転生者である俺が特典で好き勝手やってみたwwwww   作:胡椒こしょこしょ

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コイツ授業の合間の休み時間にこんなもん書いてますよ。
やっぱ好きなんすねぇ。


家にペット来るわwwww

俺が動けなくなっていた間に、なのはが影を消滅させていた。

これが魔法の力....。

 

「あっ.....」

 

俺がこの世界の力がどのようなものかを思い知っていると、なのはがさっきの影が居た地点に青色の綺麗な宝石のようなものが転がっているのを目に留める。

ジュエルシード、ロストロギアの一種で1期におけるキーアイテムである。

これを取り合ってなのはとフェイトは幾度となく激突することになる。

 

「これが、ジュエルシードです。

レイジングハートで触れて」

 

「う、うん。」

 

<Receipt number XXI>

 

ユーノ君に促されるまま、なのははレイジングハートでジュエルシードに触れる。

すると音声と共にジュエルシードはレイジングハートに取り込まれるように姿を消した。

 

「はい、あなたのおかげで...。ありがとう...」

 

「ちょっ、ちょっと大丈夫!?ねぇ!!」

 

フェレットはその様を見届けると力を使い果たしたか目を瞑り、気絶した。

なのははそんなフェレットに駆け寄り、揺らす。

原作でも見た光景。

 

だがそんなことは俺にとってはどうでもよかった。

そんなことよりも自分にとって看過できないこと。

....俺はさっき動けなかった?

散々本編始まる前から最強系転生者ってイキっておいてなんだこの体たらくは。

戦うということは相手から殺意を向けられるということは考えればわかったことだ。

最強系転生者になるということはそれを踏まえた上で頂点に立つこと。

こんな風に震えている奴が最強系転生者だなんて笑わせる。

自分で最強系転生者になると決めたんじゃないか。

こんなんじゃ....俺は.......。

 

「ぇ...!ねぇ...正和君!!」

 

「おわっ!な、なんだよ......。」

 

なのはが顔を近づけて俺を呼ぶ。

考え事していて分からなかった。

だがどうしたんだろうか?急に顔なんか近づけて。

 

「なんで無視するのっ!」

 

「い、いや無視したわけじゃないよ....考え事していただけで。」

 

「そっ、そっかぁ.....。」

 

俺が返事するとなのはが顔を伏せて納得する。

 

「本当に心配したんだから!どうやってここまで来たの?」

 

なのはが俺に詰め寄り肩を掴んで聞いてくる。

確かになのはからすれば人がいないか確認して出て行ってるし、そもそもなんで俺が原作知識を持っていたから動物病院になのはがいると分かったなんてことは知る由もない。

ならどうやって答えるか....いや、ここは無難に行こう。

 

「窓の外から夜なのに出て行くのが見えたから。

なんとなくなのはが行くであろう所を歩いていたら見つけちゃったみたいで。」

 

「そっかぁ....でも今度から一人で夜に家を出歩いちゃダメだよ!....って私も人の事言えないね。」

 

頬を掻いて苦笑いを浮かべるなのは。

俺もそれに同調して空笑いをした。

確かこの後ユーノ君が起きて、恭介さんが追いかけてくるんだっけ?

ならさっきみたいにボッーと考え事をしている暇はないな。

 

確かに今回は殺意を向けられて怖気づいた。

だが、それなら次の機会で立ち向かえば良い。

そうしなければ最強系転生者になんかなれるわけがない。

まずはどうにかしてデバイスを手に入れないとな。

まぁデバイスくらいアースラとかで受け取れるだろう。

なんたって俺魔力最強の俺TUEEE!!!系主人公だかんな!

 

「そ、そういえば....もしかして私達ここに居たら結構アレかな.....?」

 

周りを見渡してなのはは言う。

確かに周囲は黒い影の影響か電柱もへし折れていて、病院は外から見ても滅茶苦茶だ。

ここに居れば間違いなく警察が来て、事情聴収されるに決まっている。

そうなるとかなり面倒なことになるのは目に見えている。

 

「そうだな。....ずらかるか?」

 

「う、うんっ!そ....そのっ、ごめんなさいぃ~!!」

 

そう叫んで駆け出すなのはの後ろに追従する。

確かこの後にずらかった先でユーノ君が起きる。

ユーノとの初会話になる。

....というか女の子に抱きかかえられて移動とか良い身分ですね。

まぁ将来の俺はハーレムを作るって決まっているから文句は言わないけどなっ!

 

 

 

必死に走った路地の先、そこでなのはと俺は疲れて立ち止まる。

するとなのはの腕の中のフェレットがむくりと起き上がった。

 

「あっ、正和君この子起きたよ!!」

 

なのはが腕の中で動くユーノ君を見て俺を呼ぶ。

 

「こ、ここは....あっ、あなたはあの時のッ!大丈夫ですか!!」

 

ユーノが寝ぼけ眼な声を上げると俺の顔を目に収めた瞬間、飛び起きて俺に頭を下げる。

 

「あ、ああっ...なのはのおかげでなんともないけど。」

 

「そ、そんな私のおかげなんて....」

 

俺の言葉を聞いてなのはは照れたような表情で笑う。

 

「よかった....でも、あなたを巻き込んでしまった。本当にすみません....僕の落ち度です...。」

 

ユーノ君が安堵したような声を上げるも、声を落ち込ませて項垂れる。

フェレットが凹んでるとこなんか初めて見るな。

 

「そんな謝んなって。怪我、大丈夫かよ。」

 

正直、俺はユーノが回復魔法で傷を治していることは知っている。

だが視界の隅でなのはが心配そうにユーノを見つめているのでここで平気だと彼の口から言ってもらった方が話が早い。

俺が聞くと、フェレットは一瞬呆けた後に笑顔を見せる。

 

「はいっ!怪我は平気です、もうほとんど治っているので。」

 

「本当だー、怪我の痕がほとんど消えてる...。すごーい....、これも魔法?」

 

なのははユーノに付いていたはずの傷が治癒しているのを見て感嘆の声を上げて尋ねる。

するとフェレットは頷く。

 

「はい、助けてくれたおかげで、残った魔力を治療にまわせました。ありがとうございます。」

 

....俺は助けてないけどな。

何もしてないし、なんなら邪魔になっていたような.....。

...ま、まぁこれから?最強系転生者になったら何でもできるからな。

気が向いたら助けてやったりもできるだろう。

 

「ていうかそもそも魔法ってなんだよ。

というかあの黒い影が何かを教えてくれよ。」

 

「そ、それは.....。」

 

俺が聞くとユーノが口ごもる。

そんなユーノを見て首を傾げるなのは。

 

「ど、どうしたの?」

 

するとユーノはそんな彼女を一目見て口を開いた。

 

「いや....なのはさんを同意を得たとはいえ僕のやるべきことに巻き込んでしまった。

それに加えてあなたを巻き込むわけには.....。」

 

「俺はもう既に見たからな。

....なら、教えて欲しい。知る権利くらいは俺にもあると思うから。」

 

お前らとつるんでないとアースラ連中と繋がれないからな。

最低でも魔法を知っている一般人くらいの立ち位置は欲しい。

 

すると彼は暫く考え込んで口を開いた。

 

「....僕らの魔法は、発動体に組み込んだ、プログラムと呼ばれる方式です。

そして、その方式を発動させるために必要なのは、術者の精神エネルギー、そしてあの黒い影はジュエルシードの忌まわしき力で生み出された思念体。

彼女の持っている杖によって封印できます。」

 

ユーノ君が説明する。

基本的な魔法は祈るだけで良いが、強力な魔法は呪文が必要だとかそこらへんの詳しい事を省いているのはまだ俺を巻き込まないように必要最低限の情報しか教えないつもりだからだろう。

今回のジュエルシード騒動は彼の発掘したジュエルシードが散らばったことが発端であるし、責任を感じている。

だからこそ巻き込む人を少なくしようとしているのだろう。

まぁ余計なお世話なんですけどねっ!

俺は自分からガンガン関わっていく気満々だから。

目の前に最強の魔力を持つ男が居るのになのはにデバイス渡しちゃうような目が節穴なユーノ君では俺の考えていることなど分かるはずもないか。

 

「そうか。

教えてくれてありがとう。」

 

俺がお礼を言うとなのはが笑う。

 

「へー魔法ってそういうものなんだ。

なんとなく分かったよ!」

 

なのはが笑うと、ユーノはなのはに言う。

 

「君にはこれから魔法を使ってもらうことになるから後でもっと詳しく話すよ。」

 

えっ、俺は?

この淫獣、早くもなのは狙ってんのか?

...まっ、俺は既に原作で魔法については大体知ってるしぃ?

別に教えてもらわなくても良いしー?

ただ最強系転生者である俺をハブったことをいつか後悔させてやんよ。

 

「?よくわからないけど、分かったよ。

じゃあ取り敢えず私達お互いのこと知らないし、自己紹介してもいい?」

 

「あ、うん。」

 

自己紹介してもいいかと言うなのはの問いに了承するユーノ。

原作でも自己紹介してたなぁ....それまでの会話の内容は違うけど。

まぁ本来居ないはずの俺が居るからな。

かぁー!辛いわ~居るだけで影響与えるとか辛いわぁ~!

 

「私、高町なのは。小学校3年生。家族とか仲良しの友達は、なのはって呼ぶよ。」

 

なのはがそう言うと、ユーノも口を開いた。

 

「僕は、ユーノ・スクライア。スクライアは部族名だから、ユーノが名前です。」

 

「へぇユーノ君かぁ、かわいい名前だね。」

 

「そ、そうかな....えへへ。」

 

なのはが感想述べるとユーノが笑う。

ケッ、ラブコメしやがって。

こちとらそんなことしなくてもニコポあるし、なんならなのはニコポ効くからいつでも挽回出来る。

だから別になんとも思ってねぇよ、本当だよ?

 

するとユーノは俺の顔をじっと見つめる。

な、なんだよ.....

もしかして考えていたことがバレたのか?

いやそんなはずは......

 

「あの....名前を、教えてもらえませんか?」

 

ユーノが顔色を伺うかのように聞いてくる。

確かに自己紹介タイムだというのに俺だけ名前を言わないのもおかしいか。

 

「俺は北形正和。....普通に下の名前で呼んでくれたらいいよ。」

 

名前を教えるとユーノが笑う。

 

「マサカズさん...ですか。良い名前ですねっ!よろしくお願いします!」

 

....そんなに良い名前なのだろうか?

自分ではよくわからない。

俺の名前はそんな印象に残る類の物ではないと思っていたのだが。

もしくはニコポでも作用したか?

でも俺笑ってないけど。

....いやニコポの効果だろうな、じゃないと俺がこんなこと言われるわけないし。

 

そしてユーノはまた顔を曇らせた。

 

「なのはさんとマサカズさんを巻き込んでしまいました....。これは僕だけでやるべきことだったのに....本当にすみません。」

 

コイツまだ謝んの?

もう正直そこらへんは良いだろ。

 

「俺は別に気にしてないし、なんなら面白そうじゃん。なぁなのは?」

 

俺がなのはにそう言うとなのはは複雑な表情を見せる。

 

「面白そうって結構正和君危なかったんだけどなぁ......、でも正和君と同じで私も平気。だからそんな謝らなくていいよ!」

 

「皆さん....。」

 

俺となのはの言葉を聞いてウルウルと目を潤ませるユーノ。

そんなユーノは微笑ましそうになのはは眺めていると、突然声を出した。

 

「あっ、そうだ。ユーノ君怪我していたんだし、とりあえず家に連れて行こうよっ!

ここじゃ落ち着かないしさ。」

 

「え、えっ!い、家ですか!?良いんですか!!?」

 

ユーノが驚愕している。

早速家に連れ込むのか。

最近の子供は進んでんなぁ。

まぁでも家族会議の結果上、家で飼うのは決定しているし遅いか早いかの違いだろう。

 

「何を驚いてんだ。今日からお前は俺たちの家族になるんだよ。」

 

「か、家族ですかっ!?」

 

ユーノの頭に手を乗せてそう言うとユーノが驚いている。

...今日から家族だって確かバイオハザードのセリフであったよな?

ま、やったことないからよく知らないんだけど。

 

「よーし!それじゃ善は急げ!今から家に一緒に帰ろう!!」

 

「おー」

 

「お、おー?」

 

なのはがユーノを抱きかかえると元気よく手を挙げる。

俺もそれになんとなく同調して、ユーノ君は困惑気味に同調していた。

 

 

 

 

 

「おかえり、二人とも。」

 

家の前に到着すると恭也さんが立っていた。

ちょっと機嫌が悪そうだ。

というか俺たちがまだ小学生の癖に真夜中に家を出て行ったからなんだろうが。

 

「お、お兄ちゃん....」

 

なのははそんな恭也さんの気迫に気圧されている。

ここは俺が何とかしないといけないだろうか。

 

「い、いや恭也さんこれにはわけが...「こんな時間に、どこにお出かけだ?」....」

 

俺が弁解をしようとすると恭也さんが被せてきた。

なるほど、言い訳を聞くつもりはないということか。

 

「あの、その、えーと、えと...」

 

なのははどう伝えたものか困って目を泳がせている。

当然だ。

今の今まで魔法少女になって黒い影と戦っていましたなんて言っても信じてもらえないだろう。

頭おかしくなったのかと心配されるか、くだらない嘘を吐いているのかと思われるに違いない。

これどうしたらいいんだろう.....。

 

「あら可愛い~」

 

俺たちが恭也さんに対してどう伝えた者か迷っていると恭也さんの後ろから美由希さんがひょこっと顔を出してなのはに歩み寄り、ユーノ君を見て言った。

 

「あ、お、お姉ちゃん…?」

 

なのはも急に姉が出てきて驚いたのだろう。

俺もびっくりしている。

 

美由希さんはユーノを長時間見続けると、なのはに笑いかける。

 

「あら?この子何か元気ないね。なのはと正和君はこの子の事が心配で様子を見に行ったのね」

 

なんか勝手に良いように解釈してくれた。

よしっ!ここは彼女の解釈に全力で乗っかろう。

 

「えーと、あと、その...「そうなんですっ!だよな、なのは?」う、うん!そうなの!」

 

なのはがオドオドしているので無理くり彼女にもそうであると認めてもらう。

ここでオドオドしていると却って怪しいからな。

すると恭也さんは俺たちの言葉を聞いて難しい顔で考え込む。

 

「気持ちはわからんでもないが、だからといって内緒でというのはいただけない」

 

「まぁまぁ、いいじゃない。こうして無事に戻ってきてるんだし。

それになのはも正和君も良い子だから、もうこんなことしないもんね?」

 

渋る兄を宥めると俺たちに視線を向ける美由希さん。

 

「うん、その、お兄ちゃん?内緒で出かけて、心配かけてごめんなさい」

 

「すみませんでした。」

 

俺となのはは頭を下げる。

恭也さんはそんな俺たちを見て、表情を和らげた。

 

「うん。夜に子供だけで出歩くのは危ない。以後こんなことはしないでくれ。心配だ。」

 

恭也さんはそう言うと俺たちに背を向ける。

まぁ兄の立場からすれば妹が夜外に出て行くなんて心配で仕方ないだろう。

そして美由希さんは恭也さんの後に続きながら舌をチロッと悪戯好きな子供のような表情を見せる。

どうやら彼女は俺たちの心情を察して助け船を出してくれたのだろう。

すごく良い人だ。

もし力を手に入れたらハーレムにぶちこんでやるぜ!!

冗談だが。

....なんというか高町家の面々は段々そういう対象として見れなくなってきたんだよなぁ。

一緒の家で暮らしているともうそういう対象じゃないっていうか。

俺も丸くなったもんだぜ。

 

そうして家に帰って、なのはがユーノ君を見せたことで桃子さんがユーノの可愛さに心奪われたらしく家族総出でフェレットの食事やペットとして飼うときの注意点など調べた。

なんかちやほやされやがって.....。

ま、まぁ?来たばっかりだしぃ?家族のみんなは動物って思ってるからああいう対応しているってわかってるから?

俺はユーノ君が同い年くらいのショタってことを知ってるからそういう目で見てしまうだけだし。

断じて嫉妬じゃないよ?本当だよ?

 

そして.....

 

「おやすみ、ユーノ。」

 

「おやすみなさい、マサカズさん。」

 

ケージをまだ買っていないので、暫くは俺となのはの部屋で交代交代で寝てもらうことになった。

取り敢えず毛布かなんか床に敷いておけば一時的ではあるがユーノの寝床になるだろう。

俺はベッドに入る。

とにかくこれからはユーノとなのはの封印作業に付いて行って、アースラ連中とつながりが出来れば御の字だ。

俺は早くデバイスを手に入れないと。

そうじゃなきゃもらった特典すら活かせない。

最強系転生者なんて夢のまた夢だ。

それになれなきゃ特典をもらったことも、転生したことも、今ここにいることも全て意味がなくなってしまうから。

 

 

 

 

マサカズさんが隣のベッドで眠っている。

僕がやるべきことであるジュエルシードの回収に巻き込んでしまったのみならず家に住まわせてくれるなんてなのはやマサカズさん、それにこの家の人たちもとても優しい人だと思った。

マサカズさんだって初めて会った時から割と優しかったし、家に来た時も毛布を敷いて寝床を作ってくれたりと色々世話をしてくれている。

彼は僕の事を喋れるフェレットと思っているのだろう。

家族の方たちもそうだ。

なんか騙しているみたいで胸が罪悪感で痛む。

だからこそ気になったのだ。

寝る前に彼が見せていた表情。

 

それはまるで何かに追われて追い詰められているような表情だった。

だがそれもむべなるかな、あの影に襲われたのだ。

恐怖を感じていたに違いない。

そう思うと申し訳なさで胸がいっぱいになる。

僕があの段階で全て封印できていれば......。

 

目の前の少年には通信魔法が届いていたこともあり、なのはさんと同じくリンカーコアがある。

だがなのはさん程の魔力は感じない。

きっと彼には魔力が少なく、ジュエルシードとの戦闘も難しいはずだ。

彼だけはなんとしてでも戦いから遠ざけないと。

ユーノがそう決めると部屋のドアが開く。

 

誰だろう?

見るとそこにはなのはさんが立っていた。

なのははゆっくりと音を立てないように彼の元に近寄ると頭を撫でる。

そして安堵したかのように笑っていた。

 

そして僕の方を向く。

 

「ユーノ君、起きてるんでしょ?」

 

「う、うん....。」

 

ボクが答えるとなのはさんは僕の目を真っ直ぐ見て口を開いた。

 

「....私、戦うよ。

あんなのが居たら正和君やみんな、平和に暮らせないもん。

だから私、戦う。」

 

「なのはさん....。」

 

「だから...魔法とかあの石とか知らないこと、いろいろ教えて。

それとなのはでいいよ。なんかその話し方だと距離を感じちゃうし。」

 

なのははそう言って笑う。

彼女の覚悟は本物だ。

誰かの為に戦うというその行為はとても高潔な物で....。

だからこそ僕は....。

 

「わかった。明日、全部話すよ。よろしくね、なのは。」

 

彼女の頼みを了承した。

 

「ありがとう。それと....できれば今回みたいなことが起きないように正和君を巻き込みたくないの。

もうあんな思い二度としたくないから。」

 

彼女は彼を苦し気な表情で見つめる。

なんでも彼の両親が海外に長期勤務に行ってから長い期間一緒に暮らしているらしい。

彼女にとって彼は大切な人なのだろう。

だからこそ巻き込みたくないのだ。

....奇しくも自分と同じことを考えていた目の前の少女に笑いかける。

 

「うん、わかってる。僕もそれは思ってたから。」

 

僕の返事を聞いてなのはは安心したように肩の力を抜いた。

 

「そっかぁ....なら安心した。これから二人で頑張ろうね。」

 

「うん!」

 

そう言ってなのはは部屋を出る。

そして僕も眠りについたのだった。

 




主人公は前回恐怖で動けなくなったことからしっかりしろと自分を鼓舞してデバイスを求めてユーノとなのはの封印作業に付いていこうと思っています。
一方二人は巻き込みたくないので主人公を封印作業からハブる気満々です。

というよりデバイスを持っていても最強の魔力を持っているわけではないので、主人公が思っているような活躍なんか出来るわけないんですけどね。

....いつフェイトちゃん出せるようになるんだろう。
早く出したいです。
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