒めただけなのに、何故か顔を赤くする碧さん。

そんなに照れるワード、あったか?

 

「一夏様は本当にズレてますね~。」

 

「何だ須佐乃男。戻ってすぐそれか。」

 

「だって碧さんが言った通り、真顔で褒められれば恥ずかしいですよ。」

 

「そう言うもんか?」

 

「ええ、そう言うものです。」

 

 

とりあえず、俺に非があったようだ。

無意識とは言え恥ずかしい思いをさせてしまったようだ。

 

「碧さん、スミマセンでした。」

 

「いえいえ!褒めてくれたのは嬉しかったよ。」

 

 

俺の謝罪に慌てて手を振りながら碧さん自身の気持ちを教えてくれた。

褒められて嬉しいと思うのは大体一緒なんだな。

 

「あっ、一夏さんこれ着替えだよ。」

 

「スミマセン、うちの姉が伝えなかったせいで・・・」

 

「大丈夫だよ。どうせ一夏さんの護衛で来なきゃいけなかったんだし。」

 

「交通費は後で請求してください。」

 

「良いよこれくらい。」

 

「いえ、ちゃんと払わしてください。」

 

「う~ん・・・それじゃあ交通費以外でお礼してもらおうかな?」

 

「何ですか?」

 

「お弁当食べさせて?」

 

「弁当?今日作りましたよね。」

 

「うん。だから一夏さんが私に食べさせて。」

 

「はあ・・・」

 

 

それくらいで良いのならいくらでもするんだが。

碧さんが何でそんな事を言い出したのかイマイチ理解出来なかった。

 

「じゃあ行こうか?」

 

「ええ、行きましょうか。」

 

「何時までもここに居ても仕方ないですからね~。」

 

 

とりあえずはモニター室か。

教師陣との合流するために恐らくはそこに居るだろう場所に移動する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さすが一夏君だったね。」

 

「そうですね。まさか千冬さんを降参させるとは思ってなかったです。」

 

「あの実力じゃ近接戦は敵無しでしょ。」

 

「でも一夏君は納得してないみたいでしてけど・・・」

 

 

千冬さんが戻ってくるまで、私はナターシャさんと今の模擬戦の感想を言い合っていた。

一夏君が如何思おうと、あの織斑千冬に勝ったのだ、しかも真っ向勝負でだ。

 

「一夏君は自分自身に納得出来るまでは妥協しないらしいからね。」

 

「どれだけ高みを目指しているんでしょうね。」

 

「一夏が目指す高みは私にも分からん。」

 

「あっ千冬さん、お疲れ様です。」

 

 

一夏君の理想を考えようとしたら、ピットから千冬さんが戻ってきた。

負けたのに何故か満面の笑みを浮かべていた。

 

「何か良いことでもありましたか?」

 

「ああ。この後は昼食だろ?」

 

「ええ、そうですね。」

 

 

それが如何したのだろう。

学食に行って昼食をとるだけだ。

それがそんなに嬉しいのだろうか?

 

「一夏に弁当を作ってもらったんだ。」

 

「ああなるほど・・・」

 

「如何だ!羨ましいだろ!」

 

「確かに、一夏君は料理上手ですからね。」

 

「私も前に食べましたけど、確かにあの料理は嬉しくなっちゃいますよね。」

 

「ああ!滅多に食べられない一夏の料理、早く食べたいものだ!」

 

「何大声で言ってるんだ、アンタは。」

 

 

千冬さんが来てから暫くしてから一夏君がモニター室にやって来た。

・・・あれ?一人多い気がする。

 

「一夏、そいつは誰だ?」

 

「誰って、アンタの尻拭いをしてくれた更識家の人だよ。小鳥遊碧さんだ。」

 

「はじめまして織斑千冬さん。更識家で一夏さんの護衛を担当しています、小鳥遊碧です。以後お見知りおきを。」

 

「そうか、織斑千冬だ。」

 

「ああ、ついでに彼女だ。」

 

「!?」

 

 

一夏君の発言に千冬さんが硬直する。

確か一夏君って、更識さん姉妹と布仏さん姉妹の四人の彼女が居たはずじゃ・・・

 

「一夏、何でそんな奴と付き合ってるんだ!お姉ちゃんが居るだろ!!」

 

「意味が分からんぞ。そもそも碧さんと千冬姉じゃ、全然タイプが違うだろ。」

 

「ちなみに私も一夏様の彼女になりました~。」

 

「今言う事か?」

 

「このタイミングなら言うでしょう。」

 

「一夏!お前は何人と付き合うんだ!!」

 

「さあ?とりあえずは六人だな。」

 

「一夏様とは、既にキスしましたし、一緒にお風呂も入りましたからね~。」

 

「何でお前は火に油を注ぐ真似をするんだ。」

 

「だって面白い展開になりそうですから。」

 

「私は恥ずかしいんだけど///」

 

「俺はこの後面倒くさい事になりそうだと思うんだが。」

 

 

一夏君と二人は特に気にしてないようだけど、千冬さんが震えている。

私とナターシャさんはそっと距離を取った。

 

「風呂・・・だと・・・。当然タオルは巻いてたんだろうな?」

 

「いや、巻いてなかった。てか巻かせてくれなかったって言った方が正しいか。」

 

「一夏様だけタオルを巻こうとするなんて駄目ですよ~。」

 

「私たちだって全部見せたんだから、一夏さんもってね。」

 

「俺が頼んだ訳じゃないんですが・・・」

 

「でも、見たでしょ?」

 

「・・・まあ。」

 

 

顔を赤らめる一夏君。

ああ、あの表情を間近で見たい!

でも、今あの場所に近づくのは勇気がいる。

 

「一夏!」

 

「何だ?」

 

「最後の一線は越えてないよな!?」

 

「最後の一線?何だそれ?」

 

「ああ、一夏さんはそっちの知識は無いんだっけ。」

 

「一夏様は純情少年ですからね~。」

 

「五月蝿いよ。大体そう言った知識は、無くても困らないだろ。」

 

「いや~いざと言う時には持ってた方が良いよ~。」

 

「?」

 

 

一夏君は首を傾げている。

普通の男の子はそう言った事に興味津々だと思ってたけど、一夏君は興味無いようだった。

 

「つ、つまり子作りはしてないだろうなと聞いてるんだ!」

 

「何大声で言ってるんだ!」

 

「遠まわしに言っても一夏は分かってくれなかっただろ!」

 

「知らねえよ!大体そう言った事は結婚してからじゃねえのかよ!」

 

「一夏様、今は必ずしもそうじゃ無いんですよ。」

 

「そうそう、一夏さんさえよければ、私たちは何時でもOKだよ?」

 

「・・・恥ずかしいので遠慮します///」

 

「もう!可愛い!!」

 

 

顔を真っ赤にした一夏君に小鳥遊さんが抱きついた。

なんて羨ましい・・・

 

「碧さん!?チョッと、離れて!?」

 

「嫌だよ~。だって一夏さん可愛いんだもん!」

 

「うわっぷ!」

 

「ああ!?」

 

 

一夏君の頭を押さえ込み、小鳥遊さんの胸に埋めた。

それを見た千冬さんが大声を上げた。

 

「貴様!私の一夏に何している!!」

 

「ただの姉である千冬さんが、彼女の私に文句を言うんですか?」

 

「碧さん、あんまり煽らないでください。沈めるのが面倒ですので。」

 

「一夏様?字が違う気がするんですが。」

 

「気のせいだろ。」

 

 

確かに字が違う気がする。

『鎮める』じゃ無くて『沈める』って脳内変換された。

 

「大体、俺は千冬姉のものじゃないぞ?」

 

「何を言う!弟は姉のものだろ!!」

 

「いや、違うだろ。」

 

「違いますよ。」

 

「違いますね~。」

 

 

千冬さんの言い分は、三人に否定された。

それに関して言えば、私も一夏君たちに同意する。

 

「一夏はお姉ちゃんが嫌いなのか?」

 

「その質問、前にも聞いたぞ。」

 

「良いから!」

 

「別に嫌いじゃ無いが・・・」

 

「それなら好きなのか!?」

 

「いや、別に好きでも無いが・・・」

 

「じゃあ如何思ってるんだ!?」

 

「如何って・・・残念な姉だな~って。」

 

 

一夏君ってはっきりと物言う子なんだな~。

普通思ってても言えないと思うんだけど。

 

「残念!?私の何処が残念だと言うんだ!」

 

「何処って、ほぼ全部だろ。」

 

「私生活は褒める所は無いって、前に言ってましたね。」

 

「ああ、輝かしい実績でも打ち消せないくらいの駄目さだからな。」

 

「そこまでなんだ~。私は詳しい事聞いてないけど、酷いって事だけは聞いてるからどんなものかと思ってたけど、あの織斑千冬の経歴でも相殺出来ないレベルだったなんて。」

 

「まず、ブラコンって事だけで十分残念だと思うですよね。」

 

「うん、それは分かる。」

 

「最早ブラコンの枠に収まってない気すらしますけどね~。」

 

「それでいて、親友があの大天災ですからね。」

 

「凄いけど、一夏さん的にはそれも残念なんですよね。」

 

「束様も大概残念なお方ですからね~。」

 

 

最早言いたい放題の三人。

確かに私も思った事はあるけども、口にする勇気は無い。

 

「お前たちは私を苛めて楽しいのか!?」

 

「別に苛めて無いだろ、事実なんだし。」

 

「その事実を言う事が苛めだって言ってるんだ!」

 

「自分で事実だと認めてるなら改めろよ!」

 

「・・・だって。」

 

「だってじゃないだろ。」

 

 

千冬さんはとうとうへこんでしまった。

涙目の千冬さんは非常に珍しい。

 

「ほら、弁当。」

 

「うん・・・」

 

「ああ面倒くさいな!行くぞ!」

 

「一夏・・・」

 

 

一夏君が我慢出来なくなったのか、千冬さんの手を引っ張って移動する。

どっちが年上なのか分からない光景だった。

 

「お二人の分も弁当作ってきましたんで行きましょうか。」

 

「え?私たちの分もあるんですか!?」

 

「ついでですよ。一人分だけ作るのは、意外と面倒くさいんですよ?」

 

「ありがとね、一夏君♪」

 

「まあ、お礼は食堂で食べてから言ってください。」

 

「一夏様のお弁当は美味しいですよ~。」

 

 

須佐乃男の発言で、私とナターシャさんの顔は緩みきった。

おつまみは食べた事あるが、ちゃんとした料理を食べれる日がくるなんて。

千冬さんでは無いが、これはテンション上がりますね。

一夏君に連れられて行く千冬さんに続くように私たちは食堂に移動する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれ?碧さん、弁当は如何しました?」

 

「・・・忘れた。」

 

 

食堂に着いたが、碧さんがきょろきょろと周りを見てたのでもしかしてとは思ったが、やっぱりだった。

お礼で食べさせるはずだったのに、その弁当を忘れるあたり碧さんらしかった。

 

「俺と碧さんの弁当は同じですから、少し分けますよ。」

 

「ゴメンね、そしてありがとう。」

 

「いえいえ、約束ですからね。」

 

「うん!」

 

 

俺は碧さんに食べさせるため、箸で掴んだものを口まで持っていく。

マナーは悪いが今日は目を瞑ろう。

あまりにも酷かったら分からないが、今日は相手が年上なのだ。

気軽に怒れる感じではないし、姉を含め三人は教師なのだから色々問題になりそうだからだ。

 

「あ~ん。」

 

「どうぞ。」

 

「良いな~。私にもしてくださいよ、一夏様!」

 

「お前は自分の分があるだろ。」

 

「碧さんだけズルイですよ~。」

 

「迷惑かけたお礼だから我慢しろ。」

 

「一夏さん、次はこれが良いな~。」

 

「はいはい。」

 

「むぅ!」

 

 

須佐乃男がむくれたが気にしないでおこう。

ついでに言えば、向かい側にもむくれている人間が居るが、気付かないふりをし続ける。

だって面倒だから。

 

「一夏。」

 

 

ああ、声を掛けられた。

さすがにこれ以上無視は出来ないか。

 

「何だ、千冬姉。」

 

「私たちの弁当と一夏の弁当、何だか違わないか?」

 

「ああ。元々俺の分は作るつもり無かったんだが、須佐乃男と楯無さんに言われて自分の分も作る事になったんだ。ちなみに違うのは更識の食材を使わせてもらう代わりに彼女たちの分も一緒に作ったからだ。千冬姉たちの弁当は俺が用意した食材だからな。違うのは当然だ。」

 

「そっちの方が美味しそうなんだが・・・」

 

「文句があるなら食べなくて良いぞ?」

 

「いや、文句など無い。」

 

「なら良いんだが。」

 

 

無意識に箸を止めていた俺と千冬姉。

大目に見ようと思っても自分たちはクセでこうなってしまうのだ。

 

「一夏さん、次はこれが良いな~!」

 

「あっ、スミマセンね。ついついクセで・・・」

 

「分かってるけど。」

 

「一夏様は自分にも厳しいですからね~。」

 

 

俺は止まっていた手を再び動かし、碧さんに食べさせる。

喜んでくれているのは嬉しいんだが、やっぱり気になってしまう。

 

「一夏君、とっても美味しいよ。」

 

「そうですね~。これだけ上手なんて、一夏君は何処で料理を習ったんです?」

 

「別に習ってないです。必要だったから覚えただけで、自分が特別料理上手だとは思って無いです。」

 

「おい真耶、さっきから一夏君一夏君となれなれしいぞ!」

 

「何でそこで千冬姉が怒るんだよ。」

 

「だって、一夏は良いのか?真耶に名前で呼ばれても。」

 

「呼びたいのらな良いんじゃないか?」

 

「ほら!一夏君ならこう言ってくれると思ってましたよ。」

 

「図に乗るな!」

 

「ひゃう!スミマセン!!」

 

 

千冬姉に怒鳴られてすぐさま謝る山田先生。

相変わらずの力関係のようだ。

 

「それで一夏君、必要だったからとは、如何言う事なのかな?」

 

「ナターシャ、その話はここで終わりだ。」

 

「え?何故ですか?」

 

「何でもだ!」

 

 

よっぽど料理が出来ない事を知られたくないのか、千冬姉は強引に話を終わらせようとした。

 

「千冬姉、そこまで知られたくないのなら努力するんだな。」

 

「してるさ!だが結果が伴わないんだ!!」

 

「なら諦めればいいだろ。」

 

「一夏、私は駄目なのだろうか?」

 

「まあ、駄目だろう。」

 

 

キッチンを爆破する時点で才能は無いだろう。

何を如何したらあのような光景になるのか知りたいくらいの酷さだ。

 

「兎も角、一夏の料理が上手なのは私の誇りだ!」

 

「そこで何で偉そうにするかな。」

 

 

人がせっかく隠すのを手伝おうと思ったのに、これじゃあ言いたくなるかもしれないな。

また手が止まっていた俺に対して、碧さんは・・・

 

「むぅ・・・えい!」

 

「は?・・・!?」

 

「ああ!?」

 

 

人前でキスをしてきた。

恥ずかしいから人前では止めてと言ったのに!

 

「プハァ・・・一夏さんが悪いんだよ。私の事ほっとくから。」

 

「・・・人前では止めてくださいって言ったでしょうが。」

 

「一夏さんには罰を与えなきゃいけなかったから。」

 

「反省します、はい。」

 

 

これ以上恥ずかしい思いはしたくないからな。

 

「隙あり!」

 

「おい!」

 

 

油断していたら、今度は須佐乃男にキスされた。

何で俺の彼女たちは恥ずかしがらずにキス出来るんだ?

 

「い、い、い、一夏がキス・・・」

 

「落ち着いてください千冬さん。べ、べ、別にきききキスくらいしますよ。」

 

「貴女も落ち着きなさいよ。」

 

 

完全に動揺している千冬姉と山田先生。

ナターシャさんはさすがアメリカ育ちなのか、キスくらいじゃ動揺しないらしい。

 

「須佐乃男!」

 

「ごめんなさ~い!」

 

 

反省の色無しの返事を受けて、ついついため息を吐く。

碧さんの前ではなるべくため息を吐きたく無いんだが・・・

 

「一夏さん、ため息は幸せを・・・」

 

「分かってますって。でも最早クセですから。」

 

「なら、治してくださいね?」

 

「善処します。」

 

 

善処した所で治るとは思わないんだが、こう言わないと何されるか分からないからな。

硬直している千冬姉と山田先生は如何するか・・・

 

「須佐乃男、その二人に軽く電気を流してやれ。」

 

「良いんですか?」

 

「軽くだぞ。」

 

 

念を押して須佐乃男に電撃攻撃を命じる。

ISの姿では使えないが、人間の姿の時には色々出来るのだ。

 

「では行きま~す!」

 

「「!?」」

 

「あ、反応した。」

 

 

須佐乃男に電撃を流されて硬直状態が解けた二人は、何が起こったのか確認している。

まあ、いきなり身体に電気が流れたら焦るよな。

 

「ご苦労さん。」

 

「別に疲れませんよ、あれくらい。」

 

「まあそうだな。」

 

「一夏、いったい何が起こった?」

 

「俺がキスしてる所を見て固まったから電撃で起こした。」

 

「やっぱり一夏がキスしてたのか!」

 

「人前では止めるように言ってるんだが・・・」

 

「なら、人が居ない所で思いっきりしよう♪」

 

「段々楯無さんに似てきましたね。」

 

「そうかな~?」

 

「その言い方とか、そっくりですよ。」

 

 

碧さんの提案は刀奈さんが言いそうな事だった。

随分と影響を受けてるんだな~。

 

「一夏!」

 

「今度は何だ?」

 

 

また大声で呼ばれ、うんざりした様子を隠そうとしないで対応する。

 

「・・・幸せにな。」

 

「?ああ、ありがとう。」

 

 

何の事かさっぱり分からなかったが、とりあえずお礼を言っておいた。

千冬姉は何をしたかったんだ?




次回続きます。
一夏は我慢しましたが、やっぱり食事中に話そうとすると箸が止まってしまう。
クセは簡単には治らないからクセなんでしょうね。
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