東方再記録   作:青い灰

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お久しぶりです。
20作品以上を投稿してる阿呆の作者です。
そんなんだから完結してんのが2つしかねぇんだよ!
新作やろうとして迷走までしてるとか
我ながら馬鹿としか言えねぇ………(今更)





第1章 月の呪い
新たなる敵


 

 

 

「さて、そろそろ行くわよ」

 

「別にいいんだけどさ、

 なんで襲ってくるような奴らがいんの?」

 

「知らないわよ。

 こっちが聞きたいくらいだし。

 ていうかコイツら月の兎の筈なのになんで……?」

 

 

俺たち3人は、博麗神社で包囲されていた。

わけがわからないよ。

しかも銃向けられてるし容赦なく撃ってくるし

これ殺しにかかってたよね!?

 

あ、過去形なんで(霊夢が)全滅させました。

誰も死んでないんで問題ない。うん。

 

 

「どうすんだよ、これ。

 神社に放置すんのか?」

 

「その辺に捨てときゃいいでしょ」

 

「雑。…………それにしても、なんで月が……?」

 

 

ルーミアが首を傾げる。

俺も聞きたい。つーか月、月ねぇ………

鈴仙とかに少し聞いたが、

月の裏側に人とか兎が住んでるらしい。

別に興味ないし「ふーん」って感じだが。

 

 

「別に興味ないわ。

 邪魔するなら適当に倒すだけよ」

 

「流石1人で無双した奴が言うと安心するな」

 

 

霊夢がお祓い棒を肩に乗せながら言う。

兎たちは霊夢が1人で殲滅した。

 

俺?いや、俺ってば戦えるけど代償がね?

女性に戦わせるのもあれだと思うけど、

銃持ちの兎兵10人以上を単騎で

殲滅できる女子なら流石に任せるよ?

 

 

「また襲われても困るし、縛るか?」

 

「なら殺そうかしら」

 

「神社が汚れるでしょうが」

 

「違うそうじゃない。

 お願いだから人道に戻って」

 

 

発想が完全に妖怪だよ。

あ、言ったやつ妖怪だったわ。

もう片方が人間だったのも問題だよ。

やめてあげてください。

 

 

「ルーミアさんお願いだから待ってください」

 

「何?敵は排除した方がいいわよ」

 

「事実、こいつら殺しに来てたけど。

 あんたそれは甘いでしょ」

 

「あっやべぇ確かにって思った……

 と、取り敢えず待ってくれ。どうするか……」

 

 

うーん、月の兎………あっ。

永遠亭あるじゃん。

あそこなら引き取ってくれそうだ。

俺はその考えを2人に伝えることにした。

 

 

「よし、永遠亭なら預かってくれるだろ」

 

「………確かにね。

 あの医者なら実験台にでもするでしょ」

 

「あっ結末が同じだ………」

 

「もうそれで良いわよ面倒くさい」

 

 

同じく面倒になってきたので渋々頷く。

というか、初飛行で永遠亭まで行くのか。

途中で落ちて死にそう。

 

 

「ていうか、永遠亭までどう運ぶの?」

 

「こうする」

 

 

ルーミアが手をかざす。

すると彼女の能力によって闇が兎たちの下を覆い、

ドプン、という沈むような音と共に

兎たちは沈んでいった。

 

 

「…………死んでないよねそれ?」

 

「死んだらその時じゃない」

 

「可哀想」

 

 

もうそんな感想しか出てこない。

苦笑いしていると、

いつの間にか消えていた霊夢がガラガラと

家の入口の戸を閉めているのが見える。

その背中には唐草模様の入った

大きめの巾着を背負っている。

 

 

「霊夢、なに背負ってんだ?」

 

「お茶とお菓子」

 

「遠足気分!?」

 

「あとは御札とか色々よ。

 準備はこんなもんでいいと思うわ」

 

「…………まぁそうか。それにしても………

 なんで襲ってくるような奴がいんだよ」

 

「さぁね、とにかく敵がいるのは分かったわ。

 月のことなら永遠亭の連中も

 協力してくれるハズだし、さっさと行きましょ」

 

「……………」

 

 

そうして、俺たちは永遠亭へと向かう。

 

幻想郷に再び、

不穏な影が忍び寄っていることに

もはや誰もが気づいている。

 

 

無くした記憶。

行方不明の八雲紫。

月の襲撃。

 

謎は多く、深まるばかりだが………

幻想郷を巡る旅は、こうして始まったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

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