羽沢家の長女   作:Cross Alcanna

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どうも、Cross Alcannaです。

今回は、タイトルの通りのキャラと、その家族が出ます。……特にこれといった話題もないので、さっそく始めます。

では、本編を開始します。



【本編】圧倒的エゴサ

[丸山家 リビング]

 

 

「……お兄ちゃ~ん、どこか出かけようよ~!」

 

 

とある休日。今日はお兄ちゃんも家にいる。……正直、今とても暇だからお兄ちゃんと出かけたいんだけど……。

 

 

「彩、お前はアイドルだろ?例え俺が彩の兄だとバレてても、男と一緒にいるのはあまり良くないだろ?この前も千聖に言われてただろう…?」

 

 

「うっ……!」

 

 

「…はぁ」

 

 

そう、私はアイドルだから、異性と一緒で行動するのは極力避けるよう千聖ちゃんには口すっぱく言われる。……でもでも!一緒に行きたいんだもん!!お兄ちゃん、自営業始めてから私にかまってくれることも減ってるし!

 

 

「彩」

 

 

「何?お兄ちゃん」

 

 

「支度してこい。…行くぞ」

 

 

「……うん!!」パァァ!!

 

 

わ~い!!久々にお兄ちゃんとのお出かけ~♪そうと決まれば支度しないと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ショッピングモール]

 

 

「どうだ?決まりそうか?」

 

 

「決まらないよ~!!お兄ちゃん!助けてぇ!!」

 

 

「はいはい」

 

 

ショッピングモール(服屋)で買い物をしてる訳なんだが……相変わらず彩は服を選んでいる訳なんだが……。まぁ、選べないって言って結局俺に助けを求めるのが、最早テンプレになってるんだよな……。それで良いのかアイドル兼我が妹よ。

 

 

「お兄ちゃん!これとこれ、どっちが良いかな!?」

 

 

「そうだな……こっちの服に…これを合わせたらどうだ?」

 

 

「わぁぁ~!凄く良い!着てみるね!!」タタタ

 

 

……彩の服を見繕って以来、「女子力高いね!」なんて言われる事が多くなった。いつだったか、千聖から「彩ちゃん、お兄さんに女子力で負けてるわよ……?」なんて言われる始末だしな。テレビの撮影時の私服も俺が見繕ったやつだったりする事もある。

 

……頭痛くなってきたな。せめて服くらいは自分で買えるようになって欲しいものだ。等と考えていると、少し意外な人物と出会った。

 

 

「あれ?竜胆さんじゃないですか!」

 

 

「イヴか。こりゃまた偶然だな」

 

 

「1人でお買い物ですか?」

 

 

「いや、彩に出掛けようと言われてな。付き添いで来ている」

 

 

「そうなんですか!」

 

 

こうして出かけた先で知り合いに会うのも、俺の楽しみの1つだったりする。たまにバンドメンバーがいたりもする。……あれ?……嘘だろ?

 

 

「じ、刄さん!?」

 

 

「ん?……竜胆じゃないか。こうして会うのは初めてだな」

 

 

ラッキーだった。まさか、あの夏の師匠である刄さんにプライベートで遭遇するなんて……。

 

 

「刄さん!珍しいですね!」

 

 

「イヴ?初対面じゃないのか?」

 

 

「はい!TTDWの皆さんが来れない日に私達の指導をしてくれてるんです!」

 

 

羨ましい事この上ないな。刄さんに直接指導してもらってるなんて……。全バンドの目標の1つであるGrand Diamondのメンバーの指導……俺たちもやってもらえないかな?

 

 

「…そうだ、これも何かの縁だ。そっちが良ければバンド練習を見に行きたいんだが……良いか?」

 

 

「良いんですか?」

 

 

「ああ、ここ最近は夏のバンド練習見れてなかったからな。TTDWの練習風景も是非見てみたいと前から思ってたもんでな」

 

 

「寧ろこっちからお願いしたいくらいですよ。……日程はどうしますか?」

 

 

運よく練習日程表を持っていた。それを取り出して、確認しながら問う。

 

 

「そうだな……この日に行かせて貰おうかな。皆来ると思うが、良いか?」

 

 

「全然問題ないですよ」

 

 

「そうか。イヴ、割り込んですまなかったな」

 

 

「いえいえ!構いませんよ!」

 

 

…帰ったらメンバーに連絡いれないとだな。その前に日程表に書いておこう。一応と思って持ってきて正解だった。

 

 

「じゃあ、俺はこれで失礼しよう」スタスタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃ~ん!終わったよ~!!……あれ?イヴちゃん?」

 

 

「彩さん!こんにちは!」

 

 

イヴちゃんも買い物に来てたのかな?

 

 

「イヴちゃん!偶然だね!」

 

 

「彩、残念だったな」

 

 

「へ?」

 

 

「刄さんがここに来てたみたいでな、今度俺らの練習に来てくれるよう約束までしてもらったぞ」

 

 

「えぇぇ!?」

 

 

何それぇ!?お兄ちゃんだけズルいよ!!……あっ、お兄ちゃん達がいないとき、私達練習見てもらってたんだっけ。

 

 

「…あ!私もそろそろ行きますね!では!」タタタ…

 

 

イヴちゃん、用事でもあるのかな?

 

 

「彩ちゃん?異性と行動するのは慎んでって言ったわよね?」ゴゴゴ…

 

 

「うっ!……ち、千聖ちゃん」

 

 

今は会いたくなかったなぁ……。というより、私とお兄ちゃんが一緒にいると、決まって千聖ちゃんと会うような気が……。

 

 

「竜胆さん、少し彩ちゃんを借りますね?」

 

 

「……程々にな?」

 

 

「はい、わかってます。……じゃあ彩ちゃん?行きましょうか」ゴゴゴ…

 

 

「うぅ……は~い」トボトボ

 

 

……彩、ドンマイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30分後……

 

 

「お兄ちゃ~ん」ヨヨヨ

 

 

「千聖、加減したのか?」

 

 

「しましたよ?」

 

 

彩……これからのお前が心配になるな。

 




ということで、第10話が終わりました。

タイトル詐欺になった気もしますね。すみませんでした。入れる箇所がなかったもので…。2000字までいきませんでしたが、ご勘弁を。趣味の時間もとらないと持たないので……。ですが、この投稿ペースは極力守るので、暖かい目で見守っていただけると幸いです。今は、オリキャラの絵を描いてるので、アップした際にはお知らせします。

次回『邂逅』
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