今日もだいぶ投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
いよいよ第2章が始まります。
少し長めにやる予定で、この章で明音は恋とは何かを改めて実感させる予定です。
ここでのメインは日菜、千聖、明音の3名です。
ではいつも通り駄文&文字数etc…
今回も暖かいめでよろしくお願い致します。
紗夜が家を出ていってから早2ヶ月。
明音はただただ過ぎ行く日々に身を投じていた。
朝起きて学校へ行き、帰ってきて寝るだけの味気のない毎日。
今までもそう過ごしていたのだが紗夜が居なくなった事による心の穴は明音が思っている以上に大きかった。
そんな状況の中、日菜はと言うとアイドルの仕事に励んていた。
励んでいたと言うよりは、今まで以上に仕事が増え、もはや国民的アイドルと言っても過言ではないほどの活躍ぶりだ。
だが、その活躍により明音が1人で生活することが増えたのも事実である。
明音は家事全般はそれとなくこなすことが出来るが、やはりまだ中学生。
寂しさばかりはどうにも拭いようがなかった。
そんなある日、忙しい日菜に久しぶりのオフが訪れた。
日菜が張り切って明音をエスコートしようと遊びに誘うのだがそれを断られてしまう。
「家でずっと日菜お姉ちゃんと一緒がいい」
その一言に日菜の計画は水の泡と化すのだった。
家でボーッとテレビを見ているだけの時間。
日菜は痺れを切らしたのか明音に質問をしてしまう。
「明音ちゃん。つまらなくない?」
至極真っ当な質問であったが今の明音にその質問は禁句であった。
「つまらないよ…。紗夜お姉ちゃんがいないんだもん」
紗夜が出ていってから今まで、姿は愚か声も聞いていないのだからこうなることは目に見えていた。
その質問をした後に日菜は後悔したが、どうにか妹に笑って貰えるように頭をフル回転させる。
明音を1人にさせずにそして笑って貰えるようなこと…。
そして日菜は思いついてしまったのだ。
「明音ちゃん!今すっごい、るんっ!て来た!」
「え、何が…?」
困惑する明音に対して着替えをするように促す。
「飛びっきりのおめかししてねっ!!」
こうなった日菜は止められない。
明音はため息を吐きつつも自分が1番可愛いと思える服に着替えたのだった。
「その格好とっても可愛いっ!るんっ!ってするよ!!」
異様にテンションの高い日菜は明音の手を取り外へ出る。
どこに行くかを聞いても内緒にされ、まさかの電車にまで乗る始末だ。
電車に揺られて20分くらいがたったのだろうか。
「ここで降りるよっ」
手を取られ日菜にされるがままの明音。
改札をぬけ連れてこられたところは大きなビルであった。
何をするのか皆目検討もつかない中、日菜は明音を連れてそのビルの中へ入っていく。
「ちょ、ちょっと待って日菜お姉ちゃん」
有無言わさず明音を引き連れて、ある一室のドアを開ける。
「おはようございまーす!アイドル候補見つけてきましたー!」
アイドル候補。
それは明音の事を指しているのか、はたまた他に人がいるのか。
明音は頭を抱えていた。
「ひ、日菜ちゃん?いきなり…あら、明音ちゃんもいたのね?」
考えることをやめた明音の視界にフリフリしたワンピースを着た千聖の姿が写った。
「え、えっと。こんにちは…」
「えぇ、こんにちは」
お互いに訳も分からず挨拶を交わす。
日菜は社長どこ行ったのかなぁと、明音と千聖を置いて姿を消してしまった。
「きょ、今日はどうしたのかしら?明音ちゃんが来るなんて」
「い、いえ、私にも何が何だか…」
2人が困惑していると部屋の奥から少し背が高く、筋肉質の男性が出てきた。
「あたしの妹の明音ちゃんです!これから一緒にアイドルしまーす!」
明音は呆れ返っていた。
やはり日菜はやることなすこと突拍子も無さすぎる。
しかし、そんな簡単にアイドルになれるのなら世の中の女性殆どがアイドルになっているだろう。
筋肉質の男性が恐らく社長か何か重役であろうことを察知していた明音には日菜と大人しく帰っている未来が見えた。
日菜と男性が内緒話のようにコソコソ話しているのを横目に明音と千聖はため息が漏れていた。
「貴女も大変ね…」
「白鷺さんも…」
するといきなり肩を叩かれたので振り向くと先程の社長と思しき男性が目の前に立っており、
何も言わずにグッと親指を立て、満面の笑みを明音に向けていた。
「やったね明音ちゃん!!これであたしと一緒にアイドル活動できるよ!!」
日菜の屈託のない笑顔の前に明音と千聖は口を大きく開けて唖然とするばかりであった。
突拍子もなくアイドルになりました()
ですがここから日菜、千聖、明音のトライアングルが勃発していきます。
明日は都合により投稿出来ません。
よろしくお願い致します。