あかね色   作:にかリール

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そしてこれからは定期的に時間を決めて投稿したいと思います。

おそらくはこの時間くらいになるかと…

今回の話ですが、駄文&文字数少ないプラスこういうシーンが書きたかったという妄想垂れ流しなお話です。

少しどころではなくだいぶ話が飛躍してしまうのですがどうか暖かい目でお読みくださったらとても嬉しいです。


氷川紗夜

千聖に送って貰ってからというもの、どこか上の空だった。

紗夜に頼まれている日課のお風呂掃除やその他諸々、私は一切手をつけていなかった。と言うより、なんだか体が言うことを聞かないのだ。

そんな中、玄関から音がする。

紗夜が帰宅したのだろう。

 

「明音、ただいま」

 

その言葉に反応出来ずボーッとソファに倒れ込んでいる。

別に体調が悪い訳では無い。むしろピンピンしているのだが、何故だか心のモヤモヤと気だるさで動く、あまつさえ言葉を発することすらめんどくさくなっていた。

 

「明音、いないの?」

 

リビングのドアが開かれ真っ暗な部屋の電気が着く。

 

「電気もつけな…明音っ!?」

 

紗夜はすぐ様駆け寄ってきた。

恐らくであろう食材の入った買い物袋をその場に落として来るくらいには慌てていた。

すぐ様紗夜に抱きつかれ、頭をなでられる。

 

「ねぇ、紗夜お姉ちゃん」

 

「どうしたの明音」

 

撫でるては止まらず甘い香りが鼻腔をくすぐる。

この時、千聖に抱き寄せられたどきどきは全くなかった。

家族だから当たり前だとは思うが、それでも紗夜にあのドキドキを感じたかった。

別に深い意味は無い。でも、いつも母親役に姉役、自分のためにそこまで尽くしてくれる紗夜にあの高揚感を感じたかった。

どうすれば感じられるだろうか?

その時ふと頭をよぎったのは『キス』と言う単純明快な愛情表現だった。

 

「キスしたい」

 

この言葉を口にした時、ハッと我に返るがもう遅い。

慌てて紗夜を見ると、目を見開いて冷や汗を書いていた。

 

「あ、明音…?」

 

「ご、ごめんなさい。何言ってるんだろう私」

 

紗夜の抱擁から抜け出し慌ててリビングを出ようとする。

ご飯はいらないから…と言おうとしたところでその言葉は遮られる。

 

「それはあなたが我慢していることなのかしら…?」

 

紗夜はいつも通りの優しい顔を向けているが動揺が隠しきれず、ぎこちない顔になっている。

 

「あ、はは。なんでもないから忘れて…。」

 

改めてリビングを出ようとすると再び紗夜に抱き締められる。

 

「そんな顔をしながら、なんでもないなんてことないでしょ?」

 

「紗夜おね…え」

 

おでこに柔らかいモノが触れ、直ぐに離れた。

 

「私はあなたの姉よ。あなたの望みをできるだけ叶えてあげたい。だから困ったこと、寂しいことがあれば直ぐに行って。私はずっとあなたの味方よ」

 

今日何度目か分からない。

心臓がドクンと跳ねた。

それと同時に心のモヤも晴れる。

何故紗夜にあの胸の鼓動を感じたかったのか。何故あの言葉を口走ってしまったのか。

そう、ただ単に明音は愛情に飢えていたのだ。

今まで姉達に迷惑をかけまいと振舞っていた自分自身の行動に限界が来てしまっただけ。

理解すると急に紗夜への愛情が溢れてきた。

中学生になりたての明音にとって恋愛感情なのか家族としての愛情なのかなんてもちろん分かるはずがない。

でも本能的に紗夜にキスしたいと思ってしまったのだ。

 

 

ただただーーー

 

 

「んっ……」

 

精一杯背伸びをして

紗夜に受けた愛情を返すように

ほんの一瞬

 

唇と唇が触れたのだった。

 

 

それから数秒後。

紗夜は明音を抱きしめたまま床に両膝を着く。

それにつられて明音も床に座り込む。

その時に紗夜から暖かい水滴が流れ出ていたことに気がついた。

 

「ごめんなさい、ごめんなさい明音……」

 

紗夜のそんな姿を始めてみて明音はやっては行けないことをやってしまったのだと改めて実感したのだった。

そう実感しても遅いということをまだ知らずに。




やはりただの妄想垂れ流しでしたね(笑)

私の中での紗夜さんはこういうトラブルに巻き込まれやすいと勝手に思っております。
想像と違ったら申し訳ございません。

間違いやアドバイスがございましたら随時受け付けております。
よろしくお願い致します。
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