羽沢家の長女   作:Cross Alcanna

12 / 32
どうも、Cross Alcannaです。

今回は少し多めにキャラが登場します。原作キャラもオリキャラも登場しますので、誰が登場するか楽しみにして下さい。

では、本編を開始します。



第2章 それぞれの日常
【本編】皆の頼れるお姉さん


[CiRCLE 特別練習スタジオ]

 

 

「こんなとこあったんですね、まりなさん」

 

 

「普段は特別な許可が必要なんだけど、私のバンドも練習したいって言ってるし、他のガールズバンドも練習したいらしいから、今回は特別にね!」

 

 

まりなさんって、知り合うと融通利かせてくれるからね!何だかんだ優しいんだよ!((o(^∇^)o))

 

 

「ふむ……夏、ここのアドバイス貰えるか?」

 

 

「はーい!ちょっと待って下さいねー!」

 

 

そんなまりなさんをはじめとした、私の師匠である刄さんがいるバンド、Grand Diamondの皆さんは、よく私にアドバイスを求めるんだよね。……何でだろう?ま、いっか!

 

 

「ここなんだが……」

 

 

「ここはこう……演奏してはどうです?少しアップテンポで弾いても問題ないと思いますよ?」

 

 

「……相変わらず凄い手腕ですよね。まりなさん、もしかしたら刄さんを超えてるのでは?」

 

 

「かもね~。私も今では聞く側だからね~」

 

 

「あっ!華穂さん!お久し振りです!」(*≧∇≦)ノ

 

 

「えぇ、お久し振りです。夏さん」

 

 

轍さんと椿さんは……あっちで練習してるね、うん!集中してるっぽいから、そっとしておこう!

 

 

「……そうだ。夏、俺の代わりに他のバンドの指導に向かってくれないか?流石に6バンド全部は見れそうにない。……そうだな、アフロとパスパレ、Roseliaを見てもらいたいんだが……良いか?」

 

 

「はい!任せて下さい!じゃあ、早速行ってきます!」ビューン!

 

 

「……フフッ、本当に変わらないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[パスパレ 練習スタジオ]

 

 

「ごめんね!パスパレの皆!刄さんの代わりに私が指導する事になったから、今日は宜しくね!」

 

 

『はい!』

 

 

「じゃあ、早速指導に入るよ!まずは演奏を聴かせて?」

 

 

「わ、わかりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……という感じね!わかったかな?」

 

 

『はい!』

 

 

「じゃあ、私はアフロの方に向かうから、練習頑張ってね!」ビューン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[アフロ 練習スタジオ]

 

 

「ということで、今日の指導は私になったから宜しくね!」

 

 

『はい!/は~い』

 

 

「それじゃあ、1曲演奏してみて!そこから指導するから」

 

 

いっそがしい!こんなことなら走るんじゃなかった……ちくせう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!後は各自で練習してね!私はRoseliaの方にも行かないといけないから!」

 

 

「お姉ちゃん、無理しないでね?」

 

 

「わかってる!じゃあ、頑張ってね!」タッタッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[Roselia 練習スタジオ]

 

 

「始めましてかな?」

 

 

「そうですね、始めましてです。私は……」

 

 

「あ、皆の事は知ってるから大丈夫だよ。私の事は……」

 

 

「勿論知っているわ」

 

 

「よし!なら話ははやい!早速指導に移るよ!」

 

 

『はい!/ええ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、休憩にしよっか!…………ふぅ」

 

 

「大丈夫ですか?バタバタしてるみたいですけど……」

 

 

「……そうだね、少し疲れてるかな~……。今日CiRCLEに来てから1秒も休んでないからなぁ……」

 

 

「大変じゃないですか!今すぐ休んで下さい!」ガタッ!

 

 

「……大丈夫らよ…うん」フラフラ

 

 

あぁ…………頭がボーッとしてきた……。ちょっと気持ち悪い…かも。

 

 

「呂律も回ってないじゃないですか!湊さん!夏さんの右肩を支えて下さい!今井さんは左肩の方をお願いします!」

 

 

「え、えぇ!」

 

 

「わ、わかった!」

 

 

ありゃ~?倒れてない、私…

 

 

「白金さんはTTDWの皆さんを呼んできて下さい!宇田川さんはおでこにのせる氷を!」

 

 

『は、はい!』

 

 

あ~……意識が……もた………な……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

 

 

「…………う~ん……」

 

 

「夏さん!大丈夫ですかっ!?」

 

 

あれ……皆いる…?……あ、私倒れたのかな?最近動きっぱなしだったからかな……?

 

 

「……夏、すまなかった。疲れてるお前に仕事を頼んでしまった……」

 

 

「いえ、気にしないで下さい。やりたくてやった事なので」

 

 

「……前々から感じてはいたけど……まさか、ここまでとはね……」

 

 

「……どういう事ですか?姉さん」

 

 

……多分、バンドメンバーは勘づいてる感じかな?なら、隠さなくても良いかな。

 

 

「……私ね、精神が少し変なんだ」

 

 

『…………』

 

 

「お姉ちゃん……」

 

 

つぐみの優しい眼差しが私に向く。……心配してくれてるのかな……?そうだと嬉しいけどね。

 

 

「私ってば、精神不安定らしくって……昔から病院に通院してるんだよね」

 

 

「…だから、会社から暇を貰ったのか?」

 

 

「うん。社長曰く、『このままじゃブラック企業に勤める人達と同じ思考になる』って言われてね。精神が安定しないから、仕事とかもつい人以上にやっちゃうんだよね……わかってはいるんだけどね?」

 

 

「……もしかして、俺のところに弟子入りした頃から……か?」

 

 

「それより結構前からですね。でも、弟子入りは私の意思ですよ?」

 

 

「……なら良いのだが」

 

 

精神が安定しないと、色々な弊害が起こったりする。その1つが、判断能力の異常。自分ではわかってるのに、結局「まぁいいか」で済ませてしまう。これは、私の性格でもあるけど……それにこれが合わさると自分で制御するのが難しくなる。仕事を沢山やるのも、これの例の1つ。今はこれしか目立った弊害がないものの、他にも沢山あったりする。病院の人は、お手上げ状態だとか。

 

 

「……ごめんね?バンド練習の合わせ……出来ないかも」

 

 

「……今日はゆっくり休んでなよ?結構キツいんでしょ?」

 

 

「あはは……バレちゃってるみたい。……そうだね、今日はゆっくりしておくよ」

 

 

「それはそうと、精神の方はもう大丈夫なの?」

 

 

「どうなんだろ?……大丈夫だとは思うけど」

 

 

正直、精神の安定不安定なんて自分じゃよくわからないのが現実。周りよりは多少わかるだけで。

 

 

「……お姉ちゃん」

 

 

「ごめんね、つぐ。……心配かけちゃって」

 

 

「ううん、気にしてないよ。……でも、今日はちゃんと休んでね?」

 

 

「うん。……終わったら教えてね?」

 

 

「わかってるわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

 

「どうした?楓」

 

 

「……端から見れば夏は、皆にとって頼れるお姉さんのようなのだけど、私達も意識を改める必要があるかもしれないわ」

 

 

「……出来るだけ自分達で解決して、夏さんの精神への負担を減らす事が必要……と?」

 

 

「恐らくね」

 

 

……一応、ここにいる全員はこれから夏との交流が深くなる事がありそうだし、言っておく必要があるかもしれない……。

 

 

「……まだ、治ってなかったのね……夏」

 




ということで、第9話が終わりました。

前回に続き、少しシリアスになりました。さて、夏の核心に迫るのは一体いつになるのでしょうか?夏の症状は、良くなるのか?因みに次回はTTDWの内の1人の家族回になります。

次回『圧倒的エゴサ』
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。