やはり俺が秀知院に入るのは間違っている。   作:大学生のMZ

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比企谷八幡は伝えたい

良いニュースと悪いニュース、どっちから聞きたい?

 

良いニュースはフラれたことはないということ。

悪いニュースは付き合ったこともないということだ。

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

柏木さんの彼氏回

 

 

 

放課後になり、生徒会室に向かう。そんな日が1週間経った頃だ。

 

生徒会室に入ると、雪ノ下は四宮と、由比ヶ浜は藤原と話していた。

 

雪ノ下は四宮の入れる紅茶がきっかけで、由比ヶ浜はショッピングの話がきっかけでお互い話すことが多くなったらしい。仲良きことはいいことダナー。

 

そんな俺も、白銀とは男同士ということでちょくちょく話す。

 

そんな時、生徒会室の扉が開けられた。

 

「失礼します。白銀会長に用があって来たんですが…。」

 

現れたのは地味めの男子だった。何やら女子の方をチラチラ気にしているようで

 

「俺らは席を外した方がいいか?」

 

そう聞くと、その生徒は一瞬驚き、その後首を縦に振った。

 

じゃあ、少し外しましょうか。四宮がそう言って皆部屋からでるが、何故か俺も引き止められたので、部屋には白銀と俺が残ることになった。

 

「さて、なんのようだろうか?」

 

「はい、実はぼく、会長に恋愛相談をしたくて。会長は恋愛において百戦錬磨だとか!ぜひ、うまくいく告白の仕方を教えてください。」

 

え、なに、こいつ恋愛マスターなの?白銀に懐疑的な目をむけながら、詳細についてきく。

どうやらこの男子は同じクラスの柏木さんという女子が好きらしい。まぁ女子の方をチラチラ見ていたし、女子に聞かれたくない話となれば恋愛話は鉄板だろう。

 

「で、なんで俺まで残ってるの?あんま恋愛とか得意じゃないんだけど。」

 

なんなら人間関係全般、得意ではないのだが。。

 

「比企ヶ谷くんは一瞬でぼくの意図を読み取りましたよね!その観察眼ならば、柏木さんがぼくのことをどう思ってるのかわかるんじゃないかと思いまして。。協力してもらえないですか?」

 

…なんだろう。このデジャブ感。。まぁこいつは名前間違えてないだけマシか。ただ、あんなことになるのはもうごめんだ。だから

 

「俺が告白するとかじゃなければいいぞ。」

 

「いやそれ協力どころか、思いっきり略奪してますよね!?」

 

予防線のつもりが、盛大にツッコまれてしまった。

 

「まぁ出来る限りのことは協力しよう。比企谷も、頼まれてはくれないか?」

 

「いいけど、俺そんなに力にならないと思うぞ。」

 

「大丈夫だ。意見を出してくれる人がいるだけでも大分違うだろう。」

 

「わかった。やれることはやろう。」

 

「ありがとうございます。白銀会長、比企ヶ谷くん。」

 

「で、その件の女子とはどこまでの関係性なんだ?挨拶程度の仲なのか、友達なのか?」

 

「友達くらいの認識だと思います。教室で普通にしゃべりますし。」

 

(友達かぁ。これはむしろ挨拶レベルよりも厄介かもしれないな。)

 

友達フォルダ!それは恋人になるのに非常に厄介なハードルである。恋人になるには男らしさを見せる必要があり、挨拶レベルならば相手が自分のことを知らないがゆえ、大胆な行動もとれるものであるが、友達フォルダに一旦入ってしまうと、なかなか突飛な行動はとりにくいもの。その結果、「いい人だけど、男としては見れないかな。。」という最も言われたくない言葉を聞くことになってしまうのである!

 

「なるほどな。」

 

(白銀もこの恋は難しいと判断するか?)

 

「お前、イケるぞ。」

 

(えぇぇーー!!!マジかこいつ!ほんとに恋愛マスターか?ギャルゲーやってるやつの方がもうちょっとマシだぞ!)

 

「白銀、、理由は、、?」

 

しどろもどろになりながら白銀に理由を尋ねる。

 

「なに、簡単なことだ。友達レベルの付き合いならば、出かけることに対しての心理的ハードルも低い。そこで男らしさを見せれば、惹かれること間違いなしということだ。」

 

「たしかにデートの心理的ハードルは低いかもしれんが、急に男らしさを見せるってなかなかリスキーだぞ。」

 

「たしかにな。そこで、必殺技を授ける。これをすれば女子はメロメロだとも。」

 

「会長、いったいどんな技なんですか?」

 

「いいか、まずは相手を壁側にする。そこで片手を相手の頭の横に押し付ける。相手はいきなりで不安になるだろう。そこで反対側の耳にこう囁く。俺と付き合え、と。このギャップでやられん女子はいない。俺はこれを壁ダァンと名付けた!」

 

(それ壁ドンじゃねぇか。。)

 

「し、しろが「会長天才ですか!」…え?」

 

「僕、感動しました。早速今からデートに誘ってみます!ありがとうございました。」

 

そういうと、その男子はでていってしまった。

 

「あれ、大丈夫か?結局おれ、なにもしてないけど。」

 

「大丈夫に決まっているだろう。なにせ壁ダァンを授けたんだから。」

 

「どんだけ壁ドンの力信じてるんだよおまえ。。おれ心配だし見てくるわ。」

 

そう言って、彼の後を追う。

 

ちょうど教室に着くと、彼がデートを申し込んでいた。柏木という女子は「え、別に、、いいけど。」とすこし戸惑っているように見えた。これはよろしくないかと思ったが、おれはその後の彼女の表情を見て、意外と白銀のいうことも間違っていないと気づいた。彼からの突然のデートの誘いに、彼女の顔がすこし赤みを帯びているのに気付いたから。

 

だからおれも依頼をこなそう。

男子に近づいて、「意外と脈なしでもなさそうだぞ。まあ、がんばれよ。」と小声で伝える。

 

後日、その男子は生徒会室に来て、付き合えたことを報告しに来たのだった。

 

 

 




誤字報告、ありがとうございます。

感想、一発ネタ、評価お待ちしています。



俺ガイルとかぐや様って結構設定が似てますよね。

主人公は目つき悪いし、妹がいる。
1人の女子は黒髪貧乳、成績優秀
もう1人は巨乳、ゆるふわ、ペットは犬
青春とは、からはじまり。恋愛とは、からはじまる。
全員2年生

ネタ自体は見つかるのですが、唐突になってしまうのでなかなか難しいところではありますね。。

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