サポート課から始まるヒーロー道   作:鎧武 カチドキ

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鎧「投票有り難う御座いました!!」

レイ子「…結果は仮面ライダーエボルが一番人気で二位にメカゴジラと仮面ライダージオウ(ゲイツ)関連でした」

明「まさか同数に成るとは驚きですね!!」

鎧「仮面ライダーエボルに関してはフェーズ4まで変身出来る様に調整し前回言いましたロックとタンクに関してはエクストラとして扱います。プラス、メカゴジラとジオウ&ゲイツに関しても少し使いたいキャラクターが出来ましたのでそちらに流す様に致します」

創「ですが、自分が造れるライダーベルト以外のウォッチは多分出ません」

全員『回答、有り難う御座いました!!』

唯「では本編へ」




十二話

マイク『さあーーーここまで来たぜ準決勝一回戦!!先ずは推薦入学上位者!!半冷半熱の男!!ヒーロー科A組のエース!!轟 焦凍!!』

 

轟「……」

 

マイク『バーサス!!今までに無い強烈なサポートアイテムで向かい来る相手をバッサバッサ薙ぎ倒す!!無個性?だからどうした!!可能性の体現者!!サポート科H組のエース!!影野 創!!』

 

創「テンション高いな~マイク先生」

 

 

苦笑しつつビルドドライバーを装着し右手に赤いナックルを持った状態でステージ上に上がる俺と先に位置に着いていた轟

 

マイク『エース同士の一騎打ち!!さぁどうなる!?』

 

 

対戦相手の轟を見据えるとやはり緑谷戦以前のギラギラした感じが無くなり……何処か木偶人形の様にも思えた

 

 

創「(……ムカつくな)…」スッ

 

 

体操服のポケットからドラゴンマグマボトルを取り出しドラゴンマグマボトルを左手の赤いナックル クローズマグマナックルに装填する

 

《ボトルバァーン!!》

 

クローズマグナックルを持ち直し轟を見据えるがやはりなんのリアクションもせずただ突っ立っていた

 

 

ミット「準決勝……始め!!」

 

 

ミットナイト先生の合図と共に轟に向かって走り出す俺に対し轟はミットナイト先生の合図で右手に炎を灯すが何故か諦めた様な顔をしている轟を観て次の行動が予測出来た俺はイライラを募らせながら右手のクローズマグマナックルを振りかぶる

 

 

 

 

 

 

 

 

轟「……何で」

 

 

俺が振りかぶったナックルは轟の顔に当たる数センチ手前で止まっていた

 

そして轟の炎も消えていた

 

 

轟「何で止め「ウッセエ!!!」ガッ!?」

 

 

ナックルでは無く右の靴の爪先で顎先を掠る様にして蹴り抜く

すると轟は糸が切れた様にその場に倒れこんだ

 

 

創「俺はな……テメェみてぇな腑抜けを痛め付けるアイテムなんざ造ってねぇんだよ!!!」

 

 

 

 

レイ子視点~

 

 

明「あ~…あの人創さんを怒らせちゃいましたね」

 

唯「ね」

 

レイ子「……創」

 

 

準決勝を観客席で観ていた私達は創が一撃で轟君を倒した瞬間を観て轟君がやらかしたなって感じに成っていた

他の観客席で観てるトッププロヒーロー以外の人達は何が何だかって感じだろうけど……こればかりは轟君が悪い

そう思いながらステージで倒れた轟君をミットナイト先生が行動不能と判断し創が会場を後にした背中を眼で追っていた

不意に隣に座っていた唯に袖を引かれ振り向く

 

 

唯「ん」

 

 

とだけ言われ無理矢理立たされ唯に連行された

今は大分ましに成ってるけど唯は昔から「ん」と「ね」だけで会話しようとしてる癖が有って私と明は何となくこう伝えたいのかな?って思うけど創はほぼ理解して会話してる……何で解るのかな?

