―雑草ちゃんの出会い(中編)―
ヤバイのです。マズイのです。何という事でしょう。水車小屋のイベントに立ち会ってしまいました。ウコンとハクが出会う運命的なイベントの瞬間ですよ。大体の物語のイベントを忘れていた私ですが、これは覚えています。大歓喜で大興奮の瞬間ですね。色々と思うところがあるのか、二人の出会いはここで果たされたみたいです。まあ、出会うだけなので今はこれでお終いみたいですけどね。そうして私を伴い、ウコンは颯爽と去るのであった。
というわけで、初めましての方は初めまして、お久しぶりの方はお久しぶりです。ネコネちゃんに似ているのが転生特典の私こと、雑草ちゃんです。今の私は何故か不思議な事に気にいられたらしい、ウコンと言う良い男に、一緒に帝都に来てみないか?、良いお仕事見つかるかもよと勧誘を受けています。道を歩きがてらに人の事を気にしてくれて、いやぁいい人ですね。お仕事のお誘いをしてくれるなんて悪い人では無さそうです。本当に!。アハハ☆。
・ウコン「どうだい、帝都に一緒に来てみないかい。」
・私「はあ、帝都でお仕事ですか。確かに魅力的ですね。」
………、まあ、本当に悪意は無いのはわかるのですが、眼光と言いますか、ポケモンゲットだぜと言わんばかりに、ネコネの影武者ゲットだぜ。という声が聞こえてきそうなのです。私みたいな雑草ちゃんには荷の重いお役目ですので、正直に言えば無理なのですが。逃がしてはもらえなさそうな所があるのですよね。しかも、運の良いのだか、悪いのだか。お仕事をそろそろ探す時期に私も入って来ているのです。もしも仕事が見つからないのであれば私の食事が毎回、雑草パラダイスになってしまいます。いくら好物と言ってもそれはキツイものがあるのです。うーん。受けても良いのかなぁー?。受けちゃおうかなぁー☆。
・ウコン「ちなみに、俺が斡旋してやるから安心しな!」
・私「その話、受けさせていただきます!」
やっぱり、お仕事の誘惑には勝てなかったよ。ついでにいうと。さらっとだけどこの後、とある人物の影武者をやって欲しいと言われました。ネコネちゃんですね。わかります。そして、その事を受けてくれるなら着る物や住む所は用意してもらえるとのこと。どんどん話が進んでいくものですね。まあ、見る人が見れば、ネコネちゃんほど、狙いやすい物件も無いのかもしれません。あの、オシュトルの妹となれば隠しようも無いことなのでしょうし。仕方がないのです。
あっ、後はギギリの討伐をするらしいです。上手く行くと良いですね。私も行くなんて、そんなフラグみたいなことも無いでしょうし。大丈夫だよね☆
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それは銀色の世界に咲く一輪の無理ゲー。ギギリは無理でも。お手伝いはやれるよねと。連れてきてもらっています。何故なのでしょう。剣を握ったことも無いのに。なんか杖みたいな物を持たされています。着ている物もいつもと違いますし。これも経験だからとウコンは言いますけど。影武者の経験ですよね。わかります。それと、ハクと言う人もちゃんと来ていますけど。周りには、確かクオンと言う人と、マロロと言う人がいた。チラッ☆。
ハク「なんでだ、どうして俺がこんなことをしているんだ?。」
マロロ「お仕事だからでおじゃ。しっかりと働かないといけないのでおじゃる。」
クオン「そういうことかな。だからハク、しっかりと働いてね。」
と言う具合みたいです。ああ、ボロギギリなんて出たらどうなるのでしょう。私には想像もつかないことになるのでしょうね。確かイベントであったような気が。そうそう。確かハクとマロロのかけ合いのが終わった後に調度………。
・ウコン「ボロギギリだ!」
・ハク「なっ、だから言っただろう。大きいのがいたって!」
・ウコン「なにぼさっとしてんだ、こっちに来い!」ガシッ。
………、えっ?。今なんかガシッとつかまれましたね。私にこのイベントを乗り切る力は無いのだが。ハクさんとマロロさんはどこに。?。ああ、居ましたね、必死に逃げているみたいです。ひとまず、あの二人は大丈夫でしょう。なんだかんだで逃げ切れそうですしね。ただ、ウコンはこのまま逃げだすことはせずに、あの二人を助けに行くのでしょう。なら私が言うべき事はひとつ。私を安全な所に送ろうとしているウコンにただ伝えればいいのだ。
・私「私も一緒に、あの人たちを助けに行きたいです。」
・ウコン「良いのかい、そんなことを言うと本当に行くぞ?」
・私「構いません、お願いします」
このままじゃ、見捨てたみたいで目覚めも悪いですし。それに、私はゴキブリのごとく足が速いので大丈夫ですしね。
・ウコン(度胸もあるか。これは…、影武者の件は決まりだな。)
・ウコン「よしっ、一気に行くぞ、しっかりつかまってろよ!」
これが後にボロギギリ討伐として、ウコンさんたちと仲を深めるきっかけとなった出来事でした。この事で、私は後悔をしていません。だって、それに代わるものを得る思い出にもなるのですから。
読んでくれてありがとうです!。