東方再記録   作:青い灰

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遅くなりすいません。
というか、友好録終わらせるために
急ピッチで進めたので投稿頻度は落ちるかと。

ごめんなさい何でもするんで許し(ピチューン…



再会、伝統の幻想ブン屋

 

目を覚ますと、そこにはカメラを持った

黒髪の美少女が目の前にいた。

 

 

「おはようございます!

 清く正しい射命丸でござりますよ!」

 

「朝から騒がしいの変わらねぇなお前」

 

 

思えば死ぬ前も初めて会ったとき

こんなんだったような。

布団から引きずり出され、起こされる。

 

朝起きたら目の前に美少女が………

ってのはロマンだが。

幻想郷って美少女しかいないから

ありがたみ薄れる。

 

 

「あやや?どこかでお会いしましたっけ?」

 

「…………だよ、なぁ」

 

「?」

 

 

やっぱ傷つくな………

切り替えが大事だ、切り替えろ、オレ。

頬をパシッと叩く。

 

 

「取り敢えず名刺をどうぞー」

 

「あ、いや持ってる。射命丸 文、だろ」

 

 

懐から文から貰った名刺を取り出す。

幻想郷では名刺なんて珍しかったから

持っていたのだ。

 

改竄されまくりの文の新聞だが、

こうやって名刺をちゃんと渡したり、

毎日必ずと言っていいほど新聞を持ってくる。

根は真面目なのはよく知ってる。

 

酒を飲んで嫌というほど愚痴を

聞かされたのも今となってはもう

戻れない過去の話だ。

 

 

「あやや?名刺を持ってるってことは

 やっぱりお会いしてますよね?」

 

「拾ったんだよ。お前、有名だから」

 

 

魔理沙の時は思い出せないものかと

苦難したが、もう諦めた。

霊夢が何か言いたそうな顔をしてたが、

おそらく覚えてるのは霊夢だけ。

 

思い出させる方法もないのだ。

諦めるしかない、と、そう思った。

またゼロから距離を縮めていけばいい。

 

 

「でへへー、そうですかそうですか、

 ではご存知かもですが、私、新聞記者を

 やっていまして………取材、よろしいですか?」

 

「いいよ、どうせなら飯も食っていけばどうだ?」

 

「おぉー、いいですね。

 博麗神社の朝食も記事にできます!」

 

「着替えるから霊夢のとこにでも行っててくれ」

 

「了解でーす」

 

 

文が部屋から出ていく。

…………こうも話がスムーズなのも、

前の名残なんだと思うと少し辛い。

 

ともかく、朝飯を作るために着替え、部屋を出る。

霊夢が言うには無駄に使わなければ

冷蔵庫の中身は自由にしていいとのこと。

 

 

「んじゃ、いっちょやりますか!」

 

 

料理をしよう。

朝食はエネルギー源だ。

食ったら力が沸いてきた!って

どっかの滅竜魔道士も言ってたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、今日は鴉の唐揚げにするの?」

 

「私食べる気ですか霊夢さん!?」

 

「鴉天狗って美味しいのかしら」

 

「そんなこと言うのは

 あの夜雀だけにしてくださいよ!?」

 

 

哀れミスティア、

まさか霊夢と文にも食物認定されていたとは………

幽々子さんが涎垂らしてたが、

ミスティアはやめとこう、な?

 

夜な夜な響子と歌ってたのも

そのプレッシャーからだった可能性が………?

 

 

「ミスティアはともかく、あの鰻だけは……

 いやミスティアも見捨てたらダメだよオレ」

 

「ごーはーんー」

 

「ハッ……悪い悪い」

 

 

霊夢の声に我に還り、

持っていた食器をちゃぶ台に並べる。

文も律儀に座っている。

 

 

「なんでしょう、見たことない料理ですね」

 

「そうね………」

 

「外の世界のだからな」

 

 

豚肉をスライス、塩漬けしてベーコンに。

その上に目玉焼きを乗せ、

そしてウィンナーの代わりに

羊肉を薄く切って焼いたもの。

 

野菜は幻想郷ではもっぱらお浸しなどだが、

今回は余っていたトマトなどを使ってサラダに。

マヨネーズを薄く塗って臭みを消した川魚の

小さな切身も混ぜてある。

 

そして茶碗ではなく皿にご飯は盛った。

そう、幻想郷で味わえるのはここだけ!!

 

 

「洋食………breakfast、だ。召し上がれ」

 

「「いただきますっ!!」」

 

 

ネイティブに朝食を宣言。

さらにカッコつけて決めポーズ。

 

だからねぇ2人とも、朝食に夢中になってないで

こっちを向いてツッコミ入れるとかして?

 

 

 

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