やはり俺が秀知院に入るのは間違っている。   作:大学生のMZ

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あれ?由比ヶ浜さん登場あんましてない。。
買い物もあんまり書けてない。。

自分で文章を書き始めると、いかにプロがすごいかわかりますね。言葉のレパートリーやら状況説明やらストーリ展開やら。

評価、感想、ネタなどお待ちしております。
また、評価、感想くださった方々、ありがとうございます。
今後も精進します。


由比ヶ浜結衣は出かけたい。

 

ショッピング

それは女子高生の定番の行動である。友達と一緒に服を見たり、ご飯を食べたり、映画を見たり、時にはインスタ映えだけのためにどこかに行くことも少なくない。しかし、定番の行動ということは大量の人が同じ行動をするということである。わざわざ人混みに入り、長い時間を並ぶのは理解できない。今時ネットがあるのだから、ネットショッピングしたり通販で買い物したりすればいいものを。。気高きぼっちである俺は、わざわざ人混みにまぎれ、無駄な時間を過ごすことなんてしない。しないったらしない。ぜっ、ぜったいに、いかないんだからね!

 

 

 

 

 

★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

「せっかく東京きたんだし、買い物いこうよ〜、ほら、119?とか!」

 

奉仕部のムードメーカー、由比ヶ浜結衣は何やら突然買い物に誘い出した。

 

「それをいうなら109だろ。誰を病院送りにするつもりだ。」

 

「あなたは病院に行ったほうがいいんじゃないかしら?主に眼科と精神病院に。」

 

「おい、おれの目はこうみえて正常だし、病んでもいない。おれの世界が理解されないだけだ。」

 

「それはそれで問題だと思うのだけれど。」

 

「うるせ。てか、買い物なんてネットでいいだろ。わざわざ人混みに行く意味がわからん。」

 

「えー、そんなこと言わずにさー。」

 

「しょうがないわよ、由比ヶ浜さん。彼は友達との買い物なんてしたことがないから振る舞い方がわからないのよ。察してあげましょう。ね?」

 

「ひ、ヒッキーごめんね?」

 

「おい、そんな悲しい理由じゃねぇよ。あと謝んな。いや、謝らないでください。」

 

「まぁ、冗談はさておき、たしかに買い物に行くのはいいわね。寮だからある程度のものは揃っているけど、小物なんかは買う必要がありそうだから。あなたも、わがまま言わないでついてきなさい。部長命令よ。」

 

「ひでぇ職権乱用だな。。まぁ由比ヶ浜なんかは荷物多くなりそうなのが目に浮かぶし、荷物持ちくらいならしてやるよ。」

 

「やったー、ヒッキーありがと〜。みんなで買い物楽しみだな〜」

 

こいつら相手に、屁理屈こねても無駄だとわかってる。だったらさっさと済ませたほうが効率的だ。それに、本なんかは俺も見たいしな。

その後みんなで、主に雪ノ下と由比ヶ浜で日程を決め、今週の土曜日に買い物に行くこととなった。

 

 

 

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

 

 

当日、駅の改札口で待っていると由比ヶ浜と雪ノ下が一緒にやってきた。

 

「ヒッキーお待たせ〜。」

 

「おう、そんな待ってねぇから大丈夫だ。行こうぜ。」

 

「そうね、まずは雑貨店でも回りましょうか。」

 

そう言ってみんなで買い物をする。途中由比ヶ浜が調理器具に興味を持ち始めたので、俺と雪ノ下で慌てて止めたり、ペットコーナーで雪ノ下が動かなくなった時には困ったりしたが。。

そんなことをしてたらいい時間になり、みんなで昼食をとることとなった。

 

「ちょっとトイレ行ってくるから先にフードコート行っといてくれ。」

 

そういって俺は2人と別行動をとる。買いたい本があったんだが、さすがに女子2人の前で買えるような表紙ではなかったため、この機会に買おうと踏んでいたのだ。そうして、目的地にたどり着く直前、なにやら少女が男2人に絡まれている状況を見かけた。

 

「お嬢ちゃん1人?一緒にでかけない?」

 

「いえ、友達を待っているので、大丈夫です。」

 

「じゃあその友達も一緒でいいからさー。」

 

「いえ、遠慮しておきます。」

 

なにやら品を感じさせる口調で男たちの誘いを断る。まるで眼中にないような態度に、男たちはイラつく。

 

「おまえ、帰り道気をつけとけよ?」

 

少女の顔が一気に強張る。当然だ、帰り道に襲われたらひとたまりもない。どうにか対象を他に移さなくてはならない。だが、1人でいる少女にそれは不可能だった。少女はどうしようかと思案する。

 

「おい、おまえら今のセリフ録音したからな。ついでに顔写真も撮ったから。警察に通報されたくなきゃ、大人しく帰ったほうがいいぞ。」

 

比企谷八幡はたまらず声をかける。さすがに録音はブラフだが、顔写真だけは撮っておいた。これで大人しくしてくれればいいのだが。。そんな心配の中、相手は状況を理解し始め、自分たちの立場が危ういことに気づいた。

 

「す、すまんすまん。。冗談だからさぁ。。だから通報とか勘弁してくれよ。。」

 

「謝る相手が違うだろ。こっちの女の子にちゃんと謝るんだな。」

 

「ご、ごめんね。もう二度とちょっかいださないからさ。。」

 

「…もう、いいですので。帰ってくれますか?」

 

そういうと男たちは足早にその場から離れていく。あんなにビビるくらいなら初めからやるなって話だ。おっと、そんなことより。

 

「大丈夫だったか?よく冷静に対処できたな。たいしたもんだ。」

 

「いえ、こちらこそ助けていただきありがとうございました。1人じゃどうしようもできなかったので。」

 

その少女は少し足が震えていた。当然だ、一時的とはいえ、犯罪に巻き込まれそうになったんだ。ここは友達が来るまで、すこし残ったほうがよさそうだな。

 

「友達はいつくるんだ?あ、すまん。盗み聞きしたみたいで、気持ち悪かったな。」

 

「いえ、気持ち悪いなんて思わないですよ。今はお手洗いに行っているのでもうすぐ来るかと。」

 

そんなことを話していると、友達の女の子が来たようだ。遠くから少女に手を振りながら近づき、おれの姿を視認すると。。

 

 

 

 

 

 

なんかすごい勢いで走ってきたんだが?

 

 

 

 

 

 

その友達は少女の手を掴むと、自分の身に引き寄せ、守るように体を被せながら、

 

 

 

 

 

 

 

「私の友達に手を出さないでください!通報しますよ!」

 

 

 

 

 

 

 

爆弾発言をかましてきたのだった。。。

 

「「ッ!!?!??」」

 

俺と少女は奇しくも同じ反応になってしまう。

 

「違うんだ、話を「そんな、腐って目で私の友達を見て、言い逃れようなんて無理がありますよ!観念してください!」

 

やべぇ、弁明させてくれねぇ。このままだとおれ捕まっちゃうよ。。小町たすけてぇ〜。。

 

「違うの!この人は私を助けてくれたんだよ!」

 

少女から俺がいる経緯を説明してもらい、なんとか通報は免れた。っぷね〜、ほんとに社会のゴミになるところだった…。

あと、この友達からはめっちゃ謝られた。

 

「ごめんなさい!ごめんなさい!」

 

「気にするな。なんなら知り合いにすら毎日腐った目って言われてるから。」

 

自嘲気味に笑い、友達の罪悪感を薄めようと試みる。すると

 

ピロン♪

 

『ヒッキーおそいよ!私たちもう食べ終わっちゃうけど!?』

 

…すっかり忘れてた。なにせ逮捕されるか否かの瀬戸際だったからな。

 

「わり、おれ連れが待ってるから、行くわ。2人とも気をつけてな。」

 

「あ、そうなんですね。すみません、引き止めてしまったみたいで。助けていただき、本当にありがとうございました。」

 

「ああ、気にするな。…もし1人で帰ることになりそうなら送って行くから連絡してくれ。1人で帰れたらその連絡先は捨ててくれていい。」

 

そう言って、紙に書いて連絡先を渡す。さすがにないとは思うが、万が一恨みを買って襲われたらまずいからな。

 

「新手のナンパですか?」

 

「ちげぇって。」

 

いや、ほんとだよ?八幡うそつかないから。

 

「クスッ。冗談ですよ。最後まで心配してくれてありがとうございます。」

 

「おう、じゃあ気をつけてな。」

 

女の子2人に手を振られながら去るとか、おれいまから戦場にでもいくのん?しかし、あいつらに何か埋め合わせを追求されそうだな。あとは雪ノ下の罵倒かぁ。。

 

そんなことを思いながら、俺はフードコートに駆け足でむかった。

 

(*このあとめちゃくちゃ罵倒された。)

 

あ!てか本買ってねぇじゃねぇか!やっぱネットショッピングこそ至高だなと感じた日であった。

 

 

 

買い物編 比企谷の敗北。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

「由比ヶ浜はめっちゃ買うから荷物重いし、逆に雪ノ下は全然買ってねぇじゃねぇか…。あいつがパンさんのぬいぐるみを食い入るように見てたのは知ってんだぞ…。」

 

埋め合わせは東京限定のパンさんでいっか。

 

そんなことを思いながら、帰路につく。そういえばあの少女たちは無事帰れただろうか?ふと気になった時、ピロン♪

知らない相手から連絡がきた。

 

『友達の車に乗せてもらったので、無事に帰れました。今日はありがとうございました。』

 

どうやら今日の少女らしい。律儀な子だな。帰れたら連絡先は捨ててもいいと言ったのに。まぁ無事に帰れたなら安心した。

 

『そうか、よかったよ。来週もできれば誰かと一緒にいた方がいいと思うぞ。できれば男手の方がいい。』

 

送信っと。

まぁこれでこの子と関わることはないだろう。社交辞令のお礼だ。ここでがっつくようなもんなら、おれの黒歴史が増える将来待ったなしだ。

 

そんなことを思っていたが、少女の返事を見ておれは驚いた。

 

 

 

 

『それなんですが…ご迷惑でなければ、来週、私と一緒に帰ってくれませんか?』

 

 

 

 

「マジかよ。。」

 

思いがけない返事に、俺は画面から目を離せなかった。

 

 

 

★★★★★★★★★★★

 

少女サイド

 

友達との買い物も終え、家に着く。無事帰れたことに安堵する。どうやら無意識に警戒していたらしい。身体に疲労感が広がっていく。そんな疲労感の中、今日助けてくれた人のことを思い浮かべる。

 

(あの男の人、すごい頼もしかったなぁ。年上っぽかったし、すごい優しくしてくれた。あの人がいなかったら、私どうなってたかわからない。。今度、お礼したいな。

…あ!そうだ!連絡先!無事に帰れましたって連絡しなきゃ。)

 

携帯で連絡先を調べ、連絡をおくる。

 

『そうか、よかったよ。来週もできれば誰かと一緒にいた方がいいと思うぞ。できれば男手の方がいい。』

 

(また心配してくれてる。やさしい。また会いたいな。。

…ダメもとで、一緒に帰れないか聞いてみよう…かな。けど、断られたら…。いいや!これで誘わなかったら絶対会えないもん!だったら少ない可能性でも挑戦しよう!)

 

 

 

勇気を振り絞り、その少女、"白銀圭"は送信したのであった。

 

 

 

 

 

 

『それなんですが…ご迷惑でなければ、来週、私と一緒に帰ってくれませんか?』

 

 

 

 

 

 




『』はメール
「」は口に出した言葉 という解釈でお願いします。


少女と友達の名前はよ、と思われたでしょう。
少女は圭ちゃんで、友達は三女の萌葉です。



次回、生徒会室に圭ちゃん参上!
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