 

 

 

創視点~

 

 

照明を切ってモニターだけが唯一の光源と成ってる真っ暗な控室に幾つか設置されている長椅子にビルドドライバーとクローズマグマナックルを置き俺は壁にもたれ床に座ってさっきの試合にを観ながら振り返っていた

 

前世同様……今の両親は俺達を凄く愛してくれる

今の生活に成って会う頻度は少し減ったがそれでも時間が有る時は良く顔を出してくれてる

そして俺はヒーロー以外の人達も自分の身と大切な人を護れるようにと災害グッズから警察・自衛隊の装備を開発してる俺の両親を誇りに思っている

だから…なのか俺も自分で開発した機構やシステムプログラムを両親に提供したりしていた

両親に誉められるのが嬉しくて……尊敬する先輩発明家に追い付きたくて……両親が開発した物は例外無く人の役にたってるし笑顔を守る事に貢献出来ていて俺もそうなりたいと思い先ず家族とレイ子達を護れる装備を造った……多少過剰な物も多いがヴィランからレイ子達を護る為に……ひいてはヴィランの戦意を無くす為には必要な力だと思った

仮面ライダーやスーパー戦隊の姿は昔の弟達の憧れだった

ならこの世界でも子供達の憧れとして使えるのではないかと考え模造した……でも……あの時の轟に……轟の眼に俺は作製者としての誇りとプライドを貶された気がした

本当なら迷ってる轟に対して何かしらしてやりたいと思っていたがいざ目の前に立つと押さえきれなかった

 

 

創「ハァ……本当…なにやってんだろ……俺」

 

バーーーン!!!

 

創「ゥオ!?」

 

レイ子「ちょ!?唯!?ノック位しないと!?」

 

 

勢い良く扉が開き唯がキョロキョロと見渡して俺を見付けると後から誰かを引っ張って俺に向かって突き飛ばした

 

 

レイ子「キャッ!?」

 

創「れっレイ!?ってっどわ!?」

 

 

唯に突き飛ばされたレイ子は急に突き飛ばされた事で体勢を崩し俺も急に扉が開いた事に驚いて何時でも動ける様に膝立ちの体勢で急にレイ子が突き飛ばされたレイ子を支える事が出来ず押し倒され壁に後頭部をぶつけた

 

 

唯「ん、頑張って」b

 

創「ッテェ…あっ唯!!!」

 

 

逃げる様に唯は扉を閉め廊下を走り去る足音を聞きながら帰ったらお仕置きだと深く誓い……少し感謝しながら俺の上に被さってるレイ子を観るとアワアワアワとして何故か焦ってる

そんなレイ子に少し安堵し

 

 

レイ子「ゴッゴメン創!?いっいいまののくかりゃりゃりゃりゃ!?!?そっ創!?」\\\\\

 

創「悪い……」

 

 

レイ子の頭部と背中に手を廻し抱き締める

 

 

 

 

レイ子視点~

 

 

 

レイ子「(えっえ!?なっ何で私創に抱き締められてるの!?)え…えっと……そっ創?どうしたの?」\\\

 

創「……悪い」

 

 

エェェェ…と思いつつ創がこんな風に成るのは凄く久し振りだと思い出す

 

 

レイ子「(確か……六年前…だったかな?私みたいのがヴィランに成るんだって虐められてて……それを創が初めて造ったアイテムで助けてくれて……お父さん達は良くやったって誉めてたけどお母さん達には物凄く怒られて…あぁ……そっか)また…悩んで…悔やんでるの?」

 

創は何も言わなかったけど少し体が震えた

間違ってなかった事に安堵して私も手を背中に廻して抱き返す

 

 

レイ子「小学生の時にも創にこうしたよね……あの時も私を抱き締めてさ」

 

創「……わるい」  

 

レイ子「……いいよ…私は明みたいに開発関連の手伝いは出来ないし…唯みたいに積極的に行動出来ない……私に出来るのはこーやって…創が疲れた時は慰めてあげるから……だから今は休んで…ね?」

 

創「……わ…るい」

 

 

それを期に創の体から強張りが無くなり腕からも力が抜け創は眠ってしまった

 

創の上か離れ創の横に座り直し創の頭を私の太股に乗せ頭を撫でる

 

 

家でもこんな事したこと無いな~と思いながらモニターに視線を向けると唯が爆豪君と必死に戦っていた

もしかして……唯はこうなる事が分かってたのかな?

 

 

 

 

そして十数分後唯は負けた

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