サポート課から始まるヒーロー道   作:鎧武 カチドキ

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十七話

昨日晩にミルコ師匠とトガちゃんが彼氏さん連れで家に泊まり込みに来て人使を大いに驚かせ早速師匠とトガちゃんは俺と人使を訓練と称して生身でガッツリ揉まれ午後から実際に人使と師匠の彼氏さんを変身させてスパーリングさせて人使の現状を理解したらしい

 

そして今日、レイと唯が職場体験に向かう日

 

東京駅に二人を送った後俺は師匠から依頼……と言うか使い走りを任されていた

 

『明日から私が指名した奴も世話に成るから‼️明日二人を送ってからコイツを拾って来てくれ‼️あ、目印にあのサイドカーの特徴教えといたから‼️』

 

「(だからって……何でコイツなんだよ…)ちゃんと話聞いてくれるかね~」

 

 

乗って来た目印変わりのバイク『サイドバッシャー』にもたれて缶珈琲を片手にもう一度写真を確認する

いや……本当は写真何か要らないんだが…なんとなく持って来た写真には凶悪ヴィランみたいな笑みを浮かべた学生…爆豪の写真を眺めながらコイツの個性に合ったアイテムはどんな物が在るか考える

 

 

「ん~爆豪のスーツに着いてるこの籠手…これを解析すれば色々捗るんだが…グビ…彼奴自身の戦闘スタイルに少し手を加える…いやスタイルを増やすか…グビ…ま、爆豪が素直に…グビグビ…いや、彼奴は強く成る為なら何でもするタイプか…グビビビ…どう思う?御本人さん?」

 

「何で…テメーが…ここに居んだゴラァ!!」

 

 

バックミラー越しに爆豪が見えた為ワザト聴こえる声で言うと案の定キレながらズカズカと此方に寄ってくる爆豪に呆れながら空の缶をゴミ箱に棄てメットを爆豪に向ける

 

 

「ミルコ師匠から迎えに行けって言われたんだよ。師匠達は今回俺ん家に泊まるからな。あ、後師匠達は昨日俺達の両親と飲み過ぎてまだ寝てるぞ~」

 

「ハア⁉️フッザケンナーー‼️」

 

「んで?乗るのか?乗らねーのか?ま、俺ん家までのルートは知らされて無さそうだから家で無駄な時間を消費するだけだろうがな?」

 

 

『ッッッッ⁉️糞が‼️』と叫びながらメットをひったくり俺は座席の後部にスーツが入ったケース以外の荷物を括り付け自宅に向けてバイクを走らせる

 

 

「んで?何で師匠にしたんだ?オタクなら他のヒーローからも指名は有ったろ?」

 

『あ?何でテメーに言わなきゃなんねんだ』

 

「仮にも家に住まわせるんだ。その位良いだろ?」

 

『……確かにランキングが上のヒーローは居た。だが今まで以上に強く成る為には兎女からの方が盗めるもんが多いと判断した……それだけだ』

 

「ほーーん。以外と喋ってくれたな。『ア"ア"⁉️』ま、その判断は間違いじゃないかもな。あ、後でお前のスーツの籠手解析させてくれ。新しいアイディアが出来そうなんだ」

 

『ハン!!誰が見せるか』

 

「タダとは言わねえよ。ちゃんと試作品と完成品は先ず爆豪に使わせるしある程度はオタクの意見も取り入れるさ」

 

『……ケッ』

 

 

メットに着けたマイク越しに爆豪と軽い談笑(?)しながら運転する事三十分

家に着くと流石に爆豪も普通の家を想像してた様で地下駐車場入った時はかなり驚いていた…フム…以外とこう言った秘密基地みたいなのは好きなのか?

 

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