サポート課から始まるヒーロー道   作:鎧武 カチドキ

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今回は人使視点をメインでやっていきます

後投稿が大分遅れてすいませんした!!


十六話

~人使視点……

 

 

先月の先生方との話し合いの次の日の放課後から俺は創と相澤先生から体力造り・立回り・ヒーローとしての振舞いを徹底的に叩き込まれた

初日は体育館で創とのスパーリングで現在の俺がどの位動けるかを確認する為に全力で行けと相澤先生に言われ個性も使って創とスパーリングをしていた

クラスメイト達も「今後の参考に」と言って見に来ていたがアイテム無しで俺をあしらいつつ隙を突く様に反撃しながら改善箇所を指摘してくる創にクラスメイト達や偶々その場で自主練していた先輩方が「虐めか!!」と言って乱入して来たが全て物の数分で蹴散らされていた

その際相澤先生から「影野の動きを良く見ておけ」と言われ休憩しながら観察していると必ず一対一の戦闘に成る様に動いたり他の生徒の個性若しくは攻撃が別の生徒に被る様に動いてるのに気付いた

結果全滅した生徒達の中に「アイテム頼りじゃねえのかよ……」と漏らした生徒に対し「確かに俺は個性が無いが……無いからと言ってアイテムが無ければ弱い訳じゃ無いぞ?」と返す姿を観てコイツはどんだけ鍛えて来たんだ……と率直に思うと同時に俺の目指す目標に成った

放課後の特訓後は創の家でシミュレーターを使った模擬戦をひたすらこなした

内容としては最初は生身で下級戦闘員と呼ばれる全身黒タイツで「イー」としか言わない奴らや黒スーツにドクロみたいなマスクを着けた奴らと戦い、馴れて来たら数がドンドン増えて行くスタイルで最終的に合わせて100体を倒し終わったらアイテムを使うステップに上がると言われたがかなりキツかった

その日は全然で合わせて30体しか倒せ無かったが創曰く最初からレベル5をクリア出来るとは思わなかったと言われた

その分体が動かなかったが何処と無く達成感が有ったのは確かだった

その後風呂を借りて晩飯も頂いたが創が三人の女子と共に暮らしていたのは驚いたが話を聞いて納得した

ついでに俺の門限も聴かれたが両親は共働きでたまにしか帰って来ないと言うと「晩飯は家で食べてけ。泊まり込みは……まぁ人使の両親と決めな。家の両親は寧ろ泊まり込む予定で考えてたから問題ない」と言われその日は送ってもらい偶々帰っていた両親と話して親父からは「お前が本気なら…全力でやってみせろ」と言われ母親からは「挨拶しに行きたいけど…何方?」と聴かれたので創の本名を伝えると二人揃って驚愕し固まっていた…何故だ?

そんな事も有った次の日から創の家に泊まり込みで特訓する事に成ったが……少し早まったかもしれん

 

 

~三人称視点……

 

人使が超圧縮強化特訓を開始して5日が過ぎて土曜日

土曜日は授業が午前中のみで明日から一週間ヒーロー科が職場体験に向かう為創達五人は唯・レイ子の宿泊用の買い出しに帰りにショッピングセンターに来ていた

本来なら遊びに行く訳では無い為元々持っていたキャリーバックで事足りた筈なのだが創の鞄と同じ仕様にしてしまっているのに昨日気付き急遽買い直す事に成った為二人と付き添いの明とは別行動していた

 

 

「しかし…何で買い直すんだ?」

 

「俺のこの鞄と同じ仕様って事は危険物を好きなだけ入れれるって事だ。今までは減ってたプロヒーローの事務所にヴィランの押し入りが有るかもしれんだろ?」

 

 

人使の疑問にショッピングセンター内に有る多目的ホール兼休憩所で缶珈琲片手に女性陣を待ちながら創は答えたが一瞬納得しかけ『今まで』と言った創の言葉に疑問を持ったが人使は直ぐに理解した

 

 

「ヒーロー殺しか…」

 

「ビンゴ、ちゃんと情報収集してたか」

 

「ニュースや新聞で載ってる位しか知らんけど……まさか二人の所にも?」

 

「いや、知り合い警察の話ではステインは保須市に潜伏してるらしい…まぁそれも今は保須市内でのステインの犯行と思われる現場が最近多いからって推測の元から来る有る意味願望なんだが…なっと」

 

 

飲み終わった空の缶を放物線を描く様に放り投げるとベンチから離れた位置に置いて有ったリサイクルボックスに見事入り少しガッツポーズをする創に人使はオイオイとこぼし人使はリサイクルボックスの近付いて普通に棄てた

 

 

「ま、二人の現場は県外だから事務所が狙われる事は無いだろう…事務所はな?」

 

「……現場入りする可能性が有る…と」

 

「可能性の一つだが……絶対に無い事は無いからな~。それに今話題のヒーロー殺しを捕まえたってキャッチコピーは現役のヒーロー達なら誰でも欲しがる筈だ。それに二人の現場は県外っつっても隣の県だ。行こうと思えば行ける距離だが…新人ヒーローより実力が確かでも流石に学生も引っ張る程手薄な所じゃ無い筈だ……多分」

 

「おい」

 

最後言葉を濁した創に突っ込んだ人使だったが唯とレイ子の本当の実力を身に染みてる人使は無い言い切れない事には同意していたがどうせなら言い切ってくれとも思った

 

「ま、この話はここまでだ。今日は俺達の師匠とサイドキック、後二人の旦那と彼氏さんが一緒に泊まるらしいから三人が戻ったら少し掃除を手伝ってくれ」

 

「まぁ居座らせて貰ってるからそれは良いが……誰が来るんだ?」

 

「それは会ってからのお楽しみだ」

 

 

その後も三人が戻って来るまで暫く談笑してから家に戻った

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