ミラージュボヤージュ   作:エリオット・ウィット

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スキンの色

 

 

 

 

 

 

 

『努力を怠るもの食うべからず! 何も知らないものは食わなかったことも忘れちまうんだ』

 

 腰を下ろしたミラージュはセンチネルを起こし、コッキング作業で弾薬を抜く。

 

 

 カチャンカチャンと浮いたアモがカランカラン。

 

 

 最後の一発を抜いたところで掛けていた指を捻り、弾薬の出口を固定する。

 

 

『ねえミラージュ』

 

「なんだレイス?」

 

「ここはあなたの部屋じゃないわ」

 

 レイスの部屋は簡素な部屋だ。

 

 ワンルームに最低限の設備と最上級のフカフカベッド。

 

「ま、そんなことはいいんだ」

 

「よくないわ……よくないでしょう?」

 

「我慢してくれ、こいつが疼いてる」

 

 ハンカチーフを抜き取って、せっせと砂汚れを拭き取って。

 

 パラパラ落ちていく汚れ。

 

「ちょっと、迷惑にも程がある」

 

「これは俺が悪い」

 

 細かな汚れをハンカチで摘み上げてまとめる素振り。

 

 休憩姿のレイスは全身水玉模様の寝巻きに白いマグカップ。

 

「そんなスキンのセンチネル、あったかしら?」

 

 レイスが横目に気づいたのは青いカラー。

 

「これか? クリアウォーターだ、クラフトメダル30で構えてもらった」

 

「金色が好きなんじゃ?」

 

「それも好きなんだが、心理効果を知らないのか」

 

「心理効果って?」

 

 

「色が及ぼすのはかっこよさだけじゃない、内なる精神に薬も毒も与えるんだ、それを心理効果と言う。馬鹿野郎、今のは怒りの心理効果を刷り込む罵詈雑言だな」

 

 

 レイスはへえって聞き流す。

 

「赤は闘争心、ピンクは優しさ、黄色とゴールデンはポジティブ。他にも効果はあるが重要じゃない、今の俺が欲しくて仕方ないのは青」

 

「青? どうして?」

 

「青は冷静の象徴で見るだけで頭が冷えていく。それだけじゃないぞ? 集中力が上がって体感時間が短く住む! これは試行回数の向上を意味するが、そんなことより前者だ、前者」

 

 センチネルのマガジンを抜いてアモをカチカチ詰めていく。

 

「いいか? 頭が冷えて冷静になれるってことはエイムがぶれなければ立ち回りもブレにくいってことなんだ、どう考えても強い、強くならない理由がない」

 

 

「……で、キルレは?」

 

「1.19」

 

「そう、ぶれてもぶれなくても関係ないエイムってことね」

 

「なんてことを言いやがる」

 

 マガジンを戻すとレバーを戻して構える。

 

「このまま撃ってやってもいいんだぜ」

 

「はいはい」

 

「ハイは一回だ」

 

「はい」

 

 レイスはミラージュの反応に分かりきった素振りを見せる。

 

「まあいいが、俺も死にたいわけじゃないからな、強くなる為にはなんでもしてやる、文句は言うんじゃないぞ!」

 

『一番はトレーニング、じゃない?』

 

 

「……なんも言えねえ」

 

 

 

 

 

ランパートショッピングネットワーク!かっこいいな!俺がゲストとして招待されるかもしれない、されないって? 夢は本物が良いだろ?

  • 白羽の矢で止まりやがったのか、アミーゴ!
  • 私は大砲よ。シーラよりも優れているわ。
  • これだけは言える……誰かが死ぬ――
  • お! 飲み放題にしてくれるのかー?
  • どうしよう、私も出たい。
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