普通ってなんだろう(哲学)
「はー………何て言うか、あんたすごいわね」
「語彙力なくなるよな」
簡単に省きまくって説明しても語彙力がなくなる。
人里の中心にも龍神の像があったな。
目の色で明日の天気予報できて便利だった。
「それもだけど、紫を倒すのも、よ」
「もっと褒めてもいいぞ?」
「馬鹿みたい」
「霊夢さんそれ罵倒だからね?」
まぁ霊夢は覚えてたっぽい。
しかし、やはり博麗神社では…………
ガラリと扉が開く音が聞こえる。
「霊夢ー!
腹減ったから飯食いに来たぞー!」
「案の定」「噂をすれば、ってやつね」
「失礼な奴らだな…………ん?
片方、見たことない顔だな、知り合いか?」
箒を持ち、大きな黒い帽子を被った少女、
自称、普通の魔法使い。
霧雨 魔理沙がやって来た。
見たことない顔、か………
やはり、少しくるものがある。
「…………まぁ、だよな」
「ん?」
「元気出しなさい。
魔理沙、あんた会ったことあるわよ、こいつに」
「んー…………お前名前は?」
「ソラ、オレは魔理沙、お前を覚えてるぞ」
「あー、聞いたことあるような………ないような」
うーん、と頭を抱える魔理沙。
…………やっぱダメか。
「………ま、仕方ないわね。
説明してあげるわ……………その前に」
「おう、その前に、だぜ」
「んっ?」
2人がオレを見て目を光らせる。
「「飯(だぜ)よ」」
まさか来て早々に食事係とは…………
渋々、河童印の炊飯器から米をよそう。
「うーん、美味しい!」
「どっかで食べたことあるなぁ、やっぱり。
まぁ今は旨いからいいか!」
…………まぁ、2人が美味そうに
食べているのでそれでいいか。
魔理沙の味噌汁のおかわりを注ぐ。
「決めたわ、ソラ」
「うん?」
「あんた朝昼晩、ここで飯作りなさい」
「えぇ………やだよ、面倒くさい」
自分でやれよ。
「どうせ住む場所もないんでしょ、
ならここに住みなさい。
それとも夜に野宿するのかしら?」
「うぐ………」
「なんだ霊夢、同衾か?」
「違うわよ!!」
「そんな激しく否定しなくてもよくない!?」
傷つくからやめろ?
つーか同衾って…………
魔理沙も少し大人っぽくなったか?
まぁ2年だしな。
変わるもんも変わる、か。
霊夢も少し身長伸びたっぽいし。
でも脇がなぁ………守りが甘い。
目の毒だよ、成長した少女が脇巫女服とか。
不健全だよ。
「…………?
ソラ、どうかしたの?」
「いや別に?」
「そう?」
「ソラ、霊夢に気があるんじゃないのか?」
「あんた最近そういうのにうるさいわよね」
「そうか?」
…………多分、2人も15か16くらいだろう。
外の世界ではその辺りの知識は知ってるからなぁ。
魔理沙が色恋とかそういうの
喋ってもおかしくは感じない。
早苗とかは特に大歓喜しそうだなー。
ただオレを忘れてガールズトークはやめろ。
「話、戻すけど
ソラ、あんた家はどうするのよ?」
「んじゃ居候させてもらうか。
そう言うことで、これからよろしく